Keychronとギズモード・ジャパンが共同開発して話題になり、昨年クラファンを行ってなんと4億以上の支援が集まった怪物デバイスのNape Pro。
かく言う僕も支援者の1人で、初日に応援購入済み。
そんな初日から応援をしていたNape Proですが、ついに手元に到着しました!
全部盛りのコンプリートパックがついに手元に。
最速到着の人から比べると1ヶ月以上遅くなったので、ようやくといった感じ。
とはいえ、僕はありがたいことにこの到着の前からサンプルをいただけていたので、実質的には3ヶ月ほどもう使っている状態。
そこで今回は新たに届いた製品を見つつ、実際数ヶ月使ってみて使用感はどうなのか、相性の良いデバイスは結局なんだったのか、といったところについてまとめていこうと思います。
Nape Proの特徴
- Keychronとギズモード・ジャパンが共同開発
- 一般的なトラックボールより一回り小さい25mm径のボールを採用
- 8方向に向きを変えて使える独自機能「OctaShift(オクタシフト)」を搭載
- 「Keychron Launcher」で全ボタンのカスタマイズが可能
- 通常のカーソル操作に加え、「ボールスクロールモード」や「ボールジェスチャーモード」に対応
- Bluetooth(3台)、2.4GHzワイヤレス、USB有線接続の3つの接続方式に対応
- バッテリー容量200mAhで、最大約50時間の連続使用が可能
- 一般販売予定価格11,990円(税込)
- 現在はクラファン終了中
Nape Proは小型のトラックボールマウスデバイス。
縦型のデバイスで、通常のマウスのように手で覆って使うというよりは、自分で最適な場所を見つけ出して使っていくオリジナリティを求められるようなデバイス。
キーボードの横に置くも良し、手前に置くも良し、角度も自由に設定できるということで、かなり多様性のある使用方法を検討できます。
キーボードメーカーのKeychronが関わっているということで、Keychron Launcherを使用可能。
というところで、キー1つ1つにいろいろな割り当てができるのはもちろん、同時押しによる設定や、さらにはこのNape Pro独自の向きに応じた操作の詳細設定なども可能になっています。
そのため、シンプルな見た目ながら、非常に多くの使い方に対応でき、マウスとしてメインの活躍も期待できれば、左手デバイスのように扱うこともできるでしょう。
驚くほど多機能でありつつ、新感覚のデバイスの形態ということで、クラファン終了からしばらく経った今もなお話題がつきないデバイスとなっています。
現在はクラファンが終了して購入する手段がないのですが、もともと一般販売も予定されている製品なので、待てばそのうち買えるようになると思います。
正直どう?
では話題のデバイスNape Proですが、実際使えたのか、どのような印象を受けたのかなどについてまとめていきます。
自宅では活躍の場面がない

正直僕は自宅ではまったくと言っていいほど使わなかったです。
正しくは使えなかったと言っても良いかも。
公式のメインビジュアルとか他のレビュワーの方とかを見ていると、キーボードの下に置いて、操作の動線をスマートにするといった使い方をしている人が多いように見えます。
たしかに、キーボード直下に置くことで、トラックパッドなどを使わない状態のキーボードでも、親指を伸ばせばすぐにトラックボールに手が届き操作が可能です。
しかし、キーボードの下に置いた場合、手への干渉が酷くて僕は使えませんでした。
この置き方が一見1番最適解のように見えるのですが、実際に使ってみると、どっしり構えた場合はボタンを手のひらで不用意に押してしまい、誤打が頻発する。
そもそもとして手のひら、親指の付け根のあたりにずっとボタンがあたってしまい、鬱陶しいですし、さらにはボタンを触れないようにするには少し手を浮かさなければなりません。
この安定して手を置けない状態だったり、微妙に手を浮かしたりするのは非常にストレスでした。
また、トラックボールの大きさや本体がそれなりに厚みがあるので、かなり中央の配置に干渉してきます。
特にスペースを押そうとしたときにはホイールやトラックボールが親指に干渉してなかなかうまく押せない感じがあり、この使い方は窮屈で自分には合っていませんでした。
もう少し本体が薄く、背が低ければ両立したのかもしれないですが、思ったより小さくないので、あまりうまく共存させることができなかったです。
リストレストを後方におけばなんとかなるかというと、意外とそうでもなく、多少ましにはなるのですが、その分キーとの距離が遠くなってしまうので、それならなしの運用でも良いかなといったところ。
でもかなりましにはなるので、合わせて使っていきたい人にはリストレスト推奨です。
では下には置けないとなったとき、普通に横に置いてマウスとして使うのかというと、自宅には非常に快適で使いやすい普通のマウスがあるので、ここには代替できないと判断しました。
