【新型】iPad やARグラスのセットアップに最適な「MOKIBO Fusion Keyboard 2.0」|キーをなぞるとタッチパッドになるキーボード

iPadとあわせてキーボードを使うとき問題になるのは「マウスがない」ということ。

キーボードでの入力は快適でも、文字や機能の選択時にいちいちディスプレイをさわらなくてはいけないのはめんどうですよね。

そんな悩みを解決できる最高のキーボードがMOKIBOのFusion Keyboard。

なんとキーボードをさわるとタッチパッドとして使えるという異色中の異色のキーボードで、僕はあまりにも好きなキーボードでお馴染みとなったガジェットです。

そんな大好きなFusion Keyboardの新型が国内で発売開始されました!

それが今回レビューするFusion Keyboard 2.0。

新型となってどんなところが変化したのか、そして改めて確認するこのキーボードの魅力、というところで話をしていきます!

提供:ヤベツジャパン

Fusion Keyboard 2.0の特徴

  • キーをなぞるとタッチパッドになる
  • ジェスチャーに対応
  • 3台接続可能
  • 静電容量無接点方式採用のキーボード
  • ユニバーサルモデルはカバー付き
  • スタンド機能がある

最初にもふれましたが最大の特徴はキーをなぞるとタッチパッドとして使用ができるというところ。

他にこんなキーボードは見たことない!レベルで革新的なキーボードだと思います。

色物だから操作性が悪いんじゃないの?と心配している人が多いと思いますが、そんな不安は吹き飛ばすほどに快適です。

マウス操作をするための反応も非常によく、タイピングとポインター操作をシームレスに切り替えられるので、これは実用レベル。

他にも紹介したいポイントはたくさんあるのですが、ひとまずこれくらいに。

旧モデルとの違い

正直これはマイナーアップデートモデルです。

タッチの感度が変わったとか使えるジェスチャーが多くなった、というわけではありません。

今回の違いとしては「新色のホワイトが追加」「カバーの材質が変化」の2点になります。

まずカラーについてはこれまではブラックモデルのみだったのですが、そこからホワイトが今回追加されました。

本体カラーがホワイトで、カバーについてはグレー。落ち着いた色味になっています。

そしてカバーの材質の変化については少し固めの素材に変化しました。

表面自体はMagic Keyboardのようなポリウレタンの柔らかな手触りなのですが、裏のマイクロファイバー生地のような材質からレザーのような手触りの少し固めの素材になっています。

もちろんディスプレイをほごできるようにややマイクロファイバー生地のような柔らかさは感じるのですが、そこまではふわふわしたような感触ではありません。

これによって全体的な硬さが加わり、スタンドとしての使用時に安定感が増したように感じます。

一体型モデルがある

Fusion Keyboardには今回僕が使っているユニバーサルモデルの他にiPadと一体型になるタイプもあります。

一体型の方は2024年以前のiPad ProやAirに対応。

Fusion Keyboardを使い始めた当時は一体型の方が良いかな、なんて思っていたのですが、これが便利すぎてiPad ProやiPad mini、果てはARグラスのオプション製品でも使い出しているので、それを考えると使用機種を選ばないユニバーサルモデルでよかったなと思っています。

一体型の方には2.0の表記がなかったので新型ではないと思いますが、ほぼ仕様はかわらないので気になっている方は一体型を購入しても大きな問題はないでしょう。

最小構成の最適解

新型との差異は実はあまりなかったので、新型についてのレビューは正直これくらいで終わってします。

しかし、Fusion Keyboardを初めて知った人やちょっと気になっている人に向けて、僕がこのキーボードを愛用している理由や魅力について解説します。

僕はこのキーボードに出会ってからものすごく執着していた折りたたみキーボードへの探究心が消え、持ち運びするときのキーボードはだいたいFusion Keyboardに落ち着くほどになりました。

マウスない問題が解決

とにかくこのタッチパッドによる操作性の便利さ向上がハンパじゃないです。

作業についてはディスプレイに触らずに操作ができるのが非常に便利。

電子書籍を読むとかアプリで遊ぶとかであればタッチパッドはいらないのですが、仕事とか作業をするとなると違ってきます。

僕はブログを書くことが多いのですが、その時使用しているアプリはnotion。

どうしても進む戻るブロック変換など、マウスで操作をしたいときが多いです。

これまでであれば今の操作をするときはどうしてもディスプレイをさわっていましたが、Fusion Keyboardであれば触る必要がありません。

手を頻繁に動かすことなく作業ができるのは本当に快適です。

ARグラスとの相性が抜群

さらに好きな使い方がARグラスと一緒に使うこと。

ARグラスは目の前に巨大なディスプレイが見えるガジェットなのですが、理屈としてはシンプルに接続端末の画面を映しているだけです。

そのため、iPadやiPhoneと接続すると画面は見えるのですが、操作はディスプレイにアイアンマンのように触れられるような未来的テクノロジーではないので、ディスプレイをタッチする必要があります。

