デスク系のガジェットをそろえていくと充電と配線に困ってしまわないでしょうか。
キーボード・マウス・イヤホンなど、日常的に使うものはたくさんあるが充電できるケーブルには限りがある。
また、ケーブルをデスクに常設させるとどうしても使わないときのケーブルの余りがデスクの見た目に悪影響を及ぼすなど…
そんなたくさんのガジェットを使いつつ、デスクの見た目や配線環境にもこだわりたい人の強い味方になる充電ステーションを見つけました。
それが今回紹介する「Gitryin デスクトップ充電ステーション 12-in-1」。
巻き取り式の充電器に加え、ACのコンセントも装備。
さらには充電器が着脱可能というギミックまで搭載しています。
今回はGitryin デスクトップ充電ステーション 12-in-1を実際に使ってみて感じた良かったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。
提供:Gitryin
Gitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションの特徴
- 最大12台のデバイスに同時給電可能
- ACコンセント8口搭載
- 40W PD充電&巻き取り式USB-Cケーブル
- 充電器は着脱可能な設計
- 底面にシリコン製すべり止め付き、安定感のある重み設計
- サージ保護機能+ETL認証済みで安心・安全
- 価格23,999円(最安値16,200円)
- 10%クーポンあり(クーポンコードは概要欄)
特徴はなんといっても特大な充電ステーションと、それに付随する圧倒的な機能性。
最大12台のデバイスに充電が可能な設計になっています。(とはいえMax使うと電力消費などの観点で危険もあるので、ご自宅の使用上限にあわせてください)
さらに充電器から出ているケーブルは巻き取り式となっていて、デスクをケーブルで散らかす必要がなく、充電するときのみケーブルを取り出して使える仕様でデスクを整理できます。
この充電器については着脱も可能となっており、持ち運んで使うといった使い方も。
かなり大がかりな充電ステーションですが、価格はセール価格とクーポン適用によって最安値16,200円。

巻き取り式の充電器を4つ買うのと同じくらいの価格ですが、同じであればこちらの方がまとまって使える設計となっています。
充電台数と配線に悩んでいた人には救世主とも言えるステーションのように感じました。
Ankerが競合?

今人気沸騰中のAnker Nano Charging Stationが勝手に競合だと思ってます。
こちらも同じく巻き取り式の仕組みで、デスクを整理しながら充電環境を整えられるガジェット。
違いとしてはAnkerは巻き取り充電ポートが2口、ACコンセントが3口、Gitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションは巻き取り式ポートが4口、ACコンセントが実質使用可能が4口(8口あるが、うち4つは充電器を挿している)。
数的に見るともちろんGitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションの方が充実しています。
一方で、Anker Nano Charging Stationはスリムな設計かつ正面にはデジタルディスプレイもあるというところでかなりスタイリッシュ。
巻き取り部分が2口で足りる人はAnker Nano Charging Stationが良いかもしれないですし、僕みたいに多数ガジェットを持っていて2口では足りない人はGitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションの方が良さそうです。
Gitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションのデザイン
カラーはブラックかホワイトを選べます。今回はホワイトを使用中。

サイズについてはD10.59cm × W14.51cm × H10.11cmとなっていて、かなり大きめ。
パッと見は長方形の豆腐みたいな形してます。
本体正面にはロゴと電源ボタンがあり、充電器の各ポートにすぐ手が届くような位置関係。

この見えている充電器は実は1つ1つが取り外せる単体の充電器です。
側面は特に何もなく、上部に関してはパカっと開けることができる構造。
はまっているというわけではなく乗っかってるだけみたいな感じなので、持つときは注意してください。
フタを取り外すと、充電器の上部が見える仕様です。

取り外すと下にコンセントがあります。

サイトには8口のコンセントが使えると表記がありますが、充電器を差し込む場合、4つは使ってしまうので自由に使えるのは実質残り4つです。
この単体の充電器に関しては巻き取り式のUSB-Cケーブルと差し込めるタイプのUSB-Cポートがあります。

