最近注目されているガジェットとして、画面全体に映像をミラーリングするわけではなく、自然な見た目で使えつつ視覚情報をサポートしてくれるAIグラスがあると思います。
特に注目なのが、Makuake歴代ランキングNo.1となる6億3600万円以上の応援購入を集めた話題沸騰中のAIグラスである「Rokid AI スマートグラス」です。
なんとグラス自体で映像が見えつつ、さらにはスマホがスリープしていてもいつでもどこでも話しかけて機能が「日常使用可能レベル」で使えるという脅威の性能。
今回はそんなRokid AI スマートグラスを実際に使ってみて感じた良かったポイントや気になったポイントについてまとめていきます。
提供:Rokid
Rokid AI スマートグラスの特徴

- スマホがスリープ状態でもいつでも機能が使える
- 翻訳・撮影・検索・文字起こし・ナビ機能などに対応
- 視覚と音声を同時解析するAIアシスタント
- 89言語対応のリアルタイム翻訳・字幕表示
- 1200万画素Sony製ハンズフリーカメラ
- 最大1500ニットの両眼Micro LED
- 長時間でも装着しやすい約49gの軽量設計
- 20分で80%まで回復する急速充電機能
- 装着状態を検知する電源自動オン・オフ機能
- 価格109,990円(税込)
いわゆるスマートグラスと呼ばれるガジェット。
基本仕様としてはスマホの画面がミラーリングされるのではなく、専用の画面が浮かび上がります。
そのため、画面を完全にミラーリングするARグラスとは別物製品で、カラーの映像が見られず機能を絞ったからこそ無線での使用を実現。
そしてその肝心の機能ですが、これまでスマホのアプリを起動状態であればある程度動くいったスマートグラスはありましたが、Rokid AI スマートグラスは違います。
スマホがスリープ状態でもそのままスマホ経由でネットに接続できるので、本当の意味でいつでもどの瞬間でも話しかけて使用をすることが可能です。
ネット接続が常に行われているということで、SiriやAlexaに音声で話しかけて返答が返ってくるような精度で回答がいつでも返ってきますし、それが目の前のディスプレイで確認できます。
このスムーズさや精度というのはこれまでになかった領域。
「Hi Rokid」の掛け声とともにチャットが立ち上がり、音声を正確に把握したり、写真や動画もそのまま撮影可能。
会議音声の録音や文字起こし、音声の字幕表示やライブ翻訳など、「あったら便利そうだな」と思うような未来の機能が一通りできるうえ、それが日常使用可能なレベルで仕上がっています。
ちょっとおもしろい機能がついた色物ガジェットというわけではなく、しっかりと実用できるレベルを超えてきた、スマホに変わる可能性すら感じるレベルのスマートグラスです。
Rokid AI スマートグラスでできること
まずはRokid AI スマートグラスでできることについて確認していきます。
ディスプレイを見る

まずは気になる構造からですが、これは一見すると普通のメガネです。
この透過しているレンズのところに映像が映る仕様。
映りとしては緑の線を基調とした映りで、この辺りはARグラスと明確に違いがあります。
シンプルな映りだからこそ、通常の視界とも溶け込みながら見えるので、視覚情報と日常使用が両立したような使い心地になることでしょう。
対面からの見え方としては表示をしているときは角度によっては緑色のちらつきが確認できるといった感じ。



そのため、常に機能を使って表示させながら歩いたり電車に乗ったりすると、かなり怪しい雰囲気を漂わせてしまいそうです。
角度によってはけっこうキラッと光るのがはっきりわかるので、この辺りはマナーの範囲内で、使用場所を使い分けるのがよさそう。
このディスプレイの表示が根幹の機能となっていて、ここに例えば原稿を登録しておけば発表のカンペを表示しておけるとか、周囲の音を拾って字幕を生成すること、ライブ翻訳やナビゲーションを映しておくことができるわけです。
AIアシスタント
ここが個人的には革新的。
なんとスマホの起動をしていない状態でも「Hi Rokid」と声に出すだけでチャットが起動。

しかもこの精度が普段使っているAIと変わらない返答精度。
というのも、この回答精度はGeminiとChatGPTのモデルを選択できるような仕様なので、まんまGeminiやChatGPTと話しているような感じです。

