2月20日の正午頃に事前の予告通り新型のiPhoneが発表されました!
登場したのはiPhone 16e。
SE4という噂もありましたが、iPhone 16eでしたね。
スペックを見た限りかなり良い性能をしていたので、iPhone 16eの特徴やiPhone 16やSE3と比べてどう違うのかについてまとめていきます。
余談にはなりますが、昨日コミュニティ投稿でこの新作iPhoneがminiサイズで発売されるのではないかという淡い期待を込めた投稿をしたのですが、その希望は儚く散っていってしまいました…
僕はminiをずっと待っています…
iPhone 16eの特徴
- 画面サイズ6.1インチ
- Face ID搭載で全画面化
- A18チップ
- ストレージ128GB・256GB・512GB
- Apple Intelligence対応
- アクションボタン搭載
- カメラは背面に一つ
- バッテリー26時間
- MagSafe非対応
- 99,800円(税込)〜
昨今の価格高騰を考えると、それなりの価格でついに廉価モデルがフルディスプレイ化したのが嬉しいというところでしょうか。
実際のところはiPhone16と2万円差くらいなので、「めちゃくちゃ安いっ!」みたいな感じではないですが、堅実に安いな、といった印象。
廉価モデルの前モデルSE3から比べるとフルディスプレイ化、バッテリーの向上、USB-C対応など計り知れない進化を感じます。
とはいえちょっと意地悪な点はMagSafe非対応。
こんな地味に差別化しないでも良かったのではないかとちょっと不満を感じてしまいます。
iPhone 16eの良いポイント
個人的に感じたiPhone 16eの良いポイントについてまとめます。
性能は十分
性能については文句のつけようがなく素晴らしいと感じています。
ほぼiPhone 16と考えれば特に不満がありません。
違いとしてはカメラが1つである点やカメラコントロールボタンがないところですが、撮影に強いこだわりがない限り特に問題にならないでしょう。
GPUのコア数が減っていますが、減ったから致命的に動作が悪くなるかというとそんなこともなく、日常使用であればまったく問題なく動くはずです。
個人差はあると思いますが、シンプルな動作については僕はiPhone X段階ですでに不満がないレベルに到達していると思っているので、令和の時代に発売されるiPhoneが日常使用程度の動作で不満が出るとは考えてません。
SE3から大幅に進化
ここも非常に嬉しいポイント。
今まで廉価版iPhoneというとiPhone 8の筐体を使った機体だったので、今回もそうなるかもしれないと思いきやついに大幅アップデート。
ホームボタンが廃止になり廉価モデルでもフルディスプレイが使える時代がきました。
もちろん指紋認証のできるホームボタンの良さもありましたが、ついに時代が動いたなと考えると僕としては感慨深いです。
他の点についてもポートがUSB-Cになったのも非常に魅力的。
USB-C対応は接続できる機器の幅が広がるので、拡張性という観点で大きな強みになるでしょう。
僕が大好きなARグラスというガジェットについてもUSB-Cであれば接続ができるので、廉価モデルであってもどこでも大画面を楽しむ準備ができました。
Apple Intelligenceにも対応しているとのことなので、日本語に対応した際にはすぐ使えるのもいいですね。
Apple Intelligenceについては4月初旬に対応すると公式からついに発表されたので、そんなに時間が経たずに最新技術を体験できるでしょう。
iPhone 16eの気になるポイント
良いポイントもある一方で気になるところもあったので共有しておきます。
MagSafeに対応していない
これまじで痛くないですか?
正直これだけで僕は買わないと固く決意するくらいにはデメリット。
iPhoneとMagSafeはもはや切っても切れない関係に突入していると思うので、ここで差別化を計るのはいかがなものかと。
カメラの性能で差をつけるとかなら全然理解できるんですけど、こんな足元見た差別化はさすがに酷いのではないでしょうか。
MagSafeには対応していないものの、ワイヤレス充電には対応しているようなので、MagSafe対応ケースにリングシールを貼るとかで対策はできないことはないといった感じではあります。
裸で使う場面は少ないとはいえ、ここを不便にする必要はあったのでしょうか。
カメラ関係は大幅な弱体化
どこかの性能を落とさないと価格を安くをできないですよね、というところでカメラ関係は大幅に差がついています。
画質自体は差がないようですが、iPhone 16はカメラ2つ付いているのに対し、iPhone 16eは1つ。
iPhone 16はこの2眼のカメラで空間撮影ができるというのも魅力の1つだったので、16という名前が付いているのにこの恩恵を受けられないのはなんとももどかしい気持ち。
また、マクロ撮影や0.5倍のズームができないので、撮影の幅は狭まります。
カメラコントロールもついていないので、16らしさ、みたいなところはあまり感じられそうにありません。
価格の差に劇的な感動はない
カメラの大幅な制限とMagSafeなしの引き換えに得た価格差は25,000円。
これをどう感じるかが分かれ目ですが、僕としてはものすごく魅力的なほどの価格差には映りませんでした。
25,000円差あるのももちろんすごいことなのですが、やはり廉価モデルというからには4万円くらい差をつけても良いのかなと。
iPadも現状ミドルクラスのAirが約10万円で、スタンダートな無印が約6万円。約4万円くらい差が付いている状態を考えるとこれくらいは差をつけてくれると明確に価格で線引きができたような気がしてしまいます。
25,000円差だと、「ちょっと頑張ってiPhone 16買ってもいいかな」と思ってしまいそうです。
iPhone 16eがおすすめな人
最新機能対応の安めなiPhoneが使いたい人
性能については申し分なく、最新の機能も装備も整っているので、日常使用でスペック不足や不満を感じることはないでしょう。
価格もiPhone16から2万円以上安く設定されているので、少しでも安く最新のiPhoneを使いたい人にはうってつけではないでしょうか。
しかし、MagSafeがないというところで、MagSafe系のアクセサリーを使うときは一手間必要です。
何もしなくても貼り付くわけではないので、リングシールを用意してMagSafe対応のケースに貼り付けて併用するなど、ちょっと仕様がわかっていない人は混乱してしまう可能性があります。
とはいえ、この点さえクリアすれば現行最安値で購入できるかなり良い選択肢なのではないでしょうか。
僕自身iPhoneにはスペックをそこまで求めていないので、性能だけならもはやこれを買いたいくらい。
まとめ
予想通りと言えば予想通りの発表でしたね。
iPhone 13 miniの筐体を使った新作が出るのではないかという淡い期待はぶち壊されましたが、これはこれで素晴らしい機体だと思います。
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