スマートウォッチにどのようなイメージをお持ちですが?
- 充電の持ちが気になる
- 計測ってどの程度できるの?
- 機能は意外と大したことないんじゃない?
まだ使ってない上に未知のガジェットだと疑いたくなる気持ちもわかります。
しかし、スマートウォッチは使ってみると思いのほか快適で使い心地が良いです!
ぜひ手に取ってもらいたいところですが、性能も価格も分からないと手が出しにくいですよね。
そこで今回は手頃な値段で十分な機能を備えているLivelyLife/T98のレビューをしていきます。
LivelyLifeとは
キャンプ用品、ガジェット、生活家電など、幅広い商品を取り扱っている企業。現在は楽天、ヤフー、アマゾンに出店中。
- 「ユーザーを幸せにし、人生を楽しむスマートな製品を提供し、働いているスタッフ是認がより快適に仕事と生活を送れるようにし、また世界中のユーザーに愛されるスマートな製品会社になることを常に約束する」というコンセプトをもつ。
特徴
- 6つの管理モード
- 1.4インチの大画面
- IP67防水
- 長時間バッテリー
- 3970円という低価格
スペック
素材 | 本体素材:PC+ABS ・ハンド素材:シリコン |
スクリーン | 1.4インチIPSカラースクリーン |
サイズ | 長さ42mm*幅36mm*厚さ9mm |
リストバンド | 調整可能サイズ155-215mm |
重量 | 33.3g |
バッテリー容量 | 160mAh |
対応機種 | Android/iOS/公式HP参照 |
Bluetooth | V5.0 |
解像度 | 240*240 |
充電時間 | 約2H |
使用期間 | 最大5-7日間 |
入電電圧/電流 | 5V/1A |
睡眠測定時間 | 21時30分~11時の間のみになります。 |
基本的なことはだいたいできる
スマートウォッチでできることの代表例としては
- 運動管理
- 心拍測定
- 睡眠時間計測
- 各種通知確認
- 天気を調べる
- カレンダーと連携したタスク管理
この辺りがスマートウォッチでできること。
で、驚くことにT98はこの機能のだいたいのことができる!
価格で判断して、そこまで機能は多くないのかな?と思ってしまっていたので本当に驚き。
体温管理
高熱電動温度センサーと人工知能の組み合せによって対応温度が正確に測定できるとのこと。
操作としては体温のボタンをタッチするだけと簡単。
このご時世なので体温管理ができる機能があるのは嬉しいところ。
ただ、手首は体温を測ることについては適性ではないなど、正確に確認するのではなく参考としておくのが良いような気がします。
健康管理
健康管理機能では
- 心拍数
- 血圧
- 血中酸素濃度
この3種類を計測をすることができます。
心拍数と血圧をそれぞれApple Watchと血圧計と比較して使ってみました。
心拍数 | |
T98 | Apple Watch SE |
70 | 76 |
血圧 | |
T98 | 血圧計 |
122/81 | 128/86 |
T98より高級、正確な機器と比べてみてもだいたい合っている。
大きく数値がずれてしまうのかと思いましたが、そこそこ正確。
参考に知るためには十分な値が取れると思います。
血中酸素濃度はよほどのことがない限り基本的には98くらいしか出ないので割愛。
とはいえ、血中酸素濃度はApple Watchでも廉価版であるSEや5までの機種では調べることができない機能なので、この機能が実装されているのはすごい。
運動管理
5つの運動から選んで運動を計測することができます。
- ウォーキング
- ジョギング
- ハイキング
- サイクリング
- バスケットボール
運動し始めたら勝手に計測を始めるのではなく、運動を始める前に自分でボタンをタッチする使用。
ダイエットや健康管理における運動は網羅しているので基本的な使い方としては困らないと思います。
ただこのラインナップになぜかバスケットボールだけが入っているのかが不思議。ちょっとおもしろい笑
睡眠管理
個人的なお気に入り!
睡眠は自動でログを取っておいてくれるのでスマートウォッチをしておくだけでOK。
開始の設定などは必要なし。
押し忘れがそもそもないのはありがたい!
