iPadを買うときに一番悩むと言ってもいいのが「容量問題」。
64GBだと容量がやや頼りないものの、256GBは持て余す気がするしどうなのか、、、
当時iPadを購入したときにかなり悩みながらもいろいろな記事や動画を参考にして64GBに決めました。
悩み抜いた結果購入した64GBのiPadを1年間使用してみて実際に容量は足りたのかどうかまとめていきます。
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※仕事で使ったり、好きすぎて2台目買ったりしたので随時記事を更新しています。
正直足りない

結論は「足りない」です。
OSのアップデートなどが重なると結構勢いよくストレージ容量が消えていきます。
現在のOS的に64GBはアップデートでかなり消費されてしまうという不安が常にある容量。
あとはアプリのアップデートなどでもガンガン容量が消費されていくので、買ってから早い段階で容量をけっこう使ってしまって不安になりました。
写真や動画など、iPadで快適に視聴するためにダウンロードするとあっという間に容量を圧迫してしまいます。
せっかく買ったのにも関わらず、残りの容量を購入後すぐに意識しなくてはならなくなり、不安が拭えないiPad生活、、、
嫌なモヤモヤがずっとまとわりつく感じで不快感ありまくりです。
我慢することが多い

容量は足りてないと感じながらも、1年間なんとか折り合いをつけて使うことはできました。
ただこれは容量を増やさない努力を日々しての結果。
- 写真をこまめに消す
- 動画は保存しない
- Apple musicでダウンロードしない
- アプリは必要最低限
- 不必要なファイルは保存しておかない
などが僕が持っているiPad Airを使っている上で気をつけていることです。
いらないものを持たないということで、iPad内はすっきりとしますが、いちいちこまめに整理しないといけないのでほったらかしはNG。
アプリも必要最低数しか入れないので、「そういえばこのアプリこないだ削除したんだ、、、」みたいなこともたまにあります。
写真も本体には保存をなるべくしたくないのでGoogleフォトに保存し、僕のiPad AirはWi-Fiモデルなので写真を見る場合はWi-Fi環境下でしか見れません。
もうちょっと容量あればいいのになあ、と我慢しなければならないシーンは多めです。
2021年9月 Googleフォトは機能改変があったため、新たに保存する写真については無制限に保存することができなくなっています。
閲覧用なら64GBでも困らない

