充電周りのアップデートしない?|自宅も外出先も快適になるおすすめのTORRAS製品|FlexLine・PebbleLinkレビュー

みなさんはTORRASというメーカーを知っていますか?

有名なのはiPhone用のリング付きスマホケースでしょうか。

スマホリングが一体になっているものの、ケースにはめ込めて360度回転もできるということで話題になったような印象があります。

そんなTORRASですが、スマホ用ケースだけではなくバッテリーや充電器に関してもさまざまなせ品を展開中です。

今回はTORRASのおすすめ製品を5種類紹介するので、新生活に向けて自宅や外出先の充電環境のアップデートのための参考にしてみてください。

提供:TORRAS

FlexLine

まず最初に紹介したいのは巻き取り式充電器のFlexLine。

デスクの充電環境をすっきりかつ効率的に整理できるということで最近流行りの巻き取りタイプ。

気に入っているポイント

特徴としては下記の通り。

  • 自動巻き取り式コード内蔵
  • 2つのUSBCポートと折りたたみ式プラグ
  • 40Wの高出力
  • 定価7999円

オウルテックの巻き取り式USB-Cケーブルが人気なイメージですが、FlexLineはコンセント付きのオールインワンタイプ。

別途充電器を購入しなくてもこの1台で整理が完結します。

価格で考えても充電器+1mのケーブルで考えると4500円くらいかかると思うので、セール時のFlexLineの価格約6000円であればオールインワンになっている利便性を考えれば納得の範囲内かな、といったところ

外出先と自宅どちらでも便利に使えると思いますが、やはり最大限活用するのであれば自宅でしょうか。

自宅に複数台設置することで、素早い充電を実現しながら、ケーブル収納をきれいにしてくれます。

ケーブルの引き出しも収納も非常にスムーズで、使用の体感としては快適そのものです。

僕は現在Ankerのケーブルホルダーを使ってケーブルを整理しているのですが、これだと一見きれいにまとまっているように見えて、ケーブル自体は見えないところで交差してしまい、意外ときれいになってないし取り出しづらいときもあります。

その点で、毎回きれいに収納ができるというのは非常に魅力的に映りました。

もちろん、必要本数の台数をそろえようとなるとケーブルホルダーの構成よりは高くなりますが、デスクのデザインと充電の利便性を第一に考えるのであれば「あり」だと思います。

気になるポイント

気になるポイントは2つあり、「価格に対する性能」と「もう1つのポート」についてです。

まず価格についてですが定価の価格が2025年3月現在Amazonで7999円。

セール時の価格が5949円でした。

この充電器ですが、もし自宅でケーブル環境を整えようと思ったとき確実に1つでは足りず、複数購入して初めて便利に使えるようになると思います。

その際に安くても1つ6000円してしまうとなると、充電周りをきれいに整えるだけでも2万円程度出費することに。

また、通常6000円も出せば65W以上の高出力な充電にも対応していますが、FlexLineは40W。

巻き取り機能があるというのが強みですが、充電の出力面では同価格帯の製品には及びません。

利便性を優先した結果機能性は劣る選択をとっています。

もう1つはポートについて。

FlexLineは巻き取りのほかにもう1ポート出せるようになっています。

しかし、これはいつ活躍させれば良いのでしょうか。

スタイリッシュに使いたいなら巻き取れないケーブルを出しておくのはカッコ悪いので使わないような気もしています。

もう1ポート増やすなら、減らして筐体をスリムにした方が個人的には嬉しかったかも、と感じてしまいました。

PebbleLink

こちらも流行りのストラップになるケーブルが一体となっているタイプの容量が10000mAhあるモバイルバッテリー「PebbleLink」。

ちゃんと流行りに合わせた製品のラインナップが厚くて良いですね。

気に入っているポイント

特徴としては下記の通り。

  • Type-C有線充電で22.5Wの急速充電に対応
  • マグネット機能でiPhoneにピタッと吸着
  • ストラップ兼用ケーブルでさらに便利
  • 22.5Wの高速充電
  • 10000mAh大容量
  • 180gの薄型設計
  • 優れた放熱構造&低温で安心充電
  • パススルー充電対応
  • 定価8999円

気に入っているポイントは特徴でもある「ストラップにもなるケーブル搭載」と「高速充電」です。

まずストラップにもなるケーブル搭載についてですが、最近のモバイルバッテリーというのはボディがコンパクトで使いやすいというのはもちろんのこと、さらなる付加価値を求められます。

