毎年発売されている無印iPadの最新モデル。
おそらく11世代もそろそろ発表があるのではないでしょうか?
ですが、そこで考えるのが11世代は買いなのかどうか。
2022年に大幅なアップデートがあった無印iPad(第10世代)ですが、新型である第11世代が発表された場合、購入すべきかどうかについて考えてみました。
結論:安く買いたいなら第9世代
正直11世代はどんなスペックの機種が発表されようと、価格が下がらないのであれば積極的に購入する必要はないのではないかと考えています。
無印はiPad入門機だと考えているので、とりあえず使ってみたいという人にとって価格の高さはかなりネック。
であれば最新機種ではないですが、価格と性能がちょうど良い第9世代の方がおすすめできるポイントが多いように感じてしまいます。
11世代が微妙だと考える理由
11世代が発売されたとしても微妙だと考えている理由をまとめていきます。
たぶんマイナーアップデート
無印iPad(第10世代)は去年大型のアップデートが入りました。
- フルディスプレイ
- USB-C対応
これはかなり大きな変化で、これまであったホームボタンが廃止され、ライトニング端子はUSB-Cに変化しました。
他の機種の大型アップデートの後を見てみると、だいたいその後数年はマイナーアップデートになることが多いです。
例えばiPhoneはXでホームボタンを廃止してからカメラの進化はありますが、その他はものすごく大きく変わったというところは少なく、MacBookもMチップ搭載移行は処理性能の向上くらい。
実際に僕もXからiPhone13miniに乗り換えましたが、Xのアップデートが凄すぎて13miniは3世代新しいモデルですが、そこまでの性能差を感じることはありませんでした。
また、iPad Proに関しても2018年の11インチ(第1世代)はフルディスプレイになったというところで新鮮さがありましたが、僕の所有している第2世代はLiDARスキャナーが搭載されたものの、本体サイズや性能については基本的にはマイナーアップデート。
このように他機種の傾向から考えてみると、11世代はマイナーアップデートになると予想することができます。
USB-C対応化は素晴らしいアップデートだった
これは11世代とは少し関係のない話になってしまいますが、10世代のUSB-Cポート搭載は画期的なアップデートでした。
やはりAppleの歴史をみても標準のスタンダートモデルからLightning端子がなくなったというのは革新的な進化。
USB-C化の恩恵は本当に大きくて、最近実装されたiPadOS17によってiPadがSwitchやPCの外部モニターとして使用できるようになりました。
外部モニターとして使用できる条件はiPadOS17をインストールしていることと、USB-Cポートが搭載されていること。
第11世代も確実にUSB-Cポートが実装されているので、マイナーアップデートだとしてもUSB-Cの恩恵は確実にあります。
Apple Pencil第2世代に対応してる?
10世代のiPadはUSB-Cになったことは大変素晴らしいことなのですが、Apple Pencilは第1世代のみ対応。
これはさすがに酷すぎる!と当時感じたのを今でも覚えています。
Apple Pencilが第1世代のみ対応で起こるデメリットとしては第1世代は充電端子がライトニング。
本来はiPadのコネクター部分から充電すれば良いのですが、10世代はUSB-Cになっているので本体に挿して充電できません。
Apple Pencil第1世代を充電するためにはUSB-Cとライトニングの変換アダプタが必要となります。
これはかなりバカバカしい。
もし11世代もこの不便仕様が続くのであれば、使い勝手が悪すぎです。
多分ワイヤレス充電に対応しない
完全な推測にはなりますが、第11世代の無印iPadはApple Pencil第2世代に対応しないことによってワイヤレス充電にも対応しないと思います。
一方で側面への磁気吸着はあると考えています。
理由の根拠としては2023年10月にマイナーアップデートといえるかも怪しい新型のApple Pencilを発売したからです。
おそらくこのペンシルは次期無印iPadと1番親和性が高くなるように設計をしたはず。
そうでなければ磁気吸着はできるけどワイヤレス充電はできないなんて仕様する必要はなく、現在発売されている何かしらのiPadと合わせて使うと最適、みたいな設計にするのが自然。
現状このペンシルは純正の中で1番廉価なモデルであるものの、1番廉価なiPadである無印第10世代と親和性は高くありません。
ということは時期発売されるモデルはこのペンシルと親和性の高いモデルとなることが予想されうので、
- Apple Pencil第2世代には対応しない
- 磁気吸着はできる
- ワイヤレス充電はできない
- C to Cで有線接続してね
みたいなモデルになるのではないかと予想しています。
おそらく値段が高い
現行の第10世代のiPadが68800円。
おそらくこの値段から上がることはあっても下がることはないでしょう。
これまで無印iPadは最小構成5万円を切るくらいのシリーズだったのですが、10世代で大きなアップデートとともに価格もかなり上がってしまいました。
とはいえ一応フルディスプレイとしては最安値なので、iPad初購入の人にはギリギリ選択肢として入ってしまう、、、かも、、、?