そのため、「〇〇の機能が使いたいんだけど起動して」「〇〇についてわからないんだけど教えて」といったような、Rokid AI スマートグラス自体の使い方について聞いても回答してくれるし、全然関係ない普通に気になったことについて聞いても答えてくれます。
普段のチャットベースのAIと会話しているのと何も変わらないような仕様です。
さらにここからRokid AI スマートグラス内の機能について起動してとお願いするばその機能もすぐに立ち上げてくれます。
メガネのツルの部分のタッチバーでも操作できるのですが、音声操作もかなり便利で重宝しました。
また、AIがしっかり使えるというところで、写真を撮ってそのままその写真のなかに何が映っているか解析して、とここまでセットでお願いすることで画像解析の結果なども教えてくれます。
かなり正確にいろいろなことを教えてくれるので、本当にわからないことがあれば気軽に撮影して、それをそのまま聞くみたいなフローがスムーズで感触良いです。
この解析能力はかなり高いので、通常のチャット機能だけではなく、自作アプリとかでも便利さが火を吹きそう。
写真/動画撮影
ちょっとずつ触れていましたが、写真や動画の撮影にも対応しています。
AIチャットから写真を撮ってとお願いしたり、メガネのレンズ付近のボタンを押したり、複数の方法で撮影可能です。
撮れる画角としては装着時の左側にカメラが付いていて、そこから撮影できて、今自分が見ている景色をすぐに撮影できるといった仕様。

POVと呼ばれるような視点で撮影ができますし、ハンズフリーで撮れるのも新しい体験だと思います。


写真については4K3:4、4K9:16、3K4:3の撮影に対応しており、縦向きと横向きの撮影が可能。
動画については最大3K30FPSの撮影をすることができます。
動画録画は最大10分まで撮影可能です。
また、本体のストレージ容量は32GBあるので、写真も動画もそれなりに撮ることができると思います。
ちなみに撮影に関しては景色自体を撮影することもできますし、さらにそこに自分が見えている映像を重ね合わせたような映像を撮影することもできるので、自分が見ている景色を簡単に共有もできる仕様です。

リアルタイム翻訳

89言語対応のリアルタイム翻訳・字幕表示というところでかなり多様な範囲の言語のカバーをしています。
まずリアルタイム翻訳に関してですが、これは言語選択を選択することで、自分の視界に翻訳された文章が浮かび上がると言ったような仕様。
自動検出の機能もあります。
また、ネットの接続ができていないときはローカルで保存した翻訳機能によって対応する機能までありました。
お互いRokid AI スマートグラスを装着した状態であれば、互いの言語がわからなくても話すことができるという、近未来技術が導入されたアニメ漫画の世界観がそのままやってくるのかもしれません。
やはりこの辺りはかなり期待している人も多い印象で、実際に使ってみてもらった知人や、以前お会いした視聴者さんでもこの機能に特に注目しているといった声が特徴的でした。
外国語を普段聞かなくてはならない環境にいる人には役にたつ製品かもしれません。
ナビゲーション

Googleマップをベースにした公道ルートを元に、目の前にカーナビのような情報が目の前に浮かび、行き先を表示してくれます。
目的地や到着までの時間、簡易的なマップなど、これまでスマホを見ていたような情報が下を向く必要なく使えるようになりました。
歩きスマホがなくなるというのは便利ですね。
安全性の面や実際にどのように歩けば良いのかわかりやすいという点でも有用性があると思います。
現状運転中のナビはあまり推奨されていないようで、ナビゲーションのアプリ起動時に警告文章が出てきました。
基本は徒歩向けのようです。
音声録音

音声については会議メモという機能のところで扱われていて、音声の録音や文字起こしなどに対応しています。
これによっていつでもどこでもメモをとって、その情報をあとからテキストで振り返ることができるでしょう。
データについては音声とAIによる文字起こしに対応し、さらには要約まで行うことができます。
AIボイスレコーダー的な役割までこれでこなすことが可能です。
Rokid AI スマートグラスの良かったポイント
ここからは特にRokid AI スマートグラスの気に入ったポイントについてレビューしていきたいと思います。
AIのサポートがこれまでとは桁外れ

すべてはここに集約されていると言っても良いでしょう。
明らかにAIに関連した備え付けの機能がこれまでと段違いです。
既存の製品でもAIによるサポートというのはあったのですが、それはあくまでスマホが起動しているときだけ。
そうなると使用感としては、メガネをかけつつもAIに話しかけるような機能を使う場合はいちいちスマホ起動から始めなくてはいけなくて、これはめんどう。
しかも精度もそこまでよくなくて、一応回答が表示されるといった程度。
しかし、Rokid AI スマートグラスはスマホがスリープしていてもすぐに起動ができるうえ、ネットにも接続した精度の高い機能を使わせてくれます。
チャットに聞けばしっかりと精度の高い返答をしてくれますし、画像解析による正確な情報を伝えることも可能。
もちろん翻訳機能や音声の録音や字幕機能に文字起こしなど、さまざまな機能がスマホの起動をせず、グラス側だけで完結できます。
このスムーズさと精度というのは、ウェアラブル端末としては1つ完成というか正解の域にまで達したと思っていて、確実にこの製品の以降以前で格が変わるような品質をしていると感じました。
最近AIボイレコを身につけてアプリで録音やライブ翻訳ができる製品などもありますが、それもまるっとこのスマートグラスに置き換わってくるかもしれません。
現状まだ録音時間とか聞き取り精度で専用製品に劣る部分はあるかもしれませんが、発展途上でこのレベルと考えると末恐ろしいです。
開発にも対応している

