最近は自作にまで手を出すほどのめり込んでいるキーボード。
既製品のキーボードもだんだんと増えてきて、毎日違うキーボードを使っても1週間では使いきれないような状態。
そんななかでも特にお気に入りといえる、メインの座を勝ち取っているキーボードがあります。
それがREALFORCE RC1。
昨年出したベストガジェットとベストキーボードの動画どちらとも1位をつけたほど気に入っているキーボードです。
大好きなRC1ですが、2025年に入った今でもずっとメインとして使い続けるほどお気に入りのキーボードとなっています。
これまで数十台とキーボードを使い続けてきたはずなのになぜここまで好きになったのか、そして本当におすすめできるからこそこのキーボードの良さをもっと広めたいというところで、魅力を余すことなく伝えていきます。
使い続けてわかった魅力
ここからはREALFORCE RC1を使い続けてわかった魅力や他のキーボードと何が違うのかについてまとめていきます。
衝撃の少なさ

REALFORCE RC1の1番の魅力は何かというと打鍵したときの衝撃の少なさだと思っています。
このキーボードはキーを押し込んで底まで打ったとしても指にくる反発や衝撃が他のキーボードに比べて少ないように感じます。
静電容量無接点方式による恩恵もあると思うのですが、筐体の衝撃吸収の機構もしっかりしているのでしょう。
これまでガスケットマウント搭載のキーボードやフルメタルボディやプラ筐体のキーボードなどさまざま使ってきましたが、REALFORCE RC1が1番受け止め方が優しい気がします。
これまであまり衝撃に対してはしっかり向き合っていなかったのですが、コンテンツ制作系の仕事で働いているときに制作に追われてキーボードを強く早く長時間叩く日が続いたときに指先が激しく痛んでしまうことがありました。
そのとき使っていたキーボードはLofree Flowで、正直このキーボードの打鍵感は大好きで今でもたくさん使うキーボードなのですが、このキーボードは元々の押下圧が重めなうえにアルミ筐体というところで、気が付かないうちに指にかなりの衝撃が返ってきていたようです。
結果、知らぬ間に指を常に金属に叩きつけているような状態になって痛んでもはやキーボードが打てないほど。
これは僕自身が無意識的にキータッチが強くなりすぎていたのが原因ですが、そんなタイピングが強くなりがちな僕がずっと最高速で使い続けても指が痛くならないのがREALFORCE RC1。
底までキーを打ちつけてもも底のあたりで少しぶにゅっと潰れるような感覚になり、これがクッションのような役目を果たしているのでしょうか。
このおかげで僕の指は守られていて、毎日記事と動画編集合わせると10時間くらいはキーボードを叩いている生活ですが、使い始めてから指が痛くなったことはありません。
朝から晩までキーボードを多用する人は是非とも指の負担が楽になるので使ってみてほしです。
押下圧の軽さ
REALFORCE RC1は押下圧が30gと45gが選べるのですが30gが最高です。
少しふれただけでも沈みこんでしまうような軽快なタイピングができます。
HHKB Professional HYBRID Type-Sがライバル機にあると思いますが、こちらは押下圧45g。

僕はずっとHHKB Professional HYBRID Type-Sしか使ってきてなかったので違いがあまりわかってなかったのですが、これはキーボードとしてはちょっと重め。
重めの押下圧だと押している感じが強いので押し心地としての満足度は高くなると感じています。
現にLofree Flowは50gの押下圧で、正直これまで体感してこなかった新鮮な打鍵感で、僕はLofree FLOWを体験したことによってキーボードの気持ちよさや楽しさにハマり、今では据え置き型のキーボードが10台以上家にあるような状態に。
それほどまでに押下圧の重みは快感を覚えるような体験が待っているのですが、デメリットももちろんあります。
それがさっき衝撃の少なさでも言及した、強く押しすぎてしまうということ。
打鍵に力が入るということはついつい強く叩きすぎてしまい、吸収できない衝撃は指に残り続けます。
というところで、45g程度の押下圧は気持ちが良いものの長時間打つことを考えると衝撃の溜まり具合やタイピング負担による指疲れなど、さまざまな問題が出てくるでしょう。
だからこその軽い押下圧が正義なんです。
軽いタイピングでそこまで指の負担はないですし、すぐに沈みこんでくれるので衝撃も柔らかになります。
軽すぎてあまりタイピングした気にならないのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、独特の柔らかさと適度なバネの戻りの力で絶妙な反発力があり、打鍵感はしっかり感じられるでしょう。
また、底打ちの感覚も味わえるので、その刺激で打鍵している感覚はしっかりと得られるので問題ありません。
レイアウト
このキーボードは70%というめずらしい大きさをしています。
一般的には75%レイアウトという、矢印キーの右矢印がエンターキーから一列はみだしているようなレイアウトが多いです。
そんななかで右矢印がエンターキーの下に収まるというキー1つ分列が圧縮されたコンパクトなレイアウトになっています。
右矢印がはみ出していてもこれまで違和感はそこまでなくキーボードを使えていたのですが、長年使っていたHHKB Professional HYBRID Type-Sも同様の矢印キーが飛びなさないタイプで、MacBookも同様。
今まで使ってきたキーボードがおおよそ矢印キーが収まっているタイプが多かったので、僕の指にはこのレイアウトが馴染むようです。
圧縮している分Zの列が0.25uズレているという問題はあるのですが、僕はそこまで差を感じないタイプだったので問題なく使用できています。
静音性
僕は普段からAirPods Proは音楽をかけずにノイキャン目的でつけるくらい、無音で作業することが多いです。
というか音がなっていると集中が削がれてしまってなかなか作業進みません。
というところで、カチカチパチパチと音が大きいキーボードでは気が散ってしまうことも多々。
そんな中でREALFORCE RC1は非常に静かなキーボード。
かちゃかちゃとした高音が響きすぎず、落ち着いた音でタイピングできます。
このくらいの音であれば集中を妨げないというところで、この静音性も気に入っています。
バッテリー
REALFORCE RC1ですが、バッテリー駆動ながら長持ちします。
公式からだとフル充電で1ヶ月使用可能とのこと。
正直1ヶ月は調子にもよるかなと思わなくもないのですが、3週間は使える印象があります。
バッテリーながら充電回数が少なく非常に快適です。
Lofree Flowは好きなのですがバッテリーが3日ほどで切れて充電するのがめんどくさかったので、3週間もつのはだいぶありがたい。
打鍵感だけではなく実使用に対して使いやすい性能をしているというのも魅力です。
RC1がおすすめな人
毎日長時間タイピングしていて指が疲れている人
なんだか最近手が痛むなとか指が痛むなという人は、それはもしかしたらキーボードのせいかもしれません。
毎日長時間使うものだからこそ、もし痛みが出るほど使っているなら指に優しいキーボードにしましょう。
打鍵感は柔らかいながら反発が絶妙で押した感触も得られて、満足度がありながらも指の負担を軽減してくれます。
1日5時間以上はキーボードに触るというような人はぜひ購入を検討してみてください。
まとめ
大好きがとまらないREALFORCE RC1の紹介でした。
本当に今でも毎日使うくらい使い込んでいるお気に入りのキーボードです。
指の疲れ問題を取り去ってくれたこのキーボードには本当に感謝しているので、みなさんにもぜひとも使ってみてほしい!