僕は1台しかiPadを持っていない関係上、iPadでの作業はこの1台に依存しています。
写真の整理もアイデア出し、ノートでメモをとること、手帳など、様々な役割をiPadでこなしています。
そのため、必要なデータや使いたいアプリをどうしてもこの1台に全て保存しなくてはならないという、容量問題的な悩みはあります。
ですが、動画や写真をiPad上に保存しない使い方であれば運用は可能だと考えます。
具体的には下記のような閲覧用の使い方がメインであるという場合です。
- 動画視聴
- 読書
- 音楽鑑賞
- ネットサーフィン
- 手書きメモ
基本的に見て楽しむためのことや勉強のため資料を見るなど、保存というよりは検索主体の使い方であれば64GBでも運用可能だと思います。
【32〜64GB】価格重視・使い方を限定
出費を抑えることが1番の要望である場合は最適解と言えます。他のモデルと比べてみても価格差は歴然。
他の容量と比べて32〜64GBはとにかく安い。
使い道が限定的である場合は32〜64GBでも使っていけるのではないかと思います。
ですが、アップデートのたびに容量が消費されていき、いつかはアップデートすらできない状態になるかもしれません。
データの管理は基本的にクラウドで管理し、不必要なデータはこまめに整理するなどの日頃のメンテナンスが必要となります。
容量を気にせず使いたい人にはストレスフルな生活になること間違いなしなので、限られた容量でも上手に付き合っていける人にはおすすめです。
限られた容量でも上手に使っていくためにはコンセプトを決めた使い方をするのをおあすすめしています。
詳しい所感等は下記。
【128GB】最高にちょうどいい容量
128GBあれば日頃のデータ管理に気を使う必要はなくなります。
写真や動画を本体に保存していても相当な数を保存しない限り容量を圧迫することはなく、映画や音楽をダウンロードして本体の中に保存しても、十分に余裕がある容量です。
価格も32〜64GBと比べると高くなるもの、1〜2万ほどで快適な生活を手に入れらると考えれば検討の余地はあると言えます。
僕自身これまで、32GB、64GB、256GBと3種類の容量を使ってきましたが、次新しいiPadを購入するのであれば128GB一択です。
日常使いには困らず、容量を持て余すこともないという1番「ちょうどいい」サイズです。
【256GB〜】仕事用・全てのデータ管理
iPadでできることは年々増えています。今では漫画もiPadで描き、音楽も制作し、画像や動画の編集もPCレベルのクオリティで行うことができる時代になっています。
実際プロでもiPadだけで制作も完結させている人がいるくらいです。(遊戯王の作者が以前ジャンプに掲載した読み切りがiPadだけで書いたということで話題になりました!)
そのため、使用用途によっては大量のデータを本体に保存して運用する場合もあります。
そうなると容量が小さいモデルではなにかと不満感がでてしまうために、快適な動作環境を手に入れるべく大容量のモデルを選ぶ必要がありそうです。
大容量になることでデータ管理とは無縁の生活になりますが、容量が増えるにつれて価格も上がっていくので、自分の予算との相談は必須になりそうですね。
64GBがオススメな人
- 初めてiPadを買う人
- 動画視聴や読書がメイン
- 写真やデータはあまり保存しない
- アプリは必要最低数で十分
- データはクラウドに預けてしまう予定
- エンタメ消費用端末として割り切っている
基本的にデータをiPadに残さない工夫が普段からできる人であれば苦労することなく使えると思います。
写真や動画も本体に保存できないだけで、クラウドを活用するのであれば問題なし。
- 【64GBのiPadの使い方】
- 【iPad Air 3 使用レビュー】
- 【第9世iPadは完成されている】
64GBを買うと後悔する人
- ガッツリ使うメイン機の予定
- 写真や動画のデータをたくさん保存したい
- アプリはたくさん使う
- データはiPad内で完結したい
- データ管理が苦手
データは全部保存して、管理を一元化したいと考えている人は絶対多めに容量みた方がストレスがないと思います。
64GBはどうしても常に容量を意識しなければいけないので、こまめな調整が必要になります。
こまめな整理が面倒な人は容量多めを買った方がストレスフリーであることは間違いないです。
サブ機として運用するのであれば64GBでも良いと考えています。
2022/09/18 サブ機として購入したiPad miniは64GBにしました!
目的別フローチャート
オススメとかオススメじゃないとか言われてもピンとこない方もいると思うので、簡単なフローチャートを作ってみました。
目的別に簡単な項目でまとめてみたので、参考にしてみてください。

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外部ストレージという選択肢

もし、どうしても容量が決めきれないという場合には外部ストレージに頼るという方法もあります。
外部ストレージには大きく2つの種類があり、
- USB/HDD/SSD
- クラウド(iCloud・Google Driveなど)
特にUSB/HDD/SSDについては、Apple純正のアプリである「ファイル」が大幅なアップデートをしたこともあり、パソコンのように関連機器を接続して使うことができるようになりました。
これによって写真や動画はUSB/HDD/SSDに保存しておいて好きなときに見る、なんてことも可能に。詳しくは下記の記事へ。
クラウドサービスを利用する

