WH-1000XM6はガジェットに興味がない人ほど試してほしい|ガジェットが好きになれる威力のある1台|SONY

この度ついにヘッドホンを新調しました!

購入したヘッドホンはSONYの「WH-1000XM6」。

僕は今までWH-1000XM3という旧型を使っていて、数年前から「6が出たら買おう…」と心に決めて他のヘッドホンにも浮気をせず待ち続けたので、本当に待望のヘッドホンといったところ。

今回はそんな待望のヘッドホンの詳細なレビューというよりは、「このヘッドホンはガジェットがさらに好きになる」と感じているポイントについて話していきます。

というのも、僕自身が人生で初めて買った3万超えのハイエンドガジェットがWH-1000XM3であり、そのとき使った感動から今こんなにガジェットに染まった生活になっていると言ってもいいほど。

そんな経験を交えつつ、WH-1000XM6の魅力とか、なぜガジェットが好きになるのか、なんてところをまとめていきます。

感動できるガジェットは希少

まず質問ですが、「これは新しい感覚だ!」とか「別次元の体験!」と心の底から感動したガジェットの体験って何かありますか?

キーボードの打鍵感が良くて感動した人もいるでしょうし、モバイルバッテリーの充電速度に感動した人もいるでしょう。

僕自身は初めてワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーが出たときとかARグラスで見た景色に感動したのをよく覚えています。

ですが、強烈に覚えているガジェットの感動体験としてはWH-1000XM3のノイズキャンセリングの効きの良さが圧倒的です。

購入当時の2019年、僕はまだノイズキャンセリングを使ったことがなく、「正直ノイキャンなんて効果ないでしょ」くらいに構えてまったく信用していませんでした。

しかし、僕がブログを始めるきっかけにもなったブロガーの観音クリエイションさんがレビューしている記事のなかで「驚異的。静寂が手に入る」と絶賛していたのを見て気になって購入することに。

そして衝撃、ノイズキャンセリングはちゃんと機能することを知り、環境音が排除されるこの感覚が快適だということに気がつきました。

それまで静かだと思っていた場所が実はエアコンの音であったり道路からの音であったり、かなり音が鳴っている環境だったことに気がついた瞬間です。

もちろん音質についてもそれまで使っていた安めのイヤホンとかとは比べものにならないレベルだったので、視聴環境が生まれ変わりました。

そんな個人的には「新しい感覚・視点」に気がつかせてくれたガジェットがWH-1000XM3だったわけであり、その最新作であるWH-1000XM6もそのポテンシャルがあると感じています。

WH-1000XM6の特徴

このあとWH-1000XM6の感動のポイントを伝えていくのですが、その前に特徴だけさらっておきましょう。

  • アーティストの意図した音をありのままに届ける高音質
  • 360 Upmix for Cinemaで臨場感のある映画視聴体験
  • 世界最高クラスのノイズキャンセリング性能
  • 長時間身に着けても疲れにくい快適な装着性
  • 持ち運びに便利な折りたたみ機構
  • 最長40時間の音楽再生
  • 価格59,400円

