XREAL One Proをメイン機に選ぶ理由|ARグラスにできることと今の使い道

みなさんはARグラスというガジェットをご存知でしょうか。

僕は大好きなガジェットで数年前からずっと使ってきていまなお使い続けているもう手放せないガジェットです。

まだまだ認知度は低く、持っている人は少ないガジェットなので、外出時には積極的に持っていって布教しているような状態。

そんなARグラスですが、発信していくうちに数も増え、現在所有数は10個くらいになっています。

このような多数所有する状態のなかでメイン機として使っているのが「XREAL One Pro」。

今回は多数所有のなかであえて現在XREAL One Proをメイン機にしている理由とか、現在の僕のARグラスの使い方について紹介していきたいと思います。

XREAL One Proがメイン機な理由

ARグラスを信じられないくらい所有しているのですが、そのなかでも現在メイン機として使っているのはXREAL One Pro。

7月に発売開始したばかりの機種なのですが、これが自宅に届いてから、ずっと使用しています。

ちょっと外出するくらいでもわりと持っていくので、本当に手放せない相棒という感じ。

視野角の広さは正義

ARグラスの重要な指標として、「視野角」があります。

これはつけてみるとはっきりわかるのですが、視野角が狭いと映像に迫力を感じられず、感動が薄いです。

イメージとしては視野角が狭い場合、画面をすべて視覚内に投影するためにディスプレイが遠ざかっています。

視野角が広いと近くに来たとしても見切れないので迫力が桁違いです。

XREAL One Proについては画面との距離の調整も行えるので、最大限近づけて迫力を感じても良いですし、あえて少し遠くに設置して映像の迫力を和らげるという使い方もできます。

視野角が狭いARグラス(個人的には43度あたりは狭く感じる)は近づける調整ができませんが、広い分には調整が効くので、このあたりもいろんな人に合わせられる魅力のポイントだと思います。

僕はデフォルトの距離で使用中。

機能性の高さが優秀すぎる

市場のARグラスとの違いとしては単体でできることの多さというところになります。

他社のモデルや同メーカーの他モデルの場合、基本的にはデバイスと繋いで見るだけで機能に拡張性がありません。

しかし、XREAL One Proであれば、「ブレ補正」「空間固定」「ワイドモード」「画面距離の調整」「電子調光機能」「3Dモード」など、幅広い機能に対応しています。

頭を動かしても映像が固定されている空間固定やPCと接続したとき画面が広がるワイドモードなどが特徴として上がることが多いですが、個人的にはブレ補正が内蔵されていることが非常に優秀だと感じています。

ARグラスの課題として、目元につけるものだからこそ、瞬きや呼吸といった小さな動きでも映像がかなり大きく揺れてしまうのがデメリット。

他社のARグラスには補正機能がなく、XREALでもオプション製品のBeamを併用してようやく補正ができるといった状態でした。

しかし、XREAL One Proであればこのブレ補正機能が内蔵。

ブレ補正がおかげで電車内などの揺れが特に激しい場所で使っても安定した映像を見ることができ、快適に使用できます。

僕はメインの使用環境が電車なのでこのブレ補正機能があるかどうかは死活問題。

Air 2 Proをメインで使っていたときは毎日Beamを合わせて持っていくのがめんどうだったので、これがまとまっていると考えると最高でしかありません。

もちろん映像を隅々まで見やすい空間固定や迫力のあるワイドモード、遮光カバーを持ち運ばなくて良い電子調光機能についても非常に使いやすい機能となっているので、これらの機能が搭載されていうのもメイン機たる理由になります。

映像がきれい

ディスプレイ自体は実はどのメーカーもSONY製のディスプレイを採用しているはずなので、スペック上はそこまでの差はないはず、という認識です。

しかし、内部の処理が違うからか、各メーカーはもちろん、モデルによっても映像のきれいさが違います。

個人的な感覚にはなるのですが、解像度ではなく色味の違いがあるように感じました。

映像自体はわりとどこのメーカーのARグラスを見ても同様くらいにはっきり見えるのですが、色味とかコントラストのようなところがモデルによって大きく変わります。

その中でもXREAL One Proは特に鮮やかな発色で、映像が一段ときれいに見えました。

Air 2 Pro段階でもかなりきれいな映像だと思っていたのですが、XREAL One Proはさらに上をいく仕上がり。

これまで映像について大きな差を感じることはそこまでなかったのですが、XREAL One Proはトップなだけあり差を感じています。

XREALだという魅力

これはXREAL One Pro特有の強みではないですが、XREAL製品はXREALであるという強みがあると思っています。

現状他社の場合、シンプルに製品のみで完結しているものがほとんどです。

しかし、XREAL製品はBeam Proのようなオプション製品を活用することで空間写真を楽しむことができますし、XREAL Eyeの併用によって、新たな撮影体験や6DoFの付与など、製品単体では終わらない性能があります。

また、他企業とのコラボも多く、映画館で自分だけの字幕をつけるHELLO!MOVIEというプロダクトとの提携やAR×花火のイベントで使用できる端末として使われていたり、単体での使用に留まらない拡張性も魅力です。

もっと言ってしまえば、XREAL One Proの次世代機にあたるProject Auraという機種の発売されることが発表しているのですが、これはGoogleと提携したARグラス。

明らかに他メーカーと比べても企業とのコラボが多いので、同じようなスペックだとしても他社と連携した拡張性を考えるとXREALのARグラスを持っておいた方が良いのではないかという思考になってしまいます。

Oneとどれくらい違いを感じてる?

