iPadは2台持ちするのが最適解だと思っています。
実際に僕も5年ほど2台持ちを続けていますが、今後もこの構成をやめる予定はありません。
「2台もいらないだろ」と思うかもしれませんが、たしかに贅沢な構成ではあると感じています。
しかし、仕事や生活をもっと快適にするためには、2台あるとなにかと便利で楽しいことが多いのも事実。
今回は2台持ちをするメリットや使い道、組み合わせの理由について解説していきます。
最適な組み合わせ
僕の中での結論はiPad Pro 11インチとiPad miniです。
理由としては異なるサイズを選ぶことによって役割がかぶらなくなるから。
以前11インチサイズのiPad Air 第3世代とiPad Proの2台持ちをしていたのですが、サイズが同じだとやることが同じになってしまい、結果として2枚持ちを上手く活用することができませんでした。
しかし、サイズ違いのiPadを持つようになってから生活が激変。
明らかに使い分けができるようになり、より生活が最適化されたように感じました。
具体的な使い方や使い分けについては後ほど解説します。
13インチやAirでもOK
僕のなかでは大きいサイズのiPadはiPad Pro 11インチが最適解ですが、サイズが違う13インチやAirでも良いと感じています。
実際に僕の妻も「iPadは2台持ちが快適」と同意見なのですが、使っているiPadはiPad Air 13インチです。
僕の用途では13インチが大きすぎるので選んでいませんが、iPad mini+11インチ以上のサイズであればかなり快適なのではないかと感じています。
無印iPadはサイズは良いのですが、アクセサリーの拡張性や機能性の部分で除外しています。
「最適」を選べるメリット
1台ですべてをこなすというのももちろんミニマルで良いのですが、物事には最適があると感じています。
長時間タイピングするなら折りたたみキーボードではなく据え置き型のキーボードを、良い音で聴きたいならイヤホンから有線イヤホンやヘッドホンに、など。
同じ機能は使えるけど、頻度・環境・ニーズに応じた最適があるのではないでしょうか。
これはiPadも同様で、環境に合わせて使うことで、快適さが段違いに上がります。
サイズが適正ではない場合、「今はiPadだすと邪魔そうだから使うのやめとこう」「ちょっとサイズが合わなくて作業がはかどらないな」「重くてなんだかんだ使わないことが多いんだよね」というようなことになってしまいがちです。
しかし、適正なサイズを選べる状態にすることでこれらの問題は解決します。
そして、iPadの使用の快適さが上がるということは、インプットやアプトプットの頻度やクオリティに変化が出ると感じていて、この変化はもはや仕事や生活が変わるほどの影響力。
使用環境や作業によって使い分けができることは生活を明るくするための変化に大きく関わるでしょう。
iPadは人生を変える
僕の好きな言葉に「iPadは人生を変える、Macは仕事を変える」という言葉があります。
この言葉はApple信者1億人創出計画のぬふぬふさんが運営するブログに書いてあったことですが、これに共感しかありません。
iPadは人生を変える力があると本当に思っていて、その理由としてはガジェットが苦手な人でもスマホのように扱えて、でもスマホ以上にインプットやアウトプットをはかどらせてくれるから。
ブラウジング、電子書籍、動画を見るといった基本的なことだけでもいいんです。
好きなことが身近にある生活はそれだけで生活が明るくなり、その楽しい生活の支えになるのがiPadだと確信しています。
また、クリエイティブのタネを見つけられるのも良いところ。
見る・読むなどのインプット的な楽しみももちろんですが、書く・打つ・作るといった作業でアイデアを形にしやすいのも生活に大きな影響しやすいポイントだと考えています。
そんなiPad最大の敵は使わなくなってしまうことでしょう。
「ちょっと使いづらいな」とか「使うのがめんどうだな」など、生活にフィットしていないと使わなくなってしまうんです。
だからこそ、サイズを分けて、コンセプトを分けて使用をすることで、生活や仕事に最適化させることが重要だと考えています。
デメリット
2台持ちのデメリットについても最初にふれておきます。
僕の考えるデメリットとしては「予算」です。
まず単純に2台買うことになるのでお金がかかります。
その他にも1台ずつにアクセサリーを購入しなければならないので、2倍お金がかかることも。
贅沢な環境構築であることは否めません。
iPad Proを選ぶとき
ここからは僕がiPad Proを選ぶときに使う作業について解説します。
大きくわけて4つあり、それが下記。
- 集中して書く
- 集中して打つ
- 資料・映像表示用
- 電子書籍を読む
集中して書く
iPadの最大の魅力は「書けること」だと思っています。
教員をしていたときは、授業の流れ・授業資料のラフ、コンテンツ制作職のときは記事のサムネや記事内で使う画像のラフなど、とにかく書いて自分の頭の中にあるイメージを具体化させ、アイデアや構成を整理していました。
テキストでアイデアをまとめるのが苦手だったので、自分だけがわかるメモのような感じでひたすら書き、それを元にMacで資料をまとめたり、方針を報告したり、といった流れです。
とにかく自分の思考・イメージを書きました。
他にはブログやYouTubeの方針とか課題、自己理解みたいなことについてもとにかく書く。
このとき大切になってくるのは僕にとってはサイズでした。
窮屈なサイズだと思考が制限されるようなイメージになってしまったり、書いているとすぐに画面がいっぱいなってスクロールが頻繁になってめんどうだったり、最低11インチのサイズはほしいといったところ。
そのため集中してアイデアを形にするとき(期限が決まっている・たくさんアイデアを出したい・考えを深めたい)ときには大きいサイズを選択していました。
集中して打つ
アイデアは書くことが多いですが、ある程度固まったらテキストに移行することが多かったです。
