周囲の音が聞こえつつも音楽などを楽しめるオープンイヤー型のイヤホンが最近流行っています。
とはいえ、最近は種類も増えているうえ、初めて使うタイプのイヤホンに急に高額かけるのも不安がありますよね。
そんな悩みを解決できる、市場のなかでも価格が安いうえ、優しい装着感とたしかな音質が魅力の製品が「Baseus BC1」。
今回はBaseus BC1を実際に使ってわかったよかったポイントや気になったポイントについてまとめていきます。
- 5%クーポンコード:EOIUVZB3
- Amazonで使用
- 他の割引との併用も可能です。
- 有効期限:2026年3月31日まで
提供:Baseus
Baseus BC1の特徴
- イヤカーフ型完全ワイヤレスイヤホン
- 外耳道を塞がないオープン式デザイン
- 様々な耳の形にフィットする構造
- IP55規格の防塵防水性能
- 確実操作の物理ボタン搭載
- Bluetooth 6.0技術に対応
- マルチポイント対応
- 最大38時間の使用可能
- 定価6,580円(最安値3,950円)
- 5%オフクーポンコードあり
前提としてこれはオープンイヤー型と呼ばれる耳を塞がないタイプのイヤホンで、そのなかでもイヤーカフ型というイヤリングのようなタイプのイヤホンです。
周囲の音を聞けるのはもちろん、装着時のスタイリッシュさも魅力。
最近は種類も増えてきて価格を含め競争が苛烈になってきたのですが、そのなかでも戦っていけるポテンシャルがあるのがBaseus BC1。
優しいフィット感のため長時間の装着がしやすく、そして音についてもこの価格帯で戦っていけるだけの低音の迫力があり、十分にイヤホンとしての性能を楽しめるでしょう。
さらに価格もセール時4,000円程度と廉価で、他メーカーの製品と比べても価格が安いので、コスパ重視の人についても十分に購入の選択肢に入る製品のように感じました。
Baseus BC1のデザイン
カラーについてはブラック・ホワイト・ピンクの3種類展開。
今回はブラックを使っています。

ケースは正面にBaseusのロゴが印字されているデザイン。
背面にUSB-Cのポートがあります。

本体は球体のスピーカー部分と長方形型のボディ。

3カーブの人間工学クリップと柔軟なTPU製C型リングの採用をしているとのことで、優しくしっかりとした装着感を実現しているとのこと。
リングの湾曲にゆとりがあるので、見た目は少し膨らみますが、締め付け感が弱くなったような印象があり、個人的には嬉しい仕様です。