やはり普通に使うなら普通のマウスの方が使いやすいです。
Nape Proは片手で使うにはやや扱いにくく、普通のマウスがあるのにそれを差し置いてまで使う理由が僕には感じられませんでした。
そのため、僕の環境下では入り込む隙がなく、ほぼ使用しないという結果に。
分割キーボードと相性良い

やはり何度考えても分割キーボードと相性の良さがあると思います。
メインビジュアルなどでは普通のキーボードと合わせて使う想定ですが、やはり「らしさ」を活かすなら分割キーボードの間に置く使用法一択ではないかと思うほど。
分割キーボードのなかでもCornixのような、トラックボールマウスがないタイプのキーボードについては特にポインティングデバイスとの相性は良いです。
さらには分割であれば、この開いて空いたこの空間を使えるというところで、唯一無二の使い方ができるでしょう。
これまで持ち運びマウスだとすると、必ず側面に置かなくてはいけなかったわけですが、これを中央に持ってきて操作ができるのは革命的。
動線もスムーズでかなり良い感じ。
しかも、本来Nape Proは本体のボタンを押して操作しなければならないところ、キーボード側にクリック操作が割り当てられるのであれば、Nape Proを押さなくてもキーボード側の操作と合わせてさらにスムーズに使えてしまいます。
このように分割キーボードはかなり相性が良いように感じているので、分割キーボードを使っている人は特に使ってみてほしいです。
今この話題の無線分割キーボードのCornixはちょうど最近予約の制限を解禁して、いつでも注文できるようになったので、気になる人は概要欄のリンクからチェックしてみてください。
また、Cornixの下にNape Proを側面に倒した状態で使うという人もネットで見かけました。
ちょっと安定させるためのアクセサリーとかを3Dプリンターで自作しなければならないような気もしますが、この使い方もなかな面白いです。
Magic Keyboardとの戦い
あと自分のなかで戦いとなっているのが、Magic Keyboardとの棲み分け。
基本的に自宅では使わないとなると外出先、しかもMacBookについてはトラックパッドがあるので不要。
となったときどのデバイスと合わせて使うかというとiPadと組み合わせることが多くなります。
しかし、iPadには強敵のMagic Keyboardがいるわけです。
もちろん思想としては全然違うのですが、Magic Keyboardであればその本体だけを持ち運べばキーボードもついているうえに、快適な操作性まで完備。
一方でNape Proを持ち運ぶ場合には合わせて使うキーボードなども準備しなくてはいけないので、急いでいるときや精密に操作したいときはMagic Keyboardを選びがち。
あとは非常に個人的な事情ですが、外出先の作業のとき、電車のなかでARグラスをかけて作業することが多いため、膝の上での安定性を求めてしまいます。
となったときに、土台が安定して膝の上でも使えるMagic Keyboardを持ち出してしまうこともしばしば。
このように、どの端末と使うのか、いつ使うのか、どの程度の精度の操作を求めるのかによって意外と的も多く、あえて手に取らない日もありました。
とはいえ、機能性は抜群で拡張性も高いので、セットアップを追い込むとこれしか使えないくらいにもなっていきそうなのですが、まだそこまで選び抜けてないと言う感じ。
今自作のノートアプリを作っているのですが、このアプリに合わせたショートカットとかを割り当てて自由に使うのは良いかもしれないと思ったりはしています。
気になるうわさ
こちらもKeychronとギズモード・ジャパンが共同開発していて、現在超話題になっている無線分割トラックボール付きキーボードのOrca echo。
この製品を支援した人もいるのではないでしょうか。
このOrca echoなのですが、ギズモードの中橋さんとガジェットYouTuberのアライさんの対談動画が上がっていて、このなかで興味深いやりとりが。
それがNape Proと連携する機能があるのか、という話題について。
動画のなかでは理論上は可能、ということで具体的な話とかは何もなかったのですが、アップデート次第では何かしらの連携が実装されるのかもしれません、
そもそもトラックボールが付いている製品なので、必要ないといえばないのですが、でも基本操作はOrca echo、精密な操作はNape Pro、さらに特別な連携によって使い込みやすいとなれば合わせて使うことも検討できるかもしれません。
Nape Pro自体でもかなり拡張性が高い製品ですが、ここからさらに拡張性を上げていける可能性があると思うと、ワクワクしますね。
まとめ
話題の機種の現在でした。
現状一般販売はないようですが、そう遠くない日程な気もするので、まだ手に入れられてない人は続報をまちましょう。
何かあれば僕も動画で取り上げたいと思います。



