そこで最近人気なのが、ケーブルが一体になっていて、さらにストラップのように使えるタイプ。

これまでケーブルが一体となっているモバイルバッテリーはありましたが、昨年頃から熱くなってきているのがこのストラップ型。

ケーブルとして使うこともできるのはもちろん、ひっかけて持ち運ぶことができるスタイリッシュさまで併せ持っています。

けっこうがっしりハマっているので、簡単には落ちないでしょう。

そしてもう1つが高速充電。

有線接続ならではの特徴を活かして、最大22.5Wの高速充電に対応。

僕は普段MagSafe対応のワイヤレスバッテリーをよく使ってしまうのですが、この場合は最大でも15Wの充電出力。

一方で有線であれば22.5Wが実現し、iPhone 16なら、わずか30分で0%から75%まで充電できるとのこと。

この速度の速さはありがたいですね。

いつもであればケーブルを持ち歩くのがめんどくさいので有線接続はしないですが、このモバイルバッテリーはケーブルが備え付けなのでその問題もなし。

また、ワイヤレス充電はできないものの本体にマグネット機能は搭載しているのでスマホに貼り付けて手軽に充電できるポイントも魅力です。

気になるポイント

気になるポイントとしては「競合との価格と性能の差」です。

スタイリッシュに使えるうえにストラップ的に使える機能やマグネットで貼り付く仕様など、利便性の高さが魅力的なPebbleLink。

しかし、おそらく競合になってくるであろうAnkerやCIOの競合製品と比較してみましょう。

ストラップにはならないものの、ケーブル一体型のモバイルバッテリーであるCIOのSMARTCOBY Pro SLIM Cable 35W

こちらですが、同様の10000mAhですが最大出力が35Wということで、PebbleLinkよりも早くさまざまな機器を充電できます。

スマホの充電用途だけで考えると最大充電可能W数があるので、必ずしも35Wある必要はないかもしれませんが、35WあればPCの充電まで視野に入るのは大きな魅力。

さらに価格もPebbleLinkがセール時6,648円に対し、CIOの製品は4,480円。

約2000円の差があります。

ストラップとマグネットを重視するのであればPebbleLinkですが、充電速度重視であれば他社の選択肢が生まれてきそうです。

MiniMagモバイルバッテリー

大好きな薄型ワイヤレスモバイルバッテリー5000mAhがTORRASからも発売されていました。それが「MiniMagモバイルバッテリー」。

スタイリッシュなデザインでかなり好みです。

気に入ったポイント

まずは特徴について。

  • iPhone専用デザイン
  • 0.8cmでMagSafeに対応
  • 軽量111g
  • 超強力なマグネットでズレずにワイヤレス充電開始
  • 定価7999円

気に入ったポイントは「薄型のデザイン」と「充電速度」です。

まず薄型のデザインについてはこれはもうMATECHに並ぶ超薄型モバイルバッテリーと言って良いでしょう。

これだけ薄いのにMagSafe対応でワイヤレス充電ができるというのが本当にありがたすぎます。

僕は充電が必要なほど外で作業をすることは稀なので、正直5000mAhもあれば充電は十分です。

それを考えると10000mAhよりも5000mAhでより薄い方が嬉しく、そんなポイントをついてきてくれています。

ケーブル不要なうえにこれだけ薄いとなると正直手放せないモバイルバッテリーなること間違いなしです。

充電速度についてはワイヤレスで7.5W、有線で15Wの充電が可能となっています。

ワイヤレスでも7.5Wまで出力できるというところで、有線でなくても素早い充電ができるでしょう。

有線で接続すればより早く充電できるのも魅力です。

気になるポイント

気になるポイントとしてはMATECHとどう戦っていくか、というところ。

正直TORRASのMiniMagモバイルバッテリーも素晴らしい完成度です。

価格についてもセール時5,948円とかなり購入しやすい値段。

一方で薄型には最強のメーカーMATECHがいます。

数ヶ月前であればTORRASも特に負けていないラインナップだったのですが、つい先日MATECHから新製品が発売。

それがMagOn Ultra Slim 5000

薄さがなんとMiniMagモバイルバッテリーの0.8mmよりもさらに薄い6.9mm。

そして価格もセール価格6,291円。

MiniMagモバイルバッテリーから数百円追加で払うと業界最薄のワイヤレスモバイルバッテリーが購入できてしまうということになります。

MATECHにはシルバーのモデルはないので、カラーを重視するのであればMiniMagモバイルバッテリーを選ぶ必要性があるかもしれませんが、そうでない場合MagOn Ultra Slim 5000が強いと言わざるを得ません。

