バンドをやっていくとだんだんとエフェクターが増えてくるのではないでしょうか?
1つ2つくらいなら持ち運びも運用も楽ですが、これが3つ4つと増えてくると普段使いも大変になってきます。
大量のエフェクターを管理したい!こう思ったときに活躍するのがスイッチャーです!
ですがスイッチャーには「プログラマブルスイッチャー」と「ループスイッチャー」の2種類があります。
正直区別がしづらく、どっちを購入すればいいのか、そもそも何が違うのかもわかりにくいですよね。
そこで今日はプログラマブルスイッチャーとループスイッチャーの違いについてまとめていきたいと思います。
スイッチャーのメーカーについてはこちらの記事を参考にしてください!
プログラマブルスイッチャー
スイッチャーと聞いて思い浮かべるのはこっちのスイッチャーなのではないでしょうか?
まずはできることをまとめていこうと思います。
- 一斉管理
- 設定保持
- 多機能
大きな特徴としてはこれらが挙げられます。
一斉管理
一番使いたい機能としてはこれになると思います。
ライブ中よくあるシュチュエーションとして
- 「ソロのときにオーバードライブとブースターとディレイをかけたい!」
- 「オーバードライブにフェイザーとディレイをかけて独特なサウンドを!」
などなど、、、
でも上のようなシュチュエーションの場合は一度に3つのエフェクターを押さなくてはいけません。
ここでこの問題を解決するのがプログラマブルスイッチャーなんです。
つまり、、、
一度に複数台のエフェクターをスイッチ1つで簡単に管理する
これがプログラムスイッチャーの大きな特徴だといえます。
このプログラムの機能によって、スイッチャーのループ数に応じて一度に2つでも3つでも4つでもと、1発で好きなエフェクターのオンオフを管理することができます。
この機能のおかげエフェクターをガチャガチャと踏み変えなくても、あらかじめ設定しておいたプログラムによってスムーズに音色を管理することがで可能です。
設定保持
プログラマブルスイッチャーは自分の設定を保存することができます!
5年くらい前は記録できる設定の数が2~25こくらいでしたが、今のスイッチャーだと100こ以上の設定を記憶させることができる機種もめずらしくありません。
正直100こ以上設定があっても全部は使い切りませんが笑
使い切らなくても余るほどあるというのは安心の材料ですね!
多機能
最近のスイッチャーは本当に機能が多いです。
- パラレルループ
- スイッチ切替の時間
- 複数台でリンク
- MIDIの対応
- 接続順の自由設定
機能面について詳しく書くともう1つ記事が書けてしまいそうなのでここではまとめにとどめておきます笑
ループスイッチャー
ループスイッチャーを一言で表すと「シンプル」です。
できることのまとめとしては
- 1つ1つ管理
- オンオフの管理のみ
1つ1つ管理
ループスイッチャーではプログラマブルスイッチャーのように一度に複数台のエフェクターを作動させるのなどのことはできません。
あくまで動作できるのは1つ1つです。
イメージでいうと、エフェクターのスイッチをかわりに手前で操作している、といった感じです。
この機能ならならいらないのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、スイッチャーで管理することによって音痩せを防いだり、ボードのレイアウトが整ったり、エフェクターが踏みやすくなったりと、シンプルな機能ながらメリットは大きのです。
オンオフのみの管理
シンプルな機能ということもあって、ループスイッチャーで管理できることはエフェクターのオンオフだけになります。
つまりはこのスイッチャーを使わないでいても押す回数自体は変わらないことになります。
1回の操作で複数台を管理したい!と考えている人はプログラマブルスイッチャーが必要であるということになります。
まとめ
どうでしょうか?少しはスイッチャーについてイメージを持てたでしょうか?
ざっくりまとめると
プログラマブルスイッチャーに向いてる人
- 一度で複数台を管理したい
- スイッチャーのいろいろな機能を使いたい
ループスイッチャーに向いている人
- 機能はシンプルでいい
- ボードのレイアウトを整えたい
プログラマブルスイッチャーはいらないけど音痩せ対策はしたい
こんな感じになります。
エフェクターの個数が多くなってくるとどうしても考えなくてはならない問題だと思います。
そしてスイッチャーは高い買い物になるので自分の用途にあったものをしっかりと調べて買ってください。
後悔のない選択を!
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