ついに発売された新型のiPad mini。
この機会を待っていた人も多いのではないでしょうか?
買いたい!買い替えたい!と思っている人も多いと思うのですが、そこで気になるのが「実際miniって使えるの?」というところ。
iPhone以上、11インチのiPad以下というところで、そんな中途半端なタブレットいらないし使いこなせないのでは?と思っている人もいるのではないでしょうか。実際に僕は中途半端なサイズだからいらないと思っていました。
しかし、最近あまりにminiを絶賛する人が多いうえ、周りで実際に購入している人も増え、人気はとどまることを知らないといった状況。
そこで今回はそんな熱狂的なファンを増やすiPad miniの使い道について改めて紹介してみようと思います。
iPad miniは生活の隙間に入り込む端末
結論から言うと、iPad miniは生活のなかのちょっとした不便を取り除いてくれるような端末だと考えています。
なくても大丈夫なタイプのガジェットですが、あると確実に便利。そんな感覚にさせてくれます。
これから紹介する使い道も多くはiPhoneでも大丈夫だし、PCでも問題なくこなせる。なんだったらなくても平気なほど。
でもあると便利でさらにいろいろなことが捗るし効率的になるのがminiの魅力。
「ちょっといいかも」「ちょっと便利になるかも」を意識してこの後の話を聞いてもらえると、より具体的に想像しながら使い道について理解できると思います。
検索・エンタメを最大限楽しむ
まず1番多いと思うし生活が変わると思う使い方から。
それは家の中でスマホに変わる検索・エンタメをはかどらせる端末として使えるというところ。
これまで家の中で何かを調べるときや動画をベッドの上で見るとき、スマホやPCを主に使っていたり、11インチサイズのiPadを使ったりしていたのではないでしょうか。
しかし、これはiPad miniがあるとついついminiに代替されていきます。
スマホよりは大きいがタブレットよりも小さいというところが絶妙で、「せっかく家にいるのだから大画面で見たい」という需要と「でも大きなタブレットを持ったりPCで見たりするのもめんどくさい」という贅沢な悩みを狙い撃ちして解消してくれます。
やはりリラックスタイムは快適に過ごしたいもの。
そこには画面の大きさやいつでも見られる軽快さ、みたいなところが絡んでくるのですが、スマホやPCだと一長一短あるといえます。
そこを絶妙に解決してくれるのがminiなんです。
持ち運びはしやすいけど、スマホよりは大きいという快適さにやみつきになる人が続出しています。
僕が新型のminiを購入したことでこれまで使っていたiPad mini 6を妻に渡したのですが、渡した途端家では常にiPad mini 6を使うようになってしまい、いつもにぎりしめていたiPhoneを洗濯機の上に置きわすれたままベッドで寝てしまうほどたった数日でminiが手放せない生活になっているほど。
どこにでも取り付けられるながら見端末
iPad miniは比較的軽量なタブレットなので、MagSafe系のアクセサリーと合わせて使うことで、マグネットでどこにでも貼り付けられるような使い方もできます。
僕はMOFTのSnapケースというのを使っているのですが、これが背面マグネット使用。そしてマグネット式スマホ三脚マウントアダプターというアクセサリーとクランプを合わせてつかうと、どこにでも取り付けられるうえ、マグネットで簡単に取り外しできるセットが完成します。
これによって、キッチンにこのセットを取り付けて料理中動画を見ながら過ごす端末にもできますし、ベッドにつければ安定しつつ見られるダラ見用端末に。
はたまたデスクの近くで固定すれば、簡易的なサブモニターとしても活用できるかもしれません。
マグネットのケースがない場合はホルダーがあり、これをつけることでもどこでも取り付けられる端末になります。
このように軽量だからこそ、家の中のいろいろな場所に固定できる可能性があり、それぞれの場所でながら見を楽しめるでしょう。
外出先の作業環境をコンパクトだけどパワフルに
コンパクトなサイズですが性能はかなり高く、テキスト入力はもちろんデザイン系の作業やちょっともたつくことを我慢できれば動画編集だって可能でしょう。
そんな高性能にいろいろこなせる端末なので、外出先でもマルチに活躍してくれます。
キーボードをもっていけばテキストの入力くらい簡単に行えるので、iPad miniでブログを書くことが多いです。
マウスまであわせて持って行ってしまえば仕事の資料作りやデザインなどの作業もある程度こなせると思います。
また、僕が最近おすすめしているのはARグラスと併用すること。