これが本当に不便で、自分はグラスをかけているので、メガネの隙間から下を見てiPadやiPhoneを操作しなければなりません。

せっかくスマートなガジェットを使っているのに、これでは良さが半減。

そんな課題を解決できるのもFusion Keyboardです。

このキーボードがマウスの代わりになるので、1台持ち出せばポインター操作もできるようになります。

これでiPadやiPhoneと接続したときにもPCのように使えるように。

僕は電車で使用して、キーボード1台だけ膝の上に置いていつでもどこでも作業をしています。

キーボードとの切り替えがシームレス

色物ガジェットというところで皆さんが気になるところは「どうせ反応悪いんでしょ」というあたりではないでしょうか。

これは本当に気にしなくて良いレベルでしっかりしてます!

ちゃんとなぞるとマウスとして使えて、押し込めばキーボード。

このシームレスさは感動できます。

なぞっても反応しないということはなく、ちゃんとこの切り替えはシームレス。

反応の悪さは感じたことがありません。

意図した動きが意図したようにできます。快適。

カバー付きで持ち運びやすい

僕の中でけっこう熱いジャンルが「カバー付きのキーボード」。

話題になったところでいうとLogicoolのKeys To Go 2があります。

このタイプの何が良いかというと、「打鍵感が比較的良い」ということ。

折りたたみではないというところでフレームが安定していて、かなり打ちやすいです。

しかし、折りたたみではないキーボードは本来剥き出し。持ち運びには不便でした。

ですがFusion Keyboardにはカバーがあるわけです。これで持ち運びできつつ打鍵感も確保というところで非常に優秀。

サイズについてはiPadの11インチと同じサイズ感なので、極端に大きいということもなく持ち運べます。

気になるところ

大好きなFusion Keyboardですが、もちろん気になるところもあります。

僕もすでに2年弱使い込んでいるヘビーユーザーとして、次世代機に期待してここで改善点を提案しておきます。

ジェスチャー感度は悪い

課題はジェスチャーの感度。これは正直酷いと言わざるを得ないレベル。

1本指のポインター操作は快適そのもので思い通りに動くのですが、複数本になってくるにつれて怪しくなります。

2本指のスクロール操作は、できなくはないがかなりカクつくといった感じで、ピンチインアウトや進む戻るは低確率で反応する。

3本指以上のジェスチャーについてはほぼ反応しないと考えて良いでしょう、といった状態です。

一応ジェスチャーは使えるということになっているのですが、判定がしぶいのかそもそも感度が悪いのか、複数本になるととたんに反応が弱くなります。

Magic Keyboardなみとはもちろん言わないので、せめて遅くてもカクついてもいいからもう少し成功率上げてほしいです。

あと少しスリムになれる

タッチパッドにする機能を搭載している関係かもしれないのですが、ちょっと余白のようなスペースがあります。

これは減らしてキーボードだけの状態にした方がスリムでかっこいいのではないでしょうか。

今でも重さ約350gで決して重いわけではないのですが、もう一息頑張れるような気がしています。

ライバル機のKeys To Go 2が並べてしまうとけっこうコンパクトさに違いを感じてしまったので、ここはもう少しスリムになってほしいです。

VIAに対応したら嬉しい

高望みかもしれないですが、キーマップソフトに対応してくれたら最高。

デフォルトの配列でももちろん使えなくはないのですが、微妙にカスタマイズできるならもっと快適に使えるというところ。

汎用のキーマップソフトに対応して拡張性が増せばば持ち運びキーボード界最強になるのではないかと思っています。

Fusion Keyboard 2.0がおすすめな人

最小の荷物で多機能にiPadやARグラスを使いたい人

マウスを持ち運ばずにポインターの操作ができるというのが最高すぎます。

いちいちディスプレイをさわる必要がなくなったというところで、作業効率が大幅に上がる人もたくさんいるはずです。

本当にこれが便利で、iPadで作業をよくする人ほどこの快適さの恩恵を受けるでしょう。

また、カバー付きのキーボードというところで持ち運びやすくどこにも持っていくことができる相棒として使えます。

薄型構造のため薄いポーチに入れることもでき、持ち運んだときのフォルムもスタイリッシュです。

機能性・携帯性など本当に素晴らしいキーボードなので、気になった人は試してみてください!

まとめ

本当に驚きが大きいキーボードなので、この感動を体験してほしいです!

けっこうガジェットが好きな人でも知らないことが多い掘り出し物的なガジェットなので、持ってるだけで話題の種になるのも実は好きなポイント。

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