本体の底面にLRの表記が印字されています。
目立たなくて良いという面もありつつ、目立たなすぎてLRがわかりにくいというデメリットもあるように感じました。
Baseus BC1 レビュー
ここからはBaseus BC1の各項目についてレビューしていきます。
音質
音の特徴としては低音が強調された音で、音全体の迫力を感じられる音になっています。
中音域や高音域についてはクリアに抜けるほどではなく、やや低音によったこもっている印象。
ところどころシンバルなどの音はシャンシャンとチープな音に聞こえる瞬間も。
正直普段聞いているカナル型のイヤホンと比べた場合、明らかに音は良くないです。
そのため、音質をとにかく重視したいのであればカナル型を買うべきですし、音質が安定したオープンイヤー型のイヤホンが良いと考えいてる人はACEFIT ProやHUAWEI FreeClipなどを購入する方が良いと思います。
しかし、Baseus BC1は単純な音質勝負というところが注目すべきところではなく、「この価格のオープンイヤー型のイヤホンの音質」として判断する必要がある製品です。
実売4,000円程度かつオープンイヤー型というポイントを踏まえたのであれば、十分な低音が出て、満足レベルの音域のバランスもあります。
若干上の価格帯のCrossky C30Sと比べてみましたが、音的にはそこまで変わらない印象を受けました。
実売5,000円超えレベルの音質は確保されているように感じたので、少しでも安い製品を選びつつ音質を担保したいと考えている人には最適解とも言える製品ではないでしょうか。
シンプルな音質ではもちろん別の回答がありますが、「流し聞きレベルの音質で良い」とか「ラジオ感覚で流しておきたい」くらいであれば、むしろこれくらいの音質の方が作業に集中できるくらいに感じています。
最高に音質が良いとはもちろん言いませんが、この価格帯であることを考えれば十分に満足したというのも事実です。
バスブーストモードについて
デフォルト状態でバスブーストという設定になっています。
低音が強いというのはこのバスブーストモード由来です。
アプリ上でオフにすること低音を抑えたすっきりとした音で視聴可能。
とはいえ、オフにすると全体的な迫力も無くなってしまうので個人的にはバスブーストモードあり推奨。
けっこう音の雰囲気が変わるので好みによって切り替えてみてください。
装着感
耳への装着感が柔らかく、非常に付け心地が良いです。
頭を振っても落ちないフィット感はありつつ、締め付けが強くないので長時間付けていられます。
公式では「3カーブの人間工学クリップと柔軟なTPU製C型リングの採用により、様々な耳の形にフィットし、優しくしっかりとした装着感を提供します。」とのことで、これは正確な情報のように感じました。
現に僕はいわゆる餃子耳というちょっと変わった耳の形をしているのですが、そんな僕ですらゆったり装着ができましたし、ズレも感じていません。
もちろん普通の耳の人はどうなんだというところで妻にも付けてもらいましたが、こちらについても締め付けは適度で負担が少ないとのことでした。
本体重量についても片耳約5.6gと軽量で、おおよそA4のコピー用紙1枚分と少しくらい。
付けていることも忘れられるくらい軽量でありつつズレのない装着感で好感触です。
外音の聞こえ方・音漏れ
音量が小さければそこまで聞こえないですが、音を大きくしていくとはっきり聞こえてきます。
電車内の隣の席の人くらい密着した状態だと音が聞こえてしまいそうです。
とはいえ、この音漏れに関してはBaseus BC1に限らずオープンイヤー型イヤホン共通の問題だと思うので、そこまで気にしすぎる必要もないと思います。
もちろん音漏れに意識を向けた製品よりは音が聞こえてきますが、それでも音量に気をつければマナーの範囲内で聞けると感じました。
マルチポイント
マルチポイントに対応した機種となっています。
対応台数は2台。
仕様としては音楽再生を停止している状態でもう一台の再生を開始するとペアリングが移ります。
音楽再生中の切り替えはできませんでした。
切り替えの時間については3秒ほどかかるので高速というわけではありませんが、正確な切り替えできます。
操作性・アプリの使用感
操作性については物理ボタンで操作をします。
大概タッチ操作のイヤホンが多いなか、個人的には嬉しいポイント。
物理ボタンというところで、間違いのない正確な操作が可能です。
この操作についてはアプリで設定もできるので、汎用性高く使える仕様。
アプリについては今ふれたジェスチャーの操作以外にもEQの操作やゲームモードの有無なども設定可能です。
バッテリー
- 本体:7.5時間
- ケース込み:38時間
本体だけでも7時間以上の再生が可能ということで、1日中付けていても問題なく使えるくらいの性能ではないでしょうか。
仕事中に流し聞きで使う人の場合でも、聞かない時間にちょっと充電すれば問題なく1日使い続けられそうです。
ケース込みにすると38時間ということで、頻繁な充電は必要がないと言えます。
Baseus BC1がおすすめな人
耳への負担が少なく低音重視なイヤーカフ型イヤホンが欲しい人
特に良いと感じたポイントは軽快な装着感と低音の加減。
まず装着感についてですが、ゆったりとしつつも柔らかなリングにより、不快な圧迫感はなく自然な感覚で付けられました。
長時間つけるとなると痛みが出る場合も考えられるので、優しくフィットするのは嬉しいポイントでしょう。
また、ゆったりとした装着感から外耳道付近に遮るものがあまり感じない仕様となっており、外からの音が聞き取りやすかったです。
意外と付けるだけで少し遮音されてしまうように感じるイヤホンもあるので、外の音を遮音された感じがなくクリアに聞き続けられるのは非常に嬉しいポイント。
音質については低音が特に強く聞こえるといった音作りで、音楽もある程度楽しめますし、YouTubeでの動画視聴であれば問題なくこなせるレベルです。
音質については精緻に見るのであれば他の形のオープンイヤー型やカナル型のイヤホンの方がもちろん音は良いですが、そこは比べてもしょうがないところかなとも思っています。
価格に対してどうかというところですが、おそらく市場で対抗場とされるQCYのCrossky C30もセール時価格5,000円弱であることを考えるとセール時4,000円ほどで購入できるBaseus BC1は市場で見ても低価格ながら音と装着感と聞こえに安定したクオリティのある良イヤホンであると感じました。
他のメーカーも比べてみましたが4,000円代前半で購入できるモデルとしてはBaseus BC1くらいで、Anker・QCY・SOUNDPEAT・EarFunなどよく聞く音響製品を出しているメーカーよりも価格が安いのは魅力と言えるでしょう。
Amazonの口コミも調べてみたのですが、月間購入者数も多く、そしてその多くが前向きな評価をしているところも見逃せないポイントです。
まとめ
コスパに優れつつ製品のクオリティもしっかりとしたイヤホンのレビューでした。
この価格帯で考えれば十分すぎる性能があるように感じたので、気になる人はチェックしてみてください。
- 5%クーポンコード:EOIUVZB3
- Amazonで使用
- 他の割引との併用も可能です。
- 有効期限:2026年3月31日まで





















