最近MATECHやばすぎませんか。
充電メーカーとしてはAnkerとCIOが強く、ここになかなか他メーカーは追いつけないなと思っていたところに現れた新たな国産メーカー。
特に薄型のワイヤレスモバイルバッテリーのクオリティが凄まじく、出す製品が毎回世界最薄を更新してくるような感じ。
僕自身、ずっとMATECHのMagOn Mini 5000というモバイルバッテリーを使っていて外出時の必需品といった感じで、外出用ガジェットとしてMATECH製品が手放せません。
そんなMATECHですが、凄まじい勢いで新製品をたくさん発売しています。
ワイヤレスモバイルバッテリーももちろんすごいのですが、それ以外にも注目製品が多数あるような状態。
そこで今回は最近話題のMATECH製品を一挙紹介するとともに、実際に使ってわかったよかったポイントや気になったポイントについてまとめていきます。
提供:MATECH
MagOn Ultra Slim 5000

- 世界最薄6.9mm
- ボタン不要でスムーズ充電
- 最大15W(iPhoneは最大7.5W)
- USB-Cポートは20W出力可能
- パススルー充電可能
- 定価6,790円
圧倒的に薄い!
これまで使用してきたMATECH製品や他社のワイヤレスモバイルバッテリーもだいぶ薄くなったと感じていましたがこれはレベルが違う。
愛用中のMagOn Mini 5000が薄さ10mmで(これはiPhone miniのサイズに合わせてるからそもそも少し厚めの設計)、薄型だと感じたTORRASのワイヤレスモバイルバッテリーが薄さ約8.7mm。
そこに対して6.9mmの薄さはあまりにも異次元。
これは強すぎ。
このサイズ感のガジェットについては0.1mm単位だとしてもコンパクトさがかなり大きく感じられるので、この薄さの差は衝撃的です。
薄型なのはもちろん軽量でもあるので、ミニマルコンパクトな充電器が欲しいのであればもはやこれ1択くらいな感じすらしてしまいます。
懸念としては充電速度。
他のモデルはちょっと厚みが出る代わりにQi2に対応している場合があります。
そこに対してMagOn Ultra Slim 5000はQi2には対応していないようで、充電の最大速度は機器に依存。
iPhoneの場合は最大7.5Wなので、最速充電を意識しているのであれば最適ではないモバイルバッテリーです。
しかし、ある程度の充電速度に目を瞑れば圧倒的なコンパクトさが手に入るので、ここはどちらの項目を重要視するかという問題に感じます。
MagOn Ultra Blade 5000

- 薄さ7.8mm
- Qi2搭載
- USB-C出力最大22W
- ボタンを押さずに充電
- パススルー充電可能
- 定価7,990円
先ほどのMagOn Ultra Slim 5000と比べると少し分厚いモデル。
デザイン的にもMagOn Ultra Slim 5000が丸みを帯びているのに対して、MagOn Ultra Blade 5000は角ばったデザイン。
これはもともと僕が持っているMagOn Mini 5000に近いデザインなので、系統としてはこのモデルの後継機という感じなのかもしれません。
MagOn Ultra Slim 5000との機能的な違いとしてはQi2搭載というところ。
そのためワイヤレスながら最大出力15Wでの充電にも対応しています。
薄型を維持しつつ充電速度を優先するならMagOn Ultra Blade 5000、充電速度は妥協しつつもコンパクトさにこだわるならMagOn Ultra Slim 5000という棲み分けになりそうです。
MagOn Ultra Blade 10000

- 12.56mm薄型設計
- Qi2搭載
- ボタンを押さずに充電
- パススルー充電可能
- 定価8,990円
こちらは10000mAhのタイプになったMagO Ultra Blade 10000。
10000mAhになったことで5000mAhのタイプと比べるともちろん厚みは感じますが、それでもこの容量でワイヤレスモバイルバッテリーであるということを考えれば非常に薄いのではないでしょうか。
MagOn Ultra Blade 5000と同様にQi2に対応しているので充電速度も十分早く、手持ちのスマホ素早く充電してくれます。
厚みと重量は増しますがその分容量が増えているので安心感があります。
5000mAhでは不安なものの、コンパクトさを意識しながらワイヤレスのモバイルバッテリーを探している人におすすめです。
価格についてもMagOn Ultra Blade 5000から+1000円で容量が倍になるのであれば、ちょっとお得感すら感じてしまいますね。
PowreFusion 5000