視野角やレンズの構造の違いを感じているので、2機種あるのであれば絶対にXREAL One Proを選びます。

しかし、現在XREAL OneはAmazonのセールでもセール対象品になることが多く、最安値6万円ほどになることも。

一方でXREAL One Proはまだセール対象になったことがないうえ、おそらくまだセール対象製品にならないので価格が定価の84,980円のまま。

価格差25,000円を飲み込んでXREAL One Proを買うかと聞かれると、正直XREAL Oneでも良いかなとは思ってしまいます。

XREAL OneについてもXREAL One Proレベルに映像もきれいですし、視野角の広さを感じます。

もちろん、精緻に見るのであればXREAL One Proの方が感動があるのですが、この価格差があるのであれば、無理な乗り換えとか無理して購入するのではなく、XREAL Oneを狙うというのも現実的な選択肢だと感じてしまいました。

おすすめはもちろんしたい、けれど価格的に安易なおすすめもしにくい、といったところです。

現在の使い方

めちゃくちゃなARグラスマニアの僕ですが、どんな活用をしているのかについて紹介していきます。

電車で使う

僕のARグラス活用は9割方電車です。

ここでの使い方が最強だと思っています。

基本的な感覚として、物理モニターはまだ超えていないと思っているので、モニターがある自宅では活躍しません。

そのため、自宅ではなく大画面で集中したい場所として現れるのが僕の使用環境では電車。

電車内ではいろんなメリットがあると思っていて、まずは省スペースでも大画面で見られること。

電車に乗るときはわりと長距離移動とかになることが多いのですが、そこで手持ち無沙汰になるのがもったいない、ということで活躍してくれるのがARグラス。

座席に座れさえすれば、PCやiPadを開いて作業ができます。

僕はなかなかiPhoneではブログを書く気になれなかったので、座って作業することが多かったです。

しかし、PCやiPadでは普段のモニターに比べると画面が小さく没入感が低くてやる気が低下…

そんな課題を大迫力の画面の大きさで吹き飛ばしてくれるのがARグラス。

目の前に自宅のモニターと同じかそれ以上のディスプレイが現れるので集中できるようになりました。

この効果のおかげで以前勤めていた会社では残業が月70時間ほどありましたが週2〜3回の動画投稿を電車での作業をすることによってなんとか継続することができました。感謝すぎる。

他には画面を見られないというのもメリットだと感じています。

電車で作業するとどうしても隣の人に映像が見られてしまいますが、ARグラスを接続すれば自分だけが映像を見られる状態になるので、画面は閉じてもOKです。

そのため、覗きは防止しながら使える安心感も僕にとっては魅力でした。

別に見られて困るものはないのですが、昔から覗かれるのが苦手な性分だったので、いつでもどこでも見られなくなったのは快適そのもの。

電車で僕は非常に快適に使っていますが、デメリットとしては目立ちます。

怪しげなグラスをつけて、正面を見ながらPCやキーボードをカタカタしている人。当然怪しいです。

そのためARグラスをつけると視線やコソコソとした話し声や、果ては外したとき外国人の方と目が合ってグットのポーズをされるなど、いろいろな経験あり。

恥ずかしさに勝てば快適さが手に入れられます。

カフェで使う

電車ではさすがに…という人にはカフェでもおすすめ。

基本的な使い方は電車と同様ですが、若干心理的ハードルが下がると思っています。

カフェで作業をする人も多いと思いますが、その際に画面の小ささで悩んでいる人もいるでしょう。

しかし、そんな悩みもARグラスをかければ解決です。

いつでもどこでも大画面で作業ができるので、カフェですら自宅並みの大きさで作業ができます。

僕は作業に使うことが多かったですが、かけて動画を見たり映画を見たりするのに使うのも良さそうです。

空間写真を楽しむ

XREALのARグラスの話には、なりますが、空間写真をオプション製品のBeam Proで撮影し、その画像や映像を再生できます。

この空間写真や動画は立体感や奥行きがある面白い映像となるので、思ったより見応えがあります。

僕はこの空間写真を使って写真の展示会やイベントの登壇をしたことがあるのですが、その際に来場者の方に体験してもらうとみなさん驚きの反応を見せてくれました。

ただ写真を撮るだけではなく、立体感のある映像で残し、さらにそれを最先端の機器で再生するというところに新たなクリエイティブの要素も見つけられるので、いろんな人にぜひ体験してみてほしい機能です。

空間写真の展示についてですが、また来年あたり開催の予定があるので、その際に空間写真についても合わせて展示できるように企画中なので、もしよければご来場ください。

詳細については追々連絡します。

まとめ

高額なガジェットなので気軽には手が出せないかもしれないですが、非常におもしろく未来を感じるガジェットです。

特に最新のARグラスであるXREAL One Proは感動できるクオリティがあるので現在では手放せない相棒になっていますし、いろんな人に使ってみてほしい製品。

最近は体験できるイベントなども増えていますし、僕が実際にイベントを運営する機会もあるかもしれないので、その際には体験してみてほしいです!

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