- 「Macの動作が重い…」
- 「容量がいっぱいになってるけどどこに保存してあるかがわからない…」
などのMacを使用するうえでの悩みを抱えたことはないでしょうか。
これらの課題をサクッと解決できるアプリが実はあります。
それが僕も手放せないアプリとなった「CleanMyMac」。
このアプリ1つでメモリの解放、容量の整理、セキュリティ管理などもこなしてくれるMacのオールインワンアプリ。
そんな愛用中のアプリに大きめのアップデートが入り、新しい機能が追加されました。
今回はそもそもCleanMyMacってどんなアプリなのかを簡単に説明したのち、新機能を使って気に入ったポイントや気になったポイントについてレビューしていきます。
提供:MacPaw
CleanMyMacとは

CleanMyMacを使って、Macからガラクタを取り除きましょう。このオールインワンのMacクリーナー&メンテナンスアプリは、ジャンク、重複項目、マルウェア、パフォーマンスの問題を処理し、あなたのMacをすみずみまでピカピカにして、パフォーマンス効率をアップします。
CleanMyMacはMacのパフォーマンスを落とす要因となる原因をまるっと解決してくれるオールインワンアプリです。
動作が重いとかセキュリティが不安とか、本来ならそれぞれ別に対策をしなくてはいけない課題を1つのアプリで解決してくれます。
複数の機能が使えるようになっているので、一括で全部診断してもらっても良いし、必要なところだけ機能を使うのもOK。
通知も適宜入れてくれるので、入れているだけでMacに関する課題を総合的にサポートしてくれます。
CleanMyMacの特徴
- Macを隅々までクリーンアップ
- スキャンして潜在的な脅威を検出
- Macのパフォーマンスを改善
- ソフトウェアアップデートを実行
- ストレージを整理
動作を軽くしてれるだけかと思いきや、実はセキュリティについても管理してくれるという幅の広さ。
もちろんストレージの管理やメモリの解放も行ってくれるので、Macの動作がサクサクになる機能も使えます。
今回のアップデート
実は少し前にアプリのレビューをしたことがあるのですが、半年経った現在新たに2つの機能が追加されました。
それが「スペースレンズ」と「クラウドのお掃除」です。
それぞれの機能については詳細に解説していきますが、これまですでに下記の5種類の機能が使える状態でした。
- クリーンアップ:システムの不要データを削除
- セキュリティ保護:マルウェアの発見&除去
- パフォーマンス:メモリを解放して動作を軽くする
- アプリケーション:アプリの不要データを削除
- 不要データ:フォルダの重複データなどを削除
これらに加えて2つの機能が追加ということなので、合計で7つの機能が使えるアプリとなりました。
汎用性の高い機能なので、あるとMacのケアがかなり便利になります。
料金について
新機能解説の前に少しだけ説明しておきます。
このアプリですが、有料アプリとなっています。
価格についてはサブスクか一括購入を選択可能。
一括購入の場合新機能まで使おうとすると2万円ほどです。
ただし、セールが開催される場合もあるので、契約や購入の時期はチェックしてみるとお得になるかもしれません。
今回メーカー様にクーポンコードを発行してもらっているので、よければご使用ください。
Space Lensの機能

ここでSpace Lensの使い方や詳細について説明します。
スペースレンズは、ストレージの詳細なマップを構築する全く新しいCleanMyMacの機能で、素晴らしく簡単にクリーニングが出来るものです。 この機能はドライブ上の様々な種類のファイルやフォルダを、容量毎にシャボン玉のようなバブルで美しく整理して表示します。
Macのなかにどこか重たいファイルがあるはずだけど、その場所がどこだかわからない…
こんな経験ないでしょうか。
スペースレンズはこの悩みを解決してくれる機能です!
例えば僕の場合、動画編集をしていると容量がいっぱいですと通知がくるわけですが、どこに保存してある何のファイルが容量をとっているのかが不透明。
これまではファイルの情報からいちいち重そうなファイルを確認していました。
しかし、スペースレンズであればスキャンしたフォルダの容量を大きさによってわかりやすく可視化してくれます。

