iPad miniを軽快に使いたいけど機能性も両立させたい!と考えると意外と選択肢が少なくなりませんか?
僕も以前とにかく軽快に使いたい!と考えて行き着いたのはカバーのないシンプルなクリアケースを使うことでした。
もちろん軽快に使えるという点では文句なしだったのですが、デザイン性や機能性はまったくなくて、保護と軽快さのみ満足できるといった感じ。
しかし、せっかくiPad miniを使うのであれば、軽快さはもちろん機能性も高く快適に使いたいですよね。
そんな軽快さと機能性を両立できるケースが今回紹介していくelagoの「MAGNET FOLIO」。
一見普通のケースですが、なんとカバーを分離させることができるケースです。
この分離によって軽快さと機能性を両立しているので、実際に使ってみてわかったことや気になったことについてレビューしていきます。
MAGNET FOLIOの特徴
- 2つの角度で使用できるスタンド
- 取り外し可能なセパレートタイプ
- マグネットで簡単に装着
- さらさらとなめらかな手触りのカバー
- 価格:7980円
LogicoolのCOMBO TOUCHのように分離できる機構になっているのが大きな特徴。
これによってカバーなしの運用やカバーをつけて角度をつける使い方など、使用方法の可能性は大きく広がります。
価格については7980円となっていましたが、以前あったブラックフライデーのときにセール対象品となっていて、6000円ほどで購入できるタイミングもありました。
MAGNET FOLIOのデザイン
カラー展開は豊富でブルー・ダークグレー・ライトグレー・サンドピンクの4種類から選ぶことができます。
今回はブルーを選択。
そして実はサイズ展開もあり、今回はiPad mini用を選んでいますが、iPad Pro(2024)の11インチ・13インチ用もありましたし、古いProに対応するモデルもありました。
miniだけではないので、別サイズのiPadを持っている人でも使うことができます。
正面についてはシンプルな3つ折りタイプのケースと同様の縦に折り目がついているタイプ。
ペンシルホルダーは付いていません。
側面は何も保護がないタイプになるので、側面の保護まで気になる人は注意しましょう。
正面のカバーですが、特徴でもふれた通り取り外しが可能です。
左側にペンシルホルダーのようなカバーがついているのですが、これが背面のカバーと前面のカバーを繋ぐ役割があります。
カバーの外側は旧型Magic Keyboardの表面のようなポリウレタンのような肌触りで、ディスプレイにふれる内側はマイクロファイバー生地のような感触です。
背面のカバーは特にロゴなどはなくシンプルな作り。
カメラ部分は深めにあいているので、カメラが傷つくような感じはしませんでした。
内側は前面のカバーと同様にマイクロファイバー生地のような手触りです。
この背面カバーについてはマグネットで吸着しており、簡単に着脱ができます。
また、背面にはマグネットも搭載されているので、ホワイトボードや冷蔵庫といった場所に貼り付けが可能です。
しかし、MagSafeに対応しているマグネットの配置ではなかったので、MagSafe製品を取り付けたい場合は別途シールを貼る必要があります。
2WAYのアングル
角度については2つアングルを使用できます。
- 60度
- 15度
60度
3つ折りタイプ定番の角度。
コンテンツを視聴しやすい王道の状態。
倒れすぎてて見えにくいとかはなく、むしろ視聴に最適な非常に使いやすい状態だと思います。
15度
こちらについても書くときに使える定番の角度。
25度くらいになってくると高めに感じて書きにくくなってくるので、書くときには最適な角度であるといえます。
取り外して置く
実用的ではないかもしれないですが、取り外せるという強みを活かして角度の低い縦置きができます。
縦置きで15度くらいの角度で使いたいという人はむしろMAGNET FOLIOしかないのではないか?というような特殊なスタンド方法ではないでしょうか。
これまで数多くのケースを使ってきましたが、この角度・置き方ができるケースは見たことがありません。
使ってみて良かったポイント
MAGNET FOLIOを実際に使ってみて気に入ったポイントについてまとめていきます。
軽快さと機能性の両立
特筆すべきはカバーが取り外せるセパレートタイプであるというところ。
個人的にはiPad miniはカバーなし運用推奨派なのですが、その理由は1秒でも早く使えるような気軽な相棒として使った方が便利な気がしているから。
しかし、実際問題持ち運びの際のディスプレイ保護の問題とかを考えると現実的はカバーがあった方が嬉しいのもたしか。
そんなジレンマを解決してくれるのが非常に魅力的!