21:30~11:00の間でログを取る仕様になっているそう。
- 昼寝とかには適用されない
- 夜勤の人には合わないかも
少し懸念点があるけれど、基本的に夜寝る人にとっては使いやすい機能です。
通信管理
アプリをダウンロードしてBluetoothで繋ぐ設定を最初にすればひとまず初期設定は完了。
その後各種通知したいアプリの許可をしていきます。
- 電話
- SMS
など各種通知を受けることができます。
電話がくるとT98もバイブで連動するので連絡に気づきやすくて良かったです。
設定管理
そこそこ細かく設定することができます。
- 10国言語設定
- 輝度設定
- 画面表示時間設定
- バイブレーション強度
これらを自由に設定することができます。
画面表示時間設定については最大時間が9秒なので、常時点灯などはできないのは注意が必要。
値段を考えれば、言語の対応と輝度設定ができれば十分かなという印象。
もし1つ欲を言えばシアターモードは合って欲しかったくらい。
※シアターモード:手首をあげても勝手に点灯することがなくなる機能。
不意に点灯してしまうと映画館とかで迷惑になるので、この切り替えはあると便利だけど欲張りかもしれません。
長時間バッテリー
完全にApple Watchを圧倒している。
他社製のスマートウォッチはバッテリー性能が強すぎ。
このT98も2時間の充電が完了し、最大7日間使うことができます。
充電を頻繁にしなくてはいけないのか、というところで購入に踏み切れない人も多いかと思いますが、これなら許せるのではないでしょうか?
手首を上げてスリープ解除
HP見ただけでは分からないかったのでとても嬉しい機能!
手首を上げることでも画面のスリープが解除できます!
- 電源ボタンをいちいち押さなきゃいけない
- 画面をタッチしなくてはいけない
スリープ解除はちょっとずつ手間かなー、なんて思っていたので、これは思った以上に快適に使える使用で快適です。
腕時計をパッと見たと同時に画面がつくのはストレスフリーで素晴らしい。
ただ、精度が若干甘めなのは注意が必要。
必ず反応してくれるわけではないけど、高確率で画面がつきます。
アプリでデータ管理
専用アプリが用意されていて、同梱の説明書のQRコードからとんでダウンロードすることができます。
このアプリを経由して初期設定を行います。
初期設定後は、各種データをこのアプリから管理することができ、
- 体温
- 睡眠
- 心拍数
- 血圧
- 気中酸素濃度
- 消費カロリー
- 総運動距離
T98で計測したデータをまとめて見ることができます。
防水もそこそこ
防水規格はIP67ということで生活防水くらいは大丈夫。
お風呂につけても一応壊れないくらいの設定。
フィットネス用途の汗とかは確実に使えます。
ただ、積極的に濡らしていいわけではないので、水場での使用は注意が必要です。
画面の操作にもたつきがある
値段で考えるとしょうがないことかもしれないですが、タッチ画面の操作に若干もたつきます。
すぐ反応しなかったり、止まって欲しいところで止まらなかったり。
操作面に関してはちょっと反応が鈍いのでストレスの原因になるかもしれません。
ただ、めちゃくちゃ反応が悪いわけではなく、「行いたい操作はできるが、気になる」ぐらいです。
価格を考えれば許容できる範囲。
拡張性はない
このスマートウォッチは届いた状態で完結しています。
- ホーム画面の着せ替えを大量にしたい
- アプリを新しく入れて使いやすく
などの使い方はできません。
ホーム画面の着せ替えは内蔵されている5種類の表示の中に限られますし、アプリは新たには入りません。
Apple WatchとかだとPayPayだったり、カレンダーアプリを後から入れることができますが、このスマートウォッチではできません。
Suicaは非対応
スマートウォッチならSuicaも使いたい、という人もいるかもしれませんが、このスマートウォッチは非対応です。
健康管理系に特化していることもあって、支払い系は使うことができません。
おすすめな人
- とりあえずスマートウォッチを持ってみたい
- フィットネス目的で使う
- 日々の健康状態をざっくりしりたい
これらの目的がある人にとっては価格面から考えてみても非常に満足度の高い商品になると思います。
また、LivelyLife公式HPではよくセールが開催されていて、1月16日現在も通常3970円のT98が2779円まで割引されています。
楽天などでも購入できますが、安く購入することが目的であれば公式HPを確認してみるのもいいかもしれません。
まとめ:コスパに優れたスマートウォッチ
これまでApple Watchしか触ったことがなかったので、低価格のスマートウォッチのレビューはなんだか新鮮。
UIや使いやすさという点においてApple Watchとの違いはありますが、大まかな機能としてはだいたい同じようなことができたので、その点は驚きでした。
もし初めての1台を悩んでいるのであれば試しに買ってみる価値は十分にあると感じました!