会議内容や通話音声の要約はもう自分でまとめるのではなくAIに任せてしまいたいところ。
自分は内容に集中し、まとめの手間を減らせるガジェットが発売されています。
それがつけっぱなしで議事録作成や翻訳ができるAIイヤホン「viaim OpenNote」。
オープンイヤー型のイヤホンで周囲の音を聞きつつ録音もできてしまう製品です。
今回はViaim OpenNoteを実際に使ってみて良かったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。
提供:viaim
viaim OpenNoteの特徴
- 耳を塞がずに快適に装着できるオープンイヤー型デザイン
- リアルタイムでの録音・文字起こし・翻訳・要約に対応
- 最大300人同時に翻訳テキストをライブ視聴可能
- 78言語および145の地域バリエーションに対応したAI翻訳
- 18×11mmスピーカー搭載でハイレゾ音源に対応
- 航空級チタンワイヤーと液体シリコン採用で軽やかな装着感
- イヤホン単体で最大19時間かつケース併用で最長53時間駆動
- PCとスマホへ同時に接続できるマルチポイント接続に対応
- 定価32,800円(税込)
特徴としてはviaimから発売されているオープンイヤー型のAIボイレコ付きイヤホンだということ。

viaimは過去にカナル型のイヤホン型AIボイレコも発売していて、今回はイヤホンというジャンルは同じですが形態が違います。
この製品についてはオープンイヤー型となっているので、周囲の音を聞きながら使えるタイプのイヤホン。
そのため、録音中でも会話を自然に聞けるというメリットがあります。
また、録音をして文字起こしをして要約をしたり、翻訳をしたりという一般的な用途に加え、300人同時に翻訳中のテキストを共有できるというのも面白い機能。
これによって、相手が翻訳機器をもっていなくても、URLやQRコードを読み込んでもらえると、言語が翻訳された状態で見られます。
大人数の会議などで翻訳が必要なときには非常に使い勝手が良さそうです。
viaim OpenNoteのできること
ここからはviaim OpenNoteのできることについてまとめていきます。
イヤホン
まず大前提ですがイヤホンとして使えます。
オープンイヤー型のイヤホンとなっていて、Bluetooth接続でシンプルに音楽やYouTubeの動画再生用などで活用可能。

そのため、録音用途にはもちろんですが、普段使いのイヤホンとしても活躍が期待できます。
しかもイヤホンの機能としてもしっかりしていてマルチポイントに対応。
これによって、iPhoneで接続中に音楽を停止→Macで音楽を再生すると接続が自動で切り替わるといった機能が使えます。
スマホからPCに切り替えながら音楽を聞いたり動画を見たりする場面があると思うので、この機能は重宝するでしょう。
また、音質についても悪くなく、シンプルにイヤホンとしての活用も問題なくこなせます。
オープンイヤー型の耳かけ式のイヤホンとなっていて、イヤーフックはレザー調の素材となっていますが、蒸れを感じることはなくスッキリと着用でき、長時間の装着も問題ありませんでした。
録音機能

AIイヤホンということで、目玉の機能は録音機能。
ここで録音を開始することで様々な機能へ繋げることができます。
イヤホン本体をピンチするかアプリから録音開始ボタンを押すことで操作可能。
録音開始をトリガーにその後文字起こしや要約、もしくは翻訳機能などを使い始めることができます。
文字起こし

録音された音声についてはアプリ起動時にアップロードされます。
そしてアップロードされた音声を文字起こしすることでテキスト化。
文字起こしについては要約もありますが、タイムスタンプのような形式で書き出されたテキストもあります。
まず要約については、これはかなり精度高く要約してくれました。
ガジェットの製品名ほどの専門用語の聞き取りはほどほどでしたが、一般的によく使われる言葉の認識などはかなり良いです。
製品名についても前後の文章から推測して要約が破綻しないような調整になっているので、違和感はありません。
要約についてはここ最近AIモデルが進化したということもあり、かなり安心感のある精度になってきたと思います。
タイムスタンプ形式のテキストについては、要約していない素の文章で、ここに時間が併記されている状態。
発言した時間を確認しながらこれによって、発言した時間を確認しながら振り返れます。
話者識別にも対応しているので、会議などの大人数がいるときにも重宝するでしょう。
また、アプリからの録音開始にはなりますが、通話音声の録音も可能です。
そのため、オンライン会議についても問題なく文字起こしや議事録作成ができるようになっています。
オフライン、オンラインともに使えるので、安心して活用することができるでしょう。
テキストについてはPDFなどの形式で出力が可能となっていました。
翻訳機能

