【初VR】META QUEST 3S使ってみたけど…|ARグラスとの違いや日常でどう使う?

ARグラスについてはひたすら発信し続け、それこそXREALのアンバサダーになるほどなわけですが、実はVRにはふれてきていません。

これまでゲームの体験とかアミューズメントパークで遊ぶみたいなことはちょこちょこあったのですが、本腰入れて使ってみる経験はなし。

そんな僕ですが、ついにVRデビューを果たしました!手に入れたのは有名なVRデバイスである「META QUEST 3S」。

目の前に現実ではあり得ないような様子が広がり感動の映像体験ができるVRですが、実際使ってみた感想としてはなかなか使い道に苦戦しています。

今回はMETA QUEST 3Sを使ってみてどう活用するべきなのかの相談とARグラスとの違いあたりを皆さんと一緒に話しながらまとめていきたいと思います。

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提供:VR-ROCK

META QUEST 3Sの特徴

  • Meta Quest 3と同じSnapdragon XR2 Gen 2搭載
  • フルカラーパススルーに対応
  • コントローラー採用で直感的で精密な操作が可能
  • 2024年10月15日発売
  • 128GB: 48,400円(税込) 256GB:64,900円(税込)

Meta Quest 3の廉価モデルとして発売されたMETA QUEST 3S。

センサーの精度などでMETA QUEST 3に遅れをとるところはあるものの、かなり近いレベルで上位モデルと同様な動作ができるうえ、Meta Quest 3から3万円ほど安く買えるというのが魅力でしょうか。

ざっくり調べてみましたが、「ひとまずVRを体験してみたい人にはまずこれでOK」みたいなレビューをしている人が多かったような印象です。

実際に自分が使ってみた感想としても、とりあえず体験してみたかったようなことはある程度不自由なく楽しめました。

また、そもそもMETA QUEST 3Sは単独で動くスタンドアローン機。

PCとの接続を必要とせず、META QUEST 3Sだけで使えるので、感覚としてはSwitchやPS5のようなゲームハードを買うような感じでしょうか。

そのため、ソフトをたくさん入れて遊びたいなら容量を増した方が良いという話ですが、価格を抑えたいならまずは128GBで様子見しても良いのかなと感じました。

上の価格帯にはMeta Quest 3やPICO 4 Ultraがありますがどちらも8万円を超える価格なので、とりあえず使ってみたいくらいであればMETA QUEST 3Sからでも良い気がしています。

使い道が見出せてない

ここからはVRの猛者たちにぜひとも相談させてください。

VR初心者の僕はMETA QUEST 3Sを使い道に悩んでいます。

お気に入りの使い方とかおすすめがあればぜひともコメント欄で教えてください。

作業:家にいるならモニター使いたい

僕は普段家でひたすらYouTubeの動画とかブログの記事とか書いているので、作業で使えると1番生活が変わるなと考えました。

しかし、これは思ったよりも生活馴染まず。

META QUEST 3Sはディスプレイリンクのような機能を使うことで、今自分が作業しているPCのディスプレイを映せるのですが、家に大きなモニターがあるのであれば、モニターを見た方が良いのではないかという結論。

ARグラスにも共通することですが、モニターがない場所でなら有用に使えますが、モニターが目の前にあるのにあえて使うという選択は僕はしないかな、というところ。

あとは単純に頭につけている重みを感じて余計に首が疲れてしまうので、長時間作業をする場合には厳しいと感じました。

解像度的にも体の負担的にも、まだ仮想ディスプレイは物理に勝てていないと感じています。

帰省とかならありかも

普段から家で常用するというのはなさそうに感じましたが、帰省などで普段のモニターが使えない場所などの場合であれば使用も検討できると思います。

複数枚のディスプレイが出せるのでモニターがない環境で活躍してくれそうです。

本当はモニターが使えないような外出先とかで使えれば良いのですが、さすがにカフェでMETA QUEST 3Sつけている人は明らかに変すぎるので、「モニターがない」かつ「人目が少ない場所」になると、帰省などの限られた状況で有用に使えるといった感じなのでしょうか。

ゲーム:VRすべきタイトルがあればOK

これはさすがの一言。

本当にVRの進歩を感じずにはいられないほど精細な映像が目の前に広がります。

冗談抜きでうっかり触ろうと手が出てしまうとか、リアルすぎて驚いて飛び跳ねてしまうとかあるレベルで映像がリアルです。

6DoFという動きにも対応しているので、歩けば歩いた分だけ映像が動きますし、立ったり座ったりすると視点の高さも変わります。

このように自分の動きにリンクして映像が動く体験は想像以上にリアルですし、それを実現させている映像のクオリティにも感動できることは間違いないです。

現在は進撃の巨人のゲームや現実世界に敵が出現するSAO風のゲームなど多数のゲームが実装されています。

かなりクオリティの高い世界が目の前に現れるので、このような体験がしたかった人にとっては唯一無二のゲームになるでしょう。

PCゲームと比べるとどうか

精密さみたいなところで比べてしまうとまだまだPCやSwitch・PS5などのゲームの方が上なのではないでしょうか。

もちろんVRゲームもかなり進歩しているのですが、ゲーム自体の面白さとかやり込み、映像の精密さでいうと、ユーザーが多いゲームの方がまだ優位な気がしてしまいます。

これからの技術の進歩によっていくらでも評価は変わると思いますが、2025年2月現在はまだPCゲームの方がクオリティが上だと考えます。

そうなると、立体的な動きで楽しめるゲームを「あえて」META QUEST 3Sでやりたいという人意外は、普通にPCでゲームをすることになるので、ハマらないなら使わないハードとなってしまいそうです。

