iPhone 18 Proを購入して、発売直後から1週間ほど使ってきました。
今回はカメラのアップデートが気になっていたので、写真をたくさん撮りながら、これまで使っていたiPhone 17 Proとの違いを確認しています。
個人的には、自然なボケを調整しながら撮れるようになったことにかなり満足です。
とはいえ、17 Proも完成度の高い機種だったので、誰にでも買い替えをおすすめしたくなるほどの差かというと、少し悩むところ。
実際に使って感じた変化と、気になったポイントをまとめていきます。
iPhone 18 Proに買い替えた理由
新型をレビューするのが仕事という理由もありますが、それ以上に大きかったのは、17 Proがかなり良かったことでした。
去年、iPhone 13 miniから4年ぶりに乗り換えたときは、カメラ性能とバッテリー持ちの進化に驚いたのを覚えています。
日頃の撮影が楽になり、写真もきれいになりました。
さらに、かなり使い込む日でもモバイルバッテリーを持たずに過ごせるのが本当に快適です。
最初は本体サイズに不満もあったものの、それを上回る使いやすさ。
イベントや製品発表会でiPhoneを使って撮影することが多く、なるべく荷物を減らしたい僕には、17 Proのカメラとバッテリーが生活にも仕事にも合っていました。
その使い勝手がさらに良くなるなら、18 Proも使ってみたいと思ったわけです。
13 miniから乗り換えたときの感想は、iPhone 17 Proのレビューで詳しくまとめています。
リセールの高さも後押し
17 Proを購入したときの価格は179,800円でした。
僕がメルカリを見た時点では、256GBモデルの出品価格が165,000円ほどから並んでいて、購入時との差は約14,800円。

もちろん、出品価格で売れるとは限らず、実際の受取額からは販売手数料や送料も引かれます。
約1.5万円というのは旧機種の購入価格と出品価格の差であって、その金額だけで18 Proに乗り換えられるという意味ではありません。
それでも、1年しっかり使った機種に高い価値が残っていることは、買い替えを考える後押しになりました。
今後の売却価格はわからないので、毎年買い替えた方が必ずお得とまでは言えませんが、僕にとっては検討しやすい条件だったと思います。
iPhone 17 Proと比べて変わったところ
今回特に確認したかったのは、カメラの可変絞り。
まずは、撮影とバッテリーに関わる仕様の違いを整理します。
| 項目 | iPhone 17 Pro | iPhone 18 Pro |
|---|---|---|
| メインカメラの絞り | f/1.78の固定絞り | f/1.48・f/1.8・f/2.8・f/4.0の可変絞り |
| 望遠カメラ | 4倍 | 4倍 |
| 写真のデジタルズーム | 最大40倍 | 最大40倍 |
| ビデオ再生 | 最大33時間 | 最大36時間 |
| 有線の高速充電 | 約20分で最大50% | 約15分で最大50% |
仕様はAppleのiPhone 17 Pro技術仕様とiPhone 18 Pro仕様を参照。
ビデオ再生時間と充電時間はAppleの試験条件による数値で、実際の使用時間とは別です。
デザインの印象は大きく変わらない
見た目については、カラーの違いはあるものの、基本的な印象は17 Proと近いと感じました。
カメラを中心とした使い心地の変化の方が、今回の買い替えでは気になるところです。
17 Pro用のケースが使えそうに見えても、フィット感やカメラ周りの寸法まで同じとは限りません。
ケースやガラスフィルムを流用する場合は製品ごとの対応表記を確認し、新しく買うなら18 Pro対応品を選んでおくのが無難でしょう。
可変絞りで変わった写真の楽しさ
可変絞りは、レンズに入る光の量を物理的に調整する仕組みです。
同じ撮影条件なら、f値が小さいほど光を多く取り込み、背景をぼかしやすく、f値が大きいほどピントの合う範囲を広げやすくなります。ソニーの絞り解説
これまでのiPhoneにもレンズの絞りはありましたが、撮影中に物理的な絞り値を変えることはできませんでした。
ポートレートモードの背景ぼかしとは別に、光学的なボケを調整できるようになったのが今回のポイント。
花の写真で比べると、背景の写り方が変わる
明るい時間帯に花を撮影し、絞り値を変えながら比較してみました。
f/1.48では花をきれいに写しつつ、背景が自然にぼける印象です。
f/1.8、f/2.8と数値を大きくしていくと、徐々に背景のボケが少なくなりました。
f/4.0では背景もかなりわかりやすく写り、同じ被写体でも雰囲気を変えられるのが面白いところ。

被写体を際立たせたいときは開放側、背景も残したいときは絞るというように、写り方を選びながら撮影できます。
ただきれいに撮れるだけでなく、自分で調整する楽しさが増えたと感じました。
ポートレートモードとはボケ方が違う
同じ花をポートレートモードでも撮影して、ボケ方を比べています。
今回の比較では、ポートレートモードは背景が大きくぼける一方、花の輪郭にもぼかしがかかる部分があり、少し不自然さを感じました。

可変絞りで調整した写真は、輪郭を残しながら自然なボケを得られた印象です。
どの写真でも同じ結果になるとは限りませんが、この被写体では違いがわかりやすかったと思います。
ポートレートモードのボケ量も調整できるので、どちらか一方だけを使う必要はありません。
可変絞りと組み合わせながら、好みの写り方を探せるのがありがたいところです。
フルサイズカメラとの違いも確認
普段使っているソニーのα7 IVにレンズをつけて、同じ被写体を撮影してみました。
背景のボケ方や輪郭の描写を見ると、やはり本格的なカメラの良さも感じます。

