ポッドキャストや配信などを始めてみたいと興味を持ったとき、欠かせないアイテムがマイク。
しかし、マイクは意外と接続が複雑とかどのような機材を揃えれば良いかわかりにくい傾向があります。
そんな悩みもマルチな接続が可能で、さらに接続も簡単なPD200W Hybridで解決。
ワイヤレス、USB、XLRの3つの接続方法に対応しているうえ、非常に高音質な収録が可能となっているので、扱いやすさと機能性の高さが両立しています。
今回はPD200W Hybridを実際に使ってみて感じた良かったポイントや気になるポイントについてレビューしていきます。
提供:Maono
PD200W Hybridの特徴
- ワイヤレス、USB、XLRの3WAY接続に対応したハイブリッドダイナミックマイク
- スマートフォン・カメラ・PCの3デバイスへの同時収録が可能
- デュアルマイク(2本使用時)による独立2トラック録音に対応
- 24bit/48kHzのハイレゾ音質でのレコーディングに対応
- ワイヤレス接続時でも低遅延かつ安定した音声伝送を実現
- マイク本体にゲイン調整ノブとミュートボタンを装備し、直感的な操作が可能
- 専用アプリ「Maono Link」でEQ設定やライティングの調整が可能
- 不要な周囲のノイズを抑え、声の明瞭度を高めるダイナミックカプセルを採用
- 卓上スタンド版とブームアーム版の2種類のセット展開
- 一般販売価格:25,980円(クラファン中18,580円〜)
特徴は煩雑な機材周りの問題を解決しつつ、多機能に使える機能も多数用意されていて、さらに高音質というところ。
撮影周りの設定を実際してみるとわかるのですが、そろえなくてはいけない機材とか接続順序など、良い音を成立させるための準備が意外とたくさんあります。
そんな複雑な手順を飛ばしながらも高音質で録音できるのがPD200W Hybridの良いポイント。
最も簡単なセットアップであれば、レシーバーをスマホに差し込み、ボイスレコーダーを起動するだけです。

これでしっかりとマイク音質になっているのですごい。
そしてさらにすごいのは、この初心者向けの簡単なセッティングだけではなく、XLRケーブルの接続やUSBケーブルでの接続といった、しっかりと収録したい場合の接続にも対応している仕様。
これによって、最初は簡単なセットアップから始め、だんだんと複雑なセッティングが必要になった場合にも対応できるだけのスペックとなっています。
それこそ最初はあまり気にならないかもしれないですが、2トラック録音に対応しているとか、3デバイスでの同時収録が可能など、マイク自体の拡張性が非常に高く、収録現場によってはこの仕様に大きく助けられるどころか、このマイクでなくてはならないというような機材になる可能性も非常に高いです。
初心者から上級者まで、手軽に使えつつ高性能というところで魅力的な製品だと感じました。
1台運用でゲーム配信用のOBSに収録と合わせてPS5やPCなどに別で接続してボイチャも継続したり、2台運用で簡単に2トラック収録して友達とポッドキャストを手軽に始めてみたり、機材によるこれまでのいろいろなハードルをなくしてくれる製品だと思います。
現在GREEN FUNDINGにてクラウドファンディング中で、4月30日まで開催中。
二子玉川の蔦屋家電では4月30日まで展示も行っているそうなので、気になっている人は週末に確認することもできます。
配信だけに最適なのか?
少し話がそれますが、この手のマイクはどうしても配信用・ゲーム用といったイメージがないでしょうか。
もちろん配信やゲームといった用途に適している部分もあると思いますし、メインはやはりそっちでしょう。
しかし、普段会議をよくするようなオフィスワーカーだとしても、PD200W Hybridでなくてはいけない理由はないですが、PD200W Hybridのようなマイクを持っておくのは良いと思います。
この後音質の比較をしていきますが、少し高いマイクは高いだけあって音がきれいです。
そのため、会議中のマイクをこのようなマイクに設定することによって、相手に聞こえる音質が飛躍的に向上するので、良い印象を持たれやすいでしょう。
あまり意識していないかもしれないですが、普段からテレビや映画といったプロが作る聞きやすい音に慣れている僕らは、良い音には鈍感でも悪い音に敏感です。
そのため、通話音質が悪いと「音が悪くて聞き取りづらい人だな…」みたいな、仕事の技術とか会話の内容ではないところでマイナスの評価を持たれてしまう場合があるので、気にするのであれば音は改善すると良い印象を持たれやすい機材投資だと考えています。
PD200W Hybridのデザイン
カラーについてはブラック一色のようです。
本体の上部にミュートボタンと、ゲイン・スピーカーボリューム・ノイズキャンセリングを調整できるボタンが付いています。

