僕もiPad用でずっと愛用しているMajextandの新作が発売されました!
それがスマホ用スタンドの「Majextand S」。
薄型軽量なのにも関わらず、圧倒的な高さを出し角度調整ができるのが魅力なスタンド。
今回はそんなMajextand Sを実際に使ってみて良かったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。
提供:コペックジャパン
Majextand Sの特徴
- 重量56g、厚さ2.5mm
- 最大15cmの高さ調整
- 無段階の360°回転と角度調整
- マグネットを利用して簡単にスマホに取り付け
- MagSafeアクセサリーとシームレスに連携
- iPad minとの併用はやや厳しい(あくまでスマホ用)
- 現在MAKUAKEでクラファン中
- 価格6350円
特徴としてはマグネットを使用して簡単な着脱で圧倒的な機能性があるスタンドだというところ。
スマホを使っていてあると便利なのがスタンド機能。
ですが、高さは出るけど重いとか、軽いけど高さはないとか、何かと不便があるのがスタンド事情ではないでしょうか。
そんな悩みをピンポイントで解決してくれたのがこのMajextand Sです。
薄型軽量で持ち運びやすく、それでいて高さは十分。角度の調整も無段階に行えるので最適な位置を見つけられるでしょう。
さらにMagSafeのアクセサリー併用が可能なので、折りたたんでいるときは別アクセサリーを重ねて使う使い方で使用の幅はさらに広がります。
実は充電もそのまま可能なので、従来製品のように着脱をしないとワイヤレス充電ができないという手間もありません。
完成度の高い非常に洗練された製品だと言えます。
Majextand Mとの違いは?
類似製品としてMajextand Mという製品があります。
これは実際に僕がずっと使い続けている愛用品です。
Majextand SはMajextand Mの後継機なのかなとも思ったのですが、実態としては別モデルという感じでした。
Majextand Mについてもマグネットでの接着というのは同じなのですが、貼り付けに専用のシールが必要です。
僕は現在たまたまMOFTのSNAPケースというケースがシールなしでも併用できるのでなしで使っていますが、本来は専用シールを貼る必要があります。
そのため、シールを貼ることに抵抗がある人には向かない製品といえるでしょう。
ただ、ギミックや性能は十分で、iPadを支えられるだけの強度、無段階の高さ調節、薄型軽量のデザイン、これらの特徴から愛用者も多い印象です。
今回のMajextand Sはついにシール不要になって理想的な製品になったか?とも思ったのですが、ヒンジの強度がスマホ用に設計されているので、iPadで使うとちょっと心許ない感じになっています。
iPad miniであればケースの重量などを考えると使用できなくもないですが、安定感を考えるとやはりスマホ用なんだなという肌感です。
Majextand Sのデザイン
カラーについてはシルバー・スペースグレイ・ブラック・ローズゴールドの4種類。

既存のMajextand Mと同じだけのカラー展開があります。
本体は共通してメタリックな色合いになっていると言えるでしょう。
本体は真ん中が空いたデザインとなっていて、クリアケースであればスマホに印字されているロゴなどが見えます。

重量56g、厚さ2.5mmなので、重さや大きさは感じず、日常ではコンパクトに持ち運ぶことができました。
専用のケースも併売しているので、セットで使いたい人はあわせてチェックしてみてください。
気に入ったポイント
ここからはMajextand Sの気に入ったポイントについてレビューしていきます。
薄さ・軽さ・高さのバランス感
なんと言っても薄さ・軽さ・高さのバランス感が最高です。
これまで高さは出るけど重いとか、薄くて軽いけど高さは出ないとか、「こちらは良いけど、別が良くない…」みたいなメリットデメリットのトレードオフを強要されてきたように思います。
そんな課題だらけのなか、ようやく登場したのがMajextand S。
薄く軽いので普段からスマホに装着していても気にならず、しかも広げれば高さも十分。

