AirPods Proに乗り換えてしばらく経ちますが、WF-1000XM4自体は売却せずに持っていました。
しかし、あまりにも使わないので売りにだそうと考えています。
今回は完全に移行すると意を決したことや使わなくなった理由などについて話していきます。
使わなくなった要因
自分の用途にAirPods Proが馴染みすぎていたというのが結論にはなりますが、理由を挙げるとすれば下記。
- マルチポイントが足らない
- イヤホンが取り出しにくい
- ノイキャンが負けてる
- 外音取り込みがAirPods Proの方が自然
- 音質は重視してない
複数台のマルチポイントが快適すぎる
WF-1000XM4も昨年冬にマルチポイントに対応し、アップデートをすまして体験してみたところ、かなり快適なマルチポイントでした。
なんだったらAirPods Proよりも切り替えが早くて快適なくらい。
ですが、このマルチポイント対応デバイスは2台のみ。
日頃iPhone、iPad×2、MacBookと複数デバイスを使う僕にとって、マルチポイントが2台なのは少し痛い。
正直AirPods Proの方が接続の切り替えについては遅いのですが、目を瞑ってでも選ぶだけの快適さがあるのが実態。
イヤホンの取り出しやすさが重要
AirPods Proを使い続けてわかったのが、イヤホンの取り出しやすさが他の機種と比べても圧倒的だということ。
いろいろなイヤホンを持ってはいるのですが、AirPods Proはイヤホンを取り出して耳に装着するまでの動線が出来上がってます。
まず、取り出すとき。
ケースが適度な角度まで上がるので、問題なくイヤホンをつまむことができます。
そして次につまむイヤホンの形。
イヤホン上部がボコッと大きめな形をしていることと、ツルッとした見た目をしているものの、意外と滑りにくいことから、そこそこ掴みやすい。
立ちながら、歩きながらでも、ポロっと手から落ちてしまうことも少なく(たまに落としてしまうが、、、)高確率でしっかりとつまむことができます。
最後に装着するまでではありますが、出したイヤホンがそのまま持っている手と同じ側、そして手首の角度を変えることなく耳に装着することができる。
例えばSOUNDPEATSのイヤホンはイヤホンが反対に収納されているので、とりだしてからくるっと回す必要があります。
抜いてからそのまま耳に入れることができないので、使いにくさを感じました。
取り出してそのまま装着までスムーズに行えるというのが当たり前のようで当たり前ではないので、その点でもAirPods Proが優秀なことに気づきました。
WF-1000XM4の場合は、つまむための場所が少なく、ケースから出そうとするときつまみにくいです。
そのため指先にけっこうな力を入れないと上手く取り出すことができません。
また、取り出せた後も、絶妙に滑りやすい素材で持っているうちにどっかに行ってしまうのではないかという不安感も常にありました。
ノイキャンが正義
WF-1000XM4のノイキャンも強いと思っていましたが、ノイキャンはAirPods Proの方が上。
比べてみると静寂を作り出してくれるのはAirPods Pro。
雑音や生活音をかなりのレベルで消してくれるので、外で集中したいときにはAirPods Proが欠かせません。
AirPods Proを耳栓代わりに使っているほどで、集中したいときは音楽を聞いていなくてもとりあえずつけているときがあるほどです。
WF-1000XM4も弱くはないノイキャンですが、音楽を聞くために必要なノイキャンという感じで、AirPods Proよりは弱め。
正直AirPods Proは音質にちょっと干渉しているほど強いのではないか?と思わなくもないのですが、そうだとしても強いノイキャンが僕は欲しかったので問題なし。
音質求める人の場合はWF-1000XM4のノイキャンの方が良いと思います。
外音取り込みが優秀
以前はWF-1000XM4の方が外音取り込みいいかも?とも思っていたのですが、使っているうちにAirPods Proの自然な取り込み方の方が上であるように感じるようになりました。
AirPods Proは聞いている音をより原音に忠実な音で聞かせてくれるし、大きさについても違和感がありません。
これまでイヤホンをしたままでは会計などはしたことなかったのですが、コンビニの会計くらいであればAirPods Proをしたまま外音取り込みのモードにして済ましてしまう機会が増えました。
WF-1000XM4の方も悪くないのですが、若干味付けされたような音で、自然さを意識するのであればAirPods Proの方が聞き馴染みやすいように感じます。
音質はそこまで重要ではない
音質に関してはやはりWF-1000XM4の方が上です。
AirPods Proよりもクリアに解像感高く聞くことができるので、音楽をイヤホンでより楽しみたい人にとってはWF-1000XM4の方が今の段階でも良いと思います。
ただ、僕はイヤホンに音質はあまり求めておらず、音質よりも機能性を重視しがちです。
音質ではなく機能性を求めるとき、気になるポイントはマルチポイントとノイズキャンセリング。
自分の使い方では複数のガジェットを用途によって使い分け、移動時や作業中の集中をノイズキャンセリングで確保する。
この用途が多いため、マルチペアリングではなくマルチポイントの方が使い勝手が良いし、ノイズキャンセリングもできるだけ強力な方が良い。
その条件をクリアしているのはWF-1000XM4ではなくAirPods Proというわけです。
音質は良いので取っておいたのですが、ちゃんと聞こうと思うとヘッドホンで聞いてしまうし、最近どんな場面でもAirPods Proを持っていきがちなので、本当に出番がなくなってしまいました。
初めて買ったハイエンドイヤホンなのでかなり思い出がたくさんあるのですが、使っていないよりは誰かに使ってもらった方が良いきがするので、意を決して売りに出そうと思います。
まとめ
とりあえずWF-1000XM4は確実に売りますが、良いイヤホンなので新作出たらコソッと買ってる可能性が十分にあります、、、
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