WealthNaviと積立Nisaは何が違うのか?どっちを選ぶべき?

2000万問題が話題になって投資の話も活発になってきた今日この頃。

投資初心者は思うわけです。最近聞くようになったWealthNaviとはなんだ?積立Nisaとはなんだ?と。

何から始めればいいのか、そもそもどっちを選べばいいのか。

僕もよくわからずたくさん悩んだのでこれからの投資法の参考にしてください。

大きな違い

小難しい話は飛ばしてざっくりと運用上の違いだけに着目してみていきましょう。


  • WealthNavi:お金を入れるだけ
  • 積立Nisa   :お金を入れて、商品を選ぶ


本当にざっくり説明するとこんな感じです。

イメージとしてはWealthNaviは最初から最後まで完全放置、積立Nisaは最初少し手間がかかってあとは放置。

運用上の手間とかはさほど変わらないと思うんですけど、自分で考えることが少しある積立Nisaのほうがやや難しいとも言えます。

積立Nisaの商品を選ぶとは

WealthNaviだとお金を入れるだけで、あとは買うべき株もなにもかもをロボアドバイザーが勝手に決めてくれます。

一方積立Nisaでは買うべき株は自分で選ばなければなりません。

ここが投資を初めてやりたい!って考える人にはなかなか踏み出せない一歩かもしれません。

どれを選べばいいのか?いつから買えばいいのかとか。

これは楽天証券の例ですけど、今現在どの商品が売れてるのかとか、初心者にはどんな商品がおすすめとかけっこう詳しく載せてくれてます。

まだ不安であればTwitterで商品名を検索にかけることで、多くの投資家の人たちがどんな商品に今現在注目ているのかがわかると思います。これを見れば不安感も若干和らぐかもしれません。

どっちの方がいいのか?

金額だけを考えるのであれば断然積立Nisaです。

投資の世界では年に2~3%資産を運用できれば良いと言われる中でWealthNaviでは手数料で1%取られます。

一方積立Nisaでは商品にもよりますがだいたい手数料は0.1~0.2%ぐらいです。

たかだかこれぐらいの差で?と思うかもしれませんが、WealthNaviと積立Nisa両方に共通していることとして長期運用をすることが前提とされています。

短期的な増減には着目していないことから、このわずかな差も長期的に見ると大きな差になるので甘く見ることはできません。

投資初心者はWealthNaviが無難

本当に初めて投資をやるのであればWealthNaviの方が無難かもしれません。

アプリも見やすいですし、始め方も簡単で、貯金感覚でほっとくだけで資産運用が可能です。

特に難しい操作もいらないですし、困ることは特にないのではないかと思います。

忙しいし投資もよくわからない、もっと言えば投資に時間を割けないという方であればWealthNaviも選択肢に入ると思います。

手数料は確かに積立Nisaに比べると高いですが、実際には運用している資産からの分配金で手数料を支払うことができるので、実質無料とも言えます。

少しでも資産を増やしたいなら積立Nisa

多少の手間がかかっても利益を優先したい!という方は積立Nisaが選択肢になると思います。

まず第一に手数料がWealthNaviとは違いやすいと言うことがメリットの1つです。

また、大きなメリットとしては利益が非課税になるということも挙げられます。

むしろ積立Nisaはこの非課税というのが最大のメリットであり、よく聞く言葉なのではないでしょうか。

簡単に非課税について説明をすると、例えば利益が1万円出たとします。しかし、日本の法律によって株での利益には約20%の税金がかかってしまます。ですので、1万円利益を出しても口座に入ってくるのは8000円になります。

しかし、積立Nisaではこの利益に対する税金がかかりません!利益はダイレクトに自分の分!だからこそやる人が多いわけです。

WealthNaviでは非課税にならないので20%の税金が取られます。これだけでも積立Nisaの方が20%分お得ということになりますね。

ただ、商品を自分で選んだり、商品のリスクの配分を設定したり、自分で管理することはやや増えてしまいます。

とりあえずどっちもやるというのも1つ

資金に余裕があるのであればどちらもやってみるのも一つの手かもしれません。

どちらか1つをやったから片方はやれないといったものでもないので。

僕は同時期にどちらもやってみることにしてこの度WealthNaviの運用はやめました。やめた理由についてはこの記事で解説しています。

まとめ

いろいろなレビューが溢れていると思うので、参考にしながら自分に合った投資法

を見つけていければいいんじゃないかと思います。