競合としてはMOFTの7変化スタンドがあると思うのですが、こちらは重量が89.5g、厚さ6.9 mmとなっているので、圧倒的にMajextand Sがサイズ感では勝っているという感じ。

これまで重たいスタンドを使うくらいならというところで7変化スタンドを使っていた人も多いと思うのですが、高さや角度の自由度はそのままに乗り換えができるかもしれません。
MagSafeの併用ができる
薄く軽く高さが出せるという、スタンド機能だけでもかなり優秀なのですが、さらにありがたいのがMagSafeとの連携。
なんと背面は何もつけられないわけではなく、MagSafeの製品の併用が可能です。

スタンドとしては優秀でもリング的な使い方はできないみたいな課題も一瞬感じたのですが、別の製品を装着することでこの課題も解決です。
他にはそのままMagSafeの製品が付けられるという利点を活かして、カーマウント系の製品につけても便利だと思いますし、デスク用のガジェットなんかにつけてもよいかもしれません。
取り外しをしなくてもMagSafeのアイテムがいろいろ使えることで、着脱の煩わしさがなく利便性を大幅に拡張できるのは大きな魅力です。
ワイレス充電が可能
実は装着したままのワイヤレス充電も可能です。
MagSafeがくっつくくらいまでは「できそう」みたいな感覚でしたが、アルミボディで厚みもそこそこ、しかもケースではないアクセサリーでワイヤレス充電対応なのはかなり驚き。

この仕様めちゃくちゃ便利で、僕がアクセサリー何使うか考えるとき、やはりどれくらい着脱しなくてはいけないか、とかも考えてしまうわけです。
何かする度にいちいち外さなければならないことが確定していればしているほど、使おうとは思えないのですが、Majextand Sはワイヤレス充電にも対応しているので、日常使用においてあえて外さなければならない状況が極端に減るのではないでしょうか。
気になったポイント
魅力的なポイントも多いMajextand Sですが、気になったポイントについても共有します。
手持ち性能はない
これはスタンド機能が優秀なのでしょうがないところかもしれませんが、手持ちの機能はありません。
僕としてはスマホを持つときにリング的なアクセサリーがないとちょっと不安定さを感じて怖いので、不格好でも中途半端でも良いからなにかしらあると嬉しいタイプ。
現在メインで使用中のアクセサリーのMOFTのスタンドも、不完全ながら指を通せるような仕様なので、これで安定性を確保しています。
ちょっと指が通せるようなギミックがあればなお良かったと思いました。
ヒンジの増し締めができない
現在は特に困ってないのですが、今後長期使用したときのヒンジのへたりが気になります。
スマホリングとかであるあるだと思うのですが、最初は良かったけどだんだんヒンジが弱くなってしまうあの状況。
Majextand Sに関しては増し締めできるネジがないような設計なので、仮に弱くなったとしてもなおすことができません。
どれくらい保つのかわからないのですが、何かあったとき不安だなという感じです。
iPadでの使用は厳しめ
iPadとの併用を期待していた人も多いと思うのですが、実情としてはけっこう厳しいと思っています。

もちろん他のYouTuberさんが上げている動画でiPadをサムネにするくらい大きく取り上げている人もいますが、メインの用途としてはやはりスマホ。
iPadは重量オーバーといったところです。
くっつきはしたのですが、角度調整に機敏に対応するほど固定が強いわけでもないので、自由度はスマホに比べるとかなり下がると思いました。
できなくはないけど、あえて使うほどのクオリティでもない感じ。
iPad用に似たような仕様で使いたいならMOFTの7変化スタンドの方が磁力が強くて安定します。
そもそもiPad用ではないので期待するのが筋違いですが、残念ながらMajextand Mの上位互換のような設計にはなりませんでした。
まとめ
スタイリッシュなスタンドのレビューでした。
スマホスタンド探している人にはかなりおすすめしたいクオリティの高さです!
気になる人はMAKUAKEにてチェックしてみてください。