大きな特徴としてはノイズキャンセリング性能の向上でしょうか。

旧型のWH-1000XM5のプロセッサーQN1からQN3に変わり7倍以上の処理能力を実現したとのこと。

ノイズを解析するためのマイクも、12個搭載されており、旧型のWH-1000XM5が8個、WH-1000XM4が4個とのことなので、順当に進化を重ねています。

音質の向上というのはもちろんあるとは思うのですが、顕著に表れているのがノイズキャンセリング性能といったところ。

WH-1000XM6の感動ポイント

ここからは個人的に感動したポイントについてまとめていきます。

ノイズキャンセリング

やはりノイズキャンセリングが圧倒的な進化を遂げています。

これまでもエアコンの音を消すくらいの強さはあったのですが、WH-1000XM6は扇風機の音を消してしまうくらいの強さ。

これまで使ってきた様々な機器のノイズキャンセリングの中では1番の強さを感じました。

僕は耳栓代わりにノイズキャンセリングを使うことも多く、音楽を流さない状態で多用するくらいなので、このアップデートは非常にありがたいポイント。

もちろん音楽を流せばこれまで以上に没入感のある体験ができるので、これまでの視聴体験が音の整備から変わる可能性は多いにあります。

音質

低音のうねりというか量感みたいなところが増したように感じます。

ライブハウスで生のベースの音を聞いているような質量に抜けの良さも合わさって、モコモコとした音はせずに聞けました。

全体的に生感というか、エレキギターが生で鳴っているような繊細な音とか、息継ぎのクリアさみたいな、本当にライブを近くで全身で聞いているときに聞こえてくるような音を楽しめるような感じ。

それでいて音がしっかり鳴るところでは音が空間全体から聞こえてくるような音の広さも感じられて非常に満足感があります。

音にこだわりたい人はもちろんですが、バンドをやってた(やっている人)で普段からアンプから出る豊かな音を聞いている人ほどこの厚みも解像感もある音に惚れ込んでしまうのではないか、と思うような音質です。

外音取り込みがきれい

外音取り込みがかなりきれいに聞こえるようになりました!

これまで使っていたWH-1000XM3は古いモデルということもあって正直外音取り込みはかなり微妙…

というところだったので、このアップデートポイントはありがたいです。

ノイズキャンセリングが効きすぎるが故に、自宅で家族から話しかけられたときにまったく聞こえないんですよね。

話しかけられたときにいちいちヘッドホンを外すのもめんどくさいので、外さずに外音取り込みの機能で対応できるようになったのは非常に嬉しいです。

聞こえる音も非常にクリアになって、外したときと完全に同じとまでは言い切りませんが、つけたままでも十分会話は可能なレベルで聞き取れました。

しかし、体感ですがまだ外音取り込みはAirPods Proを超えていないなという印象。

外音取り込みに関してはいまだにAirPods Proのクリアさが僕の中で1位です。

WH-1000XM6の気になるポイント

感動しているポイントも多いWH-1000XM6ですが、気になるポイントについても共有していきます。

価格が高い

価格はとんでもないと思います。

WH-1000XM3は定価が30,000円ほどだったはずなので、価格は倍になってしまったといいでしょう。

正直6万のヘッドホンは気軽に買える存在ではないでしょう。

いくら音質が良いとかノイズキャンセリングの性能が良いとしても、6万円はあまりにも高額。

ちょっと良いヘッドホンを買おうかな、と思って奮発できるのもガジェットに親しみがあまりない人だったら3万円くらいが限界ではないでしょうか。

6万円分くらいの価値はもちろん感じるのですが、近いところまでで良いのであれば正直1万円くらいのヘッドホンでも似たようなレベルはあるのも事実。

最近は格安と言えども技術の進歩がすごくて、圧倒的大差があるかというと、ポイントによっては比較的緩やかな差であるところもあると感じています。

性能も感動ももちろん保証できるのですが、価格は非常にネックだと思います。

耐久性

これは使っていかないとわからないので未知数なのですが、正直僕はこのヘッドホン5年は使うんじゃないかと思っています。

現に旧型のWH-1000XM3は2019年に購入して、WH-1000XM6が届くまで現役で使っていたので約6年の使用。

しかし、6年も使用するとイヤーパッドやヘッドバンドパッドが禿げてきてしまうんですよね。

圧倒的に使い込みました

交換用の発売が例年あるので、なんとかはなるのですが、この純正のパッドがいつまで保つのかは期待したいところ。

このきれいな姿はいつまでもってくれるのか…

その他部分についてもこれでもかってほど使う予定ではなるので、5年は耐えてくれるような品質であることを願います。

まとめ

高級すぎるヘッドホンというところで見送る人も多いとは思うのですが、この価格帯のガジェットは世界の新しい視点を獲得できるレベルの感動がある可能性が高くなります。

今まで気がつけなかった新しい感覚に出会えるかもしれないので、一度試して欲しいです。

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