プロジェクターを使いたいけど、あの大きな製品の持ち運びはめんどう…
そう思った経験がある人も多いでしょう。
しかし、プロジェクターはもう以前のようなサイズではありません。
手のひらサイズの時代がきました!
それが今回レビューする「Aurzen ZIP」。
3つ折りできるコンパクトさが魅力で、見た目はさながらゲームボーイアドバンスSPのよう。
このサイズ感で、なんとプロジェクターとして使用できます。
今回はこのAurzen ZIPを実際に使ってみて良かったポイントや気になったポイントについてまとめていきます。
提供:Aurzen
Aurzen ZIPの特徴
- Z型折りたたみ式・超小型DLPプロジェクター
- 解像度720P(HD)
- 明るさ100ANSIルーメン
- 重量280g
- 内蔵スタンド&スマート縦画面対応
- フル充電で最大1.5時間の連続再生が可能
- Bluetooth 5.4対応
- 価格59,499円
特徴はなんといってもコンパクトな筐体ながらプロジェクターとして使えるというところ。
このサイズ感にも関わらず映像の投影ができてしまいます!
Z型の折りたたみ機構となっているので、高さの調整や角度の調整がしやすく、いろいろな場面に柔軟に対応して使える仕様です。
底面はマグネットに対応しているので、壁に貼り付けて投影をするということもできてしまいます。
映像自体の解像度や明るさに関しては筐体サイズとしての限界みたいなところもありますが、持ち運びやすさを優先するのであれば許容できるクオリティ。
持ち運びやすさをとにかく優先する人にチェックしてもらいたい1台です。
Aurzen ZIPのデザイン
カラーはグレーとゴールドの2色展開。今回はゴールドを使っています。
気になるサイズとしてはW:8.4cm、D:7.8cm、H:2.7cmと非常にコンパクト。
限界まで伸ばすと高さ10cmほどになります。

Z型に立てて使う仕様で、通常は3つに折りたたんで収納。
折りたたんだ際のフォルムはゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせます。
正面部分にはタッチ操作可能なパネルが搭載。