アイデアのタネを見つけて少し育てて、テキストでより具体的にするイメージ。
このとき、集中して作業するのであればサイズがあるProを選んで作業をしていました。
僕はブログ記事の執筆がほとんどですが、執筆においてもサイズは重要で、視認性に関わってきます。
どんな文脈とか構成だとかというのをかなり見返すので、画面が小さい場合スクロールの回数が増えてしまって余計な作業が増えることも。
このような不要な作業をそぎ落として集中するためにも大きさがある方が作業しやすかったです。
また、iPad Proであれば最強のアクセサリーMagic Keyboardが使えます。
本当に好きなキーボードだし、めちゃくちゃ快適に操作できるしというところで、このキーボードを使うと作業がより楽しくなるような気もしています。
操作性でも余計な心配がなくなるというところで、集中して打つ場合にはiPad Proの方が捗ることが多いです。
資料・映像表示用
PDFの資料を読むときやMacBookのサブディスプレイとして使うときにはiPad Proを選びがちです。
教員時代は国が出している教育指導要領というお堅い文章を読む機会がなにかとあったのですが、文字がぎっしり詰まっている資料だったので小さい画面だと読みづらいんです。
なので基本的にはiPad Proで読み、大切な場所にはGoodNotesで印をつけて、授業や資料作成に活用するといった感じ。
しっかり読み込むときにはサイズが特に重要だと思っています。
また、サブディスプレイについても同様で、文字が小さくなると視認性悪くて効率が落ちるので、基本的にはしっかりサイズを確保しながら作業する方が好みです。
あとは僕の妻の使い道ですが、楽譜をiPad Air 13インチで表示させています。
演奏家なので譜面をよく読むわけですが、このときにiPadが大活躍するそうです。
13インチであれば少し自分が離れた場所に立っていても十分に大きく見えるそうなので、演奏がしやすいとのこと。
最近はプロの音楽家の中でもiPadの使用率が増えているみたいです。
こんな感じでひたすら表示させておく用途で使いたい人はぴったりだし13インチが特に相性よさそうですね。
電子書籍を読む
電子書籍を読む時は確実にProを選んでます。
これは育ってきた習慣なところがあるのですが、僕自身かなり漫画は好きでこれまで何百冊とかってきたタイプ。
慣れ親しんだ単行本の見開きサイズが1番読みやすいように体に染み付いているわけです。
そんな見開きの大きさが近いのが11インチサイズのiPad。
世間ではiPad miniで電子書籍が見やすい!と評判ですが、僕は体が馴染まないので必ずiPad Proの横向きで漫画を読んでいます。
iPad miniの縦向きで読むのも横向きで読むのもいまいちしっくりこないので、必ずPro。
miniを選ぶとき
次にminiを選ぶときの作業について解説します。
大きくまとめると下記のように。
- 家でブラウジング
- 電車で作業
- ちょっと外出するとき
基本的には軽めの作業を担当してもらってます。
家でブラウジング
メインの使い道。家でのブラウジングがはかどります。
「ちょっと調べ物したいな」「料理中にYouTube見たいな」みたいな、軽く何か調べたい・見たいときにちょうど良いです。
iPhoneよりも大きくて見やすく、iPad Proよりは小さくても持ちやすく手に取りやすい。
このサイズ間が絶妙なんですよね。
やはり軽めの調べ物だとしてもちょっと大きいサイズで見られる見やすくてストレスが明らかに少ないです。
そのため、家では基本的にはiPhoneではなくiPadを使うわけですが、そんなときに11インチサイズでなくても良い場面もあります。
「iPadは見やすいけどちょっと重いから使うのめんどくさいな」がなくなるので、よりiPadと触れる時間が長くなるでしょう。
僕の妻は本当にこの使い方がマッチしたようで、これまで片時も手放さなかったiPhoneをちょくちょく部屋とか洗面所に置き忘れ、ずっとiPad miniでブラウジングを楽しんでいます。
電車で作業
これは特殊な使い方ですが、最小構成で最大効率の作業ができます。
それがARグラスを接続してする作業。
iPad miniは画面が小さいのがメリットでありデメリットであるわけですが、ARグラスに接続してしまえば画面の小ささは吹き飛びます。
この構成によって僕は膝の上で最小構成でありながら目の前には巨大なディスプレイを出現させ、隙間時間でも最高の効率で作業ができるようになりました。
詳しくはいろいろ動画出しているのでそちらを見てみてください。
ちょっと外出するとき
PCやiPad Pro持ってくほどでもないけど少し作業するかもな、というときにちょうど良いのがiPad mini。
非常に軽量に持ち歩きができるので荷物の負担がありません。
気軽にどこにでも持ち歩けるので、外出先でアイデアが生まれたときにもサッと対応できますし、カフェで作業をしてもキーボードがあればかなりテキストワークもはかどります。
外出は身軽だけど、できることはマキシマムという状態を作り出せるのは大きなメリットでしょう。
毎日の「したい」を思いのままに
毎日の楽しみや発想といったあたりを最適な環境で整えてくれるのが2台持ちの良いところです。
iPad自体には力があるのですが、サイズが適切でないと使用が遠ざかってしまうのも事実としてあります。
最適にすることによって、インプットが楽しくなったり、アウトプットがしやすくなったりして、生活がもっと楽しくなるのではないでしょうか。
たかだかサイズかもしれないですが、ここをぴったり合わせることによって意外と使うようになることが多いので、気になっている人はぜひとも試してもらいたいです。
まとめ
2台持ちの最適化によって、生活や仕事を楽しく明るいものにしてみてください。
自分はこんな使い方をしている!こういうところが好き!などあればコメント欄で教えてください!
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