今年2026年は前々から告知されている通り、Project Auraの発売が控えているというところで、もう新型のARグラスはしばらくXREALから発売されないのかと思いきや突如発売されたXREAL 1S。
ここにきて新製品が登場し、現在XREALの上位シリーズにあたるOneシリーズは3台体制となり、かなり充実してきました。
しかし、3台ともなると、どのモデルにどんな特徴があり、何を選べば良いのかが分かりにくいと思います。
そこで、今回はARグラスを長年愛用しつつ、XREALの公式アンバサダーを務めるほどARグラスにのめり込んでいる僕が、新機種XREAL 1Sの特徴や各モデルの選び方などについてまとめてみます。
リアルタイム3D化にXREAL Oneシリーズが対応

XREAL 1Sの特徴としてはリアルタイム3D化が大々的に発表されました。
これは見えている映像や画像を瞬時に3D化するいう技術で、イメージとしては3DSでみたとき3D映像が見られるというもの。
これが発表当初はXREAL 1S固有の機能であるという説明を受けていたのですが、発表から1ヶ月後の2026年1月、なんとOneやOne Proでもリアルタイム3D化できるというアップデートが実施されました。
これによってXREAL 1S固有の特徴というのは正直薄まりましたが、既存機であるOneとOne Proに関してはより楽しく使えるというところで評価を上げたような気がします。
モデル比較
各モデルについてまずは比較をしていきたいと思います。
| 項目 | XREAL One Pro | XREAL One | XREAL 1S |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥84,980 | ¥62,980 | ¥67,980 |
| 3DOF/6DOF | ネイティブ 3DOF/6DOF (XREAL Eyeが必要) | ネイティブ 3DOF/6DOF (XREAL Eyeが必要) | ネイティブ 3DOF/6DOF (XREAL Eyeが必要) |
| チップ | XREAL X1 チップ | XREAL X1 チップ | XREAL X1 チップ |
| 光学設計 | X Prism | Birdbath | Birdbath |
| FOV (視野角) | 57° | 50° | 52° |
| ディスプレイ | ソニー製 次世代0.55″ マイクロOLED | ソニー製 0.68″ マイクロOLED | ソニー製 0.68″ マイクロOLED |
| 解像度 | 1080p (400万ピクセル) | 1080p (400万ピクセル) | 1200p (1920×1200) |
| 最大リフレッシュレート | 120 Hz | 120 Hz | 120 Hz |
| 最高輝度 | 700 ニット | 600 ニット | 700 ニット |
XREAL 1Sが新たに登場しましたが、依然としてXREAL One Proが頂点にいる状態は変わらないスペックとなっています。
XREAL One Proは視野角が1番広いのと、ディスプレイの仕様が違うことで映り込みが軽減されているという特徴があり、明らかに他の2機種に比べて映像が見やすいです。
とはいえ、基本的な機能についてはどれも変わらず共通して使えるので、見え方という1点を除き、他はあまり差はないと言えるでしょう。
少しでも見やすい映像が見たいならPro、そこまでこだわりが強くないのであれば別モデルという棲み分けです。
というのも、価格差がそれなりにあるのは考えなくてはいけないポイント。
XREAL One Proはもちろん大好きでおすすめしたい最高のARグラスなのですが、価格がなんと84,980円。
機能的には同じことができるXREAL Oneは62,980円というところで、見やすさの差に2万円の違いがあります。
もちろん見やすいです。
しかし、この差をどこまで重要視するかは一度冷静に考えて欲しいとは思います。
XREAL One時点でもかなりきれいで視野角も広い満足レベルの映像が見られるので、初めてARグラスを買うとか、そこまで熱量を感じられてない場合は、XREAL Oneでも十分に楽しめるし満足はできるでしょう。
XREAL 1Sについてはマイナーアップデートが入ったというような印象の製品で、他モデルとの違いとしては解像度が1200Pとなっています。
とはいえ、これは縦に見える範囲が少し増えたというところで、見える映像のきれいさ自体にクリティカルに影響するものではありませんでした。
視野角も52度に広がっているので、順当にアップデートはしている機種と言えます。
モデルごとの特徴・おすすめな人
ここからはOneシリーズ3機種について、それぞれの特徴やおすすめな人についてまとめていきます。
XREAL 1S:デザイン性が魅力?
まずは新機種XREAL 1Sについてですが、率直な意見としてはあまりおすすめできない機種。
理由としては2点。
- リアルタイム3D化が固有の特徴ではなくなった
- アップデートした機能はあるが、価格分の差としては弱め
まず1つめのリアルタイム3D化についてですが、やはりこれが大きな製品特徴だったからこその魅力があったと思います。
しかし、蓋を開けてみれば既存のモデルでも使えるというところで、唯一無二感が薄まってしまい、あえてXREAL 1Sを選ぶ決め手は弱くなった印象です。
もちろん、リアルタイム3D化という技術がこれまでのモデルでも使えるのはユーザー目線非常にありがたいのですが、XREAL 1Sという製品にフォーカスするのであれば、必殺技を取り上げられてしまったような状態に思えてしまいます。
2つ目の「アップデートした機能はあるが、価格分の差としては弱め」については、もちろん後発機種ということもあり、確実にOneの上を行く性能となっていることはたしか。
しかし、見える映像や快適な機能というところにクリティカルな差があるかと言われるとちょっと微妙。
正直無視しても問題ないレベルではあると感じています。
となると、価格差が気になるわけですが、視野角と解像度が増してOneとの価格差が5000円。
非常に悩ましく微妙なライン。
ちゃんとアップデートはしているものの、5000円追加して実装して欲しいかと言われるとなんとも言えないところ。
しかもこれはあくまで定価での価格差であり、Oneは最近Amazonのセールなどで割引対象になることがあります。
その際には価格が55,000円ほどになるので、そうなると価格差はさらに開き、1万円を超える差額となります。
メーカーからは何も言われていない勝手な個人予想ですが、XREALのこれまでの動向を見るに、新製品のセール対象化は早くても発売から半年後。
そのため、しばらくXREAL 1Sは定価で売られ続けることを考えると、ほぼ同じ機能のOneが1万円以上安く買えるタイミングがあるのであれば、Oneをおすすめしたくなりそうです。
物自体は良いものの、ほぼ同じ製品が横に並んでいるので、最大のライバルが自社商品というちょっと皮肉というか、もはや作戦なのではないかとも思えるラインナップ。
何度も言いますが、製品自体は決して悪くないです。
しかし、同メーカーのOneがあまりにもライバルとして強いような印象を受けてしまいます。
1点XREAL 1S固有の特徴としてはカラーリングでしょうか。
ブルーのカラーとなっているのですが、XREALの製品は基本ブラックの展開。
そのため、カラーリングを重要視するのであれば選ぶ決め手になるかもしれません。
XREAL One Pro:死角なしの最高機種
現状僕が使っているメイン機。
市場の他メーカーのARグラスと比べても最高の精度で、市場最高を探すとXREAL One Proにたどりつくでしょう。
視野角は57度と広く、さらにディスプレイの仕様もOneや1Sと違うタイプとなっており、下からの映り込みが少ないです。
そのため、どんな場所でも鮮やかで迫力のある映像をいつでもきれいに視聴ができます。
この視認性の良さだからこそ、僕のメイン使用環境である電車でも大いに役立ってくれているように感じます。
ブレ補正や空間固定、ワイドモードなど、基本的な機能についてはは下位モデルと変わらず、特に機能が盛られているというわけではなく同じ物が使えます。
そのため、棲み分けとしては現行最高精度の視認性を手に入れたいかどうか。
ネックとしては価格と購入タイミング。
価格については他の2機種が7万円を切っているのに対して、XREAL One Proは約85,000円。
視認性の良さやディスプレイの作りの優秀さはあるものの、この差で15,000円ほど差があるのかと言われるとちょっと考えてしまいます。
もちろんXREAL One Proが最高なのはそうなのですが、Oneでもかなり良い体験とか迫力を感じられます。
しかもOneであればセール時さらにお買い得になることを考えると、ARグラスに少し興味があるくらいであればOneでも十分なのではないかと思ってしまう側面も。
あとは2026年に発売されると噂されているARグラス市場をひっくり返すと思われる最高精度の機種Project Auraの発売が今年は控えています。
発売延期もあるかもしれませんが、注目度絶大のこの機種の発売が控えるなかでどこまで予算を捻出するのかも考えどころ。
XREAL One:ハイエンドの最コスパ機
XREAL内だけではなく、市場のARグラスすべてを比べてみても、機能性の満足度とコスパを意識するなら1番感動できるのがXREAL Oneであると感じています。
スペック上はXREAL One ProやXREAL 1Sに比べて劣るところもありますが、それでも十分に感動できるスペックを搭載。
正直他メーカーはまだOneの域にまで到達していないような印象なので、これも市場のなかで間違いなく高品質で感動できる機種であることはたしか。
そんな間違いない性能を持ったXREAL OneがXREAL 1Sの登場によって定価が下がってさらに買いやすい価格になりました。
現在はセール価格で5.5万ほどが最安値ですが、定価が下がったということで、ここからさらにセール時の価格が下がる可能性があります。
現状ブレ補正機能やXREAL Eyeのようなオプション製品で6DoFの実現を可能にするなど、5万円台で実現しているのはXREAL Oneだけです。
そんな高性能機種がさらに安くなるかもしれない可能性を手に入れてしまったのというのは期待せざるを得ません。
もちろん5万円が安いとは思っていないので、これを買うにしてもそれなりのハードルがあると思います。
しかし、人気製品であり品質も担保されているということで、メルカリでの中古販売価格がそこまで暴落していませんでした。
XREAL Oneを最安根5.5万円ほどで手に入れられれば、最悪合わなかった場合、メルカリで4.8万ほどで売却できるようです。