先ほど容量問題を解決するための方法として紹介した2つ目が「クラウドを利用すること」。
本体に保存できないならクラウドに保存してしまえ!という考え方。
クラウドは上手に使うことで容量問題を解決するだけではなく、日頃のデータ管理する快適にしてくれるので利用を考えるのいいと思います。
あえてデメリットがあるとすれば容量によっては月額の利用料がかかるところ。
iCloud

iPadと親和性の高いサービスといえばiCloud。
最初から5GB分の無料ストレージはありますが、写真や動画の保存を考えているのであれば5GB以上の容量が必要となるので、容量の多いプランを検討する必要があります。
他のクラウドにない特徴といえば、Apple端末間での連携がiCloudだと圧倒的にスムーズだということ。これは大きなメリット。
- 50GB:130円
- 200GB:400円
- 2TB;1300円
- 詳細はこちら
Dropbox

全世界でもユーザーの多いDropbox。大手なので安心感あり。
ファイル整理が効率化できたり大人数で作業を進めることができたりと、ユーザーにとって使いやすい使用になっています。
- 2GB:無料
- 2TB:1200円(個人利用/Plus)
- 3TB:2000円(ビジネス/Professional)
- 詳細はこちら
Google Drive

世界企業Googleが展開するクラウドサービス。Googleアカウントさえあれば使用できるというお手軽さが魅力。
価格だけ見て考えると1番コスパが良さそう。iPadだけではなく、他の端末のデータ管理問題すら解決してくれそう。
- 15GB:無料
- 100GB:250円
- 200GB:380円
- 2TB:1300円
- 詳細はこちら
完全にサブ機として割り切れるなら買い
iPad初めて購入する人で、これからどんな使い方をしていくか分からない人であれば64GBはおすすめしづらいというのが個人的な意見。
ですが、過去にiPadを所有していたことがある人や完全にサブ機としての運用が決定している人であれば、64GBでも良いかもしれません。
サブ機での運用であれば余計な写真・動画を保存することもなければ、大量のデータを本体に保存する可能性も低い。
所有していた経験から運用法になんとなく想像がつくのであれば64GBの容量でも上手く付き合っていける気がします。
リンク
iPadを少しでも安く買いたい

ほとんど値引きが存在しないApple。
でもまったく割引がないわけではないです。
- 学生・教員:学割/教職員割
- 認定整備済品:Apple公式の新中古
- セール:不定期開催
などの特定の条件が合うことで、ほとんど安くなることのないApple製品が少し安く買うことができるかもしれません。
iPadを効率よく使う

iPadの容量問題を解決できたら次は効率的に使っていくことが重要。
その中でも一緒に使うとあると便利なガジェットについて合わせて紹介。
動画や音楽を楽しんだり、仕事をしたりと、様々な用途で幅広く使うことができるのがiPadの大きな魅力。ぜひiPadだけではなくて他の製品とも組み合わせて自分なりのiPadの使い方を模索してみて欲しいです。
iPadを仕事で使うときのアイテム
仕事で使う際にはこれらのアイテムがあれば完全装備で作業ができる。マウスやキーボードを合わせて使うことでPCライクに。
iPadおすすめのアクセサリ
アクセサリを適切に購入することでiPadの魅力は跳ね上がります。この記事では絶対に買っておきたい3つのアクセサリを紹介。
おすすめのキーボード
iPadで文字入力をする場合はキーボードが必須になります。さらに言うとケースと一体型のキーボードはなにかと使い勝手が悪いので、個人的にはBluetoothキーボードをおすすめしています。
- 最高品質のキーボード
- 人間工学に基づいたキーボード
- ウルトラマンとのコラボキーボード
- iPadと相性最高のキーボード
作業中にはイヤホンを
音楽を聞いたり、動画を見る機会が多くなると思うのでおすすめ紹介しておきます。
- 環境音を「無」にしてくれる最強のイヤホン
- A4用紙よりも軽い脅威のイヤホン
- 多機能でコスパ最高のイヤホ
結論は3パターン
最後にどんな人が64GBのiPadを持つべきかまとめていきます。
- ガッツリメイン機:128GB
- お試しで使ってみるor整理が得意:64GB
- サブ機で割り切れる:64GB
ガッツリメイン機:128GB
今後iPadを仕事や趣味にガッツリ使っていく予定がある人はケチケチせずに128GBを最初から買った方がいいです。
あとから容量を買い増すことはできませんし、クラウド利用やHDDを買うのもお金と手間がかかるので、それならば最初から大きな容量を買った方が無難。
128GBくらい使い倒せそうな人であれば、入門用の無印iPadではなくProの方が生活に馴染む可能性があるので選択肢に入ると思います。
128GBやProに関しては下記。
お試しで使ってみるor整理が得意:64GB
iPadのことがまだ信用し切れていない場合はこちら。
またはデータの整理が得意な人も合わせてどうぞ。
僕個人としては整理整頓が苦手なので、余計な心配をせずに楽しめる容量ということで128GBをおすすめしがちですが、整理ができる人にとっては使えなくもない容量が64GB。
128GBをおすすめはするのですが容量が上がるとどうしても値段も上がり、最低5万くらいになってしまうので、正直初めて買う人にはややおすすめしにくい価格となってしまいます。
なのでまだどれだけ使えるか信用できない人や、データの管理をすることで予算を少しでも安く済ましたい人にとっては64GBが選択肢に入ると思います。
サブ機で割り切れる:64GBで十分
すでにiPadをもっていて2台目の人やiPhoneのサブ機として活用することが決定しているなど、使い方はっきりしていて、容量をそこまで必要としていない人には64GBで十分だと思います。
サブ機の立ち位置であれば、特定の用途のみで活用していくことになりますし、自分もサブで買うぐらいならiPadのことをわかっているはずなのでそこまで容量を必要としない気がします。
第9世代のiPadが安くて64GBなのでかなりおすすめ。
どうしても迷ってしまったときは

