自分の健康状態を可視化するためにスマートウォッチの購入を検討している人も多いと思います。
睡眠時のログや1日の歩数など、日々の生活・運動習慣を手軽に知ることができたら健康改善に繋がるでしょう。
そんな健康管理に最適なスマートウォッチとしておすすめしたいのが「HUAWEI WATCH GT 6」。
最大21日間持つバッテリー性能でつけっぱなしでログを取ることを実現しつつ、睡眠や運動を精緻にトラッキング可能。
今回はそんなHUAWEI WATCH GT 6を実際に使ってみてよかったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。
提供:華為技術日本株式会社
HUAWEI WATCH GT 6の特徴

- 最大約21日使えるロングバッテリー
- 屋外でも見やすい高輝度AMOLED
- 41mmと46mmの2サイズ展開
- 新TruSenseで健康データ精度向上
- GPS精度が高く運動記録が安定
- 多彩なスポーツモードに対応
- iOSとAndroidの両方で使える
- 普段使いしやすい洗練デザイン
- 価格33,880円
特徴は最大21日間使えるロングバッテリーと精細な測定ができるヘルスケア機能。
バッテリーについてはApple Watchやピクセルウォッチが1~2日しか使えないなか、最大21日間、ハードに使っても10日間は使えるのが非常に優秀。
健康管理を目的に使おうとした場合、常に身につけられてトラッキングの隙間がないことが重要だと思うので、このロングバッテリーは健康管理においてはなくてはならない性能だと言えます。
運動の検知については自動の検知はもちろん、自分で多彩な運動項目を設定してトラッキングすることもできるので幅広い対応力があります。
日常使いしやすい高級感のあるデザインも魅力で、常に身につけておくスマートウォッチとしては有力な選択肢と言えるでしょう。
他モデルとの違い

| HUAWEI WATCH GT 6 Pro | HUAWEI WATCH GT 6 | HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | |
|---|---|---|---|
| ゴルフ機能 | 高度な機能に対応 | 基本機能に対応 | 高度な機能に対応 |
| ダイビング | ◯ | – | ◯ |
| トレイルラン | ◯ | – | ◯ |
| バッテリー | 最大21日間 | 最大21日間 | 約10日間 |
| 価格 | 50,380円 | 33,880円 | 39,380円 |
HUAWEI WATCH GT 6 には純粋な上位モデルのHUAWEI WATCH GT 6 Proと近い機種としては別モデルでHUAWEI WATCH FIT 4 Proがあります。
これらのウォッチと比べたときに何が違うのかというと高度なゴルフ機能やダイビングなどのアクティビティに対応しているかどうかというところ。
上位モデルになるとより精緻な情報や過酷なアクティビティにも対応するので、それらのアクティビティを日頃から行う人は上位モデルがおすすめです。
バッテリー性能についてはHUAWEI WATCH GT 6 ProとHUAWEI WATCH GT 6では変わりがないので、シンプルにトラッキングができる幅に変化があったといった程度。
ゴルフでとにかく正確な情報は不要、ダイビングやトレイルランなどの過酷なアクティビティをしない人はHUAWEI WATCH GT 6で良さそうです。
HUAWEI WATCH GT 6のできること
多機能に使えるHUAWEI WATCH GT 6でできることについて紹介していきます。
アプリ一覧
本体には多様なアプリが入っています。
数が多いのでざっくりな紹介になりますが、後ほど詳細に見ていくワークアウト系の機能や睡眠測定といったヘルスケア関係はもちろん、日常使用に役立つ便利なアプリが最初から搭載。
天気の確認や電卓、ライト、アラーム、スマホ捜索機能など、生活を快適にするアプリが一通り入っている印象です。
それぞれのアプリのUIなどもかなり使いやすく整っているので、何を使っても満足度高く使用ができるでしょう。
ワークアウトのトラッキング

スマートウォッチといえばワークアウト機能だと思いますが、こちらも充実のラインナップ。
なんと100種類以上のワークアウトに対応しており、定番のランニングやウォーキングはもちろん、ヨガ・ゴルフ・登山・スキーなど、強度や環境さまざまなアクティビティに対応しています。
自動検知機能もあり、勝手に測定を始めてくれる機能もついています。
僕はランニングやサイクリングをしてみたのですが、特に設定をすることもなく、自動で検知が始まって記録しておいてくれました。

さらには自分が走ったコースや距離も勝手に記録をしておいてくれるので、後でどれくらいどこを走ったのか振り返りやすいです。
睡眠測定

これも特に設定はなく、毎日着けて寝ておけば買ってに測定してくれます。
睡眠のトラッキング精度はかなりの高さなので、睡眠を管理したい人は特におすすめ。
寝付けなかった日の寝付けなかった時間はもちろん、昼間うっかり昼寝してしまった睡眠までしっかり観測されています。
かなり正確に見られているので自分の睡眠時間とかリズムとかを正確に振り返ることができるでしょう。
ゴルフ機能