合計78言語(方言バリアントを含めると145)に対応した双方向通訳を実現しているとのことで、かなり幅広い言語に対応しています。
もちろん日本語や英語などにも対応しているので、スムーズに活用可能でしょう。
また、「多言語モード」を搭載し、話者の言語を自動識別し、最大3言語での同時会話をサポート可能。
ライブ翻訳にかなり力を入れているように感じます。
翻訳についてですが、指定した翻訳の言語を翻訳した段階でイヤホンから聞くことができました。
これによって、例えば英語→日本語を翻訳に指定した場合、相手が話した英語がスマホの画面を見なくても耳から聞こえてきます。
そのため、俯きながら理解するということがなくなるので、コミュニケーションとしては少しスムーズになるような気がします。
それこそ相手もこれをつけていれば、お互いスマホを見ないで話せるかもしれません。
同時翻訳機能はなく、この機能があればさらに使いやすいように感じました。
共有機能

これが個人的にはかなり驚いた機能です。
なんと翻訳をしている最中のテキストについて、リアルタイムで人に共有できます。
しかもアプリを使うというわけではなく、リンクやQRを共有するだけ。
ブラウザーベースで今自分がスマホアプリ上で見ている翻訳の様子を共有できます。
これは革命的だと思っていて、1台あればみんなで確認しあえます。
この機能がいつ輝くかというと、イベントなど1人の話者が外国語で話すとき。
ガジェットの製品発表会では登壇者が英語で話して音声通訳やその音声を聞くレシーバーが配られるイベントなどがたまにあるのですが、これはかなり大掛かり。
リンクを共有してもらえば、自分のスマホで翻訳の様子を確認できます。
イベントなどでは音声通訳がいなくても手元で見られるようになるのであれば通訳が話す時間が不要になるのでかなりイベントの進行がスムーズになるように感じました。
この機能は必要なところについては革命を起こすレベルで業務とか進行が効率化かつ低コスト化するのではないかと思っています。
viaim OpenNoteの料金形態

