【PITAKA】MagEZ Folio 2レビュー|iPad Pro(2024)対応の最新型は4種類の置き方ができる機能性にもデザイン性にも優れたケース

iPadは動画を見たり、ノートをとったり、生活や勉強など様々な場面で活躍してくれるガジェット。

このiPadを最大限活用するためにはアクセサリーの存在は必須。そして特に重要となるのがケースです。

ケースによって、動画視聴のしやすさやメモの取りやすさが大きく変わってきます。しかし、普通のケースではできることは限られ、使い方の多彩さというのはあまりない製品が多いです。

そこで今回おすすめしたいのが、PITAKA「MagEZ Folio 2」

一般的な3つ折りタイプのケースではなく、多彩な折り込み方によって縦横含めて4つの角度でiPadを設置できるようになる画期的なケースです。

さっそくiPad Pro(2024)に対応した、普通のケースとは一味違う便利なiPad用ケースをレビューしていきます。

メリット!
デメリット…
  • ペンシルホルダーを使わないとき収納しておける窪みがある
  • 4種類のアングル調整で使い勝手がよい
  • マグネット式のケースにしては軽量
  • 書くとき用の角度がちょっと高め
  • 側面の保護はない
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本記事はPITAKA様から製品をご提供いただき作成しています。

特徴

  • 縦向きにも横向きにも簡単に切り替えられる
  • 4つのアングルに対応
  • Apple Pencilを固定するマグネットストラップ
  • 軽量で持ち運びに便利
  • 保護性の高いプレミアムPUレザー

外観・デザイン

薄型でスタイリッシュなデザインのMagEZ Folio 2。

カラー展開はブルー・ブラック・ホワイトの3種類。今回はブラックを提供していただきました。

ケース正面と背面はPUレザーとなっていて、少しザラついた質感になっています。このザラつきによって手で持ったときに滑ることなく持てます。

正面にはこのケースの重要なポイントでもある折り込みための折り目が見えます。同じような機能があるMOFTのSnap フロートフォリオと比べると折り目の主張が強いです。

しかし、これはこれで不恰好になるわけでもなく、折り目がデザインとして取り入れられているように感じました。

右上隅にはPITAKAの刻印がうっすらと見えます。

背面は無地で特に折り目はありません。

カメラ部分に関しては絶妙な厚みを確保してあることによって、少し出っ張っているレンズが直接テーブルには触れないような機構になっています。

側面に関しては左側のみカバーを折りたたむために保護がありますが、上下右に関しては剥き出し。上下に関して言えばスピーカーが隠れないのは音質を担保できるメリットかもしれません。

中身はマイクロファイバー生地となっており、iPadを優しく保護できます。

iPad接着側の裏地にはペンシルホルダーの収納スペースあり。

これがかなり画期的で、ペンシルホルダーを使用しないときは内側に畳んでしまえます。ケース内側に窪みがあるので、内側に折り込んでも段差ができずに収納できるのが非常に優秀。

4種類のアングル

34度・53度・57度・62度の4種類の角度で設置が可能です。

34度・53度

ケースを外側に折り込んで使用。

4つの置き方の中で1番傾斜が緩い角度が34度で、書くときの角度として使えます。

一般的な3つ折りタイプのような安定感があるので、ペンシルで何かを書いているときにケースが潰れてしまうことはないでしょう。

反対側に設置すると53度の角度としても使用可能。

公式ではウェブサーフィン用として使用が最適と書かれています。

57度・62度

ケースを内側に折り込んで背面マグネットでくっついている状態。

動画視聴がしやすい角度で、ベーシックな使い方が期待できます。

この角度のときは画面を回転して縦置きで使用も可能です。

ケースの一辺が支えとなっているので、強度も十分。

多少の揺れでは倒れることがないくらい安定しています。

マグネット

マグネットは非常に強力。

iPad Proをつけた状態でカバーを持って空中にぶら下げても外れる気配がありません。

また、背面のマグネットはケース同士を接着するだけではなく、他の場所への貼り付けも可能。

家の冷蔵庫に貼り付けてみましたが、がっちり張り付いたので落ちることはなさそうでした。冷蔵庫が大丈夫だったので、学校や職場であればホワイトボードやデスクなどに貼り付けて使用することもできるでしょう。

一方で、デスクの天板が金属製の場合、ケースがいちいちくっついてしまうので注意が必要。

以前勤めていた学校のデスクが金属製だったため、背面マグネットのケースがいちいちくっついてしまってiPad Proを置くたびに剥がさなければいけない作業が発生したのはめんどくさかった記憶があります。

使ってみて良かったポイント

様々な魅力があるMagEZ Folio 2。気に入ったポイントがたくさんあるので紹介していきます!

ペンシルホルダーをしまえる

ケースの内側に凹みがあって、その中にペンシルホルダーを収納できるのが本当に気に入りました

今まで側面が見えているスタイリッシュなケースを使いたいと思っても、横のホルダーが気になって使えなかったというジレンマを解消してくれた最高の工夫です。

  • ホルダーで止められるタイプスタイリッシュでかっこいい。使ってみたい
  • でもホルダーで止めてるくらいだと、ペンシルが荷物のなかで落ちそうだから家に置いていく日があってもいいな
  • ペンシルないときホルダー余らせておくの気になるしかっこ悪い

みたいな理由で、1度このタイプのケースを使ったことがあるのですが、使わなくなってしまいました。

しかし、MagEZ Folio 2であれば内側に凹みがあり、ペンシルホルダーを使わないときはケースのなかにしまっておけます!

