めちゃくちゃ気になってはいたもののこれまで手を出してこなかったARグラスをついに購入してみました!
今回購入したモデルは11月に発売されたばかりのXREAL Air 2 Pro。
詳細なレビューに関してはインフルエンサーの方達が提供品もらってレビューをしている動画がたくさんあるのでそちらをご覧ください。
僕のブログではiPadと組み合わせて、ARグラスの便利な使い方の発見やiPadの新しい可能性を見つけていければと思っています。
まだ使用してみて短い期間ですが、パッと思いついて実際に使ってみた使い方をいくつか紹介していきます。
大迫力の動画視聴
なんといってもメインの使い方で最初に考えたのは動画視聴。
当然だけど目玉だし気になる使い方でした。
実際の見え方はどうなのかというと、想像以上に綺麗に見ることができて驚きでした!
- 映像の色味はぼんやりしてそう
- カクカクした動きでとても見れたものではないんじゃない?
みたいな感じに正直思っていたのですが、全然そんなことはなくて、色は綺麗で動きもなめらか。
個人的な感想としてはプロジェクターの映像を見ているような感じでした。
周囲が明るければ映像の色味が薄くなるし、暗ければメリハリのある色や映像になるといったイメージ。
天井など、少し距離が離れているところを見つめながら映像を見ると画面が大きく広がって見えたような気分になって迫力が増したように感じました。
(実際は画面のサイズ変わってないのでただの錯覚、そもそも僕の感覚がおかしいだけかもしれないですが、、、)
ごろ寝視聴が1番良いかも
ARグラスの欠点としては画面が固定されていないので、めちゃくちゃ画面が揺れることなんです。
自分の呼吸や頭の揺れ、瞬きなど、小さい動作であっても揺れ抑制機能がない場合画面が揺れます。
で、画面が動くとどうなるかというと、かなり酔います。
揺れがどれくらい気持ち悪いかというと、iPhoneを持ちながら走って撮ったブレブレの動画を目の前で見ているような感じの視聴体験。
前置きが長くなりましたがとにかく揺れが気持ち悪いという話なのですが、この揺れを解決する方法が寝っ転がることです。
寝ると自然と頭が固定されます。
これだけで動画が全然動くことなく見ることができるようになって、ものすごく視聴しやすくなりました。
座った状態で外出先などで使おうかなとか思ってましたが、現状1番見やすいのは寝っ転がった状態かもしれません。
仕事もできる
XREALには機能を拡張することができるアプリが配布されていて、それを使うことでマルチモニターに対応しています。
これによって、仮想のデスクトップで最大3枚のモニターを使いながら作業をすることが可能に。
どこでも場所を取らずに3面で作業ができるというのはかなり魅力的、資料を表示させながらメインモニターで作業をするといったような使い方をすることもできます。
注意点としては現在拡張ディスプレイに対応させるアプリに対応しているのがAndroidとMacだけというところ。
Windowsにも対応予定とのことですが、まだ未定のようです。
広々とメモを取る
iPadの画面以上に広い画面にメモをとれたら思考整理とかはかどるな、と思って購入前かなり期待してました。
が、これはあまり相性の良くない使い方な気がしています。
広い画面にメモが取れるというところまではとても快適なのですが、iPadだとマウスが基本的にはないので、カーソルが見えなくて画面だけでは操作できないんですよね。
サングラスの隙間から下にあるiPadと自分の手を覗いて操作をするということになるのですが、隙間から下を見続けるのはけっこう目が疲れました。
もう少し言うと、グラスの中は暗いのに外の明るい景色を見ながらさらに発光しているiPadをみることは明暗の差がキツくて酔いそうな感じに。
グラスの中や隙間から操作をするという必要があることに関しては親和性が低いかもしれません。
もう少し使って試していきます。
電車の中を快適に
なぜか下を向かずに前を向いて何かを楽しんでいる不審者的なスタイルであることだけを除けばかなり快適な使い方ができます。
やはり大画面をどこにでも持ち運べるというのは快適で、隙間時間に大画面で映像を楽しむことができるのが魅力。
また、僕は電車通勤の間にブログの記事を書きたいと思っていたのですが、iPadの画面を横から覗かれるのがどうしても気になってしまい、、、(スマホでは書きたくないというわがまま、そもそも電車でiPadを出すなという話はおいておく)
せっかく時間はあるのにな、と思っていたところの救世主。
iPadの映像をXREAL Air 2 Proに映せば周りから見られないけど自分は大画面、そしてキーボードを膝の上に置けばブログが書ける!
相性の良いキーボードについては別記事で紹介します。
外出先で充実の作業環境を構築
やはり小型というところで、いつでもどこでも快適な映像の環境を持ち運べるのはかなりメリットに感じました。
MacBookの場合、設定を変更することや充電器を繋いでおくことでクラムシェルモードでXREAL Air 2 Proに映像を映すことも可能なので、本当に自分の中だけで映像を楽しむことができます。
クラムシェルで使えるということで、ディスプレイはないような手のひらサイズのミニPCとかはめちゃくちゃ相性良いんじゃないかと思っています。
PCの場合、専用のソフトウェアを入れることで仮想のデスクトップを構築できるという噂もあるようなないような(去年くらいまではNebulaというソフトを使えたみたいですが、現在はベータ版だったようで使えそうにありません。近日公開予定で止まっています)
まとめ
ずっと購入をためらっていましたが、可能性を感じさせてくれる良いガジェットな感じがしました。
今までARとVRの世界にはあまり足を突っ込んでいなかったのですが、これを機に飛び込んでしまいそうです。