戻るボタンや選択ボタンがあります。
右側面についてはターボモードの切り替えスイッチ。

左側面については電源ボタン、音量調整ボタン、USB-Cのポートが搭載。

背面はマグネットに対応しており、壁に貼り付けることもできます。

背面を見ると技適もしっかり取得しているようなので、無線関係も問題なく使えそうです。
Aurzen ZIP レビュー
ここからはAurzen ZIPの各項目についてレビューしていきます。
画質
解像度720P(HD)で明るさは100ANSIルーメン。
筐体サイズを考えれば仕方のないことですが、暗所明所どちらにおいても映像は暗めです。
まず暗い部屋でどの程度見えるのかについてですが、部屋を真っ暗にすればそれなりに映像は見えました。
暗さが足りないと映像の鮮明さに欠けるときもありましたが、しっかりと部屋を暗くすると
色の階調もそれなりに現れる映像が見られるでしょう。
解像度についてはHD画質ですが、解像度の粗さはそこまで気にならず、どちらかというと明るさの方に目がいくといったところ。
明るい場所についてですが、これはもう力不足。ほとんど見えませんでした。
さすがに出力が足りず、あまりきれいな映像とは言えない映像が広がります。
とはいえ、この筐体サイズで映像が出力できているだけでも驚きなので、このプロジェクターの明るい場所への対応できなさを責めるというよりは、自分自身が暗い環境を準備するという心構えでいるべき製品だと感じました。
Aurzen Boom mini(画質:1080P、明るさ:500ANSIルーメン)という同メーカーのプロジェクターと比較してみました。
筐体のサイズが違うというところで明らかですが、このサイズのプロジェクターと比べてしまうとさすがに暗い環境でも明るい環境でも差を感じるというところ。
圧倒的に見栄えが違います。
おそらくAurzen ZIPの購入を視野に入れている人は映像美というよりは機能性を優先していると思うので、画質の差にこだわる人はそこまでいないと思いますが、逆に画質重視でプロジェクターを選ぶ人にはあわない製品であることは明確です。
距離についてですが、ある程度距離をとっても暗い場所であれば見えましたが、引きすぎると少し粗さが目立つような感じしました。
適正距離としては1〜2mくらいのように感じます。
機能性
自動フォーカスと自動台形補正に対応しています。
位置を移動すると感知をして自動で設定をしてくれました。
けっこう機敏に動いてくれるので、歪みに関しては任せてしまって十分なほど。
思ったより正確に対応してくれるので驚きました。
接続についてはミラーリングかUSB-Cの有線での接続。
メーカーからは何も接続しない状態で投影されるガイドに従うとミラーリングができるとのことだったのですが、自分の環境ではそれができずにずっと有線で使っていました。
Androidだと相性よく使えるみたいな違いがあるかもしれません。
そもそもとしてですが、このプロジェクターは充電式で使うことができ、フル充電時最大1.5時間の稼働が可能です。
電源を接続する場合は充電器の接続推奨。
PCやスマホといった接続端末から給電して投影し続けられるのかと思ったのですが、出力が足りなかったようで1時間とちょっとくらいで充電をしてくださいと切れてしまいました。
出力が必要だと思うのでしょうがないですが、バスパワーで動き続けられるとなお良かったようには感じます。
ターボモードという機能があり、本体側面にあるスイッチを切り替えると明るさの出力が上がります。
排熱効率が上がってファンの音が大きくなるのですが、代わりに若干映像が明るく見えるようになりました。
誤差とまでは言いませんが、ちょっと明るくなる感じ。
音質
スピーカーは一応ついていますがあまり音質には期待できません。
というかバッテリーをさらに疲弊させてもしょうがないので、スピーカーは別途なにか準備するのがおすすめです。
Bluetoothで接続が可能なので、スピーカーは別で何か繋げましょう。
その他気になるところ
ファンの音の大きさは気になります。
コンパクトな筐体ながら映像を出力するというところである程度しょうがないとは思いますがかなり音が出ます。
そのため、静かな状況の会議などだとぶんぶんファンが回っている音が聞こえて気になるかもしれません。
また、ターボモードを起動するとさらに音が大きくなるので、このあたりは仕様として受け止めるのか耐えられないと判断するかで使用するかどうかが変わりそうです。
Aurzen ZIPがおすすめな人
持ち運び性能を重視したプロジェクターが欲しい人
なんといってもこの製品の魅力はコンパクトさです。
他の機能を置き去りにしてもしょうがないとすら僕は感じています。
なんせ本当にコンパクト。まるでゲームボーイアドバンスSPのようです。
あのサイズ感でプロジェクターの出力ができてしまうというところで、感動が勝って画質はちょっと許せてしまうほど。
もちろんプロジェクターに大切なのは画質だろ!と言われればその通りなのですが、このサイズ感でまがいなりにも映像が映せるだけでもよく頑張っていると思うんです。
映像自体も部屋をしっかり暗くして、投影すればそれなりに見える画質なので、環境さえ整えられれば意外と使えるのではないかというところ。
今回のデモ映像で、僕はスクリーンを持っていないので壁に投影したのですが、部屋が暗いのであればそれなりに見えているのではないかと思います。
もちろん人を選ぶクオリティだとは思うものの、大勢の前でプレゼンのようなことをしなくてはいけないものの、プロジェクターの準備などは自分で行わなければいけないといった場合に、役立つのではないかと思いました。
限定的ではあるものの、活躍の場はありそうですし、何よりこれからの進化に期待したい製品であると感じています。
まとめ
小型プロジェクターのレビューでした。
プロジェクターについてあまり触れてきていなかったのですが、最近はこんなに小型化しているんですね。
気になった人はチェックしてみてください。
















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