無料プランもありますが、しっかりと使う場合は有料プランとなっていくでしょう。
プランの形態についてはこちら。
有料と無料の主な違いとしては文字起こしの時間と多言語文字起こしができるかどうかでしょうか。
また、有料プランのサービス内容や価格については他メーカーと大体同じなので、概ね一般的な水準かと思います。
むしろ、無料プランが他社よりも強いくらいで、無料プランでも文字起こしを月600分利用できます。
他社は300分くらいが基本となっているので、無料分でもそれなりに使えるといった印象です。
自分の使用量に応じてプランを検討してみてください。
viaim OpenNoteの気に入ったポイント
ここからはviaim OpenNoteの気に入ったポイントについてまとめていきます。
耳を空けながら機能が使える
やはり特徴的なのはオープンイヤー型ということでしょう。
この体験は他のAI系アイテムと違った良さを感じます。
前提としてオープンイヤーとして使えるので、周囲の音を聴きながら音楽が聴けるのが魅力。
使う前はこのようなオープンイヤー型のイヤホンとして使えることだけがメリットだと思っていたのですが、実際には耳を空けながら記録できるので、これまでイヤホン型のAIボイレコは耳を塞いでしまって相手の会話を聞き取りづらかったところ、周囲の音を聞きながらそのまま記録もできます。
さらに、翻訳機能ではリアルタイムで耳元で翻訳音声が流れてくるので、相手の話を聴きながらそのまま翻訳を聞いて画面を見ないで話すといったことも可能です。
記録するだけなら収録するAIガジェットの形態は自由度がありますが、このように聞き取ってさらに相手にフィードバックするところまで考えると、オープンイヤーとしての魅力が光ります。
文字起こしやAI機能の精度は高い
かなりAIが発達してきたということもあり、文字認識や文字起こし、そしてAI要約といった部分はかなり安定感があるものになってきました。
実際に自分の撮影時の録音などをしてみましたが、内容についてはかなり正確に把握してくれています。
固有名詞などは弱さがありますが、それは専門領域なのである程度仕方のないことかと割り切るのであれば、かなりこの辺りはよくなってきていると思いました。
それこそもうAI機能はおまけレベルではなく、しっかりと実務レベルと言えるでしょう。
本当に会議などを録音して、viaim OpenNoteに議事録作成を任せるだけでまとめが終わりそうです。
共有機能は明確な強み
かなり驚いたのが共有機能。
これは翻訳をしているときに、QRコードを読み取ると、実際に母機で聞き取っている音声の翻訳などの様子がQRコードを読み取った人の画面に現れます。
しかも300人!
最近AIグラスのような機体とかAIボイレコが発達したことによって、お互いが機器を持っていれば翻訳が成立する場面は多くあったのですが、viaim OpenNoteであれば、1人持っていれば翻訳が成立するという構図。
この手のガジェットをお互いが持っていることはほぼないので、誰かがもっていればその場全員がこの便利さを享受できるという仕様は非常に素晴らしいし実用的だと思いました。
それなりにこれまでAI機能を追ってきているのですが、この機能は初めて出会いました。
個人的にはこれは他社ではなくviaim OpenNoteを選びたくなる明確な強みであると感じます。
viaim OpenNoteの気になったポイント
良いポイントがたくさんあるviaim OpenNoteですが、気になったポイントについても共有していきます。
録音しているかどうかがわかりづらい
実際に使っていてちょっと不便だったのが、録音が開始されているのかされていないのかがよくわからなかったところ。
イヤホン本体かケースのどちらかに録音中のライトがつくと、個人的にはわかりやすくて良かったと感じました。
最初に録音開始の音は聞こえるものの、今も録音が続いているのか、それとも止まっているのかが、本体側では確認できませんでした。
とはいえ、これについてはイヤホン装着時にLEDの光などが発光して目立つことを避けるとか気が散らないとか考えてのことかもしれませんし、そもそも自分も使う側としてはずっとイヤホンが光っているのも嫌だなと感じてしまいます。
そのため録音中の確認を優先するのか見た目を優先するのかについては、どちらを優先したいのか自分でも悩んでしまうポイントです。
ソフトウェアはほどほど
録音データを保存しておくアプリやソフトウェアについては可もなく不可もなくといったのが率直な感想。
前提としてスマホアプリ版もありますし、PCで使えるアプリも完備してます。
録音音声を管理する機能やAI要約、そしてエクスポートの機能など、同ジャンルのスタンダードな機能は一通り網羅していると言えるのではないでしょうか。
一方で、Notionに連携ができるとか、多彩なテンプレートを備えているといった機能はまだまだ不足があるので、標準的ではあるものの独自の強みになり得る機能までは実装されていない印象。
テキストデータをもっと活用できる一手があるとより嬉しいと感じました。
viaim OpenNoteがおすすめな人
つけっぱなしで過ごしながら会話内容を効率的にまとめたい人
オープンイヤー型ということで、長時間つけっぱなしでも耳が痛くならないのが優秀なポイント。
AIボイレコを購入するということは、音声情報に価値を感じてさらにその活用をしたいと考えている人であると考えると、重要な音声はとり逃したくないはず。
となるといつでもずっとつけて使っていられるというのが重要な条件になると思うので、その点で相性が良いと思います。
つけやすいのはもちろんのこと、周囲の状況も確認しやすいので、より日常使いに向いています。
AI要約の精度も高いので、日々の会議や会話の内容をこれまで自分でまとめていた時間を手放せるように感じました。
また、翻訳用途で使う場合にも翻訳音声を聞きながら相手の会話も耳に入ってくるのはよりスムーズなコミュニケーションに役立つ機能のような気がします。
また、個人的な用途だけではなく300人の同時ライブ翻訳機能というところで、イベントや登壇などが多い人や会社には1台あると心強い味方になり得るでしょう。
まとめ
要約や翻訳がこなせるAIイヤホンのレビューでした。
製品が気になった人はリンクからチェックしてみてください。


















