【低価格なフルアルミ】打鍵感・デザインのクオリティが高い「EPOMAKER P75」|手頃な価格でワンランク上のキーボードを使おう|レビュー

4月の新生活に向けて、デスク環境もちょっとアップデートしていきたいな、と考えている人も多いのではないでしょうか。

そんな人に朗報です。

手頃な価格で高級感溢れるキーボードデビューしてみませんか。

今回レビューするのは「EPOMAKER P75」。

セール時を狙えば13000円ほどなのにも関わらず、なんとボディがフルアルミ。

プラスチック製の筐体にはない高級感や打鍵感を味わえるでしょう。

今回はEPOMAKER P75を実際に使ってみて感じたことや気になったポイントについてレビューしていきます。

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提供:EPOMAKER

EPOMAKER P75の特徴

  • フルアルミの筐体
  • メタルノブ付き75%レイアウト
  • 有線・Bluetooth・レシーバー対応
  • 4000mAhの長時間バッテリー
  • ガスケットマウント採用
  • ホットスワップ対応
  • 定価15800円(セール時約13000円)

大きな特徴としてはなんといってもフルアルミのメタル筐体。

プラスチック製のキーボードとは一線を画す高級感があります。

そんな高級感のあるデザインですが、価格はセール時なら13000円と比較的手頃。

同様のフルメタルボディのキーボードを展開しているKeychronの場合、4万円を超えてくる場合もあるので、この相場感を考えれば1万円台前半でフルメタルボディを楽しめるのはありがたいところ。

重々しい見た目に反して打鍵感は軽快で、非常サクサク打てるのもお気に入りのポイントです。

EPOMAKER P75のデザイン

カラーはブラックとシルバーの2色展開。

僕は今回ブラックのレビューをしていきます。

ブラックの色味としてはけっこう深めの黒。明るいブラックではなく、しっかり暗い印象なので、見た目は重厚感がありますね。

差し色でピンクのキーキャップがあり、全体が華やかな印象に。

また、キーの印字についても同様の温かめのピンクが採用されており、全体はブラックで重厚なのですが、ところどころ軽さを出してくれるデザインとなっています。

レイアウトとしては一般的な75%ですが、矢印キーが若干独立しているようなスタイルになっており、それに伴って少し横幅が広めです。

右上にはノブがあり、デフォルトの状態では音量の調整ができました。

押し込むこともできて、現在はミュートを割り当てしています。

側面上部にはレシーバーの収納、接続の切り替えスイッチ、USB-Cのポートを搭載。

WINとMacの切り替えは物理キー がなく、「Fn+A(Mac)」「Fn+S(WIN)」で調整可能とAmazonの販売ページの画像の中に書いてありました。

しかし、僕の環境下だと「Fn+A(WIN)」「Fn+S(Mac)」の仕様となっていたので、表記通りに操作してできない場合は逆を試してみてください。

背面にはゴム足が4つと「EPOMAKER」のロゴが印字されています。

正面にロゴがなく、背面にだけロゴがあるデザインはミニマルさを演出する特徴として製品紹介のページに挙げられていました。

EPOMAKER P75 レビュー

ここからはEPOMAKER P75の各項目についてレビューしていきます。

打鍵感

キースイッチに関してはリニアとタクタイルの2種類から選択可能で、今回はリニアを使用しています。

押下圧は45gで、数字上では一般的な荷重のスイッチといえるでしょう。

本来であればちょっと重いかな…といった重さなはずなのですが、P75は非常に軽快に打てるので、体感40gの押下圧のような感じがします。

打鍵感としてはLofreeのような「コトコト」とした打鍵の系統であり、1番似ているのはYUNZIIのB68です。

底打ちしたときのカツンカツンとボディに当たる感触が心地よく、しっかりと一打一打に打っているぞ!という感触を得られます。

押し込んでいるかわからないようなフニャっとした打鍵感ではなく、軽く打てるもののカツカツと感触は楽しめる仕様です。

ボディに当たっている感触があることから反発による指疲れが気になる人もいるかと思いますが、ここについてはガスケットマウントのおかげでかなり衝撃が吸収されているように感じます。