ケーブルについては80cmあるとのことなので、デスクのガジェットには余裕で届くだけの長さがあるのではないでしょうか。

充電器単体についてはプラグが折りたためる仕様となっていて、1辺約6.5cmの正方形状の充電器となっています。
背面にはACコンセントが4つとリセットボタン、サージ(雷対策)のボタンが搭載。

本体自体への給電に関してはケーブルが一体となっています。
このケーブルについてですが、先が3ピンとなっているので、2ピンのコンセントで使う場合には変換アダプターが必要なので別途購入しましょう。


底面はゴム足がしっかりと貼られていて、ケーブルを引っ張っても動かないくらいの強さがありました。

Gitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションの良いポイント
ここからはGitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションを実際に使ってみて良かったと感じたポイントについてまとめていきます。
充実のポート&デスク整理
やはり魅力はポートの豊富さ。
特に巻き取りのポートが4つあるのが素晴らしい。
ガジェットが多い僕としては日頃からiPhone・iPad・カメラ・電池などの充電が必須で、その結果USB-Cのポートを4つ搭載した充電器をあえて選んで家で使っているほど。
4つもケーブルがあると正直ケーブルホルダーでまとめたとしてもかなりケーブルもこんがらがり、配線はきれいとは言えません。
巻き取り式充電器を多数購入して、充電ステーションを構築しようかとも思いましたが、そもそもステーション用に設計されているわけではないので、いまいち見栄えも悪く場所も取るので断念してました。
そんなところで見つけたこのステーション。
僕のようなガジェットを多数持っていて、しかも配線があまりきれいにできていないとか課題に思っていた人には最適なようにも感じます。
巻き取り式なので配線のだらしなさに悩むことはないし、ポートに関してもデフォルトで4口、たりなければさらにケーブルを繋げば+4つ、もっと欲しいなら裏のコンセントに差し込めば充電器をいろいろと使えるという圧倒的な拡張性。
基本的には4つあれば十分なのですが、カメラを複数台持っていく撮影のときなどに一時的に8ポートくらい使いたくなるときがあるので、それを満たせるのは僕の環境ではかなりありがたい。
ガジェット好きにこそ刺さりそうな製品だと思いました。
十分な出力
充電器単体の出力については40Wの出力が出ているとのことなので、巻き取り式のケーブルで充電したいガジェットを充電するには十分な出力だと感じています。
もちろん、伸ばしたケーブルでMacBook Proなどを充電しようとすると出力が足りないですが、巻き取り式のケーブルで充電をするのはスマホやタブレットといったデバイスではないでしょうか。
据置のPCは別でACから電源を取るのであれば、据え置きではなく充電するタイプのガジェットに関しては十分すぎる出力だと感じています。
iPhoneを充電してみましたが、しっかり充電もできましたし、速さについても問題なし。
非常に快適です。
持ち運びも検討できる?
この充電器は取り外しもできて持ち運びもできるのも魅力。
そのため、家で使うステーション的な役割に加え、外出先で充電器とケーブルを別途持っていく手間を省く機能的な充電器の側面もあります。
据置専用として使うのも悪くないですが、上蓋も外しやすい仕様になっているので、外出も兼用する充電機として使ってみても良いかもしれません。
Gitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションの気になるポイント
良いポイントもたくさんあるGitryin 12-in-1 デスクトップ充電ステーションですが、気になるポイントについても共有します。
サイズはやはり大きい
サイズは正直巨大です。
デスクに置くにしてはあまりにも大きいかもしれません。
横にも縦にも大きいので、モニターを使っている人であればモニターの高さに干渉する可能性もありますし、デスクが狭い場合は圧迫感がますかもしれません。
置くだけでミニマリスト感は消失するようなデバイスな気がしているので、デスクの景観を重視する人には向かないかもしれません。
一方で、サイズを犠牲に圧倒的な実用性は手に入れています。
どちらの性能を取るかかはあなた次第…
巻き取り精度とサイズ
巻き取りの精度についてはTORRASやUGREENの巻き取り式充電器の方が良く、オウルテックの巻き取り式ケーブルと似たような精度のように感じました。
引き伸ばしてピッタリ止まるかと思いきや思いの外戻ってしまいますし、止まった場所からさらに伸ばそうとする場合、ちょっと慎重に止めないと全部巻き取られてしまいます。
ストレス過剰なほど精度が悪いわけではありませんが、TORRASやUGREENの巻き取り式充電器を知っていると物足りなさを感じました。
また、単体充電器のサイズとしてもTORRASやUGREENの方が全体的には小さい仕様。
そのため、持ち出して使うのであればTORRASやUGREENの方が使いやすいと思います。
巻き取り式充電器を持っていなければもちろん外出用に使えると思いますが、TORRASやUGREENの充電器を持っているのであれば、あえて使う充電器にはならないと感じました。
いろいろと海外仕様
まず本体電源部分が3ピン仕様なのは、日本での展開を視野に入れている製品としては致命的。
基本的には2ピン仕様のコンセントばかりなので、3ピンが来ると即座には使えません。
今回僕も2ピンのアダプターを購入しました。

