Apple Pencil買わずに済む?|新iPadにしっかり貼り付く格安Styluslink 2in1 ペンシルの実力

iPadを使ううえで欠かせないのがApple Pencil。

ただ「純正は高すぎる…」「サードパーティ製が新型iPadに貼り付かない…」と悩んだことはないでしょうか。

実際、iPadの規格変更から約1年半、サード製ペンシルの多くが側面に磁力で固定できなくなり、選択肢は大きく減ってしまいました。以前のように2,000〜4,000円で“貼り付く・充電できる”モデルを探すのは難しく、仕方なく純正を選ぶ人も少なくないはずです。

そこで今回紹介するのが Styluslinkペンシル。

新型iPadにしっかり貼り付くことに加え、11時間連続使用・傾き検知対応など、普段使いに十分な機能を搭載。

さらに反対側はゴムペン先となっており、iPhoneなどのスマホ操作にも使えるユニークな2in1仕様です。

価格もお手頃な約2,000円程度と、純正の10分の1。

そんなStyluslinkペンシルを実際に使ってみて感じたよかったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。

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提供:Styluslink

貼り付くペンシルが少しずつ増えてきた

iPadの規格が変更されてなんだかんだ1年半経ちました。

iPad Proは筐体が薄くなり、AirやminiもApple Pencil Proに対応するように。

しかし、この変更で困った状態になったのがサードパーティー製のペンシル。

新型Apple Pencilに対応したという仕様変更のため、既存のペンシルが側面に貼り付かなくなってしまいました。

そのため、これまで2000円程度払えばしっかり貼り付き、4000円程度払えば磁気充電まで対応していた豊富なラインナップが消失。

買ったけどつかないとか、探したけど見つからないという人も多いのではないでしょうか。

発売から数ヶ月経てばサードパーティ製のペンシルも増えるだろうと当時の僕は考えていました。

しかし、半年経ってもほとんど対応のペンシルが発売されず、純正を買うか否かでずっと悩まされていたのを覚えています。

そんなラインナップですが、最近は少しずつ増えてきました。

僕が知っている範囲でしっかり貼り付くペンシルはMixooの2000円ほどのペンシルとESRの探す機能対応のペンシル。

1年半経ったいまでもラインナップとしてはこの程度ですが、今回紹介するペンシルもしっかり対応していました。

現状磁気充電はまだ対応してない?

もし対応している製品があれば教えて欲しいのですが、僕の観測範囲だと2025年10月現在いまだ社外製で磁気充電に対応したモデルを見つけられていません。

ようやく最近貼り付く仕様に関してはだんだん数が増えてきた印象なのですが、貼り付けただけで充電ができる磁気充電についてはいまだ見つけられず。

もちろんAmazonを探せば見切れないほど充電可能!と書かれた製品が出てくると思うのですが、それらは旧モデルのiPadを指していることが多く、新型のことではありません。

だいたいがこんな仕様になっているので、もしかしたら新型にもう対応したペンシルがあるのかもしれないのですが、僕はまだ見つけられていないといった状態。

昔のように新型に貼り付けて使える4000円くらいのペンシルの発売をずっと待っています。

Styluslinkペンシルの特徴

  • 2in1 ipad タッチペン
  • 極細ペン先とゴムペン先が採用
  • 11時間連続使用可能
  • 15分でフル充電
  • LEDデジタルディスプレイを搭載
  • 新型iPadにしっかり貼り付く
  • 傾き検知
  • ペン先3つとゴムペン先5つの替えが付属
  • 価格2000円程度(Amazon)

特徴は2in1のペンシルになっているということ。

片側は今まで通りの普通のペンシル。

そして反対側がゴムになっていて、iPhoneなどのスマホ操作にも使えてしまいます。

ゴムのペン先は滑りがよく、タッチペンのように活用可能です。

iPadで普段は使用しつつ、場合によってはiPhoneで使うという運用が考えられるでしょう。

ペンシル自体もしっかり貼り付くうえ、長時間使用もできて便利。

しっかり貼り付きます

メモを書く程度の人であれば十分満足できる性能をしています。

価格についてはセールによって多少前後するのですが、2000円程度で購入できるようです。

1番安いときは2000円を切っているようなので、少し価格追ってみると最安値で買えるかもしれません。

描画性能

基本的な書くという作業に関しては不満ありません。

メモくらいであれば十分使えますし、僕の用途では不便さを感じることは何もありませんでした。

純正ペンシルと似た重さもあり、むしろ使いやすいくらい。

しかし、傾き検知などの機能を求めると話は別。

一応対応しているのですが、無段階に対応しているわけではなくて、角度に対して段階的に対応しているだけです。

そのため、3段階の太さを使い分けられるだけと覚えておくと良いでしょう。

イラストを描きたい人にはまったく向かないので、完全にメモ用として割り切る認識が必要です。

iPhoneでの使い心地

ゴムの滑り心地が意外とよく、ゲームにも使えてしまうと感じるほど。

最近のゲームだとペンシルで操作する必要があるのもないかもしれないですが、スワイプで指のスレが気になる人にはちょうど良いかもしれません。

以前1番シャドバをやっていた学生時代、スワイプするのが痛くなってペンシル買ったの思い出しました。

そのときは滑りの悪いゴムで操作性が悪かったのですが、これならスイスイなぞれてしまうので当時あればなと思うばかり。

Styluslinkペンシルがおすすめの人

メモに使えるコスパに優れるペンシルが欲しい人

基本的にはこれまでも紹介してきたMixooのペンシルのような格安タイプのメモに使う分には問題ないタイプのペンシル。

そこに加えて、裏側はゴムのタッチペンになっていて、完全に電源いらずで使える仕様。

普段は電源のオンオフくらいにしか使っていなかった場所なので、ペンシルの場所を余すことなく使えるところに魅力を感じる人は向いていそう。

デザイン的には少し野暮ったい印象になると思うので、統一感を意識するのであればゴムがないタイプ、機能性を優勢するならこちらといったところでしょうか。

統一感か、機能性か

純正の10分の1の値段でしっかり書けるというところで、メモをしたい人には最適です。

一方で、傾き検知などはそこまで精度が高くないので、太さや角度を意識した描画がしたい人は純正を選びましょう。

個人的には十分な性能というか、むしろ重さが純正に似ているというところが非常に気に入っているポイントです。

社外製は軽すぎるペンシルが多いなか、しっかりある程度の重みがあることで書きやすさをむしろ感じます。

メモくらいしか用途がない自分とっては純正は用途のわりに高すぎるので、最安値レベルで使える選択肢はありがたいです。

まとめ

また1本しっかり貼り付くペンシルを見つけられました。

ペンシルに関してはまだまだ未発達な分野だと思っているので、もし何か情報があれば共有してもらえると嬉しいです。

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