HUAWEIのスマートウォッチの魅力としてはゴルフ機能が挙げられるでしょう。
日本国内のほぼすべてのゴルフ場に対応し、グリーンまでの距離や風速、デジタルスコアカードなどの機能を使えます。
上位モデルのProになるとさらにグリーンの傾斜や方向、高低差補正などの機能が開放されるようです。
手元で細かな数値を管理したい人にはおすすめの機能となっています。
通知・返信

各種通知も手元で受け取ることができます。
メールやラインなどの通知はしっかりと管理ができるので、リマインダーのように使うこともできるでしょう。
Androidであればラインのクイック返信が可能です。
HUAWEI WATCH GT 6の良かったポイント
ここからはHUAWEI WATCH GT 6を使って良かったポイントについてまとめていきます。
ヘルスケア周りは文句なし
さすがHUAWEIといったところで、健康管理については文句のつけようがありません。
睡眠のログはちょっとした昼寝レベルでも検知されていて、詳細を通り越してすべて把握されていて怖いほど。
なかなか寝付けなかった日もしっかり寝付けなかった時間まで観測されています。
運動のトラッキングについても自動検知でしかも自転車なのかランニングなのかも勝手に判断してくれているのでログを取るという点では全自動的な感じで非常に便利。
しかもどこを走ったかについても自動で記録されています。
肝心のログを取ったあとのデータ活用についてもアプリが見やすくいつでも健康状態を確認しやすいような仕様に。
1日の運動状況、睡眠観測、その他もろもろの健康管理はこれ1台で本当に問題がないと言えるレベルで満足です。
ロングバッテリーで快適
性能として打ち出しているだけあり、さすがのロングバッテリー。
最大21日間、ハードに使って10日間というところで、僕の使用環境だと10日ちょっとくらいでしたがそれでも十分。
Apple Watchを使っている身からすると毎日充電しなくて良いというところと、睡眠時につけていても余裕でバッテリーが持つというのが安心すぎます。
ログを取るという意味ではこのバッテリー持ちは魅力的。
HUAWEI WATCH GT 6の気になるポイント
良かったポイントも多いHUAWEI WATCH GT 6ですが、気になるポイントについても共有します。
制限を感じるポイントが多い
大人の都合はあるのだと思うのですが、やはり制限の多さは気になるところ。
アプリを追加するといった拡張性が少ないのはもちろん、iPhoneとの連携はかなり悪く、ラインの返信ができないことや音楽を入れることもできないなど、できても良さそうなことができないのが痛い。
さらには電子決済も日本で使える機能はないようなので、スイカで改札を通るといったこともできず、日常使用面においてはかなり使いにくさが目立ちます。
もちろんヘルスケア関連は完成度が高いのですが、日常生活でも不便しないほどの機能という視点で見ると欠落しているポイントが大きめ。
僕はスイカをApple Watchで使っている関係上、この決済機能がないというのが痛手で、バッテリーやヘルスケアがいかに優れていてもメインでは使えないという結論に至っています。
HUAWEI WATCH GT 6がおすすめな人
健康管理に特化した高精度なスマートウォッチが欲しい人
健康管理に目を向ければ何も不満がないほどに問題なく使えるスマートウォッチです。
運動の自動検出はもちろん、自分で行う運動を選択してトラッキングをすることもできます。
ヘルスケアアプリも非常に見やすく、日々の健康管理が捗ること間違いなし。
スマートウォッチ自体も文句のつけようがないほどサクサク動くうえ、最大21日間動くロングバッテリーというところで健康管理目的で使った場合大きな不満を感じることがない最高峰のスマートウォッチと言えるでしょう。
気になるポイントとしてはやはり日常的な使い心地。
FeliCa(Suica・PASMO・iD・QUICPayなど)の決済機能には非対応なので、改札やコンビニでの電子マネー・交通系ICカード決済はできません。
他にも、音楽をウォッチのみのオフライン状態で聞こうとした場合、音楽ファイルを転送するといったかなりめんどくさい手間が発生してしまいます。
このあたりの日常使用にあると便利な機能に対応していないということで、なかなかメインの端末として選びづらい人がいるのも事実でしょう。
製品が良いだけに日常使用が快適になるソフトウェア面がどうにか改善できたら最高といったところ。
まとめ
健康管理用途最高峰のスマートウォッチのレビューでした。
気になる人は製品をチェックしてみてください。

