TORRAS自体もかなり良い製品ではあるというところが余計難しい製品選びになっていると言えるでしょう。

PocketVolt

小型ながら5000mAhの容量があり、手の平に収まってしまうほどコンパクトなサイズが特徴のPocketVolt

薄型ワイヤレスのモバイルバッテリーも魅力的ですが、コンパクトさ重視でこちらを選ぶのもなかなか魅力的。

気に入ったポイント

こちらもまずは特徴から。

  • コンパクト設計でポーチやポケットにぴったり収納
  • ケーブル内蔵で、スマホも本体もすぐに充電可能
  • 22.5W急速充電 & 5000mAhの絶妙なバランス
  • 軽量で簡単に持ち運べる
  • 耐久性に優れた内蔵ケーブル
  • パススルー機能で安心充電
  • 定価6999円

気に入ったポイントとしては「手の平に収まるサイズ感」と「小型ながら高出力」の2つ。

まずサイズについてですが、薄型のモバイルバッテリーとはまた違った良さがあります。

手の平で握り込んでしまえば隠れてしまうほどのサイズ感で非常にコンパクト。

こんなに小さいのに5000mAhの容量があるのも頼もしいところ。

ポーチに入れて運用することを考えると、薄型のカード型ではなくあえてこっちのモバイルバッテリーを選ぶ人もいるのではないでしょうか。

そして2つ目の気に入っているところが高出力というポイント。

小型な見た目からは想像がつかないパワフルさで、22.5Wの急速充電に対応。

この速度であればiPhone 16を、わずか30分で0%から75%まで充電できるレベル。

充電回数は1回分ほどしかないですが、その1回を高速で充電できるのであれば十分使えるレベルであると言えるでしょう。

気になったポイント

気になったポイントは「競合との価格差」と「落下時の不安」です。

まず競合との価格差ですが、おそらくPocketVoltの競合に当たるのはAnkerのPower Bankでしょう。

同様のコンセプトであるスマホに連結するようなスタイルで、手の平サイズという共通点があります。

容量も同じ5000mAhで最大出力も22.5W。違いとしてはPocketVoltはケーブルがストラップのように使用でき、Ankerはできないところ。

しかし、この差の有無によってPocketVoltがセール時価格で5,699円、Power Bankが2,790円。

およそ3000円差あるのが現状です。

ストラップとして使いたいという強い要望がないのであれば、おそらくAnkerを選んだ方が安く済ませられるでしょう。

基本性能としては概ね同じですが、価格が段違いです。

次に落下時の不安ですが、このタイプの充電器共通の不安としてスマホと併用しているときにうっかり落として接続部分だけ折れてしまったどうしようという懸念はないでしょうか。

僕は大学生のときiPhoneのイヤホンジャックにアクセサリーのようなものを当時つけていたのですが、iPhoneを落としたときにアクセサリーの上部だけがポキっと折れて、イヤホンジャックは詰まって使えなくなってしまったのをよく覚えています。

このような悲惨な出来事がスマホ連結タイプの充電器では起こってしまうのではないかとちょっと不安視しています。

ただこれはTORRASが悪いというよりはこのタイプの充電器全般の不安なので、この製品が悪いというわけではありません。

Icenano FoldPro

最後に紹介するのはシンプルな充電器であるIcenano FoldPro

プラグを折りたたんで収納できる定番の充電器です。

気に入ったポイント

ではまずは特徴から。

  • 低温で急速充電
  • PD 3.0・30W高出力
  • コンパクト設計
  • 折りたたみ式プラグ
  • 定価4499円

気に入ったポイントとしてはクリアボディが特徴的なデザイン。

性能としてはシンプルな充電器で、正直性能に関しては際立って良いという印象はなし。

一方で、デザインについては魅力が光る部分があり、それが全体を覆うクリアボディ。

クリアなハードケースのようなものが充電器全体を覆っています。

名前や特徴にも含まれる氷の冷たさのようなところを筐体で表現しているのは良いなと思いました。

ちょっときれいな充電器が欲しい人は選んでみるのも良いでしょう。

気になったポイント

気になったポイントは「価格に対する性能」です。

定価が4,499円でセール時価格は3,498円。

ちょっと前なら適正くらいですが、充電器戦国時代の令和の現在、30W1ポートで3000円ではちょっとインパクト不足さが否めません。

今シンプルな30W充電器でよければAnkerから2000円で発売されていますし、3500円あればCIOから45Wの2ポートある充電器を買えてしまいます。

正直性能だけ見ると「あえて」選ばないかぎりおすすめはできない製品であると言えるでしょう。

独特なデザイン性こそ光りますが、単純に性能だけで選ぶのであれば他メーカーと比較してみてください。

まとめ

さまざまな充電関連製品があるTORRASでしたが、気になる製品はありましたか?

性能に関しては間違いない製品ばかりですので、充電周りのアップデートをしたい人はチェックしてみてください。

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