スポーツ・ヘルスケア用なら最高峰「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」|ゴルフ用・登山用のコスパモデル探している人はこれが最適解?|おすすめ・レビュー

5月末に新発表された新型製品があります。

それがHUAWEIの「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」。

旧モデルから大幅な進化を遂げた、スマートウォッチ市場でも非常に評価の高い新作ウォッチです。

製品発表のイベントから参加してこの製品を追っているのですが、メーカーとしても気合いがうかがえる製品となっています。

今回はHUAWEI WATCH FIT 4 Proを実際に使ってみてわかった良かったポイントや気になったポイントについてまとめていきます。

メリット!
デメリット…
  • 幅広いアクティビティ対応
  • 薄型・軽量で装着性が抜群
  • 価格と性能のバランスが良い

  • iPhoneとの相性が弱い
  • 決済機能がない
  • 一部の用途がニッチ
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HUAWEI(ファーウェイ)

提供:華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの特徴

  • 薄型軽量で頑丈なボディ
  • 3000nitsの明るさ
  • 100種類以上のアクティビティに対応
  • 新たに搭載された気圧計
  • GPSデータのやり取りが可能
  • 等高線マップのフルカラー表示
  • 心電図(ECG)測定と24時間健康管理
  • 約10日間のロングバッテリー
  • 価格39,380円(実売もう少し安い)

5月末に発表があり、新発売した最新モデル。

旧型のHUAWEI WATCH FIT 3を使っていたのですが、確実な変化をもたらした進化モデルです。

HUAWEI WATCH FIT 3時点でもかなりクオリティの高いスマートウォッチだと思っていたのですが、HUAWEI WATCH FIT 4 Proではこれまで以上にアクティブな用途でも使えるうえに、さらに精緻なログが取れるようになりました。

デザイン性も秀逸で、UIまで使いやすく、文句なしに使い勝手の良いバランスのとれた良スマートウォッチです!

他モデルとの違い

気になるところとしては旧モデルのHUAWEI WATCH FIT 3や下位モデルのHUAWEI WATCH FIT 4との違いではないでしょうか。

公式が比較を出してくれていたので、こちらを見ながら比較していきます。

まずHUAWEI WATCH FIT 3との違いとしては最大輝度と対応の機能が大幅に増えたというところ。

気圧計の搭載や40mのダイビング可能、ゴルフナビゲーションなどはHUAWEI WATCH FIT 3にはなく、HUAWEI WATCH FIT 4 Proならではの機能となっています。

よりハードなアクティビティを楽しむ予定の人は新作のHUAWEI WATCH FIT 4 Proがおすすめです。

次にHUAWEI WATCH FIT 4との差ですが、これは概ねゴルフ機能の差と言えるのではないでしょうか。

もちろん細かく見れば差はあるのですが、完全に対応の有無で差があるのがゴルフ。

ゴルフウォッチが特化しすぎて敬遠していた人にとって、幅広くさまざまなアクティビティに対応できるHUAWEI WATCH FIT 4 Proが最適解となるかもしれません。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proのデザイン

カラーについてはバンドの色を選択可能です。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの場合はブラック・ブルー・グリーンの3色です。

バンドの色によって本体カラーも微妙に変化していました。

僕が今回使っているのはブラックのカラーのモデルになります。

ディスプレイは1.82インチの有機ELディスプレイ。鮮明かつ高輝度で表示されています。

厚さが約9.3mmで重量が約30.4g。

非常に薄く感じますし、重量30gは体感かなり軽量です。ずっとつけていても違和感なく装着できると思います。

側面にはボタンが2つついています。

背面はApple Watchと似たような形状。

以前のモデルではピンを合わせるようなタイプの充電器でしたが、今回からはApple Watchのような形状の充電器に。かなり使いやすくなりました。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proの機能

ここからはHUAWEI WATCH FIT 4 Proの機能について紹介していきます。

ゴルフ用の機能が多彩

製品発表のイベントに参加したときに特に力を入れて説明をしていたのがゴルフの機能。

これはゴルフ経験のない自分からみてもかなり充実の機能なように感じました。

データを読み込むことで手首でホールのマップを表示できるようで、その対応幅も国内9割以上のホールを網羅しているとか。

公式には15,000以上のコースデータベースがあると書かれていますね。

その他にもデジタルスコアとか、かなり使い勝手が良さそうな機能多数。

マリンスポーツにも対応

ダイビング40m対応はさすがに驚きです。

防水カメラとかでも15mとか、潜れても20mが多いなかで無装備40mは脱帽。

ダイビング専用の機能もあるようなので、これも活躍しそう。

ダイバーにはダイバー専用の時計がありそうですが、ごくまれにダイビングをする機会がある、みたいな場合にも軽く対応できるくらいの力があるというのは安心感があるのではないでしょうか。

