純正のMagic Keyboardは気になるけど高い、、、
発売当初から高いと感じていましたが、値上げの煽りを受け、さらに価格が上がってしまって軽い気持ちでは手が出しにくガジェットになってしまいました、、、
そんなMagic Keyboardを試してみたいけど高くて手が出せない!と思っている人におすすめしたいのがGOOJODOQのスマートキーボード!
Magic Keyboardが発売から年数が経ち、2023年現在、サードパーティ製もかなりの進化を遂げています!
純正にかなり近い見た目や性能をしていて、侮れない製品に仕上がっています。
GOOJODOQ/wireless keyboard case
総合評価
価格を考えれば十分満足!だけど純正と比べるとちょっと物足りないと感じるところも。
- 価格が純正の3分の1程度
- バックライトが見ていて楽しい
- トラックパッドの感度良好
- 打鍵感がイマイチ
- 傾斜があと一息
- クリックの範囲が下部のみ
- 純正より重い
特徴
- マグネットフローティングキーボード設計
- 7色のバックライト付きBluetoothキーボード
- iPadOSのジェスチャーに対応するトラックパッド
- iPad Pro 11(4/3/2/1)、iPad Air4/5 、iPad 10.9インチ対応
- iPad Pro 12.9インチ用もあり
純正に比べて安い!
純正の値段が11インチのモデルで44800円。
一方でこのGOOJODOQのMagic Keyboardは定価14800円。
なんと定価の3分の1程度!
この価格差はかなり圧倒的で、純正ではないGOOJODOQのMagic Keyboardを買う理由になると思います。
Magic Keyboard自体はかなり魅力的な製品であるものの、やはりネックとなるのは価格。
発売当時は純正以外の選択肢がなく、どんなに高くても純正を購入するしかなかったですが、今となっては純正の半分以下の値段でかなり近い性能を使うことができるのは素晴らしい。
純正にそっくりな見た目
デザインが純正にかなり似ている上に、カバーの質感も似ていて、純正に近い印象です。
見た目の違いとしては、GOOJODOQはカバー表面にヒンジが浮き出ているところ。
純正はヒンジがカバーから浮き出ていないので、ここに関しては純正の方がスマート。
他の純正と違う点は、スマートコネクターの接続ではなく、USB-Cの給電口と電源ボタンがついています。
正直カバーを閉じた状態だとそこまで大きな違和感を感じることはないくらい似ていると感じました。
バックライトは結構好き
純正との差別化として大きく違うのは、7色に光るバックライトがついているということ!
色の変更や調整はキーボードにライト専用のボタンがついていて、押すことで明るさを3段階調節することや色を即時変更することが可能。
バックライトの調整がショートカットとかだと忘れがちなので、ボタン1つでサッと調整できるのは簡単で良い点だと感じました。
トラックパッドの感度良好!
トラックパッドの感度もなかなか良好です。
ポインターもサクサク動くし、思い通りに動かすことができます。
ジェスチャーについてもかなり感度良く反応してくれるので、webページのスクロールも快適。
アプリ切り替えもストレスなくヌルヌル動きます。
タッチでタップにも対応しているので、強く押し込まなくてもいいのも快適です。
さすがMagic Keyboardといったところで、以前購入した折りたたみキーボードのトラックパッドは感度がもの凄く良い、という感じではなかったので、純正にかなり近いレベルで使用することができるトラックパッドにはかなり感動しました。
Bluetooth接続
このキーボードはスマートコネクターでの接続ではなく、Bluetooth接続となっています。
接続自体は簡単で、iPadを近づければすぐに接続をすることができました。
また、Bluetooth接続ということで、使うことは少ないかもしれませんが、iPad以外のガジェットにも接続可能。
試しにiPhoneに繋げてみましたが、問題なく使用することができました。
スマートコネクターではない分、トラックパッドの感度とかに影響でもあるのか?と思っていたのですがそれほどでもなかったことを考えると、iPad以外のガジェットとも繋げることができるBluetooth接続は純正にはない良さとも捉えることができそうです。
打鍵感は微妙
価格などを考えれば概ね満足していますが、純正と比べて気になるところとして1番に感じるのは打鍵感。
打鍵感に関しては純正の方が圧倒的に打ちやすいです。
GOOJODOQのMagic Keyboardはものすごい悪いというわけではないですが、微妙にキーが浮いているような感覚で、打ち心地が軽く、ペチペチとしたような感じ。
打鍵感自体は3000円くらいの折りたたみキーボードに似ているように感じてしまいました。
ケース一体型として、底面の部分がしっかりしているので、折りたたみよりは安定感がありますが、キーの押し込み具合が少し気になります。
これに関してはバックライトを搭載しているというところで、少し浮かせないとライトが見えないというところもあるのかもしれません。
ライトのカッコよさと打鍵感はトレードオフなのかもしれません。
ヒンジの傾斜がもう一息
ヒンジの傾斜は純正の方が倒れ込みます。
GOOJODOQのMagic Keyboardは微妙に倒れ込みが浅く、若干画面が見えにくい場面も。
顔との距離や視線の兼ね合いで少しの差で見えやすさがかなり変わる場合もあるので、もう少し倒れるとより良いと感じます。
とはいえ、純正との傾斜の差もかなり小さく、さらに傾斜が欲しいというのはわがままなのかもしれません。
クリックは下部のみ
ここはちょっと使いにくいポイント。
クリックはトラックパッドの下部のみです。
純正は全面対応しているので、どこで押し込もうとしても対応して、快適なトラックパッドを使うことができるのですが、GOOJODOQでは一部分のみ。
個人的な困る場面としてはテキストをコピーするときの範囲選択で、この場合はよくクリックしたポイントから押し込み続けて範囲選択をすることが多いので、クリックの対応箇所が制限されていると若干使いにくさを感じてします。
純正より重い
これは純正にも共通する問題なのですが、Magic Keyboardというガジェットは重いんです。
そしてこのGOOJDOQも例にもれず重いです。
さらに言ってしまえば純正よりも重い、、、
純正のMagic Keyboardの重量が約600gなのに対して、GOOJODOQのスマートキーボードは970g。
iPadと合計してしまえばPC並みの重さに。
軽く軽快であることがiPadの強みですが、こんなに重いとPC持ってけば良いのでは?となりかねないのが難しいところ。
自分で持ち運んでしまえば数字ほど重さを感じないのですが、計ってしまうの感じてしまう重さ。
純正と比べて
格差を考えればかなり満足のいく作りになっていると感じました。
トラックパッドは快適だし、バックライトはついているし、純正にはない機能や純正に近いところまできているところが多かったです。
しかし、しょうがないことではありますが純正と比べると物足りないところがあるのもたしか。
デザインであれば、ヒンジ部分を純正は目立たないようにしようとしているのに対し、GOOJODOQは浮き出てしまっている。
キーボードの打鍵感は純正が圧倒的、スマートコネクターではないので本体の充電の手間があるなど、おおよそ追いついているものの、細かな点で純正の方が使いやすい点や後少し改善してほしいところが見られました。
とはいえ価格差が3倍あるので、ここまでを要求するのは酷なのかもしれません。
ですが、1万円以上するキーボードは純正の値段が異常なだけで、普通に考えると高級の部類。
デザインや機能性も純正ほどとはいかなくてももう少し使いやすさが上がってもいいかもしればいと感じました。
まとめ
気になるところももちろんありますが、それ以上に純正の半額以下でこの精度のガジェットが発売されるようになったという感動のほうが大きいです。
純正も高飛車に構えているとサードパーティ製に追い越されてしまうのでは?と感じさせられる良いキーボードでした!