国内で販売が開始されてからずっと話題になりっぱなしのキーボード「Cornix LP」ですが、僕も10月下旬に告知された第2弾の販売で予約し、購入していました。
僕が購入した時点からもそれなりに日数が経っているのですが、2026年の5月現在でもずっと人気で話題になり続けている印象です。
そんな大人気のCornix LPですが、5月2日より再販されることがつい先ほど公式からアナウンスがありました!
僕自身購入はしていたものの、販売タイミングがなかなかあわなかったのでレビューを見送っていたのですが、ついに販売タイミングに合わせられそうなので、大遅刻のレビュー動画を上げさせてもらいます。
今回は再販の情報、そして実際に使ってみて良かった使い方や気になったポイントについてまとめていきます。
5月2日から再販開始
5月2日の10時から再販が開始するとのこと。
カラーについては、新色のグリーンは販売対象ではなく、既存のシルバー・ブラック・オレンジが対象。
オレンジは今回販売分以後、再販は未定とのことなので、もし欲しい人はこの機会に購入した方が良さそう。
価格が物価高騰に伴い上がっていて、29,500円となりました。
到着予定は6月中旬から下旬予定。
また、今回は無制限の販売ではなく、数量上限がありとのことなので、欲しい場合は早めに購入する必要があるでしょう。
こちらから製品ページにアクセス可能なので、要チェックです。
一応アリエクでは販売し続けている

今回再販しているのは日本販売を手がける代理店が行なっている販売。
しかし、実はCornix LP自体はAliExpressで販売されています。
特に販売制限などはなく、購入自体は問題なくできそう。
とはいえ、AliExpressで販売されている製品は技適が通っているかどうかが不明瞭です。
技適の認証がない製品は国内で使うと違法となってしまうので、買えるけど使えないという状態に陥るかもしれません。
その点で、国内販売分は技適取得済みなので問題なく使えるという側面があり、確実性を重視したいのであれば今回の予約を狙うべきという話。
Cornix LPが人気な理由
そもそもCornix LPとは?という人も多いと思いますし、もっと言えばなぜ人気なのかも不思議なキーボードだと思うので、一度なぜそこまで熱狂する人が大勢いるキーボードなのかというポイントをおさらいしましょう。
無線分割キーボードである

やはり大きな特徴は無線分割キーボードというところでしょう。
やはりちょっと凝ったキーボードを使いたくなったとき、気になるのが分割型のキーボード。
しかし、調べてみるとわかるのですが、分割はあっても無線分割キーボードにたどり着くのが難しいです。
例えば分割の定番機ともなっている印象があるKeyball39ですが、これは左右の接続は有線です。
他にもいろいろと機種はあるのですが、分割ではあるものの有線接続というのが一般的でした。
一応無線にすることも可能ではあるのですが、半田付けが必要とか、プログラミングの設定を変えなければいけないとか、無線対応用のパーツを組み込むとか、正直ちょっと踏み込みづらい領域。
僕も興味はあったものの、技術的な操作に抵抗があったので、ずっと見送ってしまいました。
そんななか市販品でなおかつ無線の分割にも対応しているということで話題をかっさらったのがCornix LP。
これまで自作でのみ実現されていた無線化、それがメーカーから発売されていて、なおかつ単純にキーボードを真っ二つにしたようなレイアウトではなく、40%カラムスタッガードのキーボード。
市販品としてはおそらく日本初だったのではないかと思います。
諸々考えると安い

無線分割キーボードを実際に手に入れようとする場合、Cornix LP発売以前は自作キーボードをなんとか無線化するか、無線化を謳っているキーボードを購入するしかありませんでした。
そんな自作キーボード、総額いくらかかるかご存知でしょうか。
値段はそれぞれ違うので一概には言えないのですが、おおよそ3万〜6万くらいの幅だと思っています。
僕が持っているDRESSTHINGというキーボードを例に挙げるのですが、これはキット自体が約3万。
そこからキースイッチとキーキャップ代、マイコンなどの必要な部品代が別途かかりました。
これらを全部そろえたとき、総額は5万円ほどに。
これはDRESSTHINGだけがこの価格というとそうでもなく、自作キーボードであれば標準的な価格であると思っています。
もう1つdotmatrix40というキーボードも持っているのですが、これもキットが約2万円で、キーキャップとキースッチをそろえて4万円いかないくらい。
自作キーボードはどうしてもこれくらいかかってしまいます。
このような価格を踏まえると、Cornix LPは実は非常に安いと言えます。
なんとCornix LPは3万円以下で、キーキャップもキースッチもすべて付属、そしてもちろん市販品ということでハンダ付けとうの組み込みもすべて終わった状態で手元に。
自作であれば3万円でようやくキット到着くらいの価格ですが、なんとそれと同じくらいの価格ですべてが組み込まれています。
キーボードに3万円の時点で高いと思われる方もいるかもしれませんが、無線分割まで調べている人からすると「むしろ破格の安さでは?」というのが実態であり、だからこその人気に繋がったのではないかと思っています。
機能性が高い
代理店から発売されている市販品ではありつつも、機能的な側面は自作キーボード並みの性能。
Vialというキーマップソフトに対応しており、このカスタマイズ性能が非常に高い。
40%レイアウトのキーボードということもあり、物理的に足りないキーが出てきます。
これを解決するのがキーマップでの設定。
単純なキーのカスタマイズはもちろんですが、「〇〇を押している間だけ××というキーになる」といった設定まで行うことができます。
このようなキー設定を駆使することで、足りないキーの存在を感じさせずに操作することが可能です。
また、マウスの動きも操作として割り当てられるので、これを設定することでさらに縦横無尽の活躍が期待できます。
おそらく気になっている人も多いと思うNape Proとの組み合わせも快適に行えました。
こちらについては後ほど解説。
あとは筐体自体にテンティングレッグがついているのも大きな特徴です。

