待望の最新イヤホンであるWF-1000XM6の発売が決定し、連日盛り上がっていると思います。
そこでやはり話題になるのが、「音質が良くなったのか」というポイント。
ワイヤレスイヤホンであれば、というか数多くの音響機器において論点になるのは音質の良し悪しだと思います。
しかし、僕はワイヤレスイヤホン選びにおいて、音質だけではメインにするかどうかは決めていません。
イヤホンとして音質が重要であることは否定しませんが、音質だけよければ良いというわけでもないのが現代のワイヤレスイヤホン事情だと感じています。
そこで今回は僕がメイン機をAirPods Pro 3にしている理由や常用するワイヤレスイヤホンに求めることなどについてまとめていきます。
AirPods Pro 3がずっとメイン機な理由
では僕がAirPods Pro 3、もっと遡るとAirPods Pro 2からメインのイヤホンはAirPods Proを使い続け、すでに4年ほどメインイヤホンの座を譲らない理由についてまとめていきます。
この数年で20種類以上はイヤホンを使ってきましたが、結果メインが変わることはなく不動のNo1を守り続けている理由は以下の通りです。
総合力の高さが魅力
僕のワイヤレスイヤホン選びにおいて、音質の良さだけが優先ではないという意識があります。
音質という性能1点ではなく、総合値で優秀なのかどうかの方が重要。
もはや現代のワイヤレスイヤホンは音楽を聞くだけにはとどまらず、ノイズキャンセリングの性能とか外音取り込みの自然さなど、聞く以外の要素も担えないと不便になってしまうレベルまで生活に根ざした製品になっていると思っています。
だからこそ、機能性の充実さを重視しています。
その点でAirPods Pro 3は機能性が非常に優秀です。
このあといろいろと熱弁していきますが、ノイズキャンセリングの強さやマルチポイントのスムーズさなどの機能性の高さと充実具合は他メーカーを圧倒していると思っています。
Apple製品間での使い心地という制約は入りますが、機能性の充実具合の総合力が1番高いと感じているからこそ不動のメインを張っています。
音質も良いと感じている
僕はAirPods Pro 3の音質も良いと感じています。
AirPods Pro 3になり、2時点から低音の量感が増え、より深みと迫力のある音質になったと感じました。
全体通してみても迫力を感じられる音の厚みとかしっかりと聞こえるギターのバッキング、耳に刺さらずに心地よく聞こえる高音など、不快感なく音に没入できるレベルはあると感じています。
格安から高級までいろいろ聴いてきましたが、音の立体感とか厚みに関してはハイエンドの価格帯のイヤホンにもそこまで負けていないのではないかと思っています。
一方で、本当に音質重視のイヤホンと比べると音の解像感というか、クリアに聞こえつつも迫力を損なわない感じとか、もう1段階上の迫力みたいなところは差を感じるので、音質重視で選ぶのであれば別の選択肢があるとも感じました。
あと音質的な機能面でいうと、イコライジング機能がAirPods Pro 3にはないのは明確なデメリット。
一応アクセシビリティかなんかでちょっと似たような機能は使えるのですが、自由に操作できるというわけではないし、純然たるイコライジングではないのでひとまず無視します。
やはり別メーカーの多くのイヤホンは精密にイコライジングが可能になっていて、デフォルトの音の調整が好みではなくても、自分で調整することでさらに自分好みの音質にしていくことが可能です。
新発売のWF-1000XM6に関しても従来5バンドまでのEQ調整が10バンド調整まで可能になったということで、さらに自由度の高い調整ができるようになるでしょう。
音のカスタマイズ性というところでははっきりと負けています。
音質についていろいろ言われるが…
ここからは余談ですが、音質の良さとはなんなのでしょうか。
みなさんからも意見が欲しいと思っている長年の課題です。
音質についてはけっこう過激な意見が散見されるので、すごく難しいレビューだなと思っていつも表現に困っています。
僕はAirPods Pro 3の音も好きなのですが、レビューすると高い確率で「音悪いでしょ」といったコメントがつきます。
ですが、本当に音が悪いのでしょうか、そもそも良い音とはなんなのでしょうか。
僕としてももちろん、「ワイヤレスイヤホンとして」という前提で良い音としているつもりです。
スペックだけで話すのであれば、イヤホンよりは大きなヘッドホン、ヘッドホンよりスピーカーとなるはずなので、厚みがあって迫力のある音が聞きたいのであればライブに行くしかないのではないかと常々思っています。
また、良い音を聞き分けるには経験と才能が必要だとも感じています。
僕はイヤホンを聞いただけではなく、ギターも10年ほど弾いていて、未だにエフェクターを買ったりギターを買ったりするくらいには音楽とか音が好きです。
あと音作りについても長年ずっと悩んで、試行錯誤した時間はどれくらいかわかりません。
だからこそ、ある程度良い音の大枠については経験で理解しているつもりです。
しかし、それでも僕はまだ自分の耳に自信が持てないし、良い音とはなんだろうと思ってしまうほど。
あとは経験は一定数貯められていたとしても、音の知覚には才能という部分も関わっている気がします。
僕はギターの弾き始め、意味わからないくらい酷い音でライブをしたことがたくさんあるのですが、不思議なことにセッティング最中は「良い音に調整できた!」と自信を持っていたことすらあるわけです。
あとで聞いて酷い音を自覚するのですが、この音作りですがいつもきれいな音を作れる人もいれば僕のようにいつまで経っても上手くいかない人がいます。
