ES-8とDD-500をMIDI接続してパッチを切り替える方法

ES-8を購入してはや2年。なんだか難しそうでずっと避けていたMIDI。

コロナの影響もあり自粛の期間も長いのでせっかくだから腰を据えて勉強しようということで、以前からやってみたかったES-8とDD-500のMIDI接続。

最初はさっぱりでしたが、一度できてしまえばその後はスムーズに設定できるので一緒にやっていきましょう!

何をするのか

今回行うことは「ES-8でMIDI制御をし、DD-500のバンクを操作する」ことです。

具体体には

  • ES-8:1ループを押す→DD-500:1ーA呼び出し
  • ES-8:2ループを押す→DD-500:1ーB呼び出し

接続方法

まずは接続方法からです。

ここからの流れは

  • ES-8から信号を送って
  • DD-500が信号を受け取り
  • 指示された音色を鳴らす

この手順になっていくので

  • ES-8はMIDI OUT(送信側)
  • DD-500はMIDI IN(受信側)

となります。

MIDIの設定

MIDIの設定の大まかな流れとして決めなくてはならないものがあります。

  • MIDIチャンネル
  • CC(コントロールチェンジ)
  • PC(プログラムチェンジ)

これらを設定することで、好きなパッチを呼び出したり即座に切り替える、細かい音色設定を行うことができます。

CCやPCについて説明した記事があるので、用語がわからない方は確認してみてください。

設定方法(ES-8)

保存したいプリセットとバンクで待機

  • EDIT
  • Patch
  • Patch MIDI1
  • Chの設定
  • LSB/MSBの設定
  • PCの設定
  • CCの設定
  • WRITEを押して保存画面へ

接続準備(DD-500)

DD-500では確認することが2つあります。

1つはChの確認。この番号が違うとES-8が反応してくれないので確実に確認しておきましょう。

今回はCh1に設定します。

確認の方法は

  • EDIT
  • MIDI
  • Ch1になっているか確認


もう1つの確認事項はPCの確認です。

PCはどのディレイが何バンクのAなのかBなのかみたいに、設定したいプログラムを特定するために必要な指示です。

今回は1ーAと1ーBのPCを調べていきます。

確認方法は

  • EDIT
  • MIDI PC MAP
  • 番号確認

確認してみると1ーAは、1ーBはでした。

ES-8側ではPCを1と2の設定を入力していきます。

実際にやってみる

DD-500の確認事項は事前に確認しておいてください。

それではES-8の設定をやっていきます。

  • 保存したいプリセットとバンクで準備


  • EDIT


  • Patch


  • Patch MIDI1


  • Chの設定
  • LSB/MSBの設定
  • PCの設定

ここは手順4つが1つの画面にまとまっています。

ChはDD-500の準備で1と設定したのでここでも1としておきましょう。

LSB/MSBはこのままで大丈夫です。

PCは1に設定しておきます。

  • CCを設定

CCが80と出ていますが、この80番がもつ指示の意味は「踏んだときスイッチをオンにする」です。

踏んだらDD-500のディレイを起動したいのでCCは80となります。


  • WRITEを押して保存画面へ

まとめ

正直最初覚えるまでとか理解するまでは難しいんですけど、分かってしまえばとても便利でした!

エフェクターを使うぐらいのMIDIであれば本来はそんなに難しい理論も必要なく、聞けば「なるほど」とすぐわかる程度の話が多いです。

今後もなるべくわかりやすくES-8のMIDI機能については使いながら解説していけたらと思っています。

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