ガジェット界隈で日本発売を待望されていた「realme」というブランド。
2021年4月に全4機種のガジェットを抱え、日本上陸!
4機種の中でも特に気になっていたミニマルイヤホンのBuds Qをレビューします。
結論から言うと、この値段でこの性能出されるとこれからのイヤホン選びの基準がかなりブレる。
コスパ最高過ぎのイヤホンの詳細は下記へ。
realmeとは?
「若者と一緒に歩んでいく」というスローガンを掲げ、世界で急成長するスマートデバイスブランド。2021年4月、日本に上陸。
特徴
- 最大20時間駆動
- タッチコントロール搭載
- A4用紙より軽い本体
- 低音ブーストで重低音がパワフル
- ゲームモードで遅延激減
- エルメスの協力デザイナーである、巨匠ジョゼ・レヴィがデザイン
- IPX4の防水等級
スペック
カラー | ブラック/ホワイト |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
対応コーデック | AAC/SBC |
Bluetooth | ver.5.0 |
最大通信距離 | 約10m(見通し距離) |
バッテリー容量 | 【イヤホン】40mAh 【充電ケース】400mAh |
音楽再生時間【音量50%】 | 【イヤホンのみ】約4.5時間 【充電ケース】約20時間 |
充電時間 | 約2時間 |
入力【充電ケース】 | 5V/0.5A |
防水性能【イヤホン】 | IPX4 |
質量 | 【イヤホン単体】約3.6g 【充電ケース】約28.2g |
同梱物 | イヤホン本体×2(左右) 充電ケース×1 USBケーブル×1 ユーザーガイド(保証書付き) イヤーピース×3種類(S/M/L) |
ビビッと際立つイエローのUSB-Cケーブルがもらえるのが地味に嬉しい、、、!
カラー
タッチコントロール
ダブルタップ | 再生/一時停止、電話応答 |
トリプルタップ | 次の曲へ |
片側を長押し | 通話終了 |
両側を長押し | ゲームモード オン/オフ |
値段
- 3480円
若者と一緒に歩んでいくというスローガンが真実味を帯びるような優しい価格設定。
このくらいの値段で高品質&デザインの良いイヤホンを買えるのであればお買い得。
むしろコスパよすぎじゃないか?
音質について
低音ブーストが魅力として取り上げられているだけあって、このボディからは想像できないくらいの迫力のある音が聞こえてきます。
どこにそんな力を隠し持っていた!?と驚きます。
高音の成分も細かい所までしっかり聞こえるので、ギターのバッキングの音がはっきり聞こえてました。
一方で、低音ブーストがすぎるせいか、ベースを含めた低音が中心に鳴る楽器・音域がボワボワと曖昧な輪郭の音になっているように感じました。
ミニマルなサイズ感と迫力を両立させるための低音の強調だとは思うのですが、繊細に聞きたい場合は他のイヤホンを選んだほうがいいかもしれません。
勘違いして欲しくないのですが、音質が悪いとか、聞こえに関して満足度が低いとかは全くないです。
全体として綺麗に聞こえてきますし、違和感もありません。
ただ、音1つ1つにこだわりもって聞こうとする場合には別の選択肢もあるかもしれないと感じただけです。
普段使いなら全く問題なく使用できるレベル。
とにかく軽い
「軽い」
本当にこの一言に尽きます。
なんといっても本体重量約3.6gでA4用紙よりも軽い。
A4用紙って重さあったっけ?という感じなので、いかにイヤホンが軽いかがわかると思います。
ほぼ持ってる感覚ないくらい。
家で測ると3.8gと出てしまいましたが公式の重さと比べてもほぼ誤差。
装着感が最高
軽さも相まって素晴らしいのが装着感。
コンパクトなデザインということもあってスッポリと耳に収まる。
余計な飛び出しや不快な重みがなく、つけている感覚が消えるように感じました。
公式のページを見ると装着感に関しての紹介が見つからなかったけど、これはもっと推していいポイント。
デザインが秀逸
安いイヤホンの嫌なところとして挙げられることとして、「とにかくダサい」こと。
安っぽさが滲み出るモノってありますよね。
しかし、Buds Qはそんなことはなく、シンプルなデザインでダサさは感じられない。
それもそのはずで、デザインに関してはエルメスの協力デザイナーである、巨匠ジョゼ・レヴィが監修しています。
個人的に特に気に入っているポイントはイヤホンの内側。
全体的に黒を基調としたデザインとなっているのですが、イヤーピースの中を覗くとイメージカラーのイエローが見えます。
普通の状態だとイヤーピースに隠れてほんのりイエローくらいなのですが、めくってみると鮮やかな色が使われていました。
色の使い所が非常にオシャレでイヤホンとしての完成度が高い。
ケースは黒一色のカラーリングで、シンプルに「realme」の印字が見えるだけでした。
デザインはシンプルが無難にカッコいい。
あとパッケージもカッコいいです。
軽量なのに長時間駆動
A4サイズの軽さに対して、駆動時間が長いのが驚きのポイント。
ここまで軽くするということは、バッテリー性能を捨てているのかなと思いきやそんなことはなかった。
単体でも4.5時間駆動するということで、正直十分だと感じました。
夜行バスにでも乗らない限り、5時間以上も連続で聞いていることなんて稀なので心配なし。
ケースを使えば最大20時間駆動が可能なので、よっぽどのことがなければ1日で充電を使い切ることはなさそう。
充電方法はUSB-Cによる有線充電のみ。
この価格なのでQi充電未対応なのはご愛嬌。
IPX4の防水等級
防水性能までついてるのは本当にありがたい。
普通に生活していて想定されるレベルの水では故障に繋がらない安心感があっていいですね。
汗や雨は防いでくれるのでフィットネス目的の使用も推奨。
シャワーとかはつけたままは浴びないほうがいいです。
マルチペアリング非対応
残念ながらというか当然と言うかマルチペアリングには非対応。
使う機種決めたら1台運用が基本となります。
4000円の値段を考えれば当然の仕様だけど、なるべくなら欲しいところ。
再生デバイスが複数の人にとってはかなり痛手のデメリットだと思います。
ノイズキャンセリングはなし
当然ですが、ノイズキャンセリング機能はありません。
この価格なら当たり前ですね。
ノイズキャンセリングがないと再生時に違和感があるとかは特にないので、音が純粋に聞きたい人にとっては特別問題になることはないと思います。
一方で、耳栓代わりに使いたいとか、少しでも環境音を消したいといった人にはおすすめできません。
上位機種にノイズキャンセリング付きのイヤホンも販売しているので、そちらを試してみるといいかもしれません。
まとめ
値段を考えたら全てに満足がいくレベルの完成度。
もはや多くを望まないのであれば4000円でイヤホン問題が解決するということを理解してしまいました。
高級イヤホンには高級なりの理由がありますが、圧倒的なコスパの前に倒れるかもしれません、、、
今後realmeはさらに商品拡大していくと思うので他の商品への期待がこのイヤホンによって大きく高まりました。