iPhone 17 Proレビュー!|13 miniから4年振りの乗り換え&Proモデルだとどれくらいの性能差を感じた?|おすすめの人についても解説!

ついに購入しましたiPhone 17 Pro!

元々は13 miniを発売直後から使っていたので、4年振りのメイン機交換になります。

ガジェットYouTuberであるものの、13 miniを愛し続けてずっとメインで使っていたわけですが、最近さすがに悩むことが増えてきたのでついに買い替えをしました。

今回はiPhone 17 Proに買い換えた理由やiPhone 17 Proに買い換えてよかったこと・悪かったことなどについて、1週間しっかり使ってみてわかったことについてまとめていきます。

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13 miniから買い換えた理由

サイズ感とか重量のバランスが素晴らしく、本当に大好きな13 miniなのですが、さすがに4年経った現在、進化が目覚ましいガジェット界や仕事の関係で無視できない悩みが出てきてしまいました。

なんとかminiの新作が出ないかと粘っていたのですが、この度そこも諦めて買い替えをすることに。

Lightningはいい加減卒業したい

まず第一にそろそろLightningは卒業したいというところ。

13 miniはLightning全盛の頃のiPhoneなのでもちろんUSB-Cではありません。

当時こそまだぎりぎり許さていましたが、最近はUSB-Cに統一されているので、Lightningによる不便さが目立ちます。

さらにUSB-Cだとケーブル1本で映像出力もできるのでARグラスと繋げて使うという最新鋭の使い方もできるのですが、これも13 miniではできず…

僕は普段iPadやMacBookと接続してARグラスを使っているのでiPhoneでももちろん使いたいので、この接続ができるUSB-Cはとにかく重要。

というかARグラスメーカーのアンバサダーをしていて、メーカーもiPhoneと使うことを推奨しているのに、広告塔である自分が率先して使えないのは普通に仕事に支障をきたしているのでそろそろという気持ちが少なからずありました…

iPhoneはもはやカメラ

僕はミラーレスのカメラとかコンデジも持っているのですが、これらを普段から持ち出しているのかというとそうではありません。

となると、1番身近なカメラはiPhone。

で、そんなiPhoneで撮影をしなくてはいけない場面が増えてきました。

仕事柄最近は製品の発表会とか展示会に呼ばれることが増えたのですが、このときに意外とスマホで撮ることが適した瞬間というのが多いです。

もちろん重装備で撮影するのが1番なのですが、ワンオペで撮影となると持っていける機材も限られるし、発表会を聞きながら撮影もするとなると手が足りず。

となると手軽に撮れるiPhoneが頼れる相棒になる場面が多々あります。

そんな活躍が多いiPhoneなのですが、さすがに13 miniでは画質が足りないことが最近の課題で、映像や写真に難ありな状態が多々ありました。

日常を記録するくらいであれば画質もほどほどで良いのですが、仕事にも絡んできているのでそれなりの画質で解決したいという気持ちがさすがに無視できないところまできたのも買い替え検討の大きな要因です。

アプリの性能にそろそろ耐えられない

日常使用には概ね問題ないのですが、最近遊び始めた「Shadowverse: Worlds Beyond」を起動するとさすがに厳しさを感じます。

最近は高グラフィックで処理も重いアプリが増えてきているわけですが、このようなゲームの場合、起動しているだけで発熱してくるし、バッテリーもすぐに消耗。

充電しながらプレイしようにも信じられないくらい本体が熱くなってしまうというデメリットも。

このように、使用するアプリによってはかなり厳しい挙動になる問題があります。

良かったポイント

数年ぶりの買い替えを検討したわけですが、結果としては想像以上の満足度と感動がありました。

今回、特に良いと感じたポイントについてまとめていきます。

カメラが素晴らしい!

カメラ性能がさすがに大幅な進化をしていて、これには感動を感じずにはいられないというところ。

そもそも13 miniのカメラは背面のメインカメラですら解像度が12MP、対して17 Proは最大48MPとなっています。

拡大してみたときの解像感の違いが段違いです。

光学ズームに関しても13 miniはそもそもないのですが、17 Proは8倍まで可能。(実際には8倍は4倍のクロップらしく、8倍品質という表記が正しいらしい)

画像の粗さはあるものの、8倍からさらにデジタルズームをすると40倍のズームにも対応しています。

そのため、13 miniからは信じられないくらい遠くの被写体を撮ることが可能です。

また、画像の処理もそもそも性能が上がっているようで、空をとっても13 miniでは白飛びしているというか階調があまりわからなかったところ、17 Proでは空の色を細かく描写できています。

