今回はどのエフェクターを初めて買うか悩んでいる方のために独断と偏見ではありますが、おすすめのエフェクターを紹介していきたいと思います。
初心者におすすめという視点で書きますが、実力派のエフェクターばかりなので中級者以上の方にも自信をもっておすすめできるエフェクターばかりです。
初心者の方におすすめする上で何が大切なのか自分なりに整理してみました。
1 価格
2 音
3 使いやすさ
初心者の方が買うにあたって気になる点としてはこの辺りだと思います。この3つを考えながら3つのエフェクターを紹介していきたいと思います。
BOSS BD-2
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まず紹介するのはブルースドライバーです。このエフェクターは初心者におすすめする上でどこのサイトや誰に聞いてもまず間違いなくおすすめに入るエフェクターであると思います。
なぜこのエフェクターがおすすめなのか、それはコスパの良さに尽きると思います。このエフェクターの新品の価格はサウンドハウスで税込9720円です。
1万切っているエフェクターはエフェクターのなかでは安い部類に入ります。
ブルースドライバー初心者におすすめでありながらプロでも使っている人がいるほどの名機です。
音の特徴としては高音が良く鳴り、若干荒いながらも心地の良いジャキジャキ感があげられます。
このエフェクターを使う人はギタボの人が多い印象があります。
理由としてはギタボの性質上コードでギターを鳴らしている時間が多いため、その際に低音が鳴りすぎている音などで鳴らすとモコモコと聞こえの悪い音になってしまいます。
しかし、ブルースドライバーは高音が綺麗に出るということもあり、コードを鳴らしても不快感などはなく、むしろ自然とバンドに溶け込むような音を作ってくれます。
さらに、高音が特徴のコードが綺麗な音作りができる上に、ゲインを上げれば軽いディストーションくらいまで歪むなど、この1台で綺麗な音から激しめの音まで作ることが可能になります。
万能感があるというところで使用率が高い要因なのかもしれません。
また3つのノブであることも使いやすさの秘訣であると思います。それぞれつまみはゲイン、トーン、ボリュームと直感的に扱いやすいものとなっています。
今回紹介するなかでは1番価格が安くコスパが良いと言えます。
FULLTONE OBSESSIVE COMPULISIVE DRIVE
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次に紹介するのは、フルトーンのオーバードライブ、通称OCDです。
このエフェクターもプロの使用率が高く、現在ボードに入っているかはわからないのですが、SHISHAMO朝子ちゃんやSCANDALのHARUNAなどが使っていました。
値段はサウンドハウスで新品税込17064円でした。やや高いように見えますが、メルカリなどのオークションサイトや楽器店の中古などで10000~12000円ほどで売っていることが多いので、そちらも視野に入れてみるといいかもしれません。
このエフェクターの最大の魅力は中音域の豊かさにあります。
さっき紹介をしたブルースドラバーとは打って変わって、太くそして厚みのあるジューシーな音が出ます。この太い音は病みつきに!!
シングルコイルのギターでも太い音になります!
太い音が良いのかどうかという話はありますが、ソロを弾く、リフを弾くという場面においてはある程度の音の太さが必要になってくると思います。
ただ、太さというのもOCDのTONEのつまみを調節することで変えることができるので、レスポールなどのハムバッカーをつけたもとから中音域の太い音が出やすいギターでも問題なく使うことができます。
また、このギターはメインの歪みとして使い続ける以外にもブースターとしても使えるという強みがあります!
今後エフェクターを使っていく中で「ソロの時だけ音量をあげたい」などの要望が出てくると思います。
その際にこのOCDは他の音を邪魔することなく太く、そして心地の良い歪み感を足して音を出してくれます。
この使い方もあることから、最初はメインで、そしてその後使い方によってはメインやブースターで使うなど、自分の実力や環境に応じて長く使っていくことができます。
僕もOCDはとても気に入っていて、自作してメインのボードの中に入れて使用しています!
BOSS OD-1X
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最後に紹介するのは、またもやBOSSでOD-1Xです。僕的にはこの3機種の中では1番おすすめです!
まず価格はサウンドハウスで定価税込16200円です。これもメルカリなどで調べてみると1万円、もしくはそれ以下で中古品が売っていることがあります。
このエフェクターは他の2機に比べると発売時期が新しく比較的新機種と言えます。そのこともあり、他の2機に比べるとまだユーザーが少なく使用レビューなどが少ないかもしれません。
しかし自信を持っておすすめできます!
正直歪みエフェクターはなかなかいいと思える音を出しながら1万円代で見つけることが難しいです。
価格的に出せる音質にも限界があるのかなという印象。
他の2機もそうですが、OD-1Xを試奏したときはこの値段でこの音なら初めのエフェクターとして買いたかった!と心から思いました。
このエフェクターの特徴ですが、これもOCDと同様に太く、そしてあたたかさを感じる歪みです。ですがこのエフェクターの1番の強みは各つまみの追従性の良さにあると感じました。
OD-1Xにはボリューム、ゲイン、ロー、ハイと4つのつまみがあるのですが、このつまみの効き具合がすごいです!
今後エフェクターを触っていけばわかると思うのですが、つまみをまわしても変化が今ひとつわからない、、、そんなエフェクターも多く出会うと思います。
つまみの効き具合は悪いということはベストなポジションを見つけにくいということなのです。
その点OD-1Xはつまみの効き具合がとても良いことから自分の好きな音を見つけやすいです!
特にハイとローの効きが良いことから音の立体感を簡単にだすことができると思います。
もちろん肝心の歪みについても文句なしに良い音がなり、絞ればクランチのような音、出し切ればディストーションのような音など音作りの幅が広いです。
つまみを調節することでコードが綺麗になる音作りもソロで厚い音作りも可能です。その他としてはこれもOCDと同じようにゲインを絞ればブースターとしても使うことができると思います。
BOSSのイメージを一新させてくれたおすすめの1機です!
まとめ
いかかだったでしょうか?雑な説明になってしまったところやまだまだ書ききれない箇所もあるのですが、自分が今初心者として買うなら、そして今から始める人にオススメするならどうするかという点を、独断と偏見多めですが考えてみました。
最初のエフェクターとの出会いは肝心だと思いますし、1つ買うのも安くない買い物だと思うので、メインでバリバリ使えて、なおかつ長く使えるエフェクターだといいですよね。
今でも新しいエフェクターをたまに買いますが、初期に買ったエフェクターを5年くらい使ったりするとなんだか感慨深い気持ちになったりします。
お金や使用用途、自分のパートや弾く曲などに合わせてしっかり考えてみてください!
少し興味が深まったらスイッチャーも調べるのおすすめです
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