- 1台2役のモバイルバッテリーとAC充電器
- 最大45Wの高出力
- ミニマルこだわったデザイン
- デジタルディスプレイを採用
- USB-Cケーブル一体型でスッキリ便利
- 定価7,490円
最近monographの堀口さんも絶賛していたコンセント一体型のモバイルバッテリー。
一体型なうえになんと最大45Wの出力にも対応。
コンパクトさももちろんありつつ、どこにでも持ち運べて快適に使えるだけのスペックを持っています。
USB-Cケーブルについても流行りのストラップとして活用できるようなタイプで、これも本体に取り付け済み。
そのため、これ1台を持っていけば挿して充電もできるしモバイルバッテリーとしても使え、ケーブルも不要といったところで「1台で外出のすべてを任せられる」、そんな性能をしています。
モバイルバッテリーと一緒に充電器の持ち運びがネックだった人にとっては、この製品で持ち物をひとまとめにできるのはかなりメリットがありそう。
細かいところですがデジタルディスプレイにも対応していて、充電残量の確認もできます。
そのため、充電残量の確認が容易なのも良いところ。
PowerGo 15000

- 1台3役のトリブリッド設計(充電器・ワイヤレス・モババ)
- 最大65Wの高出力
- コンセント・ケーブル内蔵
- Qi2搭載
- 充電技術を結集したハイエンドモデル
- 定価17990円(2025年4月Amazonの価格)
最強の全部入り充電器として話題になった製品。
これ1台で、コンセントに挿しての充電、モバイルバッテリーとして活用、そしてワイヤレス充電にまで対応と、1台3役こなせる設計。
そこに加えて衝撃なのがスペック。
最大出力は65Wで、バッテリーの容量は15000mAh。ワイヤレス部分についてはQi2対応でぬかりなし。
これさえあれば何も怖くないくらい万全の準備ができる充電器です。
本体が重いところが気になりますが、1台でPCからスマホまですべての充電を任せられるうえ、モバイルバッテリーとしても使用ができるのでどんな場面でも安心感のある充電器となっています。
大容量かつコンセントもついてワイヤレスで充電もできて…みたいな要望てんこ盛りの人にはぴったりな製品です。
MagOn Watch 9000

- Apple Watch充電対応
- スタンド機能
- スマホリング機能
- デジタルディスプレイ表示
- USB-C 20W対応
- ワイヤレス充電最大15W出力
- 定価8,990円
なんとApple Watchまで充電できるタイプのモバイルバッテリー。
しかもただApple Watchが充電できるだけではなく裏にはリングがついている仕様。
これが意外とありがたくて、ワイヤレスのモバイルバッテリーを使っている最中はどうしてもスマホをスタンドさせられません。
通常時はスタンドをつけているので困らないのですが、充電の際にスタンドを外すと意外と困ってしまう場面がありました。
そこで活躍するのがこのリング。
リングがついていれば充電中でもスマホをスタンドさせて使えます。
地味ですがかなりありがたいところ。
Apple Watchに関しても充電していたと思いきや、うまく充電がされていなくて充電が切れてしまったなんてこともありがち。
そんなときに持ち運んで充電ができるタイプがあるともしものときに備えられて安心感があります。
Qi2には対応していないようですが、スタンド込みでもMagO Ultra Blade 10000と同じくらいの厚みなのが嬉しいところ。
多機能さでMagOn Watch 9000を選ぶか、充電速度と容量でMagO Ultra Blade 10000を選ぶかという検討ができそうです。
まとめ
機能が素晴らしいというのもあるのですが、デザインもかなり好みなMATECH。
ワイヤレスモバイルバッテリーは本当に気に入って使っています。
気になる製品があればチェックしてみてください。
MATECHの製品ですが、Amazonのセールでも対象製品になることが多いので、セール時も要チェックです。