トランスペアレント系のエフェクターはなぜ評価が高い?

最近気になっている「トランスペアレント」系のエフェクター について調べていこうと思います。

ここ最近聞くことの多くなった系統のエフェクターではないでしょうか?

最近自分自身、たくさん歪んでいる音よりも原音を意識したようなローゲインの歪みが好きになってきました。

クランチくらいの音でお洒落なコードをかき鳴らしたいですね!

トランスペアレント系オーバードライブとは

端的に表すと


  • 「アンプとギター本来の音を変えずに、ピッキングやボリューム操作で敏感に音を調節できるほどナチュラルな音」


だそうです。

アンプとギターの音が損なわれずに、原音をさらによく味付けできるというのはとてもメリットですね。

中音域や高音域にくせがあるエフェクターだと太くて歪んだアンプ・エフェクターらしい音が出せる一方で、設定によってはもっさりとした音作りになってしまうと思います。

現代の需要

このエフェクターが評価されるようになった背景には現代音楽の求める音作りの変化があると感じています。

10年前くらいの音楽シーンだとそれこそ完全感覚Dremerをリリースした頃のONE OK ROCKを筆頭に、歪んだギターに加えて疾走感のある楽曲が特に求められていたような印象があります。

しかし、現在はどうでしょうか?

個人的な印象としては、最近の楽曲は落ち着いた音作りでギターが主役というわけではなく、電子的なサウンドが楽曲の中核を担っているような楽曲や聞き流していて心地の良い優しい雰囲気の楽曲が多いのではないかと感じています。

このような背景を考えると、


  • 「ゴリゴリに歪んだ音よりも他の音と合わせることを前提に馴染みやすいサウンド」
  • 「アンプやギター本来のクリーン・クランチサウンドの音質が良い/調節がしやすい」


このような需要が高まってきたのではないでしょうか?

個人的にはギターが入っている楽曲で、サビで音の厚みが増して盛り上がっていくようなものが好きなのですが、最近楽曲を聞いている中には、すごく盛り上がる!と感じる曲の中にギターが入っていないものもたまにあります。

ギター、ベース、ドラムは基本的に揃っていないと厚みのある楽曲は作ることができないと思っていました。

しかし、最近の電子音源の進化や作曲方法の多様性が広がったことなどから基本構成が入っていないとしても厚みのある楽曲が制作できてきてるように思います。

このようにギター以外の音源が主役という場合が増えてきた中で、ギターに求められる能力が変わってきてるということなのかもしれません。

まとめ

時代によって求められる良い音が変わっていくことから、トランスペアレント系のエフェクターというのは時代に合った音なのかもしれません。

僕も今後おすすめのトランスペアレント系のエフェクターを試奏してみたいですね。

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