家で使っているときなどはカバーをつけずに使い、持ち運ぶときにはカバーをする。
そしてそのカバーは折りたためばスタンドとしても使用ができるので死角がなく機能性を高めてくれます。
これまでカバーのないクリアケースなどで使用を我慢していた人などにとっては革命的なケースと言えるのではないでしょうか。
背面マグネットの拡張性
ほとんどのケースやスタンドに搭載していないけど、あると便利なのがマグネット機能。
意外と貼り付けて見るということができると便利な場面が多い印象です。
もともと教員として働いていたのですが、同僚の先生がホワイトボードにiPadを貼り付けられるようなアクセサリーを使っていて、授業や会議で定期的に活躍させていたのが印象に残っています。
また、家の中でも貼り付けて視聴を捗らせるといった工夫をすることもできると思うので、この背面マグネットはアイデア次第でかなり有効活用させられるでしょう。
背面にシールを貼らなくても貼りつけられるタイプのケースやスタンドは数が少ないので、マグネットタイプが気になっている人は要チェックです。
使ってみて気になったポイント
非常に多機能で素晴らしいと感じるMAGNET FOLIOなのですが、1つだけ惜しいと感じてしまうところがありました。
それが背面マグネットの吸着について。
デザインのところでも少しふれたのですが、これは全体がマグネットに対応はしているものの、すべての面がマグネットに対応しているわけではありません。
多数の吸着ポイントがあり、それらすべてが吸着することで貼り付きが可能になります。
つまり、マグネット系のアクセサリーがどこでも貼り付くというタイプではないのです。
もし全部がマグネットに対応していれば、AnkerのリングやMajextand Mを貼り付けることもできたのですが、残念ながらこれらのアクセサリーには対応していません。
このマグネット系のアクセサリーをつけるためにはMagSafeに対応させるためのシールを貼る必要があります。
背面がマグネットでホワイトボードとかには貼り付くだけに、「あと少し」マグネットに対応していれば完成度の非常に高いケースになったように感じました。惜しい。
MAGNET FOLIOがおすすめな人
軽快さと機能性を両立させたiPad mini用ケースが使いたい人
iPad miniはこのサイズ感からとにかく軽快に使いたいと考えている人が多いのではないでしょうか。
僕もその1人で、iPad miniを購入したときから持っている考えとして「カバーを開くという手間すらはぶく」というのがあります。
僕はこの使い方をするためにカバーなしのケースを選択していますが、画面の保護はさすがに気になりますよね。
そうなるとカバー付きの普通のケースとなってしまって、根本的な解決はしないまま「しょうがない」で使い続けることになります。
このMAGNET FOLIOであれば、カバーが分離できるため、背面だけを保護する・軽快に使うということができるように。
場所によってはカバーをつけることもできますし、そのカバーを折りたたんでスタンドにすることもできます。
場所によってはカバーが不要な場面もあるので、使用環境によって使い方をカスタマイズできるのが魅力です。
このように軽快に使える方法を残しつつ、多機能さも失わないというところで、シンプルながら応用の効くケースと言えるのではないでしょうか。
まとめ
王道的なケースとしての使い方できつつ、機能性が高いというところでかなり使いやすいケースであると感じました。
シンプルさと機能性を重視したい人はチェックしてみてください。