あとは僕は専門家ではなくあまり詳しくなくて恐縮ですが、3ピンとか2ピンのあたりの話にはアースの話が関わってきてそうで、電源的な良し悪しとか発火リスクとか、知っている人が見るとどうなのか?みたいなポイントが多々ありそうです。
全体通して3ピンで、充電器だけ2ピン仕様なので、寄せているのか寄せてないのかわかりませんが、ここは日本で展開するなら改善しても良いようなきもします。
あとは販路にAmazonがないこと。

現在公式HPからのみ購入が可能となっています。
PayPalでの決済が可能なので、ある程度セキュリティの保持は担保されていますが、とはいえいつも使い慣れたプラットフォームで購入できないのは不安や手間があるでしょう。
販路についても改善があればさらに手に取りやすく嬉しい製品なように感じました。
Gitryin デスクトップ充電ステーション 12-in-1がおすすめな人
デスク上のガジェットの多さと配線整理のバランスに悩んでいる人
デスク系ガジェットをそろえ始めるとキーボード・マウス・スピーカー・スマホ・タブレットなど、あらゆるガジェットがデスクを圧迫していくと思います。
そうなると、必然的に充電をする頻度が増えると思うのですが、デスクの上にあるタイプのガジェットは意外と充電しにくいのではないでしょうか。
机の端や奥にケーブルホルダーを設置していると、中央に鎮座するキーボードやマウスの充電は意外と手間。
しかも端から手前のガジェットにまでケーブルを届かせようとすると長めのケーブルを用意することになり、使わないときはデスクの後ろや側面で余ったケーブルが垂れてしまうことでしょう。
そんな実用性と整理をどちらも兼ね備えて解決してくれるのがGitryin デスクトップ充電ステーション 12-in-1。
巻き取り式によってケーブルは乱れることはなく、手軽に必要な分だけ伸ばして充電が可能。
長さも十分にあるので距離が多少あったとしてもデスク上なのであれば問題なく使用ができるでしょう。
背面のプラグを使うことによって各種電源関係をまとめることもできますし、充電関係は一括してまかすことができそうです。
大きさこそかなり大きいですが、多数のデバイスを使う人にとって、この充電のしやすさと圧倒的包括力はサイズを飲み込めるほどのメリットになりえると思います。
使用台数が少ない人はあまりメリットがないかもしれないですが、日頃からデスク系ガジェットはもちろん、スマホ・タブレット・カメラなど、充電するものが多い人ほどありがたみが増す充電ステーションではないでしょうか。
これまで有線でだらしなく、しかししょうがなく使っていた配線と別れを告げられるかもしれません。
まとめ
多機能過ぎる充電ステーションのレビューでした。
サイズと引き換えに圧倒的な実用性を手に入れているので、デスクが充電で悲鳴を上げている人ほど刺さると思います。
気になった人はチェックしてみてください。



















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