ARグラスというかけると目の前に大画面が現れるガジェットがあるのですが、これはUSB-Cの端末と接続すると、その端末の映像を目の前に大画面で映し出すというガジェット。
iPad miniはコンパクトなのは非常に嬉しいポイントではあるのですが、どうしても落ち着いて作業をしているときには画面の小ささを感じてしまいます。
そんなときにARグラスをかけて作業をすれば、miniのコンパクトさやパワフルさはそのままに、画面だけ大きく拡張できます。
ARグラス自体もサングラスと同等くらいのサイズ感なので、コンパクトだけどパワフルでマキシマムに作業することもできるようになりました。
サブモニターとしての活用
iPad miniはMacBookとあわせて使用するとサブモニターとしても活用できます。
これはMacBookにミラーリング機能が純正の機能として搭載されているので、MacBookを持っている人であれば本当にもう一枚のモニター的に使用可能です。
ワイヤレスで接続できるので、ケーブルが必要ないのも魅力。
僕も外出先でモバイルモニターを持っていくほどではないけどモニターが欲しいときはiPadをモニター代わりにしてしまいます。
また、拡張ディスプレイとして使用しない場合でも、必要な資料を映しておくだけの使い方でも効率化があがるでしょう。
今の使い方はMacBook限定ですが、そうでなくても資料を画面に映して見られるのはなかなか便利です。
MacBookだとしても、拡張ディスプレイにするとタッチ操作ができなくなってしまうので、むしろそのまま資料を別途映していた方が便利な場面もあると思います。
状況に応じてモニターの性質を変化させながら使えるのが小回りが効いて使いやすいところです。
カメラの強い味方
iPadはカメラと親和性が高く、iPad miniでもそれは同様です。
以下、最近の僕の使い方とできること。
- 撮影した写真をすぐに見る
- 撮影した写真のデータ整理をする
- 撮影の様子をモニターする
まずカメラで撮った写真ですが、家族や友達といるならすぐに共有できると盛り上がりますよね。
そんなときに11インチサイズのタブレットは重いし、スマホは小さいし、というときに役立ちます。
気軽に持ち歩けるのに共有するにはちょうどいい大きさがあって便利です。
また、写真のデータについても新型iPad miniになってデータの転送速度が5Gbpsから10Gbpsに進化。
これによってデータの読み込みと書き込みの速度も上がったので整理がしやすくなったといえるでしょう。
そして最後はモニター化。
僕が使っているのはSONYのカメラなのですが、SONYのカメラはアプリを経由することでカメラで撮影しているようすをiPadに映すことができます。
カメラ内蔵のディスプレイだけだと小さくて見にくい場合があるので、モニターをコンパクトながら拡張できると映像の確認がしやすく、撮影の効率が上がるでしょう。
メモを取る・思考整理
iPad miniのサイズ感はメモを取るのにピッタリです。
コンパクトながら書くための広さも持ち合わせているので、手書きのメモが取れるところがスマホとの差別化となるのではないでしょうか。
僕も教員をしていたとき、生徒が行く実習先の事前の見学や打ち合わせなどのとき、歩きながら施設を案内されることが多く、そんなときには11インチだと大きすぎてメモが取りづらいのでminiが役立ちました。
個人的には座りながらのメモというよりは、立ちながら・歩きながらのメモを取れる最適なサイズだと感じています。
手元にためたメモやアイデアを整理するだけのスペースもあるため、そのまま思考整理をすることもありました。
手帳として使う
iPad miniを購入している周りの人を見ているとminiを手帳化している人も散見されます。
手帳くらいのサイズなので、紙ではなくデジタルに移行してしまう人も多いようです。
現在iPadに相性のよい手帳アプリも出ていますし、カレンダーアプリも豊富。
既存のものがどうしても合わないのであれば自分でテンプレートを作ってしまってそれをGoodnotes6などのノートアプリに入れてオリジナルの手帳を作ってしまってもいいわけですし、拡張性は非常に高いです。
スケジュールの電子化をしたい人にもうってつけだといえるでしょう。
まとめ
おそらくすべてminiがなくてもできることなのですが、miniがあると想像以上に快適になることばかりです。
「中途半端なサイズで使わないのでは?」と思ってしまうかもしれないのですが、コンパクトな分持ち歩きやすく、意外と手に取る回数が多くてついつい使ってしまう端末になっていると思います。
もし気になっている人がいたら今回紹介した使い道を参考にしつつ、購入の検討材料にしてもらえれば嬉しいです。