また、ダイビングができるくらいなので防水性はもちろん強力で、マリンスポーツにも問題なく使用できます。

登山に最適

ここもイベントでかなり強調されていたポイント。

旧モデルからの進化として気圧計が導入されたとのこと。

この気圧計の導入によって、位置の高低差なども正確に把握できるようになったようです。

また、オフラインの環境だったとしても事前に地図をダウンロードしておくことによって精緻に位置の把握ができます。

トレイルランニングのようなアクティビティを楽しむ人にとって強い味方になるでしょう。

多様なフィットネス機能

上記が特に今回HUAWEI WATCH FIT 4 Proとして特徴的なポイントになりますが、特殊なアクティビティだけではなく、一般的なワークアウトにももちろん対応しています。

ランニングやウォーキングをはじめ、スイミング、自転車など、多種多様な項目が設定可能です。

自分の活動にあわせて選ぶことでより精緻なトラッキングができるでしょう。

ツールにも幅広く対応

スポーツへの対応だけではなく、通知や音楽、リモートシャッターなど、様々な機能を使うことができます。

簡単な操作であればスマートウォッチから操作が完了できるので、日常のちょっとした作業が快適になるかもしれません。

ヘルスケアアプリから簡単確認

これまで計測してきたログは専用のヘルスケアアプリから確認可能です。

睡眠のログなどもここで見られます。(睡眠は装着していれば勝手にログが取れている)

他にも食事の内容を記入する機能もあり、その日の消費カロリーを計算してくれる機能なども搭載。

本体からある程度設定や確認もできますが、ヘルスケアアプリを活用することでより簡単に、そして見やすく確認ができるでしょう。

月額課金が必要ですが、HUAWEI限定のヘルスケアのコンテンツも用意されているようなので、さらに生活を整えてみたい人はこちらを契約してみるとさらに健康に気をつかった生活を目指せるかもしれません。

気に入ったポイント

ここからは実際にHUAWEI WATCH FIT 4 Proを使ったみて気に入ったポイントについてまとめます。

使いやすさときれいさが圧倒的

めちゃくちゃあたりまえのところなんですけど、UIは見やすく、タッチは快適に動作、そしてディスプレイがきれい。

本当に特筆すべきことでもないかもしれませんが、あたりまえのポイントがしっかりクオリティが高いのが嬉しいところでした。

動作がもっさりしているとか、思ったほど画面が綺麗ではない、ログの見方や使い方がわかりにくいとなると、使う手が遠のいてしまいます。

毎日つけるウェアラブルデバイスだからこそ、このあたりの機能でもなく前提のようなスペックの部分が非常に重要だと感じました。

その点で、HUAWEI WATCH FIT 4 Proはディスプレイは有機ELディスプレイというところで非常に鮮やかできれい、そして画面は思い通りにスムーズに動いてくれます。

本体からログを見るのもスマホから見るのもわかりやすいですし、計測もしやすい。

スマートウォッチにそこまで詳しくない初心者でも安心して使える1台だと思います。

ハードなアクティビティにも対応

初心者にも使いやすいようなUIとか操作感である一方で、できる機能性は正直異次元レベルでハイクオリティ。

オフラインだとしても事前に地図をインポートすることで見ることができますし、精緻に位置を把握も可能です。

単体での40mダイビングにも対応しているので、水中での使用にもこまりません。

このように、ダイビングを含むハードなマリンスポーツはもちろん、舗装されていない自然の道を走るアウトドアスポーツであるトレイルランニングなどにも対応する幅の広さがあります。

オフラインとか水にも圧倒的に強いというのはなかなか少ないと思うので、ハードなアクティビティを趣味としつつ、そのログの計測や効率化を図りたいと考えていた人にはうってつけのガジェットではないでしょうか。