とはいえ、iPhoneもかなりきれいに撮れるようになっていて、持ち歩きやすさまで含めると魅力は十分。
ボケや描写にこだわって作品を撮るならα7 IV、気軽なスナップや日常の記録ならiPhoneという使い分けが、僕には合っていると思いました。
コンパクトデジタルカメラの代わりになるとまでは言い切れませんが、写真を楽しむ道具としての距離は近づいてきた気がします。
暗所と望遠では、17 Proとの差をどう感じたか
ボケの調整以外にも、暗い場所での写り方と望遠の使い勝手を確認しました。
暗所は少し明るく感じるものの、大差ではない
暗い場所でも17 Proと撮り比べてみました。


撮って出しの写真では、18 Proの方が全体的に明るく感じる場面があります。
ただ、正直に言うと、明確に大きな差があるとまでは感じませんでした。
暗所撮影だけを理由に17 Proから買い替えるかと聞かれたら、僕なら少し悩むと思います。
可変絞りによる撮影の自由度には満足していますが、それと暗所での体感差は分けて考えたいところです。
最大40倍のズームは引き続き便利
個人的に重宝しているのが、遠くの被写体を狙える望遠。
17 Proに続いて18 Proも4倍望遠カメラと最大40倍のデジタルズームに対応し、離れた場所から気軽に撮れる便利さは変わりません。

40倍はデジタルズームなので、4倍望遠と同じ画質で撮れるという意味ではありません。
それでも、記録として遠くのものを残したい場面では頼れる機能です。
これは18 Proだけの進化ではないものの、古い機種から乗り換えるなら注目したいポイントだと思います。
動画も、気軽に任せられるクオリティ
夜の渋谷でも動画を撮影してみましたが、きれいで明るい映像を残せたと感じました。
手軽なハンディカムのように使えるのは、今回も気に入っているところです。
現在はDJI Osmo Pocket 4も使っているので、しっかり撮りたいときにはそちらを選ぶ場面があります。
とはいえ、iPhoneに任せても良さそうと思える場面は増えそうな印象。
僕のYouTube撮影くらいであれば、iPhoneでも十分に対応できる気がしました。
メインのα7 IVが使えなくなったときに、中継ぎとして頼れるカメラが手元にあるのは心強いと思います。
バッテリーは、相変わらず1日使えて快適
公称のビデオ再生時間は、17 Proの最大33時間から18 Proの最大36時間へ延びています。
ただ、普段使いでその差を大きく実感したかというと、そこまでではありません。
それよりも、撮影や動画視聴をしながら1日使い込んでも、帰宅までバッテリーが持ったことがありがたかったです。
17 Proから引き続き、モバイルバッテリーなしで過ごしやすい使い勝手。
僕の使い方では2日持つとまでは言いづらいものの、1日を安心して過ごせることにはかなり満足しています。
高速充電は対応アダプタの条件に注意
18 Proは、Appleの試験条件では約15分で最大50%まで充電できます。
この条件には、可変電圧供給と60W以上に対応するアダプタ、USB-C充電ケーブルが必要です。Appleの充電仕様
アダプタの定格が60Wということと、iPhoneが常に60Wで充電することは別。
手持ちの充電器では、約10分で30%ほど回復する様子を確認できましたが、これは僕の環境での結果です。
充電開始時の残量や温度などによって変わるため、毎回同じ速さになるとは限りません。
それでも、短い時間で回復できる便利さは感じられました。
描写が良くなったからこそ、操作性が気になる
可変絞りで調整できることが増えると、もう少し細かく写り方にこだわりたくなります。
そこで気になったのが、設定を変えるときの操作の手間でした。
絞りなどをメニューから選び、必要に応じて別の設定も調整するという流れは、カメラのダイヤルを回す感覚とは違います。
カメラコントロールもあるものの、物理的なボタンやダイヤルで素早く操作できるカメラと比べると、少しもどかしいところ。
操作が面倒に感じると、結局はデフォルト設定だけで撮ってしまいそうです。
写真の描写が良くなったからこそ、その良さをもっと簡単に引き出したいと思いました。
もちろん、気軽に撮影する分にはそこまで気にならないかもしれません。
本格的なカメラに近づいたからこそ、僕が求めたくなった操作感というところです。
17 Proから買い替える価値はある?
僕は18 Proに買い替えて満足しています。
特に、背景のボケ方を選びながら撮影する楽しさは、今回使って良かったと感じるポイント。
一方で、17 Proから積極的に乗り換えを勧めるほど、すべてが劇的に変わったとは感じませんでした。
17 Proの写真やバッテリーに満足しているなら、そのまま使い続ける選択も十分にありだと思います。
また、カメラの機能を重視するなら、他社のスマートフォンも含めて比較したいところです。
僕はApple製品を中心に使っていて、仕事でもiPhoneの出番が多いので18 Proが合っていますが、同じ条件でない人には別の選択肢もあるでしょう。
他社の機種については、以前使ったNothing Phone (4a) Proのレビューも、使い方や予算から考えるときの参考になると思います。
可変絞りを使って撮影を楽しみたい人や、古いiPhoneからカメラとバッテリーをまとめて更新したい人なら、検討する理由があると感じます。
毎年新しくすることより、今の使い方でどんな変化が欲しいかを考えると選びやすいと思いました。
まとめ
iPhone 18 Proは、可変絞りで写真を調整する楽しさが増えた、個人的には満足の一台です。
とはいえ、17 Proも十分に完成度が高く、買い替えの決め手になるかは撮影へのこだわりと使い方次第。
カメラの進化を楽しみたい人は、今使っている機種との違いを確認しながらチェックしてみてください。























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