これによってどこにどの程度の容量が入っているのかをすぐに確認が可能です。
場所の特定ができれば整理をすることも容易なので、個人的には非常にありがたい機能でした。
クラウドのお掃除

これまではMac内の機能でしたがついにクラウドの整理まで行えるようになりました。
操作ができるクラウドは3つ。
- Googleドライブ
- iCloud
- OneDrive
主要なクラウドサービスが対応しているので、便利使える人も多いのではないでしょうか。
iCloudを試してみたのですが、これはMac専用アプリゆえの連携の良さといったところで、すぐにクラウドの場所を特定し、スムーズに使えました。
GoogleドライブとOneDriveに関してはそれぞれのMac用アプリをダウンロードしてからではないと接続ができないようです。
iCloudに比べると連携がシームレスではありません。
今回はiCloudを例にして進めますが、接続するとそのクラウド内で大きな容量をとっているファイルがないかなどを調べてくれます。
気になるファイルがあればそのまま確認しにいくといった流れでの運用です。
使ってみてよかったポイント
ここからは実際に使ってみてよかったポイントについてまとめていきます。
ワンタッチで操作が完了する
まず新機能というかCleanMyMacの前提の話ですが、ワンタッチで操作が基本的には完了するUIの使いやすさがやはり魅力。
やはりこの手のアプリで気になるのは操作の難易度ではないでしょうか。
初めて使うよくわからないアプリが使いにくかったら嫌ですよね。
その点でCleanMyMacは非常に優れていて、本当に見ればわかるくらいのわかりやすさですし、使いたい機能についてはスタートのボタンを押すだけ。
これで処理が完了するのが優秀すぎる。
度々Macが重いとか、セキュリティ大丈夫かなとか思うこともあったのですが、CleanMyMacはワンタッチでいつも支えてくれています。
可視化の機能がありがたい
今回2つの機能それぞれの魅力として、課題を可視化してくれるというところがあると思います。
容量についてはどこが重たいのかが非常に見えにくいし、finderで確認しようとするといちいち情報のところをクリックしなければならないので面倒です。
その点で特にスペースレンズはどこのフォルダにどれくらいの容量が詰まっているのがはっきりとわかります。
これがわかればその情報を手がかりに問題のフォルダを確認して容量を整理できるでしょう。
やっかいなのは重いとかざっくり問題がある場所はわかるけど、もう一息調べきれないとき。
だからこそ全体像から素早く問題の箇所が可視化できる今回の機能は優秀だと感じています。
気になったポイント
ここからは気になったポイントについて共有します。
今回新機能で気になったのは1つだけで、個別のアプリのダウンロードが必要なところ。
僕の場合ドライブに接続しようとした際にドライブのMac版アプリのダウンロードを要求されました。
たったこれだけの手間なんですけど、今パソコンに入っていないアプリをダウンロードするところから始まるとちょっと面倒。
しかもドライブはApp Storeになく、ネットから自分から探し出しました。
欲を言えばアプリがないときのポップアップにはリンクを、もしくはブラウザからのログインでも機能が使えるようになると便利だなと感じました。
この点についてはメーカーの方に伝えたところ、「現在、Google DriveやOneDriveのアカウントを直接接続できるようにするアップデートを準備中です。」とのことです。
今後のアップデート次第ではさらに簡単に接続できる可能性もあるので、今後が楽しみですね。
まとめ
これまでも定期的に使っていたアプリに大きめのアップデートが入って非常に嬉しい限りです。
かなり使いやすいアプリになっているので、普段から動作が重いとか容量について困っているみたいな課題があるのであれば一度導入を検討してみても良いと思います!
気になる人はチェックしてみてください!
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