話題沸騰中のキーボードメーカーLofreeですが、少し前にキーキャップの新作を大量に発売したのご存知でしょうか。
「キーキャップなんて興味ないよ」「新型キーボードの情報早く出してよ」と思っているかもしれないですが、意外と侮れないLofreeのキーキャップ。
かなりデザインの良いキーキャップを発売していて、デフォルトも良いですがこちらもけっこう良い感じ。
換装しただけでもけっこう雰囲気変わるので、毎日使うキーボードがさらに楽しくなるかもしれません。
また、既製品キーボードだけ使っている場合はあまり必要性を感じないかもしれないですが、自作キーボード沼の住人の方は意外とキーキャップ難民になっていませんか…?
自作キーボードのクオリティを一段上げるならLofreeのキーキャップはチェックしてみても良いのではないでしょうか。
手に馴染む最高の自作にデザイン性も触り心地も良いキーキャップをつければさらに愛機が愛おしくなることでしょう。
今回は新発売した5種類のキーキャップのカラーやデザインについて紹介していきます。
提供:Lofree
キーキャップで意外と打鍵感変わる
LofreeのキーボードからLofreeのキーボードへの換装であればデザインの変更のみですが、Lofree以外のキーボードや自作キーボードに装着予定の人は、別メーカーと比べて意外と感触変わります。
押下したときの感触もそうですし、触り心地の差も意外と無視できない。
Lofreeのキーキャップ触り心地がなめらかだし押下したときに響き?衝撃?みたいなのも心地よくてシンプルにタイピングの気持ちよさ的にも好きなんですよね。
意外とキーキャップによって打鍵感が変わるので、デザイン目的ではなく打鍵感を求めている人についてもおすすめできます。
もっとキーキャップについて動画見てみたい人は以前セラミックのキーキャップとかチタン製のキーキャップとかもレビューしているのであわせて見てみてください。
Retrowave(レトロウェーブ)

意味:1980年代風の音楽やビジュアルスタイルを現代的に再解釈したサブカルチャー。シンセサウンドやネオンカラー、懐かしい未来感が特徴。
名前の通り少し懐かしさを感じるデザイン。
Lofree側も「レトロなサウンドボードの酸化した銅の色合いとドットマトリックスのパターンからインスピレーションを受け、タイピングのたびに時を超えたビートが生まれます。」と紹介しているだけあり、ところどころ音楽要素が垣間見えます。
他のキーキャップも同様ですが、素材はPBT、対応配列はUS配列。
カラーとしては、「スモーキーホワイト」または「ウォームグレー」といったところでしょうか。
少しくすんだホワイトを基調として、差し色のオレンジが目を惹きます。
先に少し紹介してしまったのですが、サウンドというところにフォーカスしているようなので、スペースバーやシフトキーなどにサウンドを表現したようなあしらいがありました。
矢印キーに関してはエフェクターとかのノブのようなデザインになっていますね。
ファンクションキーの音量調整するF11のあたり、波形の大きさで音量表してるの素敵すぎる。
今回紹介していく他のキーボードに比べると1番正統派というか、過度にデザイン性を主張するわけではないもののドレスアップはできるので、日常使いしやすそうです。
日本の代理店で販売していて、価格は9,438円。
Tarot(タロット)

占いや自己分析に使われるカード。78枚の絵柄があり、大アルカナと小アルカナに分かれる。中世ヨーロッパ発祥。
メーカーHPには「剣は決断の間となり、星座はキーを打つたびに道を導く。キーキャップは小さな占いのテーブルとなり、打鍵のたびに職場の謎を解き明かす隠された答えを示していきます。」と記載がありました。
ピンクのカラーを基調とした可愛らしいデザインのキーキャップ。
ホワイトのカラーについてはLofree Flowと同様のようなカラーですが、中のアルファベットの印字がピンクかつちょっと変わったフォントになっています。
Retrowaveと同じく、シフトキーやスペースキーにイラストが描かれているスタイル。
コンセプト通り、星座とか剣といった要素が随所に見られるデザインとなっています。
日本の代理店で販売していて、価格は9,438円。
Bronze(ブロンズ)

青銅(金属)またはその色合い。金属としては銅とスズの合金。美術品やメダルの素材としても用いられる。
メーカーHPには「古代青銅の黄金仮面とサンバードのトーテムが打鍵のたびに命を吹き込む。忘れられた船の記憶が目覚め、白いバックライトの下で緑青が踊る。テクノロジーと文明の永遠の物語がシームレスな対話の中で語られていく。」と記載がありました。
緑のカラーを基調としたキーキャップで、森林のような雰囲気を感じます。
トーテムがやはり特徴的で、その他のデザインについても同様の装いが感じられるでしょう。
ここまで紹介した2つのキーキャップに比べるとかなりイラストが書き込まれているというか、ガラが強いデザインとなっています。
主張強めのデザインでパンチを効かせたいならおすすめです。
日本の代理店で販売していて、価格は9,438円。
Mecha(メカ)

メーカーHPには「サイボーグ級合金から鍛造されたキーキャップは、一打ごとに純粋なエネルギーの結晶構造へと変貌を遂げる。精密に刻まれた幾何学は冷たい輝きを放ち、生体機械の血管が量子の道を通して液状の光を巡らせる。それはもはやハードウェアではない。光とデータが衝突し、時を超えて再創造されるプリズムである。」と記載がありました。(翻訳なので、ニュアンスがあってるか自信ない)
グレート差し色の青で構成されたキーキャップ。
メカというコンセプトなだけあって、ネジとかボルトのような、工場的なイメージを残しつつもポップな印象です。
シフトキーの乾電池みたいなイラストもかわいいですし、全体的にフォントもカクカクしてて独特な雰囲気を感じます。
配色的にも過度に目立つというわけでもなく、メカモチーフもよく見てみると気がつくといった感じなので、さりげなくドレスアップしてみたい人はこれが良いのではないでしょうか。
日本の代理店では販売がなく、海外のLofreeのサイトに掲載されていて価格は59ドル。(撮影時点日本価格8500円程度)
Meow(ミャオ)

メーカーHPには「手描きのイラストが、猫たちの日常に宿る静かな叡智を映し出す。やわらかな肉球の足跡と気まぐれに揺れるしっぽがキーキャップを横切り、毎日の仕事にふわりとしたぬくもりを添えてくれる。」と記載がありました。(翻訳なので、ニュアンスがあってるか自信ない)
ひたすら猫が現れているかわいいキーキャップ。
ベージュをメインとしつつ、すこしくすんだ青、毛の色のような茶色が差し色で入っています。
これまでのシリーズではアルファベットのキーはフォントは変わりつつもイラストになっているキーはありませんでしたが、Meowについてはところどころ猫感溢れるキーに。
その他のキーについても猫の顔や引っ掻き傷や手などいたるところに猫が登場します。
なかなかファンシーでゆるっとした雰囲気のキーキャップで、持っているだけでなごみそうですね。
日本の代理店では販売がなく、海外のLofreeのサイトに掲載されていて価格は59ドル。(撮影時点日本価格8500円程度)
まとめ
どれもデザイン性に富む素晴らしいキーキャップでした。
クールな印象のものもあれば可愛らしいキーキャップまで。自分のキーボードにあわせてチェックしてみてください。