これは経験で補える部分もあるとしつつ、どんな聞こえ方をしているとか、「良い」と感じる音への再現度みたいな天性の感度みたいなところも信じずにはいられません。
僕には天性の感度というものがないので、本当に精細な差というのを音においては見破れる自信がないです。
しかし、長年の経験から一般的な良し悪しとか音の傾向みたいなのはわかるつもりでいます。
だからこそ安易に「音が悪い」と言われるとモヤモヤしてしまいつつも、感性は人それぞれだからすべてが正しいと感じている自分もいてずっと葛藤状態です。
考えれば考えるほどドツボにハマるのが音質の良さなわけですが、ずっと定義とか要素を探し続けているといった話でした。
マルチポイントが優秀
話を戻してAirPods Pro 3の良さですが、マルチポイントが非常に優秀です。
マルチポイントとは機器間のスムーズな切り替え機能のことで、例えばiPhoneに接続中、iPadで動画を見始めたらiPadに音の接続が自動で切り替わるというシステム。
複数台のガジェットを持っている人には必須の機能と言えるでしょう。
このマルチポイントですが、有名メーカーのハイエンド機だとしても3台が上限の製品が多いのですが、AirPods Pro 3は(というかApple製のこの手のイヤホンは)接続台数がおそらく10台。
僕は今手持ちで接続しているのが、iPhone×2、MacBook Pro×1、iPad×3、Apple Watch×1の計7台で、ここまでは確認済み。
おそらくApple IDに紐づいている数だけ接続ができると思われるので、多分10台。
この接続台数の多さは異次元です。
そもそもこれはApple製品で身を固めているとか、複数台の製品を持っているという前提条件が入りますが、この条件に当てはまったとき、AirPods Pro 3以上に快適に使える製品はないと思っています。
僕はまさにこのなかに入っているので、もはやこのマルチポイント性能がないイヤホンが使えないという感じ。
iPhoneと接続して普段外で音楽を聞くのはもちろん、家に帰ったらMacBookと自動で接続して作業に移り、休憩でiPadを使うときはまた自動で切り替え、そしてランニングにいくときはApple Watchに繋げて音楽を聞くなど、すべての動線をスムーズに行うには必要不可欠です。
どう機器を選定してもiPhone、iPad、MacBook、Apple Watchの4種類は必要で、ここにさらに音質とかその他機能性まで乗ってくると、選択肢がないくらい。
常用する機器が2台くらいの人はあまり関係ない機能なのですが、メイン並みに使う機器が多い人にとってはいちいちイヤホンを繋ぎ直すのが本当に手間なので、このスムーズさは一度体験すると抜けられません。
ノイズキャンセリングが強い
AirPods Pro 3はノイズキャンセリング性能が強いです。
2から比べても2倍強くなったと言われて、かなり強力。(とはいえ2からの進化はイヤーチップとか本体形状の変化による遮音性能の強化が大きそうではあるけど)
2時点でも本当に強いノイズキャンセリング性能だと思っていて、これのおかげで外にいても騒音に悩まされることがなく、非常に快適に使えています。
音楽を聞くとき、音量を上げればもちろん周囲の音が聞こえないくらいの音で聞けますが、その分耳を酷使することに。
その点で、ノイズキャンセリングがあれば音量は上げずにより音に没頭できる魅力があると感じています。
また、シンプルにノイズを消してくれるだけでも効果を感じています。
僕は無音状態ではないとなかなか集中できないので、AirPods Pro 3は普段音楽を流さずに耳栓代わりに使うくらい愛用中です。
ノイズキャンセリング性能については発売以降ずっと評価が高い項目でもあるので、僕と同じく耳栓用途でも使うことを想定している人には間違いない機能でしょう。
外音取り込みが自然
音質には関係ないのですが、日常使いするならあると便利なのが外音取り込み。
イヤホンをつけながら外の音を聞く機能なのですが、この聞こえの精度がAirPods Pro 3は本当に良い。
もうつけていないのと変わらないくらいクリアに聞こえます。
これまでイヤホンを外さないと外音取り込み機能があっても正確には聞き取れないというかんじでしたが、AirPods Pro 3はつけていても外しているときのような自然さを実現。
Appleとしては補聴器的に使うことも想定に入れているので、今時点でも聞きやすいですが、今後はさらに聞こえやすい仕様に変わっていくと思います。
そうなってくると、もはやイヤホンをしていない方が聞こえにくいとったいった世界がくるかもしれないですね。
AirPods Pro 3がおすすめな人
Apple製品複数台持ちで、機能性重視のイヤホンが欲しい人
音質に特化するなら別のイヤホンでもっと高音質なものがあるでしょう。
複数台の機器を使い分けていないなら別の選択肢があるでしょう。
しかし、機能性を重視し、複数台のApple製品を使っている人にとってはこれ以上ないイヤホンだと思っています。
人は選ぶかと思いますが、総合力が非常に高い製品となっているので、Apple製品多めの環境の人は特に一度体験してみて欲しいイヤホンとなっています。
AirPods Pro 3は高くてちょっと…という人は、AirPods Pro 2もほぼほぼ変わらない性能をしているので、新作が出て中古価格が落ちている今は狙い目かもしれません。
まとめ
メイン機として使い続ける理由についてまとめてみました。
みなさんのメインのイヤホンやその理由はなんですか?
こだわりを教えてくれる人はぜひコメント欄で教えてください!





