最後の最後までどうしても決められない気持ちも痛いほどわかります。
最後どうしても容量で悩むようであれば、今使っているスマートフォンの容量と比較して想像してみてください。
まずは自分のスマホを確認してみて、ストレージをどれくらい使っているのかをチェックします。
スマホのストレージ使用率を基準に容量を想像すると具体的に考えられるはずです。
もし、今後iPadを今使っているスマホよりも使用する予定があるのであればスマホの容量よりも多いものが良いかもしれません。
今使っているスマホの容量をほとんど消費していないのであれば、すでに整理上手なので無理に大容量のiPadは買う必要がないかもしれません。
まだまだ使用用途は見えないかもしれませんが、今持っている機器の容量と比較すると参考くらいにはなるかと思います。
まとめ
「64GBでもなんとかはなるが、使い方に工夫が必要だ」というのが僕が思う容量問題の結論です。
次買うときは間違いなく64GB以上のモデルを僕は選びます。
初めて選ぶiPadのススメ
iPadを2台持ちするほどiPadを活用している僕が、もし今から買うならどのモデルにするのかを用途別にまとめてみました。
iPad Air 4のコスパはいいの?
新型のiPad Air 4ははたして本当にコスパがいいのか?iPad Proと購入を悩んでいる人向けに考察記事を書きました。
はじめまして。
とても参考になりました。
64か256か悩んでます。
予定してるメインの使い方は、小さなサロンでテレビの代わりとして使いたいと思ってます。
YouTube、スマホでレグザ、GyaOなどのアプリで動画やテレビを閲覧したいと考えてます。
その他、
写真はとる予定はありません。
Spotifyなどは聞くと思います。
サファリは使いたいです。
こんな使い方を予定してますが、どう思われますか?
アドバイス頂けるとありがたいです。
コメントありがとうございます。容量についてですが、動画や音楽のデータを本体に保存しすぎずに使うのであれば64GBでも十分かと思います。アプリを100個以上使い、全てのアップデートを滞りなく行いたいのであれば256GBの方がいいかもしれません。動作に関しては容量で変わることはないので、youtubeの視聴やネット検索に関してはどちらのモデルでも問題なく行えるはずです。ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました!
小さい方で大丈夫そうですね。