プログラムスイッチャーはあったほうが断然快適。その理由とか。

バンドを始めるとエフェクターが増える。これは必然の現象。

ということで、ある程度エフェクターが増えてきた人はスイッチャーの導入をどうすうのか考えるのではないでしょうか。

結論から言うと、「あったほうが断然楽」です。

エフェクターをそこそこ持っているのであれば自信を持って後悔のない買い物だと言えるくらい快適な動作環境が待っています。

メリット

まずは良い点から考えていきます。

ざっとまとめるとこんな感じ。


  • エフェクターの管理がめちゃくちゃ楽に
  • 音痩せを防ぐ


エフェクターの管理がめちゃくちゃ楽に

リードとかだと特に多いと思うんですけど、サビからのソロでブースター+ディレイ+フェイザーを一瞬で切り替えなくては!とかありません?

スイッチャーないときの僕は素早く3つ片足で押したり、かかとで立って両足同時押ししたりと、機材がない分人力で頑張っていました。

たぶんスイッチャーない場合はこんな経験を通して今スイッチャーの購入を検討しているのではないでしょうか。

まさにこの問題が解決されます。

スイッチャーを買えば大変な一瞬での複数切り替えも事前にプログラムしておけば一瞬で3個でも5個でも10個でもエフェクターを同時につけることや切り替えることができます。

この際に注意しなければいけないのは買うスイッチャーはプログラムスイッチャーであること。

似た形でループスイッチャーがあるのですが、これは機能が大幅に違うので要注意です。

詳しくはこの記事で。

音痩せを防ぐ

エフェクターは何個も繋ぐと音が痩せると言われています。

痩せるとはどんなことかと言うと、音の解像度が下がる、荒くなるとでも思っておけばいいと思います。

基本的には電気信号なので接続が長くなればなるほど、ギターからの信号が小さく細くなってしまいます。

結果、微弱な信号を無理に大きく出力するので、荒いおとや解像度の低い音となります。

本題に戻りますが、スイッチャーを使うとこの問題を解決できます。それはなぜか。

スイッチャーの場合、使ってないないエフェクターは全く通っていないことになっているから。

どういうことかはこの画像を見てみましょう。

まずスイッチャーがない場合とはどんな状況なのかというと、このように全てのエフェクターを通っている状態です。

一方、プログラムスイッチャーでは、このようにオフにしている状態だとギターからアンプまで何もエフェクターが通っていない設定にもできます。

プログラムスイッチャーについては、ループのスイッチをオンにした分だけつないでいるエフェクターを経由するイメージです。

使用しているエフェクターのみを通れるのが魅力ですね。

デメリット

メリットを紹介したのでデメリットも。


  • システムが複雑になる
  • ボードが重くなる
  • 導入費が高い


システムが複雑になる

スイッチャーを買っていない人のなかには複雑になるボードを嫌っているいる人も中にはいると思います。

確かに最近のスイッチャーはいろんなことができます。むしろできすぎるかもしれないぐらいです。

正直そんな機能一生使わないのでは?みたいな機能もありますし、マニュアルも分厚い。全部理解するのはすごく骨が折れます。

ただ全部覚えないと使えないわけではないので、自分にあったペースで自分に必要なところだけでも使えるようになればいいと思います。

ボードが重くなる

移動が筋トレ。

むしろ重さにボードが耐えられなくて、ボードの金具が壊れたりします。

正直スイッチャーそこそこ重量あるので、けっこう重量感変わるかと。

身軽に運搬したい人は導入検討したほうがいいかもしれません。

導入費が高い

最近はループ数の少ないものであればだいぶ価格が抑えられてきました。

とはいえ5ループくらいの最初に欲しいあたりのループ数であっても2万~くらいはしてくると思います。

エフェクター1台分よりは高くついてしまうので、要検討。

まとめ

悩んでいるなら買ったほうがいいくらい、買ってしまえば快適な生活が待っているのは間違い無いです。

ただ費用や重量、システムの複雑化などの問題があるので、それぞれのスタイルに合わせて検討していくのが大切になると思います。

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