【MOKIBO】スライドしてiPad miniの角度調整ができるケース「FreeAngle Slim/Flex」|iPad miniをより快適に使える|レビュー

iPad miniを置くときちょっと角度が合わないんだよな…

そんな悩みを感じたことはないですか?

一般的なケースだと角度は固定されていて、調整することはできません。

しかし、自分の身長や座る場所、ときには日差しなんかも関係するとその時々で見えにくい角度や見やすい角度というのは変わってしまうので、細かく調整できた方がiPad miniがより使いやすくなりますよね。

そんな角度調整の悩みを解決するのが今回レビューするMOKIBOの「FreeAngle Slim/Flex」です!

なんと僕が大好きでお馴染みのFusion Keyboardを販売しているMOKIBOからiPad用のケースも発売されました。

今回はそんなFreeAngle Slim/Flexを実際に使ってみてわかったことや気になったポイントについてレビューしていきます。

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提供:ヤベツジャパン

FreeAngle Slim/Flexの特徴

  • スムーズな角度調整
  • 豊富なカラーバリエーション
  • 背面がマグネットに対応
  • シンプルなSlimと多機能なFlexの2種類展開
  • FlexはMAKUAKEで先行予約開始中

特徴としてはスムーズに角度が調整できるスライド式の角度調整機構。

これにより、いつもであればiPadをひっくり返しながら行っていた大きな角度変更や、微細な角度調整ができるようになりました。

種類も2つ展開されており、シンプルなSlimタイプとインナケースが付属しているFlexタイプがあります。

SlimタイプについてはすでにMAKUAKEで先行予約が終わってしまいましたが、Flexタイプについては2月20日より先行予約が始まりました。

早めに予約すると早割が効くので、購入検討をしている方はMAKUAKEで予約してみてください。 Slimタイプについては4月初旬に一般販売開始の予定だそうです。

FreeAngle Slim/Flexデザイン

カラー展開はライトグレー・ブラック・グレイブルー・グレイグリーン・インディーピンクの5種類展開。

今回レビューしているのはグレイグリーンです。

サイズ展開については無印・Air・Pro・miniと幅広い機種に対応しています。

しかし、2024年に発売された新型のAirやProには対応していないようなので注意が必要です。

miniについては2024年に新型になったものの筐体のサイズは変わっていないので2024年発売のA17 Proでも問題なく使用ができます。

正面についてはシンプルな3つの折り目があるタイプ。一般的な見た目と言えます。

FreeAngle Slim/Flex正面の見た目に違いはなし

正面側にペンシルホルダーがついているので、開閉するときは手間に引き上げるという動作になるでしょう。

側面についてはSlimタイプの場合はインナーケースが付属しないので保護はできません。

Flexタイプはインナーカバーをつけての収納になるので側面の保護も安心です。

ちなみにインナーカバーなしでiPad miniを取り付けようとすると微妙に貼り付くのですがマグネット位置が最適ではないようで、ちょっとの衝撃で落ちてしまうくらいの強さ。

