こんなカバーを待ってました!と言わざるを得ない、アイデアが最高のiPad用カバーがMOFTから発売されました。
折り紙から発想を得たと言われる、4つの使い方ができる多機能カバー「Snapフロートフォリオ」を紹介していきます!
※今回はiPad Pro 11インチサイズのケースについてのレビューになります。
フローティングモード1(高さ約7.8cm)
目玉でもあるモード。
なんとiPadの高さが7.8cmでます!
ケースを開いて少しおるだけで簡単に自立するスタンドに変わります。
正面から見るとかなりの高さがあり、目線をかなり上げることができるので、首や肩やの痛みを軽減することができます。
テキストを打つ場合、ある程度高さがある方が圧倒的に打ちやすいのですが、これまでは高さをだそうとすると専用のスタンドを持ち運ぶ必要があってめんどくさかったのですが、ケース一体型になることによってその悩みも解消することができました。
フローティングモード2(高さ約4.0cm)
フローティングモード2は高さが約4cmあるモードになります。
フローティングモード1と比べると2の方が安定感がある気がします。
1ときでも倒れるような心配はないのですが、2の方がよりどっしりとした安定感があるイメージ。
これから紹介するモードも含めて4つの中では1番安定感のある置き方になっています。
このモードがケースとしてのスタンダートなのかもしれません。
高さ的にもちょうどよく、動画を見るのもテキストを打つのも、どんなシュチュエーションでも活躍してくれそうです。
ランドスケープモード70°
いわゆる普通のカバーのときのスタンド型のような形として使えます。
このモードでは地面から離れるのではなく、接地した状態での使用です。
特殊な使い方だけではなく、いつも通りの使い方もできるのがありがたいポイント。
しかし70°が意外とクセ者で、普通のスタンド型と比べるとやや角度が急。
正面から見てみるとちょっと立ちすぎていて見づらさを感じます。
我慢できないこともないですが、このモード使うのであればフローティングモードの方が見やすいので、このモードは使わないかもしれません。
ランドスケープモード20°
これは先ほどのランドスケープモード70°と同じ手順で組み立て、寝かせて使います。
方向を変えることで2つの角度で使えるのもポイント。
アイデアに脱帽
なんといってもこのアイデアが凄すぎる!
今まで高さが出るケースというのは発売されていたものの、高さが出ることに特化していることからケースタイプではなく、スタンドとして販売されていることがほとんど。
けれどSnapフロートフォリオは高さとケースを両立することに成功しています!
折り紙から着想を得たと言われるこの発想には感動しかありません。
切れ込みが入っていることによって様々な形に変化し、そこにこれまでのMOFTの技術力が相まって、薄型なのに安定感のあるスタンドとしてもしっかり使うことができるように。
これはもう完全にアイデア勝ち。
かなり安定感がある
フローティングモード1が特にわかりやすいのですが、支えているのはケースの表面部分の厚みのみ。
正直「これで大丈夫か?」と不安になるほど薄い。
けれども絶妙な折り方であったり、素材の良さが重なって、安定感のあるスタンドへと変形しています。
他のモードに関しても折り紙機構を活かしながら、薄型と安定を両立させています。
そこまで重くない
機能が詰め込まれすぎていたので、このケースはMagic Keyboardのように重くなってしまうのではないか?と思っていたのですが、ケース自体はかなり軽量。
重さは366gということで、普通のケースとそこまで変わらないくらいの重さ。
従来のケースと重量がそこまで変わらないのも嬉しいポイント。
マグネットはそんなに強くない
強力なマグネットが付いているのは全体の3分の1程度。
半面を外して内側に差し込むことでフローティングモードやランドスケープモードに変形させるギミックがあるため、全てが強力というわけではありません。
もちろん変形してしまえば安定しているのですが、変形途中に想定されていない負荷がかかったり、手で支えきれなかったりするとけっこう簡単にiPadから外れてしまいます。
もう少しマグネットが強力だと切り替えのときが安心かもしれません。
若干書きにくい20°という角度
使ってみて感じたのは20°はちょっと書きにくいということ。
思っていたよりも角度が高く、手首が上がりすぎてしまって書くのには向いていません。
長時間書かないのであれば使えなくもないですが、勉強でノートを取るときなど、長時間の使用が予想される場合には向いていないと思います。
書くことがメインの人にとってはあまりおすすめできません。
側面は守れない
これはこのケースに限った話ではなく、マグネットで接着系のケース全てに言えることですが、側面までおおわれたタイプのケースではないので、側面は剥き出しです。
僕はめちゃくちゃ扱いが丁寧というほどでもないので、正直側面が守られてないと傷が不安です。
扱いが丁寧な人は大丈夫なのかもしれませんが、iPadを全面しっかり保護したい人にとっては向いていないケースだと思います。
まとめ
アイデアが凄すぎてデメリットは些細な問題。
この機構を試してみるだけでも絶対に価値があります!
コメントを残す