分割キーボードの魅力として、角度をつけてタイピングをするテンティングという手法があります。
このテンティングにはこれまで別途アクセサリーを自分で購入する必要がありましたが、Cornix LPは背面にテンティングレッグがあるので、簡単にテンティングを可能にしています。
かなり角度もつくので、別途アクセサリーは不要なほど。
このような、ソフトウェア的にも、ハード的にも、どちらも優れるというところも熱狂的なファンを獲得している理由と言えるでしょう。
Cornix LPの気に入っているポイント
ここからは実際に使ってみて気に入っているポイントについてまとめていきます。
Nape Proとの組み合わせが快適

僕が購入当初から想定していたのは、現在話題沸騰中のガジェット「Nape Pro」との組み合わせ。
僕のCornix LPの使用想定は外出先でiPadと使うこと。
いつもiPadと組み合わせるキーボードは悩んでいて、良いキーボードがあってもマウスを別途持っていくのかとか、タッチパッド付きにするのかとか、悩みがつきませんでした。
しかし、Cornix LPとNape Proであれば、無線分割の強みを活かし、分離させて置きつつ、その間にNape Proを置くという隙のない布陣で活用することができます。
無線分割らしさも、Nape Proの強みもどちらも活かせるポジションだと思っています。
さらにCornix LPはマウス操作にも対応。
そのため、Nape Proのネックである、クリック操作には両手が必要という課題を、Cornix LP側でクリックを担当することによって負担を軽減してよりスムーズな手の動きで操作ができます。
Nape Proは現在発送中とのことなので、予約注文している人は到着次第試してもらえると嬉しいです!
現在Nape Pro自体の予約等の販売はしていませんが、びっくりするほど売れた製品ですし、もともと一般販売価格も併記して販売されていたので、そのうち一般販売にも対応すると思います。
今回は先行で使わせてもらっているNape Proで紹介をしましたが、他にはトラックパッドなどを中央に置くスタイルもなかなか感触良いです。
既存の側面にマウスを置くという配置の概念を変えてくれるポテンシャルを感じるのが無線分割キーボードの良さだと思っています。
キー数がちょうど良い
40%というのが絶妙だと思っています。
コンパクトでありつつもミニマル過ぎないという塩梅。
自分で小さなレイアウトのキーボードを使っていて感じているのが、「よく使うキーはそのまま欲しい」というところ。
30%レイアウトも持っているのですが、shiftやtab、backspaceまでないのは自分には少し不便でした。
もちろん慣れてくる部分もあるのですが、よく使うキーに関しては物理的に置けている方が僕はスムーズなタイピングができます。
その点で40%レイアウトは数字キーはないものの、shiftやbackspaceはあります。
そのため、わりと普段通りの打鍵で対応ができ、伸ばし棒とか数字に関してだけレイヤーを駆使して活用するという運用で割り切れました。
コンパクトさは感じられて、自分なりのキーカスタマイズを楽しめつつ、操作性が著しく落ちることもなく使える絶妙なキー数だと思っています。
Cornix LPの気になるポイント
良いポイントも多いCornix LPですが、気になるポイントについても共有します。
意外と重い
ミニマルなデザインとは裏腹に、意外と重いです。
筐体がアルミ製ということもあり、ずっしりしています。
持ち運び用に最適だ!くらいに思っていたのですが、持ち運ぶにしては若干ネックな重さだなと感じるほど。
DRESSTHINGが片側約148gに対し、Cornix LPは片側約281g。
倍近い重さがあります。
アルミの高級感はるのですが、持ち運ぶ場合はちょっと注意。
電源の仕様がわかりづらい
電源のオンオフ表記がないので、どっちがどっちなのかちょっと分かりづらいです。
一応オンにするとライトは点灯するのでわからなくはないのですが、物理的な表記はあってもよかったかもと。
また、電源をオンした状態で充電しないといけないという説明もあり、マニュアル読み飛ばすと気がつけないよな、みたいな罠みたいな仕様があります。
このあたりの電源周りの仕様はもう少しユーザーフレンドリーになってもよいかもしれないと感じました。
Cornix LPがおすすめな人
自作に憧れてるが予算と使い勝手が不安で踏み出せなかった人
手軽な無線分割キーボードが欲しい人
やはり特徴としては自作のような操作感や機能性のキーボードが完成品かつ市販品として手に入れられるところ。
これまでいろいろな壁があり、分割キーボードやカスタマイズ性の高いキーボードに憧れてはいたのものの手を出せなかった人にはうってつけのキーボードと言えるでしょう。
いろいろな問題を取り除き、手元に来た瞬間から使い始められるのは初心者にも優しいです。
また、無線分割にすることによって、大きく作業環境が変化しますし、まだ見ぬ快適さに気がつけるかもしれません。
というところで、新しい発見を手軽に手に入れられるチャンス、見逃さずにチェックしてみてください。
まとめ
ずっと話題のCornix LPについてでした。
これからも使っていくうちに気がついたことがあれば随時レビューしていきます。





















