純正のMagic Keyboardを購入してからというもの、Magic Keyboardという存在が気になって気がつけば合計4機種も試すまでになったMagic Keyboardマニアです。
今回そんな僕が今からMagic Keyboardを買う場合、気を付けると良いことについてまとめてみました。
最高に良い製品だからこそ、メリットとデメリットを理解して後悔のない買い物をしてもらえればと思います。
トラックパッドが快適かどうか
Magic Keyboard最大の魅力と言えば、キーボードにトラックパッドがついていること。
トラックパッドがあることによってPCのように使えるというのが大きな魅力。
だからこそトラックパッドの快適さは1番重要になるといっても過言ではありません。
これまで4台のMagic Keyboardを使ってきて、個体差はかなりある、と感じました。
特に純正とそれ以外ではかなりの差です。
純正はもはや説明不要レベルですが、全てが最高。
特に気になる点もなく、めちゃくちゃ快適に使用することができます。
一方で廉価モデルの社外製。
これはトラックパッドの精度が純正と比べると完璧とは言い難い。
基本的な動作は問題なく行えるものの、細部の動きが甘かったり、若干挙動がもたついたり、少し気になる点があるといった感じ。
使用感の悪さは使用しないことに直結しやすいので、1番魅力的な機能に関しては妥協しない方が良いです。
打鍵感
トラックパッドが大きな魅力といいつつ、Magic Keyboardはやはりキーボード。
打鍵感も確認すべきです。
機種によって打鍵感もけっこう特徴があり、ざっくりとしたまとめは下記。
- 純正:土台がしっかりしていて硬めの打ち心地。
- Logicool:柔らかめの打鍵感。負担が少ない。
- GOOJODOQ:カチャカチャした打鍵感。安い感じがする。
- MOKIBO:硬め。少し強めに押し込む必要がある。
廉価なモデルを選んだ場合には若干打鍵感に不満がでてしまうかもしれません。
高級なモデルはもはや据え置き型のキーボードと同じような打鍵感ですが、廉価な場合は安い折りたたみキーボードのような打鍵感になることもあります。
接続方法
Magic Keyboardは主にスマートコネクターでの接続かBluetooth接続かの2種類があります。
- スマートコネクター:キーボードとiPadが直接繋がるので、遅延が少ない
- Bluetooth:無線で繋がっているので、若干の遅延を感じる
スマートコネクター対応機種が純正とLogicool、QOOJODOQやMOKIBOはBluetoothでした。
今は製品の質も上がってきて、Bluetoothでも重大な問題はないくらいには快適に動きます。
ただ、細かい動きや動きの追従性まで評価するとなるとスマートコネクター対応機種の方が直接繋がっている分、動きが良い傾向にあると感じました。
精密さや挙動の良さを少しでも上げたいのであればスマートコネクター対応機種がおすすめです。
だいたい動きがついてくればいい、資料作成ではなくて、文字入力くらいにしか使う予定がない場合はBluetooth接続でもあまり問題なく使用できると思います。
自立/キックスタンド
純正のように開いてPCのようになるタイプとLogicoolのようにsurfaceみたいなキックスタンドで自立するモノの2種類があります。
どちらが良いかというのは一概にはないのですが、自分がどのような場所でよく使うのかは考えた方が良いでしょう。
自立するタイプであればPCのように置いて開けばすぐに使えるので、ひざの上でも使用することができますし、机の上でも少スペースで作業することができます。
一方キックスタンドだと、スタンドで支える構造上、膝の上などの不安定な場所では自立できないですし、机の上ではキックスタンドを出す分スペースが必要になります。
ただ、キックスタンド型である場合ケースをキーボードと分離して、普通のケース的に使うという自由度が高くなる使用方法が魅力的です。
自立するタイプはどうしてもPC的な使い方になるので、手で持って電子書籍を読んだり、メモを書いたりするという作業は必然的に難しくなってしまいますが、キックスタンド型はケースとキーボードを分離できる製品があるので、その場合はいつものような使い方を継続することができます。
価格は適切?
基本的にMagic Keyboardの価格は高めであると感じています。
純正の定価が約4.5万、社外製の安いモデルを選んでも1万。
1万円あればそこそこちゃんとして据え置き型のキーボード買える値段です。
たしかにケースとキーボードが一体となっているという魅力があるのは確かですが、だがしかし高額な金額を払って買う価値がどこまであるのか?というのは自分の中の価値観と相談をした方が良いと感じます。
正直純正の価格などは、4.5万払うのであれば、据え置きのキーボードとして圧倒的な人気を誇るHHKBやKeychronのキーボードが買えてしまう金額です。
キーボードとしての機能が欲しいだけであれば折りたたみキーボードでも十分に活躍ができるので、もはや買う理由はその製品が好きだからという感情的な理由になってしまうのではないでしょうか。
と、否定的なことを並べてしまいましたが、価格どうこうではなく欲しくなってしまう魅力が詰まっていることもたしかな事実。
僕は初めて純正のMagic Keyboardのトラックパッドを操作したときにあまりの快適さに心奪われて後日購入してしまったので、価格以上の理由というのも存在します。
高額な買い物になりがちなので、しっかりと検討してくだい。
まとめ
魅力的なMagic Keyboardですが、いくつか購入のポイントがあるので、それを踏まえた上で
自分に合った後悔のないMagic Keyboardを見つけてみてください。
MokiboやLogicoolのCombo Touchなどなど、『iPad用のApple Magic Keyboardのようなトラックパッドを備えたiPad用キーボード』のことを、ひとまとめに「Magic Keyboard」と呼んでいるのでしょうか?(^^;??
間違った認識の拡散を防ぐために、次回からは是非『iPad用のApple Magic Keyboardとサードバーティー製トラックパッド付きキーボード 3種を比較!』のようなタイトルにしていただければ!
コメントありがとうございます。ご指摘の通りです。タイトルを短くすることを優先して誤解を招くタイトルをつけてしまいました。以後正しい情報を発信するように心がけたいと思います。