【Cerakey Ceramic Keycap V2】陶器のように艶やかなキーキャップ|打鍵音も感触も最高|レビュー

最近キーボード熱が高まっていて、キーキャップやキースイッチの換装を試しています。

今回紹介するのは「Cerakey Ceramic Keycap V2」

セラミック製のキーキャップで、プラスチック素材よりも音・感触に優れているのが特徴です。

実際に触ってみるまでは、「きっと良くなるんだろうな」と思っていましたが、想像以上の出来。

いいところはもちろん、調べるだけではわからなかったセラミック製ならではの特性も、細かくレビューしていきます。

メリット!
デメリット…
  • フルセットで多くのレイアウトに対応
  • 打鍵音・打鍵感が大幅改善!
  • ずっと使っていたくなる手触りのよさ
  • 約18,000円~と高価
  • つくりに個体差がみられる
  • 印字ありだと、せっかくの触り心地を損ねてしまう
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本記事はCerakey様から製品をご提供いただき作成しています。

特徴

  • セラミック製の高級キーキャップ
  • 指にフィットする丸みのある形状
  • 「コトコト」系の上品な打鍵音
  • 落ちついた感触が得られて打鍵が楽しくなる

Cerakey Ceramic Keycap V2 外観・付属品

Cerakey Ceramic Keycap V2の同梱物やデザインについてチェックしていきます。

同梱物

  • キーキャップ フルセット
  • キーリムーバー
  • キースイッチ(サンプル2つ)

デザイン

100%レイアウト対応のフルセットタイプ(印字あり)をチョイス。

ShiftキーやAltキーの長さが選べるので、僕の65%レイアウトにもピッタリでした。

傾斜が異なるキーも用意されています。

スペースキー・エンターキーの裏側はこんな感じで、スイッチが3つのタイプでも換装可能です。

実際にキーボードに装着してみました。黒一色のキーボードの雰囲気をがらりと変えます。

取り付けたのがこちら。

ちなみにバックライトもしっかりと光を視認することができました。

レビュー

ここからはCerakey Ceramic Keycap V2の各項目についてレビューしていきます。

打鍵音|上品なコトコト系に変化する

キーキャップ自体に重さがあるので、軽い感じではなく、どっしりとした打鍵音に変わります。

もとからついていたPBTキーキャップだと「パチパチ」「カタカタ」いう音でした。

Cerakeyに変えると「コトコト」とした上品な音に変化しました。

音の軽快さはPBTに比べて若干薄れるため、好みはわかれると思いますが、個人的にはバッチリ。

会社のような多くの人がいる環境でも使えるくらい、不快感のない音だと感じました。

ちなみに、スペースはちょっと大きめの「トントン」って感じの音。

バックスペース・エンターは上品な「コトコト」とした音で、より静かな仕上がりです。

打鍵感|フィードバックがセラミックカラーに

色々なキースイッチに合わせてみると、どれもほんのりと似たような「セラミックに色付けされた感触」になって返ってきました。

もちろんキースイッチによって異なる感触ではあるのですが、キースイッチひとつでここまでの影響力があるのかと、個人的にすごく驚いたポイントです。

PBTに比べて爽快な感じではなくなりますが、コトコトと落ち着いた打鍵感がすごく楽しい。

ずっとタイピングしていたい最高の感触です。

これを見るとわかるように、キーキャップ自体に結構しっかりと重量があります。

打鍵もやや重くなるので、クリッキータイプのスイッチよりは、リニアスイッチとの相性がいいように感じます。

押下圧が高めのスイッチだと、タイピングしていて疲れるかもしれません。

手触り|至高だがPBTより汚れやすい

ヒヤっとしているんですが、手が触れたときに「優しいな…」と思いました。

なにを言っているかわからないと思うんですが、キーキャップの分厚くて衝撃が和らぐところとか、角丸で手触りがいいところとかが作用しているんだと思います。

使っていくと、手触りがいいからこそ、指紋が気になるようになりました。

いい意味でもわるい意味でも汚れたときに気がつきやすいのは特性の一つだなと。

長時間使っているとツルツルしてきて、手触りが変わってくるので、神経質な人には向かないかもしれません。

使用後にサッと拭けば質感は維持されましたよ。

そのほか気になったところ

かなり満足度が高いキーキャップだったのですが、気になるところが2つあったので少しまとめます。

セラミック製で「印字あり」はもったいない

購入するときに印字の有無を選べるのですが、個人的には印字なし一択だと思いました。

印字の部分はザラッとしているので、せっかくの陶器の質感が失われてしまいます。

視認性に不安があって僕はまだ印字なしにチャレンジできていませんが、使える人は絶対に印字なしがおすすめです。

やや個体差がある

AやVのキーが若干斜めに曲がっています。

裏のステムが曲がっているのが原因みたい。

キーが曲がっていることで、キーピッチが狭いキーボードだとキー同士が干渉してしまい、たまに「キーン」と高い音がなります。

全然使えるので許容範囲ではありますが、ちょっときになりました。

「印字なし」なら、曲がっているキーを使用頻度が低いところに配置することで解決できそうです。

Cerakey Ceramic Keycap V2 はこんな人におすすめ

打鍵感・打鍵音をとことん突き詰めたい人

タイピングがもっと楽しくなること間違いなしのキーキャップ。

コトコトと上品にタイピングしたい人や、打鍵のフィードバックを楽しみたい人は買って損しないでしょう。

自作キーボードはちょっとハードルが高いけど、ちょっとずつアップグレードしていきたいと考えている人にもピッタリだと思います。

ほかの素材では味わえない魅力がたっぷり詰まっているので、ぜひ試してみてください。

まとめ

高級ではあるものの、PBTにはない唯一無二の質感を手に入れられるセラミック製キーキャップ。

打鍵音・打鍵感をワンランクアップさせられて、一度使ったらPBTには戻れませんよ。

もうやみつきです。

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