ついにAppleの新製品発表会が開催され、新作のiPhoneについても詳細が明らかになりました! 最後の最後まで期待していましたが、やはり今年もminiはありませんでしたね…
というところで、新発売のiPhoneあるけど乗り換えってあり?という至極まっとうな質問というか疑問が出てきそうなのでそこについて僕なりの視点で答えていこうと思います。
あともう一つ、僕自身現在使用中のiPhoneが13 miniなのですが、サイズは気に入っているもののスペックに正直限界を感じつつあり乗り換え検討中です。
そのため、「実際に乗り換えるならここがポイント」とか「このスペック向上は心が動いた」みたいなところも自分が乗り換えどうするか考えるうえで真剣に考えていきたいと思います。
無印が順当進化で普通に良い
そもそも今回発売された新型iPhoneは「iPhone 17」「iPhone Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の4機種。
ラインナップの特徴としては初のAirが登場したところでしょう。
あとは全体的にどのモデルも共通してスペックが向上しています。
ざっくり全体のまとめ
- iPhone17シリーズは120Hzに対応
- 17は16の256GBよりも1万円安い
- 17はディスプレイサイズが6.1→6.3インチに
- インカメの画質向上
- フロントカメラのイメージセンサーが正方形
- 今回発売モデルは物理SIM非対応でeSIMのみ
特筆すべきポイントとしてはすべてのモデルで120Hzのリフレッシュレートに対応したこと。
これまではProの特権だったこの機能ですが、ついに無印ラインまで降りてきました。
今まで以上になめらかな映像やブラウジング、ゲームを楽しめるでしょう。
また、シリーズ全体としてフロントカメラが強化されています。
今まで12MPだった画素数が18MPに強化これによって、フロントカメラで通話や自撮りをしたとき、これまで以上に高精度な写真や動画を楽しめるでしょう。
また、センサーの形も変わったことで縦向きに撮影をしていても横向きの写真を撮影することも可能。
このあたりのカメラ周りのアップデートはかなり嬉しいポイントです。
シリーズ通して256GBスタートとなったことによって、無印の最低価格は上がってしまったのですが、それでも16の256GBと比べると1万円安くなっています。
そのため、16から明確に進化した機体が1万円安く買えるというメリットには注目したいところ。
さらにディスプレイサイズもベゼルを調整することで本体サイズはそのままに画面が巨大化しているようです。
メリットかデメリットかわからないのですが、今回からすべてのモデルで物理SIM非対応でeSIMのみに。
だんだん電子の時代なんだなということを痛感します。
僕がまだ物理SIM使っているので乗り換えの手続きとかが不安ですが、新しく買う人はSIMに注意しましょう。
自分が買うならProが選択肢
それでは現在13 miniを使っている自分。
乗り換えるならどれにするかというとProを視野にいれています。

Proを選びたい理由は「YouTuberとしてカメラ性能を優先したい」のみ。
正直もう普段の使用用途的には無印で十分どころかオーバースペック。
現に僕はほとんどの場面で13 miniで困っていません。
バッテリー持ちが悪いとかも言われますが、モバイルバッテリーがあるので困っていないし、性能についてもほぼ困ることはない。
しかし、カメラの性能はちょっと厳しさを感じています。
これは自分が職業YouTuberをしているからというのもありますが、iPhoneも立派な撮影機材なんです。
最近ありがたいことに製品の発表会に招待されることも増えてきたのですが、その際にもちろんミラーレスのちゃんとしたカメラも持っていきますが、突然素早く撮影しなくてはいけない場面とか、撮影してすぐにSNSに投稿したいとなるとiPhoneが圧倒的に便利。
となると、iPhoneのカメラはなるべくきれいに撮りたいわけですが、この画質には発信をする身としては改善したい気持ちも出てきてしまいます。
別に今も著しく悪いわけではないですが、せっかく皆さんに届ける情報であれば少しでもきれいに撮影して届けたいというところ。
iPhone 17 Proであればこれまで対応できなかった望遠も使えるようになるし、シンプルに画質も良くなっているので、これまで以上に手軽なもののきれいな画像で情報を発信できるように。
仕事が直結しているからカメラとして欲しいという意図がありますが、そうでない場合なら無印にすると思います。
iPhone 17 Proはクリエイターむけ
最近のiPhone、特にProモデルはクリエイター向けの訴求が増えてきたように思います。
RAWで撮影ができるとか、高解像度の撮影モードが使えるなど、かなり凝った撮影まで対応できるようなポテンシャルがあります。
ですが、このポテンシャルは日常生活ではほとんど活躍しないでしょう。
撮影した動画を編集ソフトで色味の調整を毎回する人にとっては良いかもしれませんが、普通映像作品を作るわけでもなければそんな編集はしません。
そのため、これからYouTubeを始めてみたいとか、ビデオグラファー的な活動をしてみたい、みたいな要望がないのであれば無印でも良いのかなという感じ。
でもここまでこだわりがあるのであれば20万近く出してミラーレスを買った方がもっと本格的な撮影ができるような気もするので、あえてProを選ぶ理由がますます消えてしまうような気もしています。
というか無印ですら今なら撮影もしっかり行えるので、あえてProを選ばなくてもしっかりきれいだと思います。
仕事に直結するとか、あえてiPhoneが良いという場合を除いて、17が非常に完成度の高いiPhoneだといえるでしょう。
iPhone Airは絶対に選ばない

Proが選択肢である一方で、Airは絶対に選ばない理由ができてしまいました。
正直筐体の薄さは魅力的だったのですが致命的な欠点が1つ。
それがDisplayPortに非対応ということ。
これは何かというと、USB-C1本で映像が出力できないという仕様になります。
何が不便かというと、ARグラスの接続ができません。
僕がiPhoneを買い替える検討をしている理由のなかにはライトニングをやめて、ARグラスを接続して使いたいという意図もあります。
これが達成できないというところで、新規プロダクトとしては非常に魅力的なのですが、僕は選べないといった判断になりました。
もう無印でも大満足
僕は仕事が絡んでいるので買うならProにしますが、正直本当に無印でも大満足の性能をしていると思います。
折りたたみになるとかUSB-Cに変わった節目とか、そういう大きな変更点こそないものの、ディスプレイが少し大きくなってフロントカメラの性能がよくなり、価格が実は落ちているなど、けっこう魅力的なポイントが多いです。
そもそも16時点でかなりiPhoneがよくなっていたので、順当に進化したというようなところ。
そのため、今回買い替えどうしようか悩んでいる人については、16からだとしても明確な違いがあるので良いと思いますし、僕みたいに13くらいから買い替えるのであれば明確なアップデートがたくさんあってスペック向上の恩恵をより感じやすいのではないかと思います。
もちろん無理してでも絶対に買い替えるべき!というほど強くおすすめするわけではないですが、今回はスルーで良いよ、くらい静観するほどでもないというところで、順当に良いと感じています。
使用環境に合わせて検討してみてください。
まとめ
何もないかと思いきや意外とちゃんと進化していてみていて嬉しくなる発表会でした。
自分の買い替えについても限界まで悩んでしっかり決めたいと思います。