買ってすぐ半額になるような製品ではないので、タイミングをみて買って、もし気に入らなければ売って予算を守るという立ち回りもできるので、ちょっと強気に挑戦してみても良いかもしれません。
Project Auraは頭の片隅に

何度か説明していますが、2026年はProject AuraというXREALがGoogleと共同開発している市場最高性能のARグラスが登場予定の年です。
これはARグラス自体にAndroidOSが搭載され、アプリの使用などができるようになると言われています。
どのような製品になるのかは未知数ですが、スマホの代わりになっていくようなコンセプトのARグラスなのかもしれません。
本体にはカメラも搭載されているので、ハンドトラッキングによる直感的な操作が可能かもしれないです。
視野角も70度と過去類を見ないくらい広い仕様になっているので、どれほどの体験になってくるのか想像もつきません。
現在公式HPはあるものの、そこまで多くの情報を開示されているわけではないので、これから情報が分かり次第僕もお伝えしていこうとは思います。
現在XREALの公式アンバサダーを務めているということもあり、おそらくレビュワーとして日本最速レベルで公表できるとしたら自分になるはずなので、情報をいち早くキャッチしたいと考えている人は今後もこのチャンネルの動向を追ってもらえると嬉しいです。
まとめ
新発売の製品を含めた最新機種の比較についてでした。
どれも性能は間違いないので、機能や予算にあわせて自分にぴったりな製品を選んでみてください!



























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