使い方がはっきりしているのであればアリなのかもしれません。
この値段ならAirを買う
正直7万円するのであればもう少し出してAirを購入した方が良いと感じています。
- 性能はAirの方が高い
- AIrであればPro対応のケースなどが付けられる
- Apple Pencil第2世代対応
ほぼProと同じなので、Proとアクセサリーが併用できることや、Apple Pencil第2世代を使うことができることがメリットとしてあります。
Airも十分高いんですけど、無印に7万払ってさらに不便をするくらいならもう少しお金を出してAirでより快適で選択肢の多いiPadライフを送る方が楽しいと思います。
Air /Proだと使えるアクセサリー
AirとProはボディのサイズが同じなので、アクセサリーも同じものを使うことができます。
また、無印には対応していないが、AirとProには対応しているというアクセサリーも多数。
一例を挙げると純正のMagic Keyboard関連やケースなどです。
純正出ないモデルに関しもAirとProサイズに関しては豊富なラインナップがあり、同等の性能のMagic Keyboardが半額以下で購入できる場合もあります。
Magic Keyboardなどのアクセサリーを検討している場合は無印ではなく、AirやProの方が良いかもしれません。
第9世代がおすすめな理由
個人的にはすごく推しているのが第9世代のiPad。
初購入の人に最適だと考えているモデルです。
5万円で新品が買える
なんといっても5万円以内で本体が買えるのが魅力。
5万円も安いわけではないですが、現行のモデルと比較すると1番安く、それでいて性能なども申し分ないくらいのコスパの良いモデル。
今は10世代と併売していますが、11世代が発表されたとき併売を継続するのかが予想できないところ。
画面が比較的大きい
第9世代は画面サイズが10.2インチで、結構広いです。
ホームボタンがあるので、他の機種に比べると画面が小さく感じてしまうかもしれませんが、動画を見たり、漫画を読んだりする分には十分なくらいの広さがあります。
日常使いなら性能は十分
11世代もおそらく処理性能が高くなって、無印モデルとは思えないようなスペックをしていることでしょう。
でも日常使い程度であれば第9世代でも十分使用することができます。
基本的な使い道が動画視聴やブラウジング、電子書籍を読む程度であれば全く問題ありません。
写真や動画の編集をガッツリやっていくという人には物足りないスペックかもしれませんが、重たい作業も多少時間がかかるだけでできないわけではありません。
基本的な使用には不自由しないだけのスペックは持っています。
9世代の認定整備済品は狙い目
新品が良い人には向かないかもしれませんが、認定整備済製品はかなりおすすめです。
新品だと64GBモデルが定価49800円ですが、認定整備済製品であれば128GBモデルを50800円で購入できます。
新古品みたいな扱いなので不安な人もいるかもしれませんが、僕も認定整備済製品でメインで使っているMacBook Proを購入しましたが、今のところ不具合なく使用し続けることができています。
割引が特にないApple製品をお得に購入できる数少ない方法なので、抵抗がないのであればおすすめ。
無印はコスパが魅力なはずだった
値上げはしょうがないにしても、機種のアップデートで下限が大幅に上がってしまうのはなんとも言えない気持ち。
iPad自体、「それ本当にいる?」と言われがちなガジェットなので、間口を広げるためにも5万円以下の価格設定は維持してもらいたいところではありますが、この調子だと11世代も7万円くらいの価格になりそうです。
7万円の無印は本当になんとも言えない。
10月20日まだ発売の情報なし
10月15日頃からiPadが発表されるかも?と情報が飛び交いましたが、実際に発表があったのは新型Apple Pencilのみ。
現状発売の情報が何もないのが歯がゆい、、、
2024年春に新型発売か?
けっきょく2023年はiPadの新作は発売されませんでした。
ではいつ発売されるのか?という点について個人的には「2024年春」であると考えています。
理由としては3つあり、
- iPadはこれまで1、2月発売がない
- 3、4月発売は実績がある
- iPad Proの発売周期を考えると1年半周期になっており、前作発売の1年半周期がちょうど春
シンプルに発売実績があるのが春というところと、iPad Prの発売周期に合わせて全機種発表のなかったiPad関連を一気に発表するのではないかと考えています。
全機種含めての発表となるとお祭り的なイベントになりそうな予感。
とりあえず春まで様子見中です。
まとめ
個人的には9世代はかなり完成度が高いと感じているので、安心して購入できる機種だと考えています。
10月はiPad mini 7の発売も気になる
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