これは現代の技術と絡みあうところですが、開発にも対応しているのもすごいところ。
ベースがAndroidのようなので、それに準ずるアプリであれば開発して自分好みのアプリをインストールできます。
アプリ開発と聞くとエンジニアしかできない敷居の高い作業のように思えてしまいますが、現在はClaude CodeやCodexといった開発ツールが簡単に使えます。
このツールに「〇〇がしたいんだけど作って」と日本語で指示するだけでアプリが簡単に開発可能。
そのため、Rokid AI スマートグラスで何か作りたいアプリとかやりたい操作があれば、自分で作ってしまえるというのもおもしろいしさらに魅力を引き上げるポイントです。
Rokid AI スマートグラスの気になるポイント
素晴らしい性能があるRokid AI スマートグラスですが気になるポイントについても共有しておきます。
あたりまえだけど若干視界が悪くなる

誤差レベルなのであえて言及するのもどうかくらいではあるのですが、やはりレンズにディスプレイがあるというところで、若干視認性は何もかけない状態よりは悪くなると感じました。
日常的にかけることができるレベルとしつつも、例えばしっかりディスプレイを見てデスクワークをするとか、何かを集中して見て楽しむとなったとき、内臓ディスプレイのちょっとした反射というか、構造上どうしようもない映りみたいなのがちょっと気になります。
とはいえ、透過できるような作りになっているのにも関わらず、この程度で見え方による影響がすんでいることをもっと褒めた方が良い気もしているので、ここは一応知っておくべきというか押さえておけばOKくらいの粒度です。
バッテリー性能はこれからに期待
バッテリー性能についてはなかなか難しいところがあると感じました。
ナビゲーションやAIの応答、翻訳などを使うと3時間程度でバッテリーがほぼなくなってしまうくらい。
公式でも撮影用途に使うと1時間程度でバッテリーがなくなってしまうともされています。
現状充電をせずに1日中使うには、低負荷の作業を任せるくらいでしか使えず、しっかりと使っていくにはやや心許ない性能となっています。
とはいえ、無線化を実現してるのに本体重量は49g。
普通のメガネと見間違うほど軽いのに、しっかりバッテリーを積んでいることを褒めるべきかもしれません。
次回作などでバッテリーがさらに強化されるともっと日常的に使えるグラスになっていくでしょう。

今公式サイトから購入すると充電のオプション製品が付属するようです。
描写は若干滲む
かなり良く見えるのですが、緑色の描写が輝度を調整しても若干滲むような見え方をしている気がしてしまいます。
もちろん読めるレベルではあるのですが、ちょっとぼやっとしてしまう感じ。
体感の話になってしまいますが、シンプルな描写性能ではEven G2の方がくっきりと見えたように感じます。
視認性を求めるのであればEven G2、機能性を求めるのであればRokid AI スマートグラスという棲み分けになる気がしました。
Rokid AI スマートグラスがおすすめな人
仕事効率化や生活改善の新たな可能性を体験したい人
ついに使えるレベルが登場したということが本当に驚きです。
これまでAIスマートグラスとか、AI機能付きARグラスのアプリなどを使ってきたことはありますが、どれも実用的かと言われると、技術の進歩を確認できたくらいの感動。
それがついに、いつでも話しかければ反応してくれて、写真も動画も翻訳も担当。
もっと言えば写真を撮ればその認識や解説までしてくれる。
それぞれの機能の精度が明らかにこれまでの表示できるだけの精度を超えていて、実用に足るレベルの精度となっています。
これを常に身につけることであらたな生活改善が見込めるレベルの革新が起こるのは間違いないといったところ。
シンプルに既存機能でいつでもAIチャットやライブ翻訳機能を使うのはもちろん、アプリ自作まで視野に入れれば明らかにこれまでと違った生活を遅れるようになると思います。
新しい可能性を模索していきたい人には特におすすめです。
まとめ
ついに実用レベルのAIグラスが登場したというところで、この手のウェアラブル端末に革新が起きそうです。
常に身につけられる、そして使えるというのは想像以上にとんでもないアドバンテージなので、使いこなすかどうかで仕事や生活の効率化が変わってくる気がします。
現在一般販売が始まったので、気になる人はチェックしてみてください。




