これ、中にしまっておけるのがかなり重要で、以前使用していたものに関しても外側であればくっつけておけました。

ですが、外側につけると外観が損なわれるのと、外側に織り込んだ分、iPadを平置きしたときに段差が生まれてしまってガタつきが生まれてしまうのがものすごく気になってしまいました。

その課題をケース内側に凹みをつくることで、外側からも見られないし、ガタつきの原因も解決しているのが本当に素晴らしい。最高。

4種類のアングル調整で多彩に使える

このケースの目玉の機能なので当たり前ではあるのですが、4段階の変化があると多彩な角度でiPadの調整ができて小回りが効きます

そのなかでも別ケースと差別化できるポイントはやはり縦置きできること

一般的なケースの場合、ケースを三角に3つ折りし、横置きするのが通常。角度調整ができないのはもちろん、縦置きなんてできません。

一方で、MagEZ Folio 2であれば縦横両方対応できるのは大きなメリット。

動画視聴をする分には横に置いて置ければ困る場面は少ないのですが、PCのサブモニター的に使用するときや資料を映し出して何かメモをするときなどは縦画面の方がはかどる場面があります。

僕の実際の経験で言うと、外出先でブログ記事や動画を制作するとき、資料を縦画面でiPadに映しながら制作すると、HPが縦画面なので横画面より情報量が多く助かる場面がありました。

また、横置きに関しても急激な傾斜がついているわけではなく、座ったときに見やすい傾斜で一安心。

僕が半年ほど前にiPad Pro第2世代用に買い換えたケースですが、横置きのときの傾斜が急すぎてディスプレイが不自然な角度でしか見れず、あまりの不快感に即座に買い替えてしまいました。

同じように見えてけっこう重要なのが横置きの角度なので、この角度についても自然な角度で見れるのはとてもありがたい。

角度としては53度・57度の2つの角度がありますが、どちらも自然に見られるので好みの方を選んで使用すればよいでしょう。

思っていたよりも軽量

マグネットで貼り付けるタイプのケースはこれまで何度か使用したことがあるのですが、どれもMagic Keyboardほどではないものの重みがあると感じていました。

これまでメインで使用していたのが3つ折りタイプのシンプルなケースだったので、これと比べるとどうしてもマグネットの分、重みが気になってしまうという、、、

ですが、MagEZ Folio 2は240g(公称値)と軽量。似たような系統の僕が所有しているMOFTのSnapフロートフォリオは367gなので、これと比べても100g以上軽いです。

もう1つ持っているマグネットケースに関してもMOFTと同等くらいの重さなので、MagEZ Folio 2がマグネットタイプなのに軽量であるということがわかると思います。

やはりiPadは軽快に持ち運べることがメリットなので、この軽快さを損なわない軽さに調整されているのは非常に魅力的に感じました。

使ってみて気になったポイント

よかったポイントもたくさんあったのですが、ここからは気になったポイントについてもまとめていきます。

書くときの角度としては高め

1番低い角度が34度なのですが、正直34度でも「書く」ことに関して不便さを感じました。

書く場合、個人的には15度くらいが好みです。低すぎても高すぎても書きにくいので、このあたりの高さが絶妙なんですよね。

これまで使用してきたiPad用のケースも15度の角度で、手首の負担もなく書きやすい角度でした。

34度の場合、書けないことはないものの、手首にかなり負担のかかる角度まで曲げなくてはなららないうえ、傾斜がキツいのでペンが滑りやすいなどの問題が発生します。

簡単なメモ程度であれば書いても負担は少ないですが、授業のノートを取ったり、思考整理のために大量にアイデアを書いたりなど、腰を据えてしっかりと書く行為に向かないと感じました。少なくとも僕は3分以上書くのであれば、このケースではなく15度の傾斜を作れるケースを使用します。

側面を保護できない

これはメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは人による気がするのですが、一応ふれておきます。

MagEZ Folio 2はスタイリッシュなデザインが特徴ですが、代わりにiPad側面の保護はできておらず剥き出しです。

はめ込み型のケースになると野暮ったさを感じてしまうので、どちらがよいかは用途によるのでなんとも言えないですが、iPadの保護を優先に考えている人にとっては不向きなケースであると言えます。

僕は頻繁にというほどではないですが、iPadを落としたり、リュックのなかへ雑に放りこんでしまったり、あまり自分の管理を自分で信用していないのでこれまで全方位を保護してくれるタイプのケースを使用していました。

性格上、全面保護の方がiPadを守れると考えての判断ですが、自己管理ができる人であればデザイン性に優れるMagEZ Folio 2のような側面の保護がないタイプでもいいのかもしれません。

まとめ

普通のケースではなく、折り込み式のケースには機能美を感じてかなり好みです。

MOFTも含めて書く角度がなんとか改善されたら完璧だと考えているので、あと一歩なんとか頑張ってもらいたい!

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