普通のケースじゃ満足できない!|iPad mini(A17 Pro)用ケースの種類と課題|最適解の旅が終わらなさすぎる

みなさんは今使っているiPad mini用のケースに満足しているでしょうか?

僕は満足しているところもあればずっと不満なところもあります。

というのも、iPad miniは使いたい場面が多いので「動画を見るときはこれが楽」「作業するときにはこの角度が良い」みたいな、使用環境によって最適化させたいという思いが他のiPadよりも強いです。

しかし現状はどこかを優先すると何かができないというような、微妙に完璧を満たしてくれないケースが多いと感じています。

今回はケースの種類とその現状についてまとめていきます。

自分の中での理想

まず自分のなかの理想のケースの話をしていきたいのですが、僕の中には理想があります。

それが以下の項目。

  • 横置き(55〜70度)
  • 縦置き(60〜70度)
  • 書く角度(20度以下)
  • フローティング
  • ペンシルホルダー
  • 軽量

理想としては横でも縦でも置けるし、書くときに少し傾斜がついた書きやすい角度で使える。

欲を言えば作業のときの快適さが変わるから高さがつけばなお良いし、書くときを考えてペンシルホルダーも欲しい。

もちろんiPad miniの良さである軽快さを損なわないために、重すぎるケースはNG。

こんなところが数年まえからずっと考えている理想のケースです。

さらにiPad miniであればカバーなしとあり、どちらの条件でも上記の項目を満たしたケースを見つけたいとも考えています。

ディスプレイの保護を考えてカバーが欲しいときもありますし、手軽さを重視してカバーなしで使いたいときもある。

これがiPad miniのケースを選ぶ上で難しさを加速させる要因でもあります。

現状の種類と課題

理想を挙げましたが、現在上記の要望をすべてきれいに満たしているケースはありません。

もちろん惜しいところまできているケースはあるのですが、現状どのケースがどのようなメリットとデメリットを抱えているのかを解説します。

折り紙式

MOFTのSnapフロートフォリオを皮切りに盛り上がった(と感じている)ケース。

数年前に発売されたときからずっと好きで、なにかと買い集めてしまうし、現状カバーありのタイプだと1番可能性を感じているタイプ。

特徴としては下記。

  • 横置きができる
  • 縦置きができる
  • 書く角度を作れる
  • 高さを出せる
  • ペンシルホルダーがある

一見僕が出した要望をすべて満たせてそうですよね。

実際、折り紙式のメリットだけを集めれば達成しているのですが、これらの機能を1つですべてできているケースがありません。

まずMOFT。

MOFTは高さが出せるというのが魅力ですが、縦置きができず、書く角度も難しい。

旧モデルは一応公式が書く用として打ち出している角度があるのですが、新モデルでは消滅。(その代わりにフローティングモードの安定感が向上)

PITAKAは縦置き・横置きは満足なのですが、書く角度と高さが出せず。

Origami Nudeは縦置き・横置き・書く角度が使えるのですが、縦置きの角度がいまいち。高さはなし。

このように各社メーカーがそれぞれ特徴を出してくれて、市場で考えればすべて存在している状態。

しかし1つにまとまっていない…

現状MOFTが1番理想には近いような気がしていて、僕にはできませんが天才的な発想であの折り目がもう少しいい感じにならないものかとずっと祈っています。

セパレートタイプ

ここ最近注目しているタイプ。

おそらくどんなに進化してもフローティングはできないと思いますが、そこを割り切ればなかなかいい線いくのではないかと感じています。

特徴はカバーが分離するセパレートタイプというところ。

これはLogicoolのCOMBO TOUCHと似たような仕組みですが、そういえば自分はシンプルなカバーで別れるのも使っていなかったので、これもこれでいいなと再認識。

このタイプはカバーありとなしの中間択のような感じで、軽快さと保護性能の良いとこ取りができています。

問題としては縦置きができていないというところ。

厳密にいえばアリエクとかを探すと縦にも置けるケースは販売されているのですが、重くなってしまいそうという懸念があります。

カバーなしのような使い方をしつつ、カバーがついているメリットもあわせて使いたい人にはおすすめです。

背面マグネット

カバーなしのタイプであればマグネットが背面に対応しているケースであれば、アクセサリーをつけることで理想に近づかせることができます。

カバーありのタイプのようにケース単体では何もないですが、現在はマグネット系のスタンドなど、様々なアクセサリーが販売中。

なかでもMagSafeのアクセサリーも貼り付くような強力な磁力を持つケースであれば、使用できるアクセサリーの数が跳ね上がります。

通常であればiPad専用のアクセサリーくらいしか選択肢にないところ、スマホ用のアクサセリーまで選択肢に入るので、選択肢が広がるでしょう。

ですが現在MagSafe用のアクセサリーが使えるほど磁力が強いケースはSnapケースくらいしか見つけられたことがなく、その頼みの綱のSnapケースも現在販売停止中で、再販予定はあるものの未定。

しかもこのSnapケース自体も完璧かというとそうではなく、何度も伝えている通りペンシルホルダーの場所が磁気充電に対応できない左側にあることやケースとしてはけっこう重たいという欠点もあります。

また、縦置き・横置き・フローティングというところまでは良い線まで行くのですが、書く角度の実現が非常に難しい。

現在僕はAnkerのマグネットリングを使用することで擬似的に書く角度を再現していますが、これも完璧とは言えません。

ここでも画期的なアクセサリーを駆使することが可能なものの、要望をすべて満たすということができずにいます。

クリアケース

最軽量であることは間違いないものの、ケースに何か貼らないと何も始まらない。

現状自分好みの最高のケースを作るとなると、意外とクリアケースにいろいろ貼ってカスタマイズするのが最適かもしれないとも思ったり思わなかったり。

最近スワンさんが出した動画で、iPad miniの背面にSanDiskのSSDを簡単に貼り付けられるカスタマイズをしている構成を見て、ないなら自分で作るという姿勢も大事かもしれないと思い直しました。

iPad miniに直接いろいろ貼ってしまっても抵抗がない人は裸でいいのですが、さすがに直接はちょっと…と思っている人はクリアケースを買ってそこに自分でマグネットを貼り付けて自分だけのiPad miniになるようにカスタマイズしていくのも最適を達成できる1つの選択肢のような気もします。

あと少しがすごく遠い

現状を整理して見ましょう。

  • 折り紙式:縦置き・高さ・書く角度のどれかが足りない
  • セパレート:縦置き・高さが足りない・カバーなしのように使える
  • 背面マグネット:種類がない・ペンシルホルダーの位置・書く角度
  • クリアケース:発想次第でなんとかできるかも

ざっくりこんなところでしょうか。

それぞれのケースにおいて、少しずつ何かが足りないという現状。

全体的にあと少しなんですが、そのあと少しがかなり遠い。

セパレートタイプのケースを活用したタイプで再現できそうなケースもありそうなのですが、できれば軽さにもこだわりたいので、軽量で多機能なケースに出会えていません。

理想のケースと出会うまではリサーチを続けるつもりですが、もし知っていることがあるのであれば、ぜひともブログやYouTubeのコメントで教えてもらえると嬉しいです。

まとめ

最近iPad miniのケースをさわる機会が多くなったものの、自分の理想がなかなか現れないなというところで現在の状況と気持ちの整理をしてみました。

カスタマイズの余地があると思えば良いですが、なかなか終わらない旅が沼すぎる。

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