フレーム自体がかなりたわむので、タイピング時の衝撃は問題なく受け止めてくれるでしょう。

これにより、重厚な見た目からは想像ができないような優しく軽やかなタイピングが実現しています。

タイピングの感触とか完成度としてはKeychronのQシリーズにも近いレベルがあるのではないかと思うほどです。

打鍵音・静音性

打鍵音についてはカツカツと響く音が心地よいです。

アルミのボディに当たる音が小気味よく聞こえてくるので、タイピングの音を十分に楽しめるでしょう。

一方で、よく響くというところから打鍵音は大きめ。

自宅で自分が楽しむ分には問題ないですが、職場で使うとなるとそこそこ音が大きいので注意が必要です。

音も高音よりの音をしているので音量以上に遠くまで響いてしまう可能性があり、「タイピングがいつもうるさい人」という印象で見られてしまうかもしれません。

キー配列・レイアウト

キー配列はUS配列でレイアウトは75%。

配列については海外のメーカーなのでJIS(日本語)配列ではないというところで、当然のようにJIS配列は販売されていません。

レイアウトについては75%あるので、ファンクションキーを含め、基本的に欲しいキーはすべて揃っているといったところ。

右端の「Home」などのキーがある列に「End」もあることが多いですが、P75では採用されていません。

僕は普段右端の列は使わないので関係ないですが、このあたりのキーを多用する人は注意が必要です。

また、ノブが搭載されているので、ここでボリュームやミュートを操作できます。

キーマップ

キーマップは専用のソフトウェアを使用。

Screenshot

ブラウザーで動くタイプなので、ソフトをインストールする必要もなく簡単に扱えます。

しかし、定番のソフトであるVIAに対応していないのはちょっと気になるところ。

TH40は対応していてP75は対応していないなど、メーカーは同じでも差があると何を使えば良いのか戸惑ってしまいそうです。

その他気になるところ

良いところもたくさんあるP75ですが、気になるところもあったので共有しておきます。

切り替えスイッチがわかりにくい

本体に印字がなくスタイリッシュなのは良いことなのですが、有線・Bluetooth・レシーバーの切り替えがどの位置なのか表記がなくわかりにくいです。

レシーバー収納口側がレシーバー接続、中央が有線、USB-Cポート側がBluetoothとなっています。

ミニマルなデザインを目指したのもわかるのですが、見えにくくてもいいから本体に印字があるとわかりやすくてよりよかったと感じています。

EPOMAKER P75がおすすめな人

手頃な価格でワンランク上のキーボードを使ってみたい人

定価こそ17000円ほどしてしまうのですが、Amazonのセール対象になると25%オフの13000円で購入できる機会も度々あります。

13000円の価格帯だとプラスチック製の筐体が多いですが、P75は贅沢にフルアルミ。

アルミボディは高級感が違います。

では、筐体に力を入れたから性能が悪いのかというとそんなこともなく、コトコトと小気味よく軽快にタイピングできる打鍵感に、ガスケットマウントによる衝撃吸収で長時間のタイピングも問題なし。

ノートPCのキーボードから移行するのであれば、間違いなく違う体験が待っているキーボードといえるでしょう。

接続についても有線・無線はもちろんレシーバーにも対応しているので幅広い機器との接続ができ、機能面についても安心。

手頃な価格で打鍵感・デザインともにちょっと良いキーボードを使ってみたい人におすすめです。

まとめ

手頃な価格で楽しめるアルミボディのキーボードのレビューでした。

この価格帯でここまで高級感溢れるキーボードはなかなかないと思うので、気になった人は手に取ってみてください。

セール対象にもよくなっているので、購入タイミングは調べてみるとよりお得に買えると思います。

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