ポートレートモードで撮影した際の描写についても17 Proの方が輪郭を正確に捉えつつ、色味についても階調はもちろん鮮やかさも上がっているような気がしました。

夜の撮影についても明るさに違いがあり、同じ場所で撮影しても明らかに17 Proの方が明るく撮れます。

正直スマホのカメラの性能はそこまで信用していないというか、あまり違いがないのではないかくらいに思っていたのですが、これだけ撮れてしまううえにRAWで保存できるのであれば、もはやコンデジと言っても良いくらい。

実際にコンデジのX100Ⅵの写真と比べてみると、もちろんボケの量は違いがありますが、広角で撮った写真であれば違いがわからないくらいきれいに撮れているのではないでしょうか。(13 miniでも広角であればあまりわからないという話もありますが)

カメラの性能が注目の機能であるというところから、しっかりと進化を感じられる性能をしていました。

もともとの目的であった製品発表会の写真を17 Proで撮るという目的はこれだけ性能があれば十分に役割を果たしてくれそうです。

バッテリー持ちが良い

バッテリー持ちについても感動しています。

そもそもサイズが違うので伸びるのは当たり前なのですが、そもそも17 Proはバッテリー性能が向上していて、16 Proと比べても6時間バッテリー持ちが長くなり、現在33時間のビデオ再生が可能とのこと。(13 miniは17時間)

9月にロッキンに行ってきて、行き帰りの電車に加えてライブの待ち時間や会場やタイムテーブルを調べるなど、1日中17 Proを使い倒したのですが、それでもバッテリーが切れることなく、帰ってくるまで使えました。

今はあまり外出がなく会社員時代も会社に行けば充電ができたので、正直2時間バッテリーが持てばなんとかなる生活だったのであまりバッテリー持ちに執着はないのですが、それでもバッテリーがしっかり持つというのはちゃんと便利なんだなと改めて実感。

これまで少し使うとすぐにバッテリーが半分くらいまで減ってしまうので、ストレスではないにしても「今は使うの控えてあとで使えるようにバッテリー節約しよ」「動画じゃなくて音楽にしとこうかな」「モバイルバッテリー一応持って行った方が良いな」みたいな、バッテリーが減る前提の節約思考が常に頭にありました。

これが不快と感じたことはなかったのですが、バッテリー問題から解放された今振り返ってみるとこの思考はけっこう頭のなかの思考量を奪っていたかもしれません。

常にバッテリーを気にしなくてはいけないし、外出先の充電状況とか、持っていく持ち物とか、「なんとかなるでしょ」という外出は基本的にはないので、あれこれ準備していたわけですが、けっこうこれは重労働だったかもというところ。

サイズが大きくなったのはネックですが、このバッテリー性能は快適そのものです。

ディスプレイの違いがわかる

Xから13 miniに乗り換えたときにディスプレイに対する感動があまりなかったのであまり期待していなかったのですが、ディスプレイの感覚が明らかに違います。

ディスプレイの輝度が最大3000ニトになったというところで、明らかに画面が明るいです。

屋内だとあまり違いがないかもしれませんが、屋外での見え方が明らかに違います。

そしてリフレッシュレート。

17 Proは最大120Hzに対応しているのですが、ここもはっきり違いを感じるほどなめらか。

別にゲームをたくさんするわけではないのでそんなに恩恵ないかなと思っていたのですが、触ってみるとブラウジングとか日常操作でも滑らかさの良さを体感できます。

これまででも特に不満はなかったですが、このわずかな差ながら滑らかな操作は日々のちょっとしたストレスを捨て去ってくれるので快適です。

USB-Cになった

ついにLightningを卒業できました!めでたい!

昨今のガジェットは当然のようにUSB-C対応の製品がほとんどなので、もはやLightningなんてついているだけで荷物が増えてしまう非常に不便な規格。

これまでは13 miniだけのためにLightningケーブルを持ち歩いていたわけですが、ついにUSB-Cに1本化できます。

また、USB-Cになったことで映像出力もUSB-Cのみで可能。

これによってARグラスをケーブル1本で繋げられるようになります。

僕はこれまでiPadやMacBookに接続して使うことが多かったのですが、これからはiPhoneにも接続して、どこでも第迫力の画面を楽しめるように。

さらにARグラスが使いやすい環境が整って嬉しい限り!