エンタメ消費:VR映像ではないならモニター優位

目の前に映るディスプレイにYouTubeやNetflixなどを映して見るのも体験としては非常に新鮮。

とはいえ、2D作品はあえてMETA QUEST 3Sで見なくても良いかなというのが正直な感想。

家にいるなら平面の映像はモニターやテレビでも良い気がしました。

一方で、VR対応の映像とか3D映像というのはさすがのリアルさ。

VRChatの世界に入ってみたのですが、本当に自分がその世界にいるかのようなリアルさでいろんなところに行けて驚きしかありません。

最初に入ったのがサンリオピューロランドのワールドだったのですが、見覚えのある一本道からサンリオの建物が見える映像は本当に現地に行ったかのようなリアルさ。

でも周囲にいる人が人ではなくアバターなので、そこに非現実間があってリアルじゃないと気がつけるくらい。

VRChatについてまだ全然詳しくないのですが、VRChatというコンテンツを楽しみたいから買うというのも大きな理由になり得るくらい感動する使い方だと思います。

ですがやっぱり…

VRとなると切っても切り離せないのがアダルトな部分になるかと思います。

イメージビデオを始めいろいろなコンテンツが参入しています。

検証用に1本購入してみましたが、正直圧巻のクオリティ。

目の前にパッケージの人物がものすごくリアルに現れます。

ゲームのコンテンツや作業用途でのクオリティというのはまだまだこれからな部分がありますが、この分野であれば現状でも大いに楽しめるポテンシャルがあると感じました。

以前TikTokでクロちゃんがVRゴーグルに映る女優に目がけてダイブした結果壁に激突するシーンを見ましたが、ああなるのも頷けるくらいのリアリティがあると思います。

ARグラスとの違い

ARグラスとVRゴーグルは混同してしまいそうですが、大きく違う別製品です。

  • ARグラス:接続先の端末が必要。モバイルディスプレイのイメージ
  • VRゴーグル:単独で使用可能。SwitchやPS5のイメージ

このように考えると良いと思います。

ARグラスは軽量な代わりに1台ではなにもできません。

現状のARグラスはモバイルディスプレイ的な側面が大きいため、PCやiPadなどに接続する必要があります。

一方で、VRゴーグルは単独で動くので、PCとの接続は不要です。

PCの画面を表示させることはできますが、あくまで単独で動いていてPC画面が必要なら映す機能もあるよ、といったスタンス。

あとは重量についても大きな差があります。

ARグラスは単独使用できないというデメリットはあるものの、手の平サイズで軽量コンパクト。

VRゴーグルはかなり大きく人がいないところなら関係ないですが、外出中につけるというのは難しいサイズ感。

そのため、ARグラスは外出先での外作業で使用することも想定できますが、VRゴーグルは難しいといった違いもあります。

装着するときの課題

装着するときには2つの課題があるとも感じたので共有します。

映像酔いする

これはARグラスのときもあったのですが、VRの映像を見ていると僕は5分ほどで酔ってしまいました。

もともと1人称視点のゲームやジャイロの動きが苦手、これらの視点移動は1〜2分見ているだけで酔ってしまいます。

Apexもマイクラもスプラトゥーンも2分持たない体です。

僕がもともと極端に弱いというのはあるのですが、映像に慣れていかないとけっこうキツいものがあります。

酔いやすい人は無理をしないように気をつけてください。

視力問題

ARグラスにも共通する話ですが、普段眼鏡をしている人にとってこの手の機器には視力の問題がつきまといます。

眼鏡をかけたまま使うと言うわけにもいかず、では眼鏡を取るとぼやけてなにも見えない。

そこで使うのがインサートレンズです。

装着した状態

僕も視力が0.01ほどで眼鏡かコンタクトがないとぼんやりしすぎてなにも見えない状態なので、いつもVR-ROCKというメーカーのインサートレンズを使って視力問題を解決しています。

他のメーカーよりちょっと安い価格で購入できるのが特徴です。

普段コンタクトをしている人であれば箱に書いてある視力の数値、もし何もない人は病院やレンズ屋さんに行って自分の視度を調べてください。

その数値を元に発注をすると裸眼の状態でもレンズありで精細な映像を楽しめるようになります。

もし視力に不安がある方はインサートレンズも検討してみてください。

まとめ

初VRということでまだまだどのように使用するか困っている状態です。

おすすめの楽しみ方があればぜひとも教えていただければと思います。

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