Flexを購入した場合はケース付きでの運用は必須でしょう。

背面は無地で、カメラ部分に深めの窪みがあります。

ケースの内側はマイクロファイバー生地のような触り心地。

ディスプレイや本体は保護できるなめらかな手触りであるものの、タオルのようなふわふわ感ではありません。

ちょうど先日国内発売された同社製品のFusion Keyboardのカバーと同じ触り心地です。

FreeAngle Slim/Flexの角度

FreeAngle Slim/Flexの特徴はなんといってもスライドで調整できるスムーズな角度調整。

具体的には55〜75度をカバーする「デスクモード」と20度の「ペンシルモード」を使い分けられます。

デスクモード

カバーは背面のマグネットによって貼り付けられます。

この位置を調整することで55度から75度まで調整可能です。

一般的なケースは60度くらいであることが多いので、前後に調整が効くとより見やすい角度に長瀬できるでしょう。

55度側が少し倒れ気味で、75度側が手前に立ったような角度です。

ペンシルモード

カバー部分をはずし、ペンシルホルダー部分だけが背面に貼り付くように設置します。

そうすると一気に角度が落ち、20度のペンシルモードに変形。

設置面こそ少ないものの、けっこう安定しているのでぐらつきは少なく書くことができるでしょう。

3つ折りも使える

公式ではあまりプッシュしていないようですが、普通に3つ折りタイプのケースとしても使えます。

この使い方をすると一般的な60度と20度の角度といったところでしょうか。

貼り付いてスライドさせるというのが魅力的ですが、最速で角度を作るとなると実は3つ折りの方が手軽。

状況に応じて使い分けてみてください。

使ってみて良かったポイント

FreeAngle Slim/Flexを実際に使ってみて気に入ったポイントについてまとめていきます。

最適を見つけて使える

これはけっこう大きな魅力ではないでしょうか。

これまで折って固定された角度で使うのが当たり前、という常識が頭から離れなかったため、スライドして角度を自由に調整できるというのは斬新な発想だと感じました。

角度調整は実は意外とシビアな問題で、倒れ込みすぎて立ちすぎてもディスプレイ見えづらく、買ったはいいけど角度が合わない…なんてことは日常茶飯事。

僕も角度が合わなくて何度もケースを買い替えた過去があります。

また、その日置く場所によっても見えやすさは変わります。

イスやテーブルの高さ、日差しの強さなど、「最適」というのは実は環境依存なことが多く、これらの問題を解決しようとすると1つの角度しか使えないのは圧倒的デメリット。

思い返してみると角度調整に意外と苦しんでたのではないでしょうか。

ですが、FreeAngle Slim/Flexであれば55度から75度で角度を細かく調整可能。

自分の環境に合わせて微細に角度を調整できます。

作業する場所や使用の内容に合わせて角度が調整できることで今まで感じていたなんとも言えないストレスを解消できるのではないでしょうか。

3つ折りでも使用可能

背面のスライドでしか使用できないのかと思いきや、普通に3つ折りのスタンドとしても使用可能でした。

なんだかんだこの安定の3つ折りタイプが使いやすいというか、手早くサッと使いたい時には助かりますよね。

60度くらいの角度でも使えますし、20度くらいの書く角度にも対応。

スライドが煩わしいときには3つ折りでシンプルに使用もできます。

Flexなら縦置きができる

Flexの場合はになりますが、インナーケースを併用しているメリットとして縦置きができます。

マグネットで貼り付いているため、縦向きで貼り付けても自立可能です。

この縦置きまでできることによって、縦・横・書く角度という3つの角度を自由に使えるように。

たくさんケースを触ってきたのですがこの3つの形態が共存しているケースはなかなかないので、すべてを網羅したい人には非常におすすめです。

注意したい点としてはサイズが大きいiPadの場合は自立しないかもしれないというところ。

今回僕はiPad miniでの話をしていますが、このタイプのケースは大きくなると重みに耐えられずに後ろに倒れます。

似たような機能のNIMASOのケースを持っているのですが、縦置きをすると倒れました。

そのため、iPad miniでは縦置きを確認できていますが、mini以上の大きさになると倒れるかもしれないという可能性は頭の中に入れておいてください。

使ってみて気になったポイント

良いところもたくさんあったFreeAngle Slim/Flexですが、気になったポイントもあったので共有します。

背面マグネットの吸着

FreeAngle Slim/Flexは背面マグネットに対応しているのですが、どこに貼り付けても強いというマグネットではありません。

全体をホワイトボードや冷蔵庫に貼り付かせること前提の強度となっています。

そのため、MagSafe系のアクセサリーであるMajextand MやAnkerのリングなどは貼り付けて使えませんでした。

この辺りのMagSafe系のアクセサリと合わせて使えるとさらに拡張性が上がるので非常に残念です。

ペンシルホルダーが使いにくい

個人差だとは思うのですが、僕は後ろから引き上げるタイプのペンシルホルダーが苦手。

前から剥がすタイプならある程度使いやすいのですが、背面に貼り付いているのは取り外しが失敗しやすくて使いにくく感じてしまいます。

FreeAngle Slim/Flexに関してはペンシルホルダーもスライドのために必要なアイテムなので、この位置にないといけないのはわかりますが正直使用感はいまいち。

この仕様にかんしてはPITAKAのケース内にペンシルホルダーをしまえる機構が最高だと感じているので、不要なときはしまえるようにPITAKAのような仕様を採用してくれたらさらに嬉しかったです。

収納式が使いやすい

Flexは重い

シンプルにインナーケースありは重いです。

重量がSlimが197gに対し、Flexは275g。

この重量感の70g増はかなりずっしりとくるものがあり、せっかく軽快に使えるiPad miniの良さを奪いかねません。

重い分保護性能や多機能性も上がるのでどちらを取るかという話ですが、軽快さという強みを消してしまうのには抵抗があります。

FreeAngle Slim/Flexがおすすめな人

共通:最適な角度でiPad miniを置いて使いたい人
Flex:1つのケースで縦・横・書く角度を実現したい人

このケース最大の特徴は55〜75度の間で自由に角度を調整できるところにあると思います。

一般的なケースでは角度が決められているので、調整するということはできません。

しかし、身長・置く場所・日差しなどによって、見やすい角度というのは細かく変わってきます。

そのため、常に最適を見つけ出して使用できるは非常に良いのではないでしょうか。

また、Flexのタイプの場合は縦置き・横置き・書く角度のすべてに対応しています。

インナーケースがある分重くなってしまいますが、このデメリットを飲み込めるのであれば、すべての角度に対応できるというのは非常に大きなメリットとなるでしょう。

Flexではなくてもシンプルに使いやすいケースなので、スタイリッシュに使いたい人にはおすすめできるケースです。

まとめ

大好きなキーボードを販売しているMOKIBOからiPad miniに対応した新作ケースのレビューでした。

たくさんiPad mini用のケースは発売されてますが、スライド式の角度調整はめずらしかったので新鮮で良いですね。

さすがMOKIBO、まだまだ新製品期待してます!

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