今回課題だと思っていたのはeSIMへの乗り換え作業。

どんなめんどくさい作業があるのかと覚悟していたのですが、これが本当に簡単でした。

僕はキャリアがauなのですが、17 Proを起動してセットアップをしていくと途中でeSIMへの移行画面が出現。

なんと、セットアップ後に自分で移行するのではなく、セットアップ中のチュートリアルみたいな感じでeSIMの設定ができました。

これが本当に楽で、ぽちぽち押し進めて、いつも通りセットアップ完了して使い始めるぞ!というときにはもう移行が終わっている状態。

セットアップ後に設定画面とかキャリアの設定アプリからいろいろやらなくてはいけないと思っていたので、この仕様は買い換えのハードル下がりそうだなと思いました。

悪かったポイント

最高!と感じるポイントも多い17 Proですが、気になるポイントもあるので共有していきます。

やっぱり大きい&重い

やはりわかっていたことですが、サイズが大きいし重いので、13 miniのバランスの良さが恋しいです。ディスプレイサイズも5.4インチから6.3インチになっているので当たり前と言えば当たり前ですが、大きくなってるし重くなっています。

僕は手がそこまで大きくないので、しっかり手で端から端まで操作できるminiが好きなのですが、時代の流れは完全に大きいiPhone。

この大きさだと操作するときにiPhoneを持つ部分が不安定なので落としてしまわないか心配です。これまではMOFTのスナップオンスタンドのなんちゃってリング機能でも十分に安定して持てましたが、17 Proとなるとリング的使っているのだとけっこう不安定で心配。

自分の使用用途を考えるとスナップオンスタンドが最適なのですが、あまりにも不安定なのでちょっと使うアクセサリー検討中です。

ダサい!

普段ケースつけるので関係ないのですが、背面のガラスが何度見ても本体と合ってなくてダサいと感じてしまいます。

やはり背面はシンプルに同じ素材・色で統一しているシンプルなスタイルの方がしっくりきます。

デザインだけで言えば、17やAirのほうが背面がシンプルで断然好み。

カメラユニットに関しては長方形に伸びているのであまり気にならないのですが、背面のデザインに関して好きになれず。

排熱の関係でこのような仕様になったようですが、このデザインは正直いただけないので、排熱効率悪くてもor排熱効率はそのままにもう少しスタイリッシュなデザインを検討してほしかったところ。

あんまりデザインに強いこだわりがない自分でもこのように思うので、気になる人は徹底的に気になるのではないでしょうか。

カメラが傷つきそうで怖い

13 miniに比べて17 Proはカメラが出っ張っています。

もちろんケースを着用すればこのカメラを守れる高さに調整してくれているのですが、ちょっと怖いなと感じるくらいの高さ。

17 Proは僕にとってはカメラ目的で購入しているところがあるので、カメラのレンズがひび割れでもしたら大問題。

これまではあまり気にしなったのですが、今回はしっかりレンズのカバーつけなくては…と感じるほどの不安さがあります。

ケースにレンズを守れるだけの高さがなかった場合、普通にiPhoneを置いただけでもゴツゴツ当たるくらいの落差があるので、慎重に扱うことをおすすめします。

圧倒的価格

最高のProですが、価格はかなり問題。

最安値の定価が179,800円。(256GB)

13 miniは256GBでも98,800円でした。

性能はまったく違うとはいえ、ちょっと足したら13 miniが2台買えてしまうような価格。

この価格差はさすがに購入について考えてしまうほどでしょう。

今回は半分仕事が入っているからこそ買い換えしましたが、仕事抜きにしたとき本当に買うかどうか考えるとかなり慎重になりそう。

折りたたみスマホはさらに上にいるとは言え、スマホ1台20万円の時代、ちょっと怖いです。

iPhone 17 Proがおすすめな人

  • iPhoneでカメラ性能をとにかく重視したい人
  • 性能差をしっかりと感じられる新機種が欲しい人

正直今回のProははっきりと違いを感じられるだけの性能があるiPhoneだと思います。

以前Xから13 miniに乗り換えたときはそこまで感動がなかったのと、日常使用で13 mini時点で困ることもほとんどなかったので「もう進化も頭うちかな」とも思っていたのですがそんな評価をぶち壊してくれました。

さわった瞬間にわかる120Hzのリフレッシュレートの快適さ、明らかに違いがわかるカメラ性能、驚くほど高性能なバッテリー持ちなど、正直今回のアップデートはかなりの差があるのではっきりとした違いを感じられる新機種が欲しい人にはうってつけだと思います。

もちろんiPhoneなので基本的な操作は従来通りなのですが、その基本操作とか性能の質が明らかに違いがあり、はっきりと進化や上位モデルであることを感じられるという仕様になっています。

カメラ性能やバッテリー持ちがかなり進化したことから、1世代前のモデルを持っていたとしても買い換えを検討しても良いのではないかと思うほどで、買う前までは「そんなに感動もないけど必要だからそろそろ買うか…」みたいな後ろ向きだった気持ちも「これはおすすめ!」と胸を張って言えるくらいには印象良いです。

まとめ

4年ぶり、そして初のProモデルというところでさすがに感動が大きい進化となりました。

買い替え検討している人は間違いなく感動できるモデルとなっているので、実際に使ってみた体感としては買い替えを迷っている人は前向きに検討してみても良いと感じています!

自分としては13 miniからの圧倒的な進化をこれからさらに楽しんでいきます!

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