価格と性能のバランスが嬉しい

マリンスポーツや登山といったアクティビティだけではなく、ゴルフに対応しているのもかなり大きなポイントだと思います。

旧型やHUAWEI WATCH FIT 4ではゴルフへの対応はありません。

というかそもそもゴルフはゴルフ専用のゴルフウォッチというジャンルが存在するような分野で、これまでヘルスケア系のスマートウォッチとも一線を画すジャンルだと思っていました。

しかし今回のHUAWEI WATCH FIT 4 Proではゴルフにも対応しています。

どれほどの精度なのかが僕自身ゴルフをしないので検証ができていないのですが、機能があるというだけでもありがたく感じる場面もあるのではないでしょうか。

そしてゴルフウォッチの相場は意外と高く、有名メーカーのそれなりのモデルを買おうとすると5万円ほど。

この実態を考えると、ヘルスケアやスポーツがメインとは言え、3万円台でゴルフ機能もついたウィッチが買えるのはかなり魅力なのではないでしょう。

それでなくても、ここまでUIが整っていてデザイン的にも重量的にも非常に使いやすいスマートウォッチがこの価格で使用ができるのであれば一向の価値はあると感じています。

気になったポイント

魅力的なポイントが多いHUAWEI WATCH FIT 4 Proですが、気になったポイントについても共有します。

iPhoneとの連携はいまひとつ

ここは旧型の3から変わらないポイントですが、正直iPhoneとは相性は良いとは言えないと感じています。

例えば通知の機能ですが、iPhoneデフォルトのアプリは個別に通知のON/OFFを切り替えられますが、Google Calendarなどのサードパーティ製のアプリは一括でONかOFFかを選ぶしかありません。

個別の切り替えができないので微妙に不便です。

他には単体での音楽再生もAndroidのみ対応で、iPhoneでは再生にスマホ必須。

ランニング中に音楽が聞きたいiPhoneユーザーにとってはかなり痛い仕様です。

決済機能はない

スポーツやヘルスケアに特化しているからと言ってしまえばしょうがないのですが、決済機能がありません。

マリンスポーツやトレイルランニングといった強度の高いアクティビティにも対応しているというか、そんな用途で使うのであれば確かに決済機能は必要ない機能であるとも言えます。

しかし、全員が全員スマートウォッチが壊れてしまうような強度の高いアクティビティをするわけではないと思いますし、日常的に使用したい人も多いはず。

というか使った体感ものすごく感触が良いので、アクティビティがない日も普通に使えるウォッチとして活躍して欲しいくらい。

しかし、現状決済機能がないので、特定の人にはこのポイントだけで使用ができないといった人もいるでしょう。

僕自身、Apple Watchでの決済に頼った生活をしているので、決済機能がないというところでメイン使用はできないのが現状です。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proがおすすめな人

様々な運動・健康のログを高精度かつ簡単にとりたい人

魅力はやはりスポーツ・ヘルスケアのログを正確に取得できつつ、使いやすさやデザイン性といったところも問題ないところ。

HUAWEIの製品というだけあって、製品自体のクオリティが非常に高く、ディスプレイはきれいだし、操作はなめらか。

運動のログに関しても高精度で取れるにも関わらず本体やスマホからわかりやすいUIで簡単に管理ができます。

HUAWEI WATCH FIT 4 Proからは対応できる環境が向上したことによって、マリンスポーツやトレイルランニングといったハードなアクティビティにも耐えうる性能です。

日常生活のログというよりは運動のログを意識的に取りたい人には間違いないスマートウォッチだと思います。

また、個人的にちょっと良いのではと感じているのはゴルフ関連の機能。

意外とゴルフウォッチは買おうとすると高く、しっかりしたメーカーの製品を買おうとすると5万くらいしそうなイメージです。

そんななかHUAWEI WATCH FIT 4 Proはゴルフの機能もかなり充実したおかげで実用に耐えうるクオリティとか機能があるそう。

これまで価格でゴルフウォッチを諦めていた方には実はおすすめの1台となるかもしれません。

僕自身がゴルフをしないので検討違いなことを言っていたら申し訳ないのですが、ゴルフをする友達がこの機能を見てかなり盛り上がっていましたし、イベントではプロゴルファーの方の使用レビューもあったので、ある程度は確実に使えるのだと思います。

まとめ

スマートウォッチ市場ではかなり強いHUAWEIの新型スマートウォッチでした。

これからも市場を牽引していく、そんな気概を見せる進化や性能を感じる1台です。

気になった人はチェックしてみてください!

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HUAWEI(ファーウェイ)

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