背面にはXLR端子・USB-Cポート・電源・オーディオジャックを搭載。

セットのスタンドと合わせて使う場合には、高さの調整や角度の調整ができるようになっています。

PD200W Hybrid レビュー
ここからはPD200W Hybridの各項目についてレビューしていきます。
音質
音についてはもはやいつも使っているマイクと遜色ないくらい自然できれいに聞こえているのではないでしょうか。
音のこもりやスカスカとした音は感じないので、これであれば僕のYouTubeの撮影には十分耐えるレベルだと感じました。
明らかにイヤホンやスマホ自体で収録した音声よりは音圧やハリのある音で収録できるので、違和感のない合格レベルの音を簡単に収録可能です。
大金をかけずに環境構築するのであれば、これで間違いないくらいのクオリティがあると思います。
あえて高いマイクと何が違うのかというところに触れるのであれば、音のハリとか繊細さみたいなところになってくるとは思うのですが、これは聞き手側がどんな機材で聞いているのかにもよってくるので一概に言えません。
これ以上の世界は聞き慣れた人が好みを探していくような領域になると思うので、ひとまず不満ラインを超すレベルのマイクが欲しいというレベルであれば問題なく使えると思います。
ノイズキャンセリング性能
ノイズキャンセリングについてはかなり強力に効いているように感じました。
部屋では照明の音やエアコンの音など、かなりの音がなっている環境ではあるのですが、その状態でもノイズを拾わずに録音ができました。
ノイズキャンセリング特有の、強めると違和感のある音になるという、音の劣化も少ないので、十分に実用的だと思います。
これであれば自宅で多少家族の生活音があるとか、周囲の道路からの音が気になるといった撮影環境でも、それらの問題を無視して収録できるのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングのかけかたは本体のボタンで操作するか、レシーバーのボタンを押すかの2種類。
本体のボタンの場合、ゲインなどを調整する正面のボタンを長押し、すると緑色のカラーに変更します。
薄い色から順に効果が薄く、濃い色ほど効きが強いです。
レシーバーについてはオリジナルの音が青のランプ、ボタンを押すと緑が3回続き、また青に戻ります。
緑のランプの色の区別はつきませんが、押すたびにノイズキャンセリングが強くなっていました。
遅延
iPhoneと接続しながら返しのイヤホンも繋いで録音してみましたが、遅延は感じませんでした。
十分に返しを聞きながらでも成立する接続だと思います。
ゲームの配信などでコンマ数秒を気にする場合には問題が出るのかもしれませんが、ポッドキャストや僕が撮影しているYouTubeの動画のような形式であれば問題なく撮影が可能なのではないかと思わされる精度です。
その他気になるポイント
仕様を覚えれば良い話ではあるのですが、ヘッドホンゲインとスピーカーゲインの混同がやや心配だなと感じました。
ボタンを押すことによって、マイクの音量と返しのスピーカーの音量を調整できるのですが、どちらをどのくらい調整できたのかがライトを覚えるまでは不明瞭かもしれません。
ゲインの設定をもし細かく本体で調整する癖がある場合は、どちらのライトのカラーのときにどれくらいの調整を行ったのか、そしてしっかり配信画面や録音自体が行えているかについて確認が必要であると思います。
PD200W Hybridがおすすめな人
ゲーム配信やポッドキャストなどの配信環境を効率化させたい人
早期割引適用で2万円を切るコスパ最強マイク、と表してしまうのが1番簡単で安易な表現なきがしますし、これも一部側面ではあっている気がしますが、本質はここではないと思っています。
動画の撮影や編集をしたことない・これから始める人にはあまりピンとこないかもしれないですが、音周りの録音設定や撮れる音声のクオリティというのは意外と難しく、やっていくほどにできないことにぶつかります。
それこそ2人で収録しようとしたとき、別々のマイクを渡してしまうと音声がバラバラになってしまい、独立した音声をどうやって編集するのか?みたいな悩みが出てくるでしょう。
もちろんそれぞれに解決策はあるのですが、これをいちいち調べたり、調べた結果機材が足りなかったりするのがかなり手間です。
このような課題があるなかで、PD200W Hybridであれば、おおよそこれから課題になるであろう問題とか、少し使ってみた結果「こんなこともできたら楽だな」みたいなことができるマイクになっていると思います。
最初買うときは便利さがあまり理解できないかもしれませんが、1台あると配信や録音環境が非常に便利になるマイクなので、使い込めば使い込むほどありがたさがわかるマイクといったところでしょうか。
価格と音質だけを見ると同価格帯に同じような製品があるように見えてしまいますが、多様な機能性まで加味すると非常に便利で高性能なマイクだと思いました。
まとめ
高性能な収録機能を搭載したマイクのレビューでした。
これから配信などの動画活動をしてみたいと思っている人には間違いなくおすすめですし、興味はあるけどまだわからないという人も、とりあえず音周りの改善